奇跡のバンド BUCK-TICK 最新作「ABRACADABRA」と私~刺さるコンテンツ(29)

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 コロナ禍の只中ではありますが、ワタクシは本日、グランキューブ大阪で開催されるBUCK-TICKのフィルムコンサートに赴く予定でございます('◇')ゞ。

 元々は正式の全国ツアーとして企画されていたのが、中止になりかねない状況に追い込まれてしまいまして(>_<)。

 ただ、長年BUCK-TICKのライブを支えてくれているツアースタッフの皆様が(経済的に)非常に苦境に立たされているということで、支援的な意味合いもあって最終的に今回はフイルムコンサートに差し替えられました。

 恒例の年末の武道館公演は定員を減らして開催することが決まりましたが、この状況では到底参戦できませんので(スタッフさん達は機材共々来阪されます)ワタクシは感染対策を徹底したうえで、単身グランキューブ大阪に向かうことにしたのです。

 少し前置きが長くなりましたが、今回のライブの中心になるであろう、最新アルバム「ABRACADABRA」(2020年9月21日発売)がオリコントップ3入り(3位)を果たし、久々にワタクシもハマっている作品になっていますので、出かける前にレビューをアップしたいと思います🎸♬

 

 

1.「ABRACADABRA」全曲ミニ紹介

1. PEACE

 BUCK-TICKのアルバムではお約束のSE。今回はテーマパークを思わせるキラキラ感。聴いている内にポジティブな感情が湧いてきます✨

 

2.ケセラセラ エレジー

 テンポはそれほど速くはないんですが、疾走感を感じる一曲。

 これもテーマパークでVR系ではない方の絶叫系アトラクション(平たく言えばジェットコースターですね)に乗ってこのアルバムの世界に飛び込んでいく感覚を覚えました。

 

3.URAHARA-JUKU

 段々とサウンドはいつものダークな雰囲気に(苦笑)。この曲は個人的には歌詞に注目でございます。これはかつてのガゼットの「HEIYA」と同じ口パク寄せ集めアイドルをディスっている歌なんでしょうか( ゚Д゚)。

 ただ唯一の違いはガゼットの頃は「○○48」で今回は「○○46」ですかね・・・多分。

 「何が欲しい お嬢ちゃん」「おまえはもう お家にお帰り」「今夜はベッドでお眠り 夢の中で夢見ればいいさ」

 あの温厚でジェントルマンな櫻井さんに、ここまで言われてしまうとは・・・昔は自身も人気先行バンドと散々揶揄された故の、愛のムチだと思いたいですね。合掌。

 

4.SOHIA DREAM

 このエキセントリックな浮遊感ときたら!!正にギターの今井寿さんにしか出せない音世界です。

 

5.月の砂漠

  一聴してすぐに分かります。もう一人のギター、星野英彦さん作曲の異国情緒を感じる一曲。BUCK-TICKの30年の歴史に、星野さんが果たした役割は決して小さくないなと再認識する一曲でございます。

 

6.Villian

  これもお馴染み、今井さんのライムで始まる一曲。しかしワタクシは冒頭よりラストの展開に衝撃を受けまして。

 「おまえだ!」

この歌詞のリフレインで段々エフェクトが掛かり、最後は地獄からのわななきのような、正にデスボイスとなって終了するんですが。

 基本的に(勿論わざとじゃないでしょうけど)、LUNA SEA以前のビジュアル系のボーカリストの方って皆さん凄く正統派の歌唱法で、ディルアングレイの京さん以降、ビジュアル系の伝統芸となったデスボイスやホイッスル唱法は完全スルーしてきているんです( ゚Д゚)。

 その領域に少しだけ、BUCK-TICKも踏み込んでくれた。今の若手ビジュアル系からいうともう祖父母世代(笑)の感覚かもしれませんが、このレジェンドに影響を与えた事実には大いに喜んでいただきたい。そう感じました。

 

7.凍える

 デビューから33年目のキャリアは伊達じゃない!演奏技術は言うまでもなく、櫻井さんのボーカルは驚異のレベルアップ。本当に円熟味を増しました。今だからこそ、心地よい大人のララバイでございます。

 

8.舞夢マイム

 正に昭和のムード歌謡。このアルバム内でも異彩を放っていますが、ワタクシは好きですね~。

 押しも押されぬシーンの重鎮となってもなお、変に格式張ることなくこうした遊び心を忘れない(タイトルもイカしてます!)BUCK-TICKの姿勢は本当に素敵ですね(*^^*)。

 

9.ダンス天国

 この辺りから一気にテンポが良くなってきます。今井さんならではのダンスチューン。櫻井さんのボーカルとの相性ももはや説明不要。本当にマイクとギターがダンスしております♬

 

