「路~台湾エクスプレス~」最終回を観て~総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は少しだけミナミの街に出掛けてきました。お昼に久々の天一ラーメン、ジュンク堂で本を大人買いしてストレス解消♬天気も良かったですし(^-^)。

 皆さんマスクをしっかりしているのに相変わらず信号無視しまくっている光景は、さすが大阪やとちょっとウケましたが(笑)、少しずつ日常が戻りつつあることを嬉しく思う週末でございました。

 それでは、昨夜放送された「路~台湾エクスプレス~」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.右肩下がりで終了

 あ~あ、遂にこんなんになっちゃったか。前回で嫌な予感はしていましたが、あまりにおサムい最終回でございました( ;∀;)。

 数度の延期を経ながらも、何とか台湾新幹線は開通。大東さんとの長年の春に終止符を打ってフリーになっていた波瑠さんの元に、ラスト5分でアーロンさん再登場。「君が作った新幹線に乗りたくて」と。

 そのまま二人は乗車。おもむろに手を重ねて「私達、運命だったんだね」の台詞で終了・・・。 

 勘弁してくださいよ、ホンマに(笑)。脚本の田渕久美子さんはあの「篤姫」を手掛けた方ですが、今回は大失敗。色々欲張り過ぎて、結局ペラペラの内容で終わってしまいましたね(>_<)。

 恋愛要素を入れたいなら、台湾高鐵のプロジェクトにアーロンさんも参加しているというのはマストだったと思います。そうしないなら、やはりプロジェクトX的な骨太路線で行くしかなかったと。

 映像美と贅沢な主題歌・BGMで名作感を演出してましたが、これではプレゼンだけは得意な、自称「仕事ができる君」達と何ら変わらないですね~チャンチャン。

 

2.主人公ははっきり言って最低

 波瑠さんが演じていた多田春香。彼女も実に残念なヒロインでございましたね(>_<)。

 まず、この国家プロジェクトで彼女は何をしていたのか?視聴者的には何ら目に見える貢献はしていなかったように思いますが、その癖東京に戻れという辞令には従わない。「私は、台湾にもっと貢献したい」と。

 う~ん、こんな我儘な社員を笑顔で許しちゃうなんて、上司の寺脇康文さんも人が好いにも程がある(苦笑)。

 後は何と云っても、彼女の恋愛観ですよね。散々待たせて、心配して台湾にまで来た大東さんを「何で来たの?」と云わんばかりの逆ギレ。そして最後は一方的に別れて、アーロンさんとくっつく・・・。

 そもそもアーロンさんとのなりそめも、実質海外旅行に行ったら現地の男にナンパされた。そのレベルと大差ないですから(笑)。これは魔性の女レベル!台湾の視聴者の皆様にも誤解されてしまいますよ( ;∀;)。

 本当の大和撫子は、皆さん、しっかり仕事や育児等に向き合っておられる。台湾の屋台のおばちゃんや優しいホステスのユキさんのように、地に根を張り、しっかりと日々生きていますからね!!

 

3.必ず、台湾に行きます!!

 このドラマの唯一の収穫は、台湾の素晴らしさを体感できたこと。南国情緒溢れる美しい街並み、美味しい料理、人の温かさ、そして台湾新幹線

 今はいつ海外旅行に行けるようになるのか想像もできませんが、全てが回復した暁には是非足を運びたい。ブラブラ中年オッサンの一人旅で(笑)。

 台湾を遥か格下のまるで発展途上国であるかのように描く、終始上から目線の脚本が残念で。今の日本と台湾って正に欅坂46と日向坂46みたいなもので、下手すりゃ逆転されてない?今回は本当に台湾の方に失礼な内容だったな・・・。

 そんな余計な心配もしてしまいますが、台湾はずっと日本を、良き兄貴分とリスペクトしてくれている大切な地域(国、と呼べない現状が辛いですよね)。

 オスマン帝国の時代から変わらぬ盟友であり続けるトルコ等と共に、こうした本当の仲間達との絆はこれからも大切にしていきたいですよね(^-^)。

 余談ですが、このドラマの後にやってた広瀬姉妹のリモートドラマ(ワタクシは、資本主義とホモサピエンスにはやや懐疑的です)の方が、100倍冴えてて面白かったです(笑)。坂元裕二さん、久々のクリティカルヒットでございましたね~。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、よい休日を☀

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