「下町ロケット」第6話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 2夜に渡って放送されたNHKスペシャル人生100年特集、本日の方はまだ録画で観れていないんですが、昨日放送された第1話の内容は色々と考えさせられました。

 認知症の方々と最近話題の特サ住の生活がメインでしたが、その中に100歳を超えて(妻には先立たれた)男性の方が(車椅子でした)出てて、色々徘徊してしまうんですけど、意識が正常な時にこんなに生きてしまって申し訳ない。そんな意味のコメントをされたんです( ゚Д゚)。

 私は怒りを覚えました、私達アラフォー世代と、すぐ上のバブル世代に。

 悪いのはこの男性ではないんです。この方は100歳ですから、あの悲惨な太平洋戦争も戦後の復興期もそれこそ死ぬ思いで乗り切ってこられた。この先人達のご苦労があって今がある。それを、そんな大功労者の先輩方に肩身の狭い思いをさせている。そこまで日本を貧しくしてしまったのは、間違いなく私達現役世代なんです( ;∀;)。

 確かに就職、育児、ブラック企業での勤務等私達もそれなりに苦労はした。しかし結局この30年、ほとんど世の中は変化していない。例えば中学生の時と今年の紅白は出演者が違うだけでほとんど同じ。後は今年のロシアワールドカップとあの2002年の日韓ワールドカップもほとんど同じ。いかにこの日本が進歩していないか。そういうことなんだと思います。そんな私達とその子供達の夢の職業がず~と公務員(苦笑)。

 一応体験者から云わせていただくと、公務員なんて、いざなってしまえば人間関係めんどくさいし、人間失格みたいな人も多いですよ(>_<)。少なくとも子供の頃から憧れるものなんかじゃない。

 先程の男性だと、洗濯機、掃除機、電子レンジにマイカーやカラーテレビ。そういう物に初めて触れた時、本当に感動したと思うんです。しかし後に続く私達は何一つそういう物を残せなかった。今のネットやGAFAって、完全に米国発ですものね。

 PCとスマホ以外、物心ついた時から家にある物がほとんど同じ。1億総停滞社会。明治維新や戦後直後のダイナミズムは、本当に凄かったんでしょうね。個人的には不景気よりもそんな退屈な時代がずっと続いたことこそが、真の失われた30年だったと思います。

 それ故、モーレツに働く必要はありません(もうそういうことが必要な時代でもないですよね)が、私達はこのまま老後の資金だけ(つまりは自分のことだけを)心配して、ただ先達が築いたシステムに乗っかっただけなのに、人生苦労したと勘違いして人生を終わってはならない。

 幸い、高齢社会、AIやドローン、自動運転、VR等の新技術の台頭でバブル崩壊後、ようやく日本も激動の時代に入っていきそうです。ここでもう一度私達現役世代が知恵を絞り、日本を豊かにする。その使命を感じた次第でありました('◇')ゞ。

 それでