皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。
去る10月19日に、脳幹出血により、BUCK-TICKのボーカリスト、櫻井敦司さんが亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。
正直、混乱しています。だから今夜はあまり巧いことは言えそうになくて。
僕にとって櫻井さんは本当にカリスマでした、憧れでした。
高校2年の夏に友人と生まれて初めて参戦したライブもBUCK-TICK。2017年の神戸でのライブで、櫻井さんの雄姿を1階最前列で観ることができたのは生涯に残る思い出です。
一度もメンバーチェンジもせず、コンスタントにアルバム制作も続けて気付けば40年近い年月が流れて。本当にBUCK-TICKは世界的にも稀有なバンドでした。
ライブ中に倒れ、櫻井さんは還らぬ人となりました。でも、あれだけ死について散々歌い上げ、時にはダーク、時にはネガティブが過ぎる詩世界を吐露していた櫻井さんが、ステージの上で人生を終えるなんて、誰よりもロックだな、ロックな生きざまだったなと。
明るく前向きな歌を歌いながら、突然自死を選ぶアーティストだって少なくないのに、櫻井さんは誰よりもストイックに音楽と向き合い、最期の時までボーカリストであり続けた。BUCK-TICKのファンで良かった。櫻井さんのファンであったことを、ワタクシは心から誇りに思います。
今夜、櫻井さんを偲んで聴く歌は?余りに名曲が多過ぎ、それこそ「die」や「忘却」みたいな追悼の歌もある中で、心に浮かんだのはデビュー曲の「JUST ONE MORE KISS」。
”天使のざわめき 悪魔のささやき” 時に天使で、時に悪魔で。唯一無二の櫻井さんを眠りの中で、明るく送り出したいと思います。
これからも櫻井さんの歌を大切に、生きていきます。安らかにお眠りください。本当に、お疲れ様でした。ありがとう。櫻井敦司。僕は、貴方をずっと忘れませんからね。