10.獣たちの夜

 ここからは怒涛のシングル曲連発モード。ただ個人的にはダブルA面だった「RONDO」も収録していただきたかった・・・。

 「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングに起用されて、話題にもなりましたしね。そこだけが少し残念でございました。

 

11.堕天使

 こちらもシングルですが、キャッチ―でもないし、特別インパクトがあるわけでもない。

 しかしこんな地味な曲でもオリコンベスト10入りを果たしている辺り、しっかり固定ファンが付いてる証拠。例えばワタクシのように(笑)。

 

12.MOONLIGHT ESCAPE

 CD版としてはこちらが最新シングル。癒しを感じるスローテンポ曲です。

 個人的には今作はこういう系統の楽曲が多いのかと思っていましたが、さすがはBUCK-TICK、見事に予想を裏切られました(笑)。

 

13.ユリイカ

 配信限定シングル。「今回は初期のBUCK-TICKに戻った!」「今回のBUCK-TICKは原点回帰だ!」みたいな声が多く聞かれるんですが、個人的にはこの曲だけじゃない?という気がするんですけど(;'∀')。

 しかしこの曲はコロナ禍をぶっ飛ばせ!!とばかりに「TABOO」以前のポップなBUCK-TICKを思い出させてくれます。

 ただタイトルがいつも難解というか、まあ確かに言葉の意味的には「ユリイカ」なんですが、ここは潔くアルバムのタイトルチューンとして、よりキャッチ―な印象がする「ABRACADABRA」という題名で勝負してほしかったですね(*´Д`)。 

 

14.忘却

 後述します。

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2.「忘却」徹底解説

 いやはや、参りましたよ。本当に。

 この曲が収録されていなければこの記事もアップしていなかった。そう確信しています。久々にガツンとやられました。

 サウンドは英国ロックを少し和風にしたような、ダークなスローテンポ。タイトルもこのバンドらしくて実に地味(笑)なんですが、正に衝撃の一曲でございました。

 特筆すべきは詩世界。先日ご子息が芥川賞を見事に受賞されましたが、櫻井敦司さんの言葉のセンス、表現力がいかんなく発揮されていると思います。

 緊急事態宣言の直前に書かれた歌で、櫻井さん自身は今回のコロナ禍に影響を受けている。そうおっしゃっていましたが、ワタクシ自身はあの名曲「die」をも超える、死に逝く者への挽歌だと捉えていて。

 まさかこの歳で、その路線での新たな最高傑作に出会えるとは、予想だにしておりませんでした。

 では最後の歌詞の一節を、少しご紹介させてください。

 

 忘れ去られてゆけばいい 通り雨のように

 何気ないある晴れた日 風が通り過ぎる

 忘れ去られてゆけばいい 今日の虹のように

 何もない ある晴れた日 

 かけがえの無い日々

 誰も 通り過ぎてゆく

 

 特にラストの赤字の部分。久々に大号泣でございました( ;∀;)。

 ワタクシ、死ぬ時は葬儀もいらないし墓もいらない。遺灰を海に撒いてほしい。そこで海の生物達の血肉となり、溶けていきたい。そう考えているんです。

 その時に家族等で誰か一人でもその場に居合わせてくれたらそれでいい。後は思い出したい時に、ワタクシのことを思い出してくれたらそれでいい。本気でそう考えているんです。

 これからも大したことはできないだろう。誰の期待にも、応えることはできないだろう。でも死ぬ時、自分なりに生きてきた。やりきった。そのことには誇りを持って、あの世へ旅立ちたい。

 根本的には「die」の歌詞のように若くして自殺するのが、コスパ的には良かったのかもしれません。

 肉親の悲しみ等を除けば、モテない(イケメンではない)、コミュ障で友達もほとんどいない、仕事でも評価されない、何一つそれで食っていける程の特別な才能やスキルもない。

 それなら生きてても、ただただ劣等感抱えるだけで辛くね?そんなショボいスペックで生きるより、早くリセットボタン押して生まれ変わりなよ。

 実際若かりし頃、後輩に言われたことがあります(もうその後輩は退職していますが)、「生きてて、楽しいですか?」って(苦笑)。確かにワタクシの人生、そういうことなのかもしれません。

 でも、答えが分かっているからさっさと見切りをつける、自殺してしまう👉そんな頭でっかちの人生より、泥臭くてイタくても、それこそ「それでも僕は夢を見る」みたいな死に方になったとしても、寿命が続く限り、生きてみる。もがいてみる。それこそが血肉の通った人生と云えるのではないだろうかと。

 中には嫌な人もいるんでしょうが、ワタクシは若い方(最近は本当に優秀な人が多い!!)と話してて冗談でオジサンと言われても、それが本当に嬉しくあるんです。

 生きてきた年月、重ねてきた日々。その長さと数だけは自分の誇りだから。これからはただ歳を取ってダラダラ生きる人間は邪魔者扱いされるだろうし、高齢者を(今程過剰には)大切にする世の中でもなくなっていくと思います。

