「フェルマーの料理」第4話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 ようやく秋らしい陽気になってきましたね。ワタクシの本日は芸術の秋。美術好きの親族と中之島美術館の「テート美術館展 光」を観てくる予定でございます(*^^*)。

 本当はずっと、ロンドンにあるテートギャラリーを訪れるのが夢なんですが。ワタクシが大好きなラファエル前派にとっての聖地でもありますし。しかし昨今の円安でますますその可能性は遠ざかったかと(苦笑)。

 まあ場所は近所でも観られる絵画は本物ですので、しっかりマスターピースの数々を堪能したいと思います。

 それでは昨夜放送された「フェルマーの料理」第4話の感想をアップしたいと思います!

 今まで白石聖さんに比べても今作では存在感の薄かった小芝風花さん。今回はようやく彼女の演じる紅一点シェフ、蘭菜にスポットが。それと同時にレストランKの過去にまつわる因縁も公となり、正に前半の山場となった第4話でございましたね~。

 人気レビュアー、綿貫氏の高評価を獲得するためにオーナーの志尊淳さんが大胆なメンバーチェンジを発表。

 遂に髙橋文哉さんは切り込み隊長の前菜を任されることに。花形の肉料理にコンバートされた小芝さんとヒントを探し求めます。

 小芝さんは来年冬クールも「大奥」に主演が決定で流石に出過ぎだろとも思うんですが、不思議と飽きが来ない。今回の蘭菜も「波よ聞いてくれ」のミナレ程はすっぱではないけれど、「転職の魔王様」の千春程清楚な純心女子ではない。

 一見ぶっきらぼうですが、しがない中華料理屋のイチオシ料理(あんかけ焼きそば)にもきちんと笑顔を見せて敬意を払うし、男性優位の料理界での苦悩も抱えている。何より料理に真摯に向き合う姿勢は体力作りから徹底していてストイックの一言。それは同じく女性シェフだった自身の母へのリスペクトでもあったんですよね・・・。

 ストーリー自身は渾身のイチジク料理が単品としては素晴らしいが、コース全体としてはマイナスの評価を受けた高橋さんが、あんかけ焼きそばをヒントにしたリカバリー作で見事に高評価を獲得。

 更に小芝さんの肉料理はコース内でも頭一つ抜けている、レストランKはまた訪れたい名店との最高評価となり、めでたしめでたしのはずだったんですが、ラストに衝撃の展開が!!

 何と「レストランK」は3年前までは小芝さんのお母さん(釈由美子さん、久々の登場ですね✨)のお店で、何と志尊さんが乗っ取って、レストランKに変えてしまったと・・・。これは一体どういうことなのか!?次回が待ちきれませんね( ゚Д゚)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、よい週末を☀

 

「フェルマーの料理」第3話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 今関西では大盛り上がり中の日本シリーズ。ワタクシは京セラドームの近くに住んでいるので、昨年は勿論オリックスを応援していたのですが、今年はやはり阪神タイガースの38年振り2度目の日本一を願わずにはいられないですね~。

 甲子園の初戦を落としたものの、残る2戦で共に劇的な勝利を収めて遂に王手。願わくば今夜一気に決めていただきたい。岡田監督、よろしくお願いいたします(*^^*)。

 それでは昨夜放送された「フェルマーの料理」第3話の感想をアップしたいと思います!

 今回のメインは高橋さんとコンビを組んだ板垣李光人さん。今回紆余曲折を経たもののようやく最後は認め合い、京都の有名料亭の跡取り息子、乾孫六だということを名乗ってくれました。まあ、ワタクシはずっと字幕を付けて観ているので「孫六」って表示、初回から出てたんですけどね(笑)。

 今回の料理は「甘鯛のポワレ 干し貝柱と生ハムのスープ仕立て」。小芝さんのうまみ成分の相乗効果のアイデアと、板垣さんのカツオだしの匂い立つ効果をしっかり取り込んだ正にチームプレーの一作。更に底には白米を忍ばせお茶漬け風に。

 ここでは高橋さんの家庭の味の記憶もちゃんと活かされていた。う~ん、これだけの要素が詰まった渾身作ですから前回のナポリタンに感銘を受けた、堀部圭亮さんは再びノックアウト。

