「35歳の少女」第8話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 いやはや、今回は凄い回でした( ゚Д゚)。いつもならウダウダ前置きをしてから(苦笑)本題に入るんですが、今夜ばかりはそれも野暮だろうということで早速、先程放送された「35歳の少女」第8話の感想をアップしたいと思います!

 奇をてらいつつも、(一話完結ではなく)連続モノにこだわる遊川さんの脚本はいつも骨格はしっかりしていて。

 今回は起承転結の正に「転」だったわけですが、まあ斜め上どころか次元上昇しちゃった!?みたいな展開でして。びっくり仰天。個人的には本当にあっと言う間の一時間でございましたね~。

 お約束の冒頭の夢のシーン。今回は柴咲さんと坂口さんの披露宴。二人を祝福する皆さんが皆立ち直り、幸せなオーラは最高潮。いつもなら柴咲さんが目覚めるはずが今朝は坂口さんの夢だった。そんな反転が今回の波乱を象徴していましたよね( ゚Д゚)。

 以前の感想ブログで、ワタクシも柴咲さんはユーチューブで活動したらいいんじゃね?的発言をしてましたが、まさかのダークサイドに落ちてしまい、変な新興教祖の様な存在に(>_<)。

 心配する坂口さんを始めとする皆のことも完全拒絶。もう広告料で充分生きていけるから、私は何も怖くない!!そううそぶいてしまった柴咲さん( ;∀;)。あの不思議ちゃんでありながらも、ピュアそのものだった面影はどこに・・・。

 しかし遊川さんの真意はやはりこの世の善意を信じていたい。そういうことなんだと思うんです。だからこんなことはやめなさい!!と鈴木保奈美さんが最後に命を賭けた説得をした。

 果たして今の世の中は?ただのストレスのはけ口と化した、歪んだ正義(自粛警察等)、あるいは甲子園交流試合の記念品や、鬼滅の刃のモデルになった神社のお守りまで小銭稼ぎにしてしまう転売ヤー

 アクセスが稼げればどんなこともする迷惑系ユーチューバー、ゴートゥーイートで無限ループしてしまう節約家族・・・。ホントにせこくて、志も何もない腐った人達ばかり( ;∀;)。冗談抜きで、世も末でございますよ。

 遊川さんはそういう、どんな手段を使ってもカネさえ稼げればそれが正義!!的な風潮を真っ向から否定している(まあ結局、そういう行動は全て貧すれば鈍す。そういうことなんですけどね・・・)そう感じました。

 そして今回更に遊川さんに拍手したいのは、人を不幸にする存在は沢山いるけど、人を幸せにできる存在は本当に少ない、かつての貴女のように。そんな台詞を鈴木さんから柴咲さんに届けてくれたことでございます。

 これって遊川さんが所属しているテレビ界やマスコミを痛烈に批判していると思ったんです。人の不幸は蜜の味。令和になっても、まだそういうの続けるんですかって?

 痛快ですね。まあこういう反逆的な作風って、昔から日テレドラマのお家芸ではあったんですけどね(*^^*)。

 とにもかくも遂に眠れる獅子が目を覚ました。ここまで微妙な感情を抱きつつ、観続けて良かった。素直にそう思える第8話でございました。もうこれは最終回に向かって期待しかない。本当に楽しみです!!

 それでは今夜はこの辺で。劇中でも田中哲司さん達が声を枯らすシーンが出てきましたが、明日は競馬ファンならずとも楽しめそうな(歴史にも残るであろう)ジャパンカップでございます。是非とも健康的に楽しみたいですね(*^^*)。皆様、ひとまずは良い夢を🐎

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