 だから年功序列なんて無意味?でも、生きてきた時間の差って、絶対に大きいはずだし、普通に学校出て働いたり、主婦してる方なら人知れず、壁を越え、色んな事も吞み込んでここまで歩んで来たはず。効率&利益最優先の今の世界では、あまりにそのことが軽視されている気もするんです。

 少し話はそれましたが、「忘却」は正にそんな私の死生観にピタリと当て嵌まりました。く~、これだからBUCK-TICKファンはやめられない(笑)。

 是非このブログを目にした皆様にも、一度は聴いていただきたいなと思います(*^^*)。

 

 

3.コロナ渦でも、レジェンドは終わらない!!

  一時期、BUCK-TICKのチャート順位は落ちていました。

 しかしCD業界全体の衰退が著しい中、固定ファンに支えられたBUCK-TICKの売り上げは堅調で、最近ではオリコントップ3圏内の常連(今作も初登場3位を記録しましたね!)に返り咲き、個人的には「Six/Nine」(1995年)以来のオリコン1位も近々獲れるのではないかと期待しています。

 そんな彼等の活躍を支えているのはやはり日々の鍛錬と周りへの感謝。それに尽きるのだろうと思います。

 数年前、最前列でライブを観させていただく幸運にあずかりましたが、その際に感じたのはボーカルの櫻井さん以下、本当に皆様節制されているんだろうな。ホントにストイックにデカダンな楽曲を披露されてるよな~(笑)と改めて胸を打たれました。

 高校時代からの地元の仲間が誰一人欠けることなく、30年以上シーンの最前列で活躍している。毎年年末に日本武道館での公演を継続している。これをレジェンドと云わずして何と表現すればいいのでしょうか。

 本日は映像になりますが、またコロナ禍が収束した暁には生のライブに足を運びたいと考えております。生で「忘却」を聴いて、号泣したい(笑)。メンバーの皆様には、まだまだ頑張っていただきたいですよね。

 それでは本日はこの辺で。皆様も、良い休日を('◇')ゞ

 

「35歳の少女」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 去る12月11日金曜日に「ライオンスペシャル 第40回高校生クイズ」が放送されました。毎年9月に放送で、今年は野球の甲子園同様、中止かと思っていたんですが・・・本当に良かったです(*^^*)。

 実はワタクシも高校2年の時、1992年の第12回大会に当時の部活の仲間と予選会に参加しまして( `ー´)ノ。その時の司会はファイヤー🔥で一世を風靡した福澤朗さん。

 その福澤さんが近畿大会の予選会場の京都嵐山で上空から、パラシュートで颯爽と登場したのは今でもよく覚えています。ワタクシ達のチームは数回〇✖問題をクリアしたものの、敢えなく予選敗退・・・。でもいい思い出になりました。

 今年は全編リモート開催で、中々運営面でも大変だったと思いますが、ゲストの芸能人の皆様が大活躍で、見応えがありました!!知識よりも地頭。時の流れを感じますね。

 正直ワタクシ達の頃は、人気は今よりあった気がしますが、まだまだキワモノ感満載でしたが、今ではすっかり名門番組に。正に知の甲子園と呼ぶにふさわしい風格を備えている、そう感じます。

 優勝した渋谷幕張高校の世界研修旅行の有効期限は、5年間ということで。粋ですね~。

 「世にも奇妙な物語」同様(かなり路線は違いますが)、これからもこの高校生クイズもいつまでも続いてほしいですね・・・。陰ながらそう願っております(*^^*)。

 それでは昨日遂に最終回が放送された「35歳の少女」の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.ハッピーエンドではあったけれど

 雲一つない快晴。そんな言葉がありますが、今作の最終回も正にそんな印象の超ハッピーエンドでございました。

 柴咲さんは北海道で夢のアナウンサーに採用、坂口さんもクラス内のイジメを見事に解決して教師としてのリベンジを果たし、橋本愛さんはデザイナーのコンクールで優秀賞を受賞。

 田中哲司さんも(復活した)ひきこもりの息子と共に再び不動産業界に返り咲くべく、建築士の試験にチャレンジ・・・。まあいいんですけど、ここまで最後いいことずくめだと今までは一体何だったの?と(>_<)。

 そしてこんな何のどんでん返しもないお花畑な最終回、正直ワタクシでも書けますよ~。勿論これは、誉め言葉ではございません(苦笑)。

 脚本の遊川さん、一体どうしてしまったのでしょう?ここまで来ると何か逆ギレ的なものを感じてしまうんです。

 嫌な言い方ですが日テレかスポンサー辺りからあんまりダークな終わり方にしないよう、それとなく提案が入り、そこで「そんなに言うなら超々ハッピーエンドにしてやるよ、視聴者に媚びればいいんだろ、媚びれば!!」とちゃぶ台をすっかりひっくり返してしまったのではないのかと(>_<)。

 何でそんなことを言うかというと、最後に出てきた大友花恋さんの転落ぶり、あれはどうみても蛇足で、でもそれを遊川さんは確信犯的に入れてて、「格差社会に憤る大多数の負け組の視聴者は、こういういけ好かない金持ちの子女が転落する展開を望んでるんだろ。なら見せてやるよ!!」と言わんばかりの乱暴さを感じてしまったんですね・・・。

 個人的に唯一良かったのは、柴咲さんが最後の最後で夢のアナウンサーになれたこと。でもそこで実際に働き始める柴咲さんを観たかった。それがワタクシの本音でございます(;'∀')。

 

2.大女優、柴咲コウを再確認!!

 と、いう訳でワタクシはまたまた遊川さんのハズレ作品を引いてしまったと。

 正直(歌自体は本当にレベル高いですが)King Gnuが歌う主題歌「三文小説」というタイトルもシャレになってない感がありますが(苦笑)、それでもこのドラマが最低限の品質を保てた理由。それはやはり柴咲コウさんの演技力。それに尽きると感じます(*^^*)。

 事実、かなりの難役でした。最後はほぼほぼ現実の35歳になってましたが、それでも(特に妹の橋本愛さんとのシーンでは)小学生っぽさが抜けない感じが絶妙に出ておりまして。流石は柴咲さんだな~と本当にワタクシ、痺れておりました。この調子ですと、まだまだ柴咲コウ伝説は続いていくことでしょう。

 そしてもう一つ、これも難役だった母親役を見事に演じ切った鈴木保奈美さん。

 中学生の時に観た「東京ラブストーリー」での鮮烈な印象は、今でも色あせていませんが、正直復帰後は月9の「SUITS」とかの演技も微妙だな、やっぱり長年のブランクが鈴木さんを劣化させてしまってるな~と残念にも感じていて。

 それが今回は、予想を遥かに超える演技を見せていただいて。このドラマで女優、鈴木保奈美も完全復活を果たした気がします。来年以降が楽しみですね(*^^*)。

 

 それでは今夜はこの辺で。競馬の阪神ジュベナイルフィリーズ、世界初の白馬のGI制覇、ソダシの奮闘にときめきました🐎アーモンドアイ伝説の余韻も冷めやらぬ中、新たなニューヒロインが早くも誕生しましたね(*^^*)。VIVA!!

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「35歳の少女」第9話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日、絵画好きの親族を伴い、大阪中之島の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に出掛けてきました。

 先日大阪アラートで初めての赤信号が点滅している最中ですが、前もってオンラインチケットを日時指定で取得していて、主催者側も継続の方針だったのでそのまま参加したんです。個人的には足を運んで良かった。そう思っています。

 元々は帰りに食事でもしようかという話でしたが、そこは持ち帰りに。勿論キタやミナミの盛り場には足を踏み入れることはありませんでした。

 これからも続くコロナ禍。ワクチン接種が来週から英国で始まりますが、それで楽観しないでほしい。そうWHOは訴えていて。個人的には完全なるアフターコロナは訪れない。やはりこれから私達はウィズコロナの時代を生きていく。そんな気がしています。

 そうなると、自分自身の選択が必要不可欠な訳でして。春のような緊急事態宣言を、この冬再開すると間違いなく経済死する方達(実際にコロナウィルスの死者を既に上回っています)が続出してしまう訳でして。

 マスクを(鼻先を出さずに)完全着用。帰宅後の手洗いとうがいの徹底。そして5つの密の場面は避ける。そこだけは守り、正しくコロナ禍に向き合う。勿論色々な考え方があっていいんですが、ワタクシは本日、改めてそんなことを考えた次第でございます。

 それでは先程放送された「35歳の少女」第9話の感想をアップしたいと思います!

 最終回に向けて、文句なしの布石。正に王手といえる第9話だったと思います。まさかの鈴木保奈美さんの病死。ラストで幼い頃の姉妹に戻って、「ママに会いたいよ」と号泣する柴咲&橋本コンビはさすがに演技派、ワタクシの涙腺も決壊でございました( ;∀;)。

 ママに何もしてあげられなかった。でも、ほとんどの子供は親が逝く時(私もそうでした)同じことを思うはず。そしてほとんどの親もそんなことを考えているはずもなくて。

 この世に生を受け、自分達の子供として産声をあげたくれたこと。いつしか自分を追い越すまでに大きくなってくれたこと。それが親になったこと、親にさせてもらったことこそが最大の喜び。ワタクシは、そんなことを考えてしまうんです。

 鈴木保奈美さん、齢50にしてまた新たなステージに進化されたなと感じました。今回の白髪、凄く似合ってましたし、まるで般若のようなポーカーフェイスの中にずっと変わらずにあった、菩薩のような慈悲の心。

 自分はどうなっても子供の幸せのために全力を尽くす。そして、見事に命の炎を燃やしきった。劇中初めて見せた笑顔に泣かされた。ワタクシと同じ感想を抱いた方は少なくないのでは?