 無事、国会議員の立場からのバックアップを約束してくれました(*^^*)。

 しかし、レストランKの経営、ワタクシもどう考えても採算取れてないだろと思っていたんですが、流石は数学的思考の高橋さん。入店一週間でそのことに気付いて志尊さんにしっかり質問してましたね。

 どうやら未来で高橋さんとスタッフ間で亀裂が入っているのは、料理のクオリティだけでなく、経営問題も関係していそうですよね。店を高橋さんが任されたのは間違いなそうですが、他の皆さんは料理以外には使えなさそうですからね~(>_<) 。

 今回のゲストは久保田紗友さん。堀部圭亮さんの娘役で、数学オリンピック金メダリストの天才少女という役柄でございました。

 料理の道に転身した髙橋さんを卑怯者呼ばわりするドSキャラでしたが、本音では淋しかったんですよね。幼馴染でずっとこれからも切磋琢磨して数学の道を究めたい。そう考えていたんでしょうから。

 後はまあ野暮な詮索ですが高橋さんに💛だったのを、疎遠になったせいで白石聖さんにいつの間にか取られてしまっている。いやはや、イケメン男子ってやっぱ、生きているだけで罪な存在なんですね(笑)。

 では今朝はこの辺で。今夜は皆でgo-go阪神タイガース🐅🥎

 

 

「フェルマーの料理」第2話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 いよいよ本日から日本シリーズが開幕。対戦カードは阪神VSオリックスということで、実に59年振りの関西ダービーが実現。本日はJリーグもガンバVSセレッソ大阪ダービーがありますので、大阪は熱くなりそう。楽しみですね(*^^*)。

 それでは昨夜放送された「フェルマーの料理」第2話の感想をアップしたいと思います!

 髙橋文哉さんがいよいよレストランKへ見習いとして入店。今までの数学の世界とは真逆の、正に戦場、肉体勝負の現場に初日から大苦戦!正式採用を賭けた渾身のまかないの肉じゃがも全否定され、中々前半は厳しい展開となってしまいました(>_<)。

 今作はキャストがやや地味なせいで金曜ドラマ枠なんですが、内容的にはもろ日曜劇場ですよね~。今時、認められるまでスタッフが名前すら名乗らず、どんどん乱雑に皿洗いを押し付けるなんて、有名店なだけに動画アップされたら即炎上👉閉店でっせ(苦笑)。

 まあそんな風にいつまで経っても昭和の価値観からアップデートできないから、今年GDPが伏兵ドイツにまさかの逆転を許して、4位に転落してしまったんですよね(>_<)。実に30年もの間実質ゼロ成長、おまけに今は超円安で日本が勝手に失速&自滅したんだよな・・・なんて話が逸れましたね、失礼。

 苦悩する高橋さんにヒントをくれたのが、同じく故郷の山梨から状況してきた白石聖さん。彼女も推薦入学した水泳部で、ライバル達との実力差に打ちのめされる訳ですが、お互い支え合う姿がいいですね。まあいずれは爽やかな恋に発展するのかな、なんて期待大です。

 慣れない料理の世界でカルチャーショックを受けた高橋さんも、得意の数学センスを駆使し、スタッフの動線を読み切ることで見事なアシスト役に急成長。

 多国籍なスタッフがいるため、日本の家庭料理では勝負できないことを悟った高橋さんは、肉じゃがの風味をフィレ肉に落とし込み、更に焦げたジャガイモのピューレを添えることで見事にリベンジ!ようやく皆が名前を名乗り、晴れてレストランKの一員として認められました(*^^*)。

 しかし2024年の不穏な空気、サイコパス化した高橋さんのパワハラに悩むスタッフはどうやら現実のよう。まあこれこそが「鏡の法則」。人には優しくしとかないと報いがきてしまう・・・みたいな気もするのですが。

 何より看板シェフの志尊淳さんがいなくなっているのは何故!?というところが最大の謎。しかしこの展開も何だか前作「トリリオンゲーム」そっくりですね(笑)。

 それでは今朝はこの辺で。関西人の皆様、本日は熱く燃え盛りましょう🔥

 

 

