「院内警察」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 ワタクシ、ありがたいことに年始は今週から仕事始めだったんですが、中々大変でございました。

 昨夜は課内の新年会で、風呂に入る間もなく本日は休日出勤。たった2日振りでも帰宅した後🛀には感動しました。

 そう思うと入浴もままならず、極寒の元避難生活に耐えておられる能登地震の被災者の皆様の現状に胸が痛みます。

 支援の輪も確実に広がり、少しずつ事態は好転しつつある。ワタクシはそう信じていますので、我々は粛々と日々の生活を過ごしていきましょう。

 それでは昨夜放送された「院内警察」第1話の感想をアップしたいと思います!

 昨秋、56年振りに復活したフジテレビの金曜ドラマ。スマッシュヒットを記録した前作「ウチの弁護士は手がかかる」に続け!とばかりにスタートした本作でしたが・・・う~ん、残念ながら「ツカミはOK」とはいかなかったですね(>_<)。

 テイストとしてはビックリする位テレ朝ドラマに寄せてるな。そう感じたんですがやけに間延びして感じたのは、フジテレビあるあるの初回延長。

 先日の月9ドラマも1時間半スペシャルが本当に長くて、いい加減この悪癖を止めた方がいいと思うんですけどね( ;∀;)。

 大きな病院の中に設置されている交番、いわゆる院内警察。不覚にもワタクシはこのような組織が存在していることを知らなかったんですが、折角の設定を(原作本はあるみたいですが)上手く活かしきれてませんでしたよね。

 今回は2つの手術にまつわるエピソードが軸でしたが、どちらもインパクト不足。はっきり言って地味(涙)。

 中途半端にミステリー、はたまた中途半端に感動系。まだ今回は手探りというか本当にプロローグという感じでしたので、次回以降に期待したいですよね~。

 後は主演の桐谷健太&長濱ねるコンビの演技力。ぶっちゃけお二方とも決して演技派ではないため、その拙さも観ていて今一つ物語に入り込めていない一因かも。

 折角、演技派の市村正親さんが院内警察署長?役なんですからもっと出番を増やしてほしいし、何と云ってももう一人の主役の瀬戸康史さんも、今回はおとなしい印象で。

 元々が色黒の桐谷さんと色白の瀬戸さん。そんなコントラストもある訳なので、次回以降は過去の因縁も含めた絡みを期待します!

 後は桐谷さんは元警察じゃなくて、潜入捜査をしている現役警部補という設定のようでして、その答えも要注目ですね(*^^*)。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

 

「ガラスの城」を観て

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 本来ならば明けましておめでとうございます、なんですが、今年は元旦からとんでもないことばかりが起きてしまい・・・本当に言葉もありませんよね。

 特に能登半島地震は未だに全貌が明らかにならず、胸が潰れる思いです。ここ大阪ですら久々に揺れました。それでも震度3。震度7の被害にあった地域では今もこれを上回る余震が続いているんですよね。

 今の我々に出来ることは余震の収束を祈ることと。寄附位のものでしょう。YOSHIKIさんが1000万円を寄附した日本赤十字社に、1月の給与が出たらワタクシも寄附したいと考えています。

 とにかく今は一人でも多くの命が助かることを願うばかりです。

 それでは今夜は昨夜放送された松本清張ドラマ「ガラスの城」の感想をアップしたいと思います!

 う~ん、松本清張さんと云えば説明不要のミステリーの名手。今作もテレビ朝日開局65周年記念作品ということで、舞台は一応は令和にアップデートされていましたが、昭和臭が強すぎて正直違和感がありまくりでございましたね(>_<)。

 一流商社の伊豆での懇親会を舞台にした殺人事件。主役は途中で木村佳乃さんから波瑠さんにバトンタッチされますが、(後述でネタバレしてしまいますが)中々衝撃的なラストでございましたね・・・。

 まあ今作はワタクシにとっては懐かしい「土曜ワイド劇場」の世界観。あの頃は今では考えられないベッドシーン等、きわどいシーンの連発でございましたが、それは昭和の高度経済成長期は、所得増の影で少なからずセクハラ、パワハラが蔓延していたという証でもあり。

 犯人は登場時点からほとんどの方がピンときたであろう、武田真治さんと吉井怜さんの兄弟。殺害された部長の丸山智己さん。華やかな生活維持のために給与だけでは足りず部下の波瑠さんからも300万円(大金とは言えないけど、断じて小銭ではない。何とも生々しい金額ですよね~)を借りていました!女たらしで、平気でお金も借りてしまう、絵に描いたようなクズ男でございました(苦笑)。