 そしてそんな難役を、文字通り燃え尽きるまで演じ切った鈴木さんも、また女優としてこの役柄に命を燃やし尽くした。今回でお別れは本当に残念ですが、最高でしたね( `ー´)ノ。

 さあ、次週はいよいよ最終回。正直今回がピークなのでは?若干、そんな不安もよぎりますが、遊川さんならやってくれるでしょう。土曜ドラマ史に残るフィナーレを期待したいですね(*^^*)。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「35歳の少女」第8話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 いやはや、今回は凄い回でした( ゚Д゚)。いつもならウダウダ前置きをしてから(苦笑)本題に入るんですが、今夜ばかりはそれも野暮だろうということで早速、先程放送された「35歳の少女」第8話の感想をアップしたいと思います!

 奇をてらいつつも、(一話完結ではなく)連続モノにこだわる遊川さんの脚本はいつも骨格はしっかりしていて。

 今回は起承転結の正に「転」だったわけですが、まあ斜め上どころか次元上昇しちゃった!?みたいな展開でして。びっくり仰天。個人的には本当にあっと言う間の一時間でございましたね~。

 お約束の冒頭の夢のシーン。今回は柴咲さんと坂口さんの披露宴。二人を祝福する皆さんが皆立ち直り、幸せなオーラは最高潮。いつもなら柴咲さんが目覚めるはずが今朝は坂口さんの夢だった。そんな反転が今回の波乱を象徴していましたよね( ゚Д゚)。

 以前の感想ブログで、ワタクシも柴咲さんはユーチューブで活動したらいいんじゃね?的発言をしてましたが、まさかのダークサイドに落ちてしまい、変な新興教祖の様な存在に(>_<)。

 心配する坂口さんを始めとする皆のことも完全拒絶。もう広告料で充分生きていけるから、私は何も怖くない!!そううそぶいてしまった柴咲さん( ;∀;)。あの不思議ちゃんでありながらも、ピュアそのものだった面影はどこに・・・。

 しかし遊川さんの真意はやはりこの世の善意を信じていたい。そういうことなんだと思うんです。だからこんなことはやめなさい!!と鈴木保奈美さんが最後に命を賭けた説得をした。

 果たして今の世の中は?ただのストレスのはけ口と化した、歪んだ正義(自粛警察等)、あるいは甲子園交流試合の記念品や、鬼滅の刃のモデルになった神社のお守りまで小銭稼ぎにしてしまう転売ヤー

 アクセスが稼げればどんなこともする迷惑系ユーチューバー、ゴートゥーイートで無限ループしてしまう節約家族・・・。ホントにせこくて、志も何もない腐った人達ばかり( ;∀;)。冗談抜きで、世も末でございますよ。

 遊川さんはそういう、どんな手段を使ってもカネさえ稼げればそれが正義!!的な風潮を真っ向から否定している(まあ結局、そういう行動は全て貧すれば鈍す。そういうことなんですけどね・・・)そう感じました。

 そして今回更に遊川さんに拍手したいのは、人を不幸にする存在は沢山いるけど、人を幸せにできる存在は本当に少ない、かつての貴女のように。そんな台詞を鈴木さんから柴咲さんに届けてくれたことでございます。

 これって遊川さんが所属しているテレビ界やマスコミを痛烈に批判していると思ったんです。人の不幸は蜜の味。令和になっても、まだそういうの続けるんですかって?

 痛快ですね。まあこういう反逆的な作風って、昔から日テレドラマのお家芸ではあったんですけどね(*^^*)。

 とにもかくも遂に眠れる獅子が目を覚ました。ここまで微妙な感情を抱きつつ、観続けて良かった。素直にそう思える第8話でございました。もうこれは最終回に向かって期待しかない。本当に楽しみです!!

 それでは今夜はこの辺で。劇中でも田中哲司さん達が声を枯らすシーンが出てきましたが、明日は競馬ファンならずとも楽しめそうな(歴史にも残るであろう)ジャパンカップでございます。是非とも健康的に楽しみたいですね(*^^*)。皆様、ひとまずは良い夢を🐎

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NHKスペシャル「こもりびと」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日、久しぶりにクックパッドで新作レシピをアップしました(*^^*)。ちくわの中にすりつぶした枝豆を詰め込んで魚焼き機で焼いた、その名も「ずんだちくわ」。

 お弁当のもう一品!!に丁度いいレシピですので、連休明けのラインナップに加えていただけたら。本気でそう思っております。チェックの方、よろしくお願いいたします。

 それでは昨夜放送されたNHKスペシャルドラマ「こもりびと」の感想をアップしたいと思います!!

 

1.新旧二人の名優の真剣勝負

 正直このドラマ、観るのが怖くもあったんです。とんでもなく暗くて救いようのないドラマだったらどうしようかなって。

 しかしそれは全くの杞憂でした(;'∀')。武田鉄矢松山ケンイチの名優コンビに掛かれば、内容のあるドラマとして楽しめるし、勿論その背景の5080問題についても色々考えさせられてしまう。そんな作品でした。

 正直、実録ドラマと言いながら親子のキャラがややステレオタイプな気がしたんですが、もうそんなの関係なく、どっぷり物語に入り込んでしまって。気が付けばあっという間の80分でございました。

 末期がんを宣告された武田さん。彼には30歳で非正規の仕事を辞めてから、ずっと自宅で引きこもっていた次男がいました。それが松山さん。彼は父親の期待をプレッシャーに捉え、夜中にコンビニに出掛けていく以外は全く身動きの取れない状態に。結局、松山さんが武田さんの病気のことを知るのは、正にその死の直前のことでした・・・。

 確かに少し美化していましたが、この二人の関係をかなりリアルに描けていたと思います。ラストは喪主になった松山さんが、葬儀にギリギリ間に合い、汗だくで参列者に挨拶し(本当に凄い演技力でしたね)エンドロール。

 これが民放とかだと(特に24時間テレビ内のドラマとかだと)父親が息を引き取るシーンで絶対に息子はそばで手を握っているだろうし、最後の葬儀の喪主も全く問題なく務めてしまう。ついでにどこかでアルバイトとかも始めちゃう。そんな安易なラストにしてしまうんでしょうが、全然それってリアルじゃない。そんなにすぐに次の一歩なんて踏み出せない。コミュ障って・・・本当に根深いですから。

 ワタクシも辛うじて社会人として生きていけてるだけなので、生きにくい中高年ひきこもりの方々を同士のように感じることも多くて。ただこのドラマでは、北香那さんが演じた武田さんのお孫さんの存在に本当に救われましたね。

 確かに親世代は理解できないかもしれないけど、若い世代にとってひきこもりって、スマホと同じように物心ついた頃から存在していた概念でしょうから。ワタクシ達の想像以上に理解があるのかもしれない。その事実には少し、心を救われましたね。

 とにかくこのドラマは日本全国津々浦々、色んな方に観てほしい。そう感じました。最近はイマイチなドラマが続いてましたが、やっぱりNHK!やる時は、ホントやってくれますよね(*^^*)。

 

2.未来を、これからどうしていく?

 敢えて云わせていただければ、現代社会は特定の性質を持つ人種だけにあまりに有利な世界でして。

 まあそれは言うまでもないんですが、ガツガツしてある意味図々しい人。ついでに云えば口の上手い人。人の痛みに鈍感な人。それに尽きます。働かないということで云えば、レンタル何もしない人。そんな人達も出てきましたが、あれこそ口が上手くて性格が図太くないと絶対できない(笑)。ワタクシも含めた繊細で敏感な人種にとって、今は本当に地獄のような世の中だと思います。

 自己責任。本当に冷たい言葉です。こんな殺伐とした世の中で必死に働いて、更に人生100年時代とかホントふざけんなマジ無理!って話ですよね。そんなの小学校時代に友達100人出来るかな~?を信じることができた人達が、死ぬまで周りと同調してやってろってだけで。

 ドラマにも出てきた、効率ばかりで優しさを失った日本。先日、渋谷区でホームレスの女性がまるで廃棄物のように惨殺された事件は、その象徴だったのではと感じてしまいます。

 まあもう今は引きこもり問題だけでなく、AI化も(それに伴う失業も)どんどん進んでますし、この閉塞感の解決策はベーシックインカム一択。これしかない!ワタクシは本気でそう考えております( ゚Д゚)。

 これを実現していくためには、やはり科学技術の発展、それしかない訳で。ですので発展途上国のまだ見ぬ原石を掘り起こすためにも、皆で少しずつそういう地域で勉学に励む子供達を、寄付やクラウドファンディングで応援していきたいですよね。

 ワタクシ自身は周りの方々には心から感謝しながら、何とかこれからも働かせていただきます。でも死ぬ時までには、人類がただ生きるための労働から解放されている世界を見たい。ただ自己実現のためだけに、生きてる時代を見たい。