僕は、貴方を忘れない

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 去る10月19日に、脳幹出血により、BUCK-TICKのボーカリスト櫻井敦司さんが亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。

 正直、混乱しています。だから今夜はあまり巧いことは言えそうになくて。

 僕にとって櫻井さんは本当にカリスマでした、憧れでした。

 高校2年の夏に友人と生まれて初めて参戦したライブもBUCK-TICK。2017年の神戸でのライブで、櫻井さんの雄姿を1階最前列で観ることができたのは生涯に残る思い出です。

 一度もメンバーチェンジもせず、コンスタントにアルバム制作も続けて気付けば40年近い年月が流れて。本当にBUCK-TICKは世界的にも稀有なバンドでした。

 ライブ中に倒れ、櫻井さんは還らぬ人となりました。でも、あれだけ死について散々歌い上げ、時にはダーク、時にはネガティブが過ぎる詩世界を吐露していた櫻井さんが、ステージの上で人生を終えるなんて、誰よりもロックだな、ロックな生きざまだったなと。

 明るく前向きな歌を歌いながら、突然自死を選ぶアーティストだって少なくないのに、櫻井さんは誰よりもストイックに音楽と向き合い、最期の時までボーカリストであり続けた。BUCK-TICKのファンで良かった。櫻井さんのファンであったことを、ワタクシは心から誇りに思います。

 今夜、櫻井さんを偲んで聴く歌は?余りに名曲が多過ぎ、それこそ「die」や「忘却」みたいな追悼の歌もある中で、心に浮かんだのはデビュー曲の「JUST ONE MORE KISS」。

 ”天使のざわめき 悪魔のささやき” 時に天使で、時に悪魔で。唯一無二の櫻井さんを眠りの中で、明るく送り出したいと思います。

 これからも櫻井さんの歌を大切に、生きていきます。安らかにお眠りください。本当に、お疲れ様でした。ありがとう。櫻井敦司。僕は、貴方をずっと忘れませんからね。

 

「フェルマーの料理」第1話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 いやはや、昨日の夜は興奮しました。我らが阪神タイガース、CSで広島に3連勝!無傷で18年振りのセ・リーグ制覇を改めて確定させて、日本シリーズへ。これはオリックスとの実に59年振りの関西対決が現実味を帯びてきましたね~。

 勝利インタビューで岡田監督も言ってましたが、打線は今一つで正直辛勝続きだった感は否めない。しかしそれを可能にするのは、あのJFK以来と云ってもいい盤石の投手陣とおよそ従来のイメージとは異なる鉄壁の守備力。

 これは38年振り2度目の日本一も充分狙える。そんな気がしています。来週末からの熱闘に期待したいですね(*^^*)。

 それではそのCS終了直後に始まったTBS金曜ドラマフェルマーの料理」第1話の感想をアップしたいと思います!

 料理は科学。最近は常識となった感のある定義です。今回は志尊淳さんが若くしてミシュランの一つ星を取った天才シェフ。そしてその彼に才能を見出されて料理の世界に足を踏み入れた数学者志望だった学生を高橋文哉さんが演じる。前作「トリリオンゲーム」に続く若手男優さんのW主演作品となりました。

 今回のお題はナポリタン。これね、料理を作る方なら大体はレパートリーに入っていて、人の数だけ作り方がある気がいたします。

 高橋さんの作ったナポリタン、数学的素養を活かした逆算の美学。正に科学。実はワタクシ同様、弟も料理をするんですが、彼の作るナポリタンに近いな。と。まあ弟は天才数学者にはかすりもしませんが(笑)、ワタクシと違ってITに強い理数系。

 食べた時に自分と全然違うなと感じました。ワタクシは完全に右脳派、まあバターとケチャップたっぷりのこってり系。ただ近所に住む親族には大評判で月に一度は作って差し入れております。

 折角の東大合格を辞退なんかされたら父親としては凹むのも無理ないですが、流石は宇梶剛士さん、最後はらしい演技でしっかり息子の旅立ちを祝福してくれました!当ブログでは福原遥さんと並ぶ推しの双璧、白石聖さんもほぼ出ずっぱりで👍今後は高橋さんとの恋も芽生えるのか、見逃せませんね~。

