「大恋愛~僕を忘れる君と」第6話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 背中もだいぶマシになり、まだ短い距離ですが今週からランニングは再開しております(*^^)v本当は、明日の天空ハーフマラソンにも出場したかったですが・・・。ただ来月の鈴鹿シティマラソンには間違いなく参加できそうですので、気持ちを切り替えて準備を進めたいと思っております。

 では昨日観た「大恋愛~僕を忘れる君と」第6話の感想をアップしたいと思います!

 前半はかなりのハイペースで飛ばしてきた本作も、今回はギアチェンジ。かなり減速した第6話だったと感じました。

 ただそこはさすがの大石先生。決して手抜きであったということではなく、これはあくまでストーリーの進行上の措置であると。特に戸田さんとムロさんの新婚の幸福なエピソードを丹念に描くこと。それが必要だった訳なんですね。(*^^*)(*^^*)

 あんなにベタベタイチャイチャで、心より小説を書くことを応援してくれている。しかも美人編集者の木南さんも付いて、取材に対談に執筆とキラキラしまくりの日々。しがない日曜作家の私としてはもう夢オブ夢の情景ではあるんですが、決してジェラシーは沸かない。寧ろずっとこの二人の幸せが続いてくれたら・・・そんな淡い期待さえ、私はテレビの前で抱いてしまいました( ;∀;)。

 しかし早くも事態は暗転。MCIの症状を医学生の前で発表する場で、突然戸田さんが倒れ一気に病状が進行(>_<)。おまけに不気味な同じMCI患者の、小池徹平さんの暗躍も始まり・・・。これは次回以降またまた一気に大石先生、トップギアに持っていきそうな気がいたしますね~。

 そして今回の話、決して大石先生は意識されていなかった気がしますが、何だか今の日本の状況を暗喩しているように思えました。

 まず、子供を持とうと言ったムロさんに対して逡巡した戸田さん。果して今の私達の下に生まれてくる子供は幸せなのか?そしてよくよく考えてみれば、ムロさんは捨て子、戸田さんと主治医の松岡さんはいずれも一人っ子。これ、今の日本の少子化の現状や背景をリアルに映しているとは言えないでしょうか?

 悲劇の前の小さな幸福。困難の前の最後の安らぎ。それは東京オリンピック前でささやかに浮かれている今の日本と重なる。私はそんな気がしています。

 これから一気にMCIが悪化していく戸田さんは、正に日本の象徴。TPPや外国人受け入れで始まる、グローバル化による日本人の賃金低下。東京オリンピック後の不況。少子化がもたらす国際競争力の低下。2025年問題で高齢者が激増し、日本人の貯金残高が目減りすることによる国債暴落の危機。そして最後に日々進化する人工知能が、私達の雇用を劇的に奪っていく・・・。

 もうこれからの日本は、戸田さんと同じように未曽有の危機に突入していく訳です。私は今を生きる貴方に問いたい。心の準備は、できていますか?

では今日はこの辺で。皆様、良い休日を☀

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