「黄色い煉瓦~フランク・ロイド・ライトを騙した男~」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 新型コロナウィルスが遂にパンデミックに(>_<)。選抜高校野球を始め、主要イベントが軒並み中止になる中、首都圏では少し嬉しい春のニュースがありました。

 どちらも鉄道関係ですが、一つは半世紀ぶりに出来た山手線、高輪ゲートウェイ駅の開業。無人コンビニやロボットによる案内の他、駅周辺でも再開発が進んでいくようですね。

 そしてもう一つは、9年ぶりに全線復旧したJR常磐線福島県と首都圏をダイレクトに結ぶ動脈が復活したことにより、また行き来が盛んになることでしょう。早く行楽を楽しんで春の訪れを感じられる日が来てほしいですね(*^_^*)。

 それでは昨日NHKで放送された「黄色い煉瓦~フランク・ロイド・ライトを騙した男~」の感想をアップしたいと思います!

 元々はNHK名古屋で製作され、BSとかでは既に放送されていたようですね。

 時は大正。国家プロジェクトとして進められていた、帝国ホテル建設。設計者に当時の世界3大建築家の一人と云われたフランク・ロイド・ライトが招聘されます。

 彼は、ホテル建設に際し、黄色い煉瓦で外観を作ることを計画、大量の発注を試みますが、当時日本で黄色い煉瓦を作れる男は一人しかいなかった・・・その人物こそ、このドラマの主人公。愛知県常滑市の片腕の煉瓦職人、久田吉之助でございました( ゚Д゚)。

 しかし、このドラマ、タイトルからは「コンフィデンスマンJP」みたいな話かと思っていたんですが、実際には完全にプロジェクトXでしたね。後は片腕になったのも、戦争とかではなく、まさかの糖尿病による壊疽。不摂生、酒の飲み過ぎだったんですね(苦笑)。

 しかし、その久田吉之助を演じた安田顕さんはさすがの演技力!!今回は本当に魂の演技を見せてくれました。「アリバイ崩し承ります」の6割程度の演技もそれはそれでいいんですが、今回みたいな演技は、なんちゃって俳優さんにはできないですからね(*^_^*)。

 特に後半の黄色い煉瓦を握りしめて号泣するシーンは、モノづくり日本のDNAを感じずにはいられませんでしたね。

 紆余曲折はあったものの、最終的にはお弟子さんの伊奈長太郎が引き継ぎ、見事に黄色い煉瓦の大量生産に成功し、物語は幕を閉じます。

 このエピソードをまとめていたルポライター役の女優さん、どこかで観たことあるな~と思っていたら元フィギュアスケーター村上佳菜子さんだったんですね( ゚Д゚)。芸能人に転身していたとは全く知りませんでした!!

 元アスリートの方の演技って、見るに堪えないケースがほとんどなんですが、村上さんは中々の演技だったと思うので、今後に期待したいですね( ^)o(^ )。

 それでは今朝はこの辺で。あいにくの雨ですが、逆にこれで外出できないと割り切れますので、皆様ゆっくりご自宅でくつろいでくださいね☕

f:id:TOSHIXXX:20160611171013j:plain