 ドラマで北香那さんも語っていましたが、セクハラ、パワハラの蔓延するこの現代社会で、普通に生きていけてる方が異常なのかもしれない。個人的には、激しく同意します(笑)。もう、生きるためのコストが高すぎる時代。ストレスフルでも、ひたすら我慢しないと生きていけない時代。行き過ぎた資本主義。不公平な格差社会。そんな時代は、この令和で終わりにしなければなりませんよね( `ー´)ノ。

 どんな人間も生きていいんだ、そこに愛があれば。このドラマを観て、少しだけ気が楽になりました。今後の反響に期待したいですね。

 それでは今朝はこの辺で。三連休の最終日、皆様良い休日を☀

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「35歳の少女」第7話を観て

 

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日からプロ野球の日本シリーズが始まりましたが、今回はコロナ禍の影響で巨人のホームが京セラドーム大阪でして。実はワタクシの自宅からそう遠くない場所にあるんです。

 昨日その事実を全く知らないまま、ドーム前のイオンに出掛けてビックリ!!まだ15時頃だったと思いますが、続々とマスク姿の観客が詰めかけてきてました( ゚Д゚)。

 いや~、正直今回は全く興味ないですね(苦笑)。一応ワタクシは阪神ファンですから。ペナントレース日本シリーズでそれぞれ何度も煮え湯を飲まされてきた巨人とホークスの頂上決戦なんて、正直タダ券貰っても見る気がしないです(*´Д`)。

 ですので(昨日はホークスが先勝したようですね。何とシリーズ新記録の9連勝!)別にどちらが勝ってもいいんですが、最近セ・リーグのあまりの不甲斐なさに危機感を感じるのと、父親が生前熱心なG党でしたから、今回は巨人に頑張ってほしいかなと。個人的には原監督のことは、故ノムさんに匹敵する名将だとリスペクトしてますしね。

 最近のホークスはさすがに勝ち過ぎて(まるでGAFAのよう)、今の行き過ぎた資本主義&超格差社会の象徴のようなチームになってしまってますから。今年はセ・リーグの逆襲を期待したいと思います( `ー´)ノ。

 それでは昨夜(この中継のあおりで放送開始が遅れました)放送された「35歳の少女」第7話の感想をアップしたいと思います!

 遂に柴咲さんも大人に( ゚Д゚)。冒頭から坂口さんと結ばれ、心身共に現代の35歳の女性に追い付いた。そんな衝撃の出だしでしたが、後は尻すぼみ。正直、ずっと同じところをぐるぐる回っているような印象を受けました。

 名作のようでそう言い切れない、入り込めそうで入れない。展開が早いのか遅いのかも良く分からない。このアンバランス。じっくり考えてみるとそれは柴咲さんの成長が想像以上に急速なのに比べて、周囲の登場人物の変化が非常に遅い。特にお母さんの鈴木保奈美さんは何も変わっていない。そこが大きいんだと感じます。

 う~ん、これってね、逆だったらもっと引き込まれる作品になってたんでしょうね。柴咲さんの再生と成長はゆっくりで、彼女の目覚めによって周りの人間の状況はどんどん変化していく。これこそが正のスパイラルだと思うんですよね・・・。少なくとも、ワタクシならそう書いていくかな(笑)。

 久々に遊川さんのお説教モードも発動。お客様は神様だ、これって日本の悪い慣習ですが外国人差別も含めて、これからはどうなんでしょうね。10年前ならこの作品の閉塞感、あるあるなんですが、アフターコロナの世界は案外平等で開かれた世界かもしれませんよ(*^^*)。

 それでは今朝はこの辺で。感染予防に配慮しつつ、皆様、良い休日を☀

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「世にも奇妙な物語 20年秋の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日は有給休暇をいただきまして。今年前半の繁忙期からもようやく解放され・・・ありがたいことでございます。今日は外の気温も高くて気持ちよくランニングすることができました(*^^*)。

 それでは昼間にアイロンを掛けながら録画を観た「世にも奇妙な物語 20年秋の特別編」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1. 「コインランドリー」(主演:濱田岳

 トップバッターは久々に昔懐かしのテイスト作品。妻夫木聡さんが主演した「美女缶」に酷似してる気がしましたが、今回はこの第一話が一番面白かったですね(*^^*)。

 オチの不条理さも良かったですし、ソフトな喪黒福造さんみたいなコロッケさんもいい味を出してました。

 ただコインランドリーから次々に出てくる、お水感満載のB級女性とパパ活まがいのことして、岡崎紗絵さんみたいなピュア美人をほったらかしにするなんて、普通はありえませんけどね~。まあそこは視聴者のツッコミ待ちだったのかもしれませんが(;'∀')。