 そして何だかんだでこのブログではお馴染みの小芝風花さん。実に3クール連続の出演ですが、今回のクールなスーシェフ役はまた今までとは違う雰囲気で本当に演技の引き出しの多さには脱帽!何となく高橋さんとは不穏な未来が描かれていましたが、あのパワハラシーンは妄想シーンだった・・・みたいなオチを期待してます(>_<)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良い週末を☀

 

2023年夏ドラマ振り返り

 皆様こんばんは。ご無沙汰しております、TOSHIXXXです。

 先程まで女子バレーワールドカップを観てましたが、火の鳥ニッポン1セットも失うことなく破竹の5連勝!おめでとうございます(*^^*)。

 名将真鍋監督が復帰してチームに勢いが出てますよね。週末ラスト2連戦はいずれも格上との対戦ですが、何とか2位以内に入って来年のパリオリンピック出場を果たしてほしいです。応援してます🏐

 それではまだ一部ドラマは続いていますが、今夏の連続ドラマを振り返りたいと思います!!

 今期は日曜劇場「VIVANT」の独り舞台。視聴率もうなぎのぼりで、最終回は20%に肉薄。数字の上でも(他作品は平均2桁もなし)圧倒的でございました。

 ただワタクシ的には最大公約数のマジックに掛かったと言いますか、あれだけのスケールと堺雅人阿部寛を初めとする超豪華俳優陣。観ない訳にはいきませんでした。

 ですので、一部でヒートアップし過ぎた感のある考察祭りも興味が無かったと言いますか・・・個人的には福山雅治さんの前作の方が好きです(笑)。とはいえ、「VIVANT」なしではこの夏クールを語ることは出来なかったですよね~。

 大成功の日曜劇場の裏で、過去最低平均視聴率を更新して惨敗したのが我らが月9「真夏のシンデレラ」。

 久々の真夏の恋愛ど真ん中作品で放送前は期待されてたんですが、蓋を開けたらあらら(>_<)。

 地味なキャスト陣、それと今ドキ夏のトレンディドラマ系恋愛ものなんて古いでしょ!などいろいろ言われてるんですが、結局は脚本力の低さ。そこに尽きるんでしょうね。

 唐突にぶち込まれては放置される数々のエピソード。感情移入できない微妙な性格の登場人物達。ヤングシナリオ大賞出身の大型新人とのことでしたが、アマチュア感、中高生レベル感が半端なかったですよね・・・合掌。

 それでも敢えてひと夏の原点回帰に挑んで見事に散った月9。美しい花火をあげてくれました(*^^*)。

 後は我らがまいんちゃんこと福原遥さんがシングルマザー役に挑んだ「18/40~二人なら恋も夢も」。視聴率同様、あまり評判は良くなかったですが、ワタクシ的には良かったです。

 登場人物も前出の「真夏のシンデレラ」と違って皆いい人でしたし(笑)、令和なら断然こちらかな。そんな恋のリアリティもありましたしね。

 同じ朝ドラヒロインではありますが、福原さんはもう浜辺美波さんには(今回の「らんまん」での浜辺さんの演技はホント、圧巻ですよね!!)完全に水を空けられてしまい、大女優というルートは難しそう(涙)。

 ただ来年冬には「正直不動産2」の放送&出演も決定しましたし、波璃さんみたいに大ブレイクはせずとも息の長い活躍をしてほしい!勿論これからも推しでございますよ~。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

 

「2023年春ドラマ総括」

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 約6年、当ブログを運営させていただきましたが、本日で一旦活動を終了させていただきます。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました(*^^*)。

 という訳で、最後の記事は本日の「合理的にありえない」で幕を閉じる春ドラマの総括記事をアップしたいと思います!

 

 

1.文字通りの”明暗”

 今クールはキムタク VS 福山雅治の頂上決戦が話題に。

 蓋を開けてみると平均視聴率2桁を唯一維持した福山さんの日曜劇場「ラストマン」の完勝。キムタクの「教場0」は我らがキムタク主演ドラマの平均視聴率が、遂に史上初の1桁に転落の大惨敗。文字通り明暗がはっきり分かれる結果となってしまいました・・・。

 クオリティ的には決して「教場0」もそこまでひどくはなかったと思うんですが、今回はTBSとフジの戦略の差がはっきり出た。そういうことなんでしょう。

 「ラストマン」は完全オリジナル作品。ややストーリーに強引さがありますが定石通りの1話完結の謎解きもの。特に昨日の最終回は圧巻!王者日曜劇場、ここにあり、でしたね〜。何より雰囲気が明るく、完全懲悪もはっきりしていて観易かった。

 対する「教場0」はまず雰囲気が重く、月曜から観るには非常にヘビー。更に、決してレベルが高いとは云えない(古畑任三郎とは雲泥の差)倒叙ミステリーであったことも致命的。

 一時改革に成功し、息を吹き返した月9ですが、またまた豪華ゲストに頼る展開もなんだったかなと。

 ようやく重い腰を上げて月9に出てくれたキムタク。それがこの結果ではもうキムタクは今後、フジテレビのドラマには出てくれないかもしれませんね・・・。

 踏んだり蹴ったりのフジテレビですが、連敗続きだった水10対決でようやく日テレに勝利できたことはせめてもの救いですね。さすがは波瑠さんでございます。(次回夏はその波瑠さんが日テレ水10に出演!正に仁義なき戦いですね〜)

 「わたしのお嫁くん」も後半はグダグダでひどいモノでしたが、しっかり作られていた「それってパクリじゃないですか!?」に比べて明るいコメディタッチだったことが奏功したかも。

 もうね、令和に入ってからいいことないですから、皆お腹いっぱいなんですよ、重くて暗いモノなんて観たくない。

 そういう点で見れば円安とインフレで実質数字だけカサ上げされている日経平均株価も、形はどうであれ33年振りに史上最高値=夢の4万円台に突入してくれたら、きっと世の中の空気が久々に明るくなるのかもしれませんね~。

2.不完全燃焼

  他ドラマでは最終回が不完全燃焼。そういう声が多々見られた春クールでもございました(>_<)。

 ワタクシが視聴していたドラマで云えばTBS金曜ドラマ「ペンティングトレイン 8時23分、明日 君と」。

 荒廃した未来から現代へ帰還。その後をラスト2回で描いたのは斬新で良かったと思うんです。

 しかし、まるで打ち切りのような唐突なラスト!様々な伏線も全く回収せずで、ああこれは我らが福原遥さんの代表作に(ならなかった)「舞い上がれ」と同様だな・・・と。まあコンプラが厳しい&予算が少ない。その点も大きいのでしょうか。

 最近の脚本家の方で唯一気を吐いている気がするのは、「ラストマン」の黒岩勉さんですかね。髭ダン共々彼を見出したのはフジテレビ。やっぱり好きです。株主優待のオリジナル手帳、毎年愛用していますし(笑)

3.地上波ドラマのこれから

 インターネットの功罪。それは色々な物を無料にしてくれた反面、貧富の差を広げ、日本で云えばまた戦前のような格差社会に戻してしまったことでしょうか。

 最近ではAmazonプライムやWOWOWで良質のドラマが作り始められています。受信料を払っているNHKはまだマシだと思いますが、貧すれば鈍すで、最近の民放ドラマのレベルの低下(脚本家のレベル低下もひどい)は目を覆うばかり。

 かつての池田首相曰く「貧乏人は麦を食え、タダでしかテレビを観れない貧乏人はクソドラマを観とけ」そう言われている気がして・・・。長年のウォッチャーからすれば悲しいことです。

 でも、また「半沢直樹」や「逃げ恥」のような国民的ヒットドラマはきっと民放から出てくるだろうと。ワタクシはそう信じています。

 我らが月9も次回作は久々のキラキラ恋愛もの。これは桐谷美玲さん主演「好きな人がいること」以来じゃないでしょうか。

 目先の数字のために、やりたくない、らしくない医療モノや刑事モノばかり放送して、いつしか作品もどんどんらしくない、暗い雰囲気ばかりになって。

 大コケしていいから(正直なところ、キャスト的にはかなり厳しいでしょう)原点回帰して、一番自分らしい個性で勝負する。それは生きていくために全てを諦め、死んだように仕事をしている我々アラフィフ人間にも何か、一石を投じてくれるのかもしれません。応援しています。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、今まで本当にありがとうございました✨