 う~ん、でもできれば二人がデキていたという設定は、令和に合わせて無しにしてもらいたかった。まあいわゆる痴情のもつれとかは土曜ワイド劇場ならお約束の展開なんですけど、このせいで折角の倹約家で推理オタクな変人キャラの波瑠さんが「セクシー田中さん」の劣化版田中京子に見えてしまって(涙)。

 ついでに云えば、木村佳乃さんも武田真治さんとデキてて最後は殺されてしまった訳なんですが、これもね、「逃げ恥」の石田ゆり子さんみたいなキャラで波瑠さんとバディを組んで事件解決してほしかった。そもそも今って大企業でもそんなに皆出世にギラギラしてないでしょう。基本的に皆さん、実年齢以上に老け過ぎなキャラでしたよね(苦笑)。

 色々言えばキリがないんですが、天下の松本清張作品も令和の時代には流石に金属疲労高嶋政伸さん初め、折角の大物俳優陣もイマイチ活かしきれていない。そんな感想を禁じえなかった「ガラスの城」でございました。

 それでは今夜はこの辺で。能登半島にも少しでも早く、平穏な夜がおとずれますように・・・。

 

 

「2023年 月9ドラマ大総括」

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 今年は3年振りに平常の年末年始の光景が戻ってきたということで。嬉しいことですね(*^^*)。

 それでは今日は毎年恒例の月9ドラマ総括記事をアップしたいと思います!

 

 

1.「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(主演:北川景子

 今年の北川景子さんは大活躍でございました。

 何と云ってもその中核は大河ドラマ「どうする家康」での一人二役。特に淀殿こと茶々の熱演は大評判で、北川さんはまた一つ、大きな壁を破ったな・・・。ワタクシもそう感じております。

 そんなですから、このドラマのことは絶対皆さん忘れてるんだろうなと(笑)。今ではもう誰も話題にしていない、ロースクールが舞台でしたし。

 模擬裁判の中で得られる様々な法的知識。法曹界への狭き門。啓発ドラマとしては中々のクオリティだったんですがいかんせん内容が地味過ぎでしたよね~。

 北川さんは同じ黄金世代のガッキーや綾瀬はるかさんと違って、出演作は三振かホームランのどちらか。そんな面がありますが、今回は完全な大空振りでございましたね(>_<)。

 思うに主人公の柊木雫のキャラが弱かったかなと。生徒思いで、法曹界へのリスペクトが強い、温厚で超美人のメガネ女子。割と素の北川さんに近いキャラクターなのかと思いましたが、これなら何か一つとんでもない、推理力等の常人離れした能力が欲しかったですね。

 このドラマ、男優陣は大河ドラマでも共演していた山田裕貴さんや髙橋文哉さん等、中々の面子が揃っていたんですが、女優陣がイマイチ伸び悩みで・・・。

 南沙良さんも河村花さんも現状で終わるレベルの方々ではないと思っていますので、来年は上り龍!!的な活躍を期待しております。

 

2.「風間公親 教場0」(主演:木村拓哉

 色々言われましたよね。キムタク初の平均視聴率1桁への転落。劣化版古畑任三郎。しかし振り返ってみれば実績的にも内容的にも、どう考えても今年の月9№1作品でございました。

 風間公親はキムタクの新境地であることは間違いないですし、3話ごとに入れ替わるバディも無駄に豪華過ぎない感じで、何より年始スペシャル版では分からなかった、失明の理由や北村拓海さん殉職の真相も明らかになりましたからね~。

 しかし今年1番と云ってもあくまで他作品のレベルがひどすぎる故ということであり、全ての元凶である森山未来さんとの決着もついていないので、当然映画化や続編も想定していたんでしょうが、この反響ではそれも難しいのでしょうか(>_<)。

 この作品だけがオリジナル作品ではなかった。ということは翻って今の月9である程度のクオリティを担保しようと思えばやはり、昨年までの原作のドラマ化に回帰すべきかと。悲しいことですけどね。

3.「真夏のシンデレラ」(主演:森七菜)

 原点回帰。夏の月9はやっぱりラブストーリーしなくっちゃ!!ワタクシにはこの姿勢が何より嬉しかったです(*^^*)

 まあクオリティ的には歴代のレジェンド作品には遠く及ばず。思い付きエピソード連発で伏線回収もほぼ皆無の、アマチュア高校生レベルの脚本。間宮祥太朗さんを初めとするこのドラマじゃない感の強いミスキャスト。予想通り!?月9歴代最低平均視聴率を記録してしまい、それみたことかやっぱり大爆死とネットニュースでは常にネタにされてもいましたよね(>_<)。

 しかし内容的には、思っていた以上に森七菜さんが演じる蒼井夏海がハマっていて。家族に恵まれず、貧乏に喘ぎながらも常に他者を思いやり、明るく健気に生きている。最後は納得のハッピーエンドでしたし、夏海は令和のシンデレラにふさわしいヒロインでございましたね(*^^*)。

 後はこのドラマは若者層にはかなり刺さっていたというのも、全盛期を知るオジサンからすると嬉しいニュースでございました。

 TVer見逃し配信は今年映画も大ヒットした「ミステリと言う那かれ」に続く堂々の歴代2位を記録。関連グッズも完売が相次いだそうでして。

 「ロンバケ」や「東京ラブストーリー」を知る者からすると物足りない部分もあったんですが、令和にはこちらの方がハマっているのかもしれない。

 後は腐っても月9と思えるのが主題歌の強さ!緑黄色社会サマータイムシンデレラ」及び挿入歌「マジックアワー」は夏の間、ずっと通勤時に聴いて胸キュンしておりました(笑)。

 

4.「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(主演:大沢たかお

 いやはや、このドラマ、聖夜のから騒ぎならぬ”大爆死”でございました。今の月9の悪い所が全て出てしまったと言っても過言ではない問題作。

 それは数字にも如実に表れ、平均視聴率はしばらく破られないと予想されていた前作「真夏のシンデレラ」の最低記録をあっさり更新で、見逃し配信も壊滅状態。

 言うなれば若者からも高齢者からもそっぽを向かれてしまったと。前評判が高かった故に失望も深かったのもあるんですが、敗因はシンプルに話が面白くない、つまらない。そこに集約されてしまうんでしょうね。

 クリスマス1日の出来事を11回に分けて放送というのはやはり展開が遅くなってしまいますし、逃亡編、ローカルテレビ編、レストラン編、全てが微妙で中途半端なストーリーでございまして。

 そうなると相乗効果なんてあるはずもなく。寧ろ0.8×0.9×0.7=0.504みたいな感じで加速度的に作品のクオリティを劣化させてしまう。この作品、脚本家の方は1人だったみたいですがそれこそ複数体制にした方が良かったですよね。

 考察ブックも全く売れずに失笑される始末。極めつけは1話短縮で打ち切られてクリスマス前に終ってしまったのも何とも因果なことでして。

 折角の豪華キャストも完全に無駄になってしまって。大沢たかお中谷美紀と云えばいわずとしれた日曜劇場「JINー仁―」の南方仁と野風。あの名コンビが10年後にこんな形で再会とは・・・正直残念を通り過ぎて悔しいです。

 この作品も主題歌のセレクトだけは良かった、それもなんだかな。ですね(苦笑)。

5.イタ過ぎる現状~今こそ、解体的出直しを!!

 低迷が続く月9ドラマ。我々も含めて現状を正しく知ることが大切な気がします。

 もう全盛期のような作品を量産することは不可能でしょう。月間視聴率では遂にテレ東にも抜かれ、民放最下位に転落したフジテレビ。

 社員の平均年収は800万円台とまだ余裕で1000万円以上を維持している他局よりも断トツで低くなってしまっている。

 正直若手ではワタクシよりも低い給与の方も少なからずいてそうで、こんな待遇でいい人材もアイデアも集まるはずもないだろうと(>_<)。

 でも応援はしていきたいです。爆死と言われようと「真夏のシンデレラ」みたいな”らしい”作品をこれからも期待してるんです。

 話は変わりますが、今年のサッカーJ1昇格プレーオフ。BSで16年振りの昇格を決めた東京ヴェルディの激闘を観ていて、ワタクシ涙しましたよ。

 予算もタレントも全盛期とは比較にならない。でもチーム一丸となって復活を目指す姿に50,000人を超える大観衆が駆け付けた。きっとあの日は、日本中の少なくないサッカーファンがヴェルディを応援していたことでしょう⚽

 月9も今のドラマ界での立ち位置はヴェルディとよく似ているかと。かつてのライバル、日曜劇場が正に横浜Fマリノスかな?

 ・・・ですので変なプライドは捨てて、結果や数字ありきではない、今までの歴史を大切にした月9にしか作れない作品群を愚直に生み出していく。そんな枠であってほしいと願っております。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします🎍

 

2023年 秋ドラマ総括

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 本日は有給休暇をいただいておりまして、早朝からクリスマス&お正月前にも関わらず、橿原神宮に参拝してまいりました。

 詳細は省きますが、先月の勤労感謝の日に秋の大祭に参列する予定だったんですが、体調が絶不調で急遽キャンセル。その日は震えながら寝たまま阪神タイガースの優勝パレードをテレビで観てました(涙)。

 本日は予想通り貸切状態だったんですが(苦笑)、絵馬も入れ替え時期でスペース空き放題でしたし、曇天だったのが現地に到着した途端に晴れてきまして。本当に今日は導かれていたな、スピリチュアルな一日だったな。そう感じました(*^^*)。

 それでは今夜の「トクメイ!」最終回で幕を閉じる秋ドラマの総括をアップしたいと思います!

 

1.小粒だった秋クール

 最近はほとんど意味をなさない。そう言われてもいますが、やはり無視できないのが平均世帯視聴率。

 今期はとうとう2桁作品がゼロという惨状に。その中でも地滑り的にワンツーフィニッシュを迎えたのが、TBS日曜劇場「下克上球児」とゴールデン枠に昇格した「家政夫のミタゾノ」の2作品。

 「ミタゾノ」はワタクシもシーズン1から欠かさず観ていて、いわば固定ファンががっつり付いてる状態。深夜枠の毒も思ったより温存されていましたし、最後の質問コーナー「教えてミタゾノさん」のらしいニヒルさが最高でございましたね~。

 一方の「下克上球児」は2018年に甲子園出場を果たして話題になった三重県立白山高校をモデルにしたスポ根ストーリー。

 さすがは絶対王者、日曜劇場。そつなく良作にまとめてくれていたんですが、監督の鈴木亮平さんが教員免許を偽造していた。そのくだりは蛇足でございましたね(>_<)。

 それこそ変化球は封印して、直球勝負してほしかったです🥎 

 

2.クリスマスイブを巡る考察

 さしたる話題作もなく、不作の印象が拭えない今クール。そんな中、52年振りに復活したフジテレビの金曜ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」も話題になっていましたが、個人的に刺さったのが、日テレ日曜ドラマ「セクシー田中さん」でございました。

 タイトルが誤解を招くのが勿体ない&いかにも無欲な日テレらしいんですが(苦笑)、どうしてどうして現代社会の生きづらさと希望、その対比を木南晴夏さん演じる田中京子がこれでもかと見事に表現してくれました。

 共演のめるること生見愛瑠さんのアクのない演技も、本当にレベルが高かったですしストーリー自体はかなり平板ながらも毎回飽きさせない&考えさせられる良作でございました!クリスマスイブの最終回、レストランサバランのパーティーのシーンはほろりとさせられましたね( ;∀;)。

 一方期待を大きく裏切ったのが我らが月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」。また月9は暗黒時代に突入。そう思わざるをえない退屈さでございました。その結果がまさかの前作「真夏のシンデレラ」をも下回る月9歴代最低平均視聴率の更新&1話を残した打ち切りでクリスマス前に終了してしまうという皮肉になりましたね(苦笑)。

 最終回は唯一見応えがありましたから、やはり最長でも2夜連続の2時間ドラマ枠にしておくべきだったかなと思います・・・。合掌。

3.ドラマ界の過重労働はいつ解消?

 いちいち挙げていればキリがありませんが、今クールも夏からの連続出演の方々が多かった。これは果たしていい傾向なのでしょうか!?

 本ブログでも感想をアップしていた「フェルマーの料理」に出演していた小芝風花さんは今年の春から出ずっぱり、次の冬も「大奥」主演で何と4クール連続出演で、さすがにこれは事務所も働かせすぎやろと( ゚Д゚)。

 命を縮めるような無理はしないのが令和流。長年のドラマファンとして、出演者の皆様のワークライフバランスも進んでほしい。陰ながらそう願っております。

 それでは今日はこの辺で。ひとまずは皆様、メリークリスマス🎄

 

 

「フェルマーの料理」最終回を観て~総括

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 大谷翔平選手に続いて、オリックスの山本投手も大リーグのドジャースに移籍が決定!これで戦力的には勿論のこと、あの野茂投手以来のドジャースフィーバーが巻き起こることは必至。楽しみでございます(*^^*)。

 それでは昨夜放送された「フェルマーの料理」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

1.王道の最終回

 まあ予想通りと云えばそれまでですが。個人的にはいい最終回だったのではないかと思います。

 病魔に侵された志尊さんの身を案じるが故に、料理を断念させようとする師匠の仲村トオルさん。それに対してもう一度一緒に料理をしたい髙橋文哉さん。

 髙橋さんの思いが、一度は空中分解したレストランKの面々を再集結させることに。仲村さんを納得させるための渾身のコース料理4品は、皆の料理人としての人生が集約された壮大な作品になりました。

 最後の高橋さんのハンバーグで、ようやく数式も復活し、仲村さんの心を動かすことに。自らも鳩のファルスをふるまい、志尊さんのことを息子のように思っていたからこそ、心配していたと打ち明けた。

 「真理の扉」は結局は永遠に終わらない螺旋階段。そのことに気付いて元気なのにシェフを辞めた自分に対して、愛弟子の志尊さんは病魔に侵されても料理の道に帰ってきた。

 「俺が神なら、お前は神を超えたんだ。頑張れ」く~、この台詞は劇中の志尊さんならずとも号泣でございますよね( ;∀;)。ワタクシには大いに刺さりました!!

 ラストはそれぞれの道を行くメンバー(レストランKは小芝風花さんが引き継いでいましたね)が描かれ、高橋さんと志尊さんは二人で小さな洋食屋さんをオープン。

 二人が料理をするシーンも微笑ましかったですね(*^^*)。ただこの最終回なら、高橋さんが前回闇落ちした下りは本当に蛇足だったかと。そこだけが少し引っ掛かりましたね・・・。

2.女優陣も豪華でした

 今を時めく小芝風花さんに、我らが白石聖さん。このコンビが観られることがワタクシの偽らざる裏テーマでありましたね(笑)。

 白石さんもかなり出番も多くて嬉しかったんですが、最終回はラストの洋食屋のシーンしか出番が無かったので、やはり小芝さんの方が完全に格上なんだな。その事実を再認識いたしました。

 一年ぶっ通しどころか、更にその先へ。何と小芝さんは次回冬クールも、20年ぶりの復活木曜劇場「大奥」の主演が決定。

 小芝さんは本当に役柄の幅が広い、器用な女優さんですから飽きることはないんですが、さすがにオスカープロモーションも働かせすぎじゃないのかと。

 高校野球の球数制限や働き方改革を初め、無理をしないのが令和の生き方ですから、少し小芝さんも休ませてあげてほしいですね~。と言いつつ「大奥」亀梨さんも出るので、ワタクシ的には観る気満開でございますが(笑)。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

 

「フェルマーの料理」第9話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 今週末は正に気温の境目。今日はまだ暖かいからいいんですが、明日から一気に冬モードに( ゚Д゚)。

 奇しくも明日は職場の皆でアメフトの甲子園ボウルを観に行く予定ですので、しっかり防寒対策をしないとやばいなと。最近ワタクシの周りでも体調を崩してる人、多いですからね・・・。皆様もコロナにインフル。感染症には充分ご注意くださいね。

 それでは昨夜放送された「フェルマーの料理」第9話の感想をアップしたいと思います!

 今回は闇落ちした髙橋文哉さんと仲間との確執。レストランKの崩壊。そして姿を消した志尊淳さんを高橋さんが訪ねて、もう一度料理を二人でやろうと持ち掛ける。そんなストーリーでございました。

 う~ん、個人的にはワタクシ今回の展開(正確には前回の終わり頃から)には否定的でございます(>_<)。

 どうやら原作漫画は未完ということもあり、後半はほぼオリジナルストーリーになっているらしいんですが、どうにも改変が過ぎると。これは劇中の高橋さん以上に脚本家以下、演出も含めた皆様の暴走である気がいたしますね~。

 今回はほぼ希望もなく、ひたすらダーク&ディープ&ヘビー。まるでメタリカのブラックアルバムを聴いているような重低音(笑)。

 二回連続で、数式とそれにまつわるレシピが出て来てないですし、ネタ切れ?を疑ってみたりして。このテイストならどんな不穏な展開になろうとも、数式の登場はマストでしょう。意外と第9話のような話を書くのは簡単だと思いますしね。

 後はミシュランの評価が落ちたことで高橋さんが追い詰められ、スタッフにパワハラしまくるシェフになったということなんですが、彼のキャラクター上それは無理があり過ぎる。二重人格という設定ならともかく(苦笑)。

 宇梶さんは孤高を極めるスタイルではなく、楽しんでいる内に皆を巻き込んでいくのがお前の持ち味だ。そう言って励ましてましたが、そんなこと言われなくても分かっているし、それ以外にはなれないだろ。視聴者の大半は同じこと思っていたはずですけどね。

 後はやはりこのドラマのヒロインは白石聖さん。高橋さんにとっては心の友なんだなと思っていたら負けじと最後に小芝風花さんも登場。

 しかし彼女は「岳にここでは料理はさせられない」そう言っていましたので、いよいよこれは自分の手にレストランKを取り戻す宣言なのか!?次週の最終回は全く読めない展開になってきましたね~。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良い週末を☀

 

 

「フェルマーの料理」第8話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 最近は仕事のノルマが過酷過ぎて、自炊すらほとんどしていない状況(>_<)。そんな中久しぶりにキラリと光るレシピ本に出会いました!その名も「虚無レシピ」。今大人気の料理系ユーチューバー、リュウジさんの最新作でございます。

 正直、ダークなタイトルとカバーに惹かれたのが一番。何せワタクシは、90年代ビジュアル系とホラー小説に(今も)どっぷりハマっている根暗オヤジでございますから(苦笑)。

 内容的には中々尖っているというか、いわゆる古き良き女性料理研究家、イタリアやフランスで修業を積んだ正統派シェフ等に正面から喧嘩を売る内容。なんせほとんどのレシピに味の素、投入でございますから( ゚Д゚)。

 ・・・でもいいんじゃないでしょうか。今の世の中、余りにも完璧が過ぎて、体力があり無理が効く人だけしか生き残れない。そんなディストピアになりつつありますから。

 自由でいいんだ、凡人はどんなにもがいても織田信長イーロン・マスクにはなれない。人生100年なんてクソくらえ。生涯現役、死ぬまでスキルアップ!?冗談じゃない。

 今川氏真織田信雄織田有楽斎みたいな先人を人生の師匠にしてもええやん。だからフェルマーの料理みたいな自炊をしなくても・・・。早速今週末から虚無レシピ、作ってみます。まずは「サバ缶だけ丼」からスタートしようかな(笑)。

 それでは今夜放送された「フェルマーの料理」第8話の感想をアップしたいと思います!

 前半は正にエピソード0的展開。パリで(日本じゃないところが運命的ですよね~)天涯孤独となっていた幼き日の志尊淳さんを引き取ったのが、天才日本人シェフだった仲村トオルさん。

 彼に拾われ、否応なしに料理の道を進むことに。ここで失敗して仲村さんに捨てられたら今度こそ人生詰んでしまう!!それこそ死に物狂いで志尊さんは修行に励みます。何だかスパイファミリーのアーニャにも通じる心情で、切なくなりますね。

 その甲斐あって世界的なシェフに上り詰めた志尊さん。しかしそんな彼を今度は脳腫瘍という新たな悲劇が襲います。しかも味覚を段々奪っていくという・・・。

 味覚が完全にダメになる前に、確固たる伝説を築く。そのために世界中から一流のシェフを集めてオープンさせたのが外ならぬ「レストランK 」。最後のピースが髙橋文哉さんだった訳ですが、流石に全てを彼に託すのは無茶ぶり過ぎて。

 ここであの闇落ちした髙橋文哉さんに完全リンクしてしまうんですね。まあ、これは何だかんだ言いつつもお互いに心の支えだった、白石聖さんが豪州に水泳留学してしまったのも大きいのかと(>_<)。

 何もかも失い、ひたすら追い詰められていく高橋さん。しかし及川光博さん演じる西門理事長からの経営権譲渡の申し出ははねのけるなど、要所要所の選択は間違っていないので、ワタクシは、彼の純粋さと数学を最後まで信じていたい。

 来週は文字通り、「レストランk」空中分解の危機でございますが、嵐の後の晴天を信じて、しっかり見届けてまいりましょう!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