 ちなみにワタクシが濱田さんの立場なら、岡崎紗絵さんからの純愛を冥途の土産に、喜んであの世へ旅立ちます(笑)。

2.「タテモトマサコ」(主演:大竹しのぶ

 今回一番の話題作。放送後もかなりの反響で、ワタクシも楽しみにしてたんですが・・・。これは完全に期待外れ。はっきり言って大竹さんの個人技に頼り過ぎましたね(>_<)。大竹しのぶマジックに乗っかり過ぎ・・・。もう少し制作陣の頑張りを観たかったです( ;∀;)。

 最近ではやはりワタクシは「墓友」が一つの指標になっておりまして。今作もその視点で観てたんですが、正直全く勝負になりませんでしたね。

 まず設定が、言霊を操れる超能力者。そのおかげで記憶を消せるってその時点でもう個人的には興ざめでございまして。

 「墓友」は先日関テレの傑作選で再放送されてましたが、やっぱりよくできた作品だな~と。よくよく考えてみると、現実でも充分起こり得る事件ですしね( ゚Д゚)。

 大竹さんもどちらかと云えば現実世界の狂気、いわゆるサイコホラー系の作品の方が合ってると思うんです。それに全国ネットで小劇場の芝居を観ても違和感しかない。

 ついでに云えば最後に成海璃子さんのトラップに引っ掛かって、自身が記憶を失ったオチも第一話の「コインランドリー」と若干被ってますしね・・・。合掌。

 SNS時代にありがちな無理やりの傑作感の演出。しかし長年の奇妙ファンとしてはまだまだ納得できない作品でございました。

3.「イマジナリーフレンド」(主演:広瀬すず

 ストーリーは凡庸。近付いてきた爽やかイケメンが実は悪人だったりとか、ウサギのイマジナリーフレンドのユキちゃんの正体も、勘のいい視聴者の方なら全部お見通しでは無かったかと。

 ただそれを差し引いても大きな収穫だったのは、広瀬すずさんの演技力の再発見。泣きの演技も素晴らしかったし、(美人過ぎるルックスを除いては)いかにも臨床心理士を目指しそうな内向的な女子大生を完全再現。やっぱり同世代では群を抜いた女優さんなんですね~。

 このブログでは浜辺美波さんや白石聖さん贔屓で、明らかにすずちゃんはスルーしてるだろ!!そんなツッコミがあるかもしれませんが、実はワタクシとすずさんには少しだけご縁があって。実はすずさんはワタクシの姿を見たことがある方なんです( ゚Д゚)。

 どういうことかと云えば、昨年東京に研修に行った折、公園のベンチで休憩してたらNHKの方に声を掛けられて「チコちゃんに叱られる」に少しだけ出演させていただいて。その時のゲストが広瀬すずさんだったんです。

 まあそんなこともあるので、決してワタクシはアンチ広瀬すずではございませんので、誤解なきように。来年はまた連ドラにも帰ってきてほしいですね。

 最後にすずさんがワタクシの姿を見て、どんな表情をしてたかって?そうですね・・・。例えるなら信号機や電柱を眺めるような、そんな全く無表情のリアクションでございました(苦笑)。

4.「アップデート家族」(主演:高橋克実

 今作のトリはかなりの短編。しかしこれは一体全体何だったんでしょうか( ゚Д゚)。文字通り家族をそれぞれ奇想天外な形にアップデートする、ただそれだけの話。

 ワタクシにとってこのブログは仕事ではなく、単なる趣味でございますからね~。理解できない作品を、無理やり批評させていただくことは避けたいと思います。

 まあ一言で云えば「だから、何?」もしくは「So what?」ですかね(笑)。

 

5.これからも、奇妙LOVEで生きていきます!!

 全体的にはかなりスカスカで、作り込み不足が目立った今回の特別編。

 ただコロナ禍の中、何とか夏と今回の秋と特別編を放送し、記念すべき30周年をセレブレイトすることができた。それだけで長年のファンとしては充分満足でございます。

(意外にも世間では今回は、ここ数年で久々の当たり回と言われているとか・・・それはそれで嬉しいです。このブログはあくまでも個人の感想ですので(笑))

 来年からはこの現実世界自体が、どう転んでいくのか分かりません。それでも必ず奇妙は放送される。信じておきましょう。今や音楽の教科書に乗せてもいい位お馴染みになったテーマソングと、お約束の「このドラマはフィクションです」のテロップも必ず観ることが出来る。

 奇妙がそこに在る限り。奇妙が31年目以降も続いていく限り。

 ワタクシ達コアなファンは引き続き、昔はホントに怖かったとか今のクオリティは正直文化祭レベルだとか、グダグダ突っ込みまくりながらも応援していきたいですよね。来年、下を向くのは特別編を観る時だけにしましょうね(*^^*)。

 それでは今夜はこの辺で。二日遅れでございますが、皆様、素敵な悪夢を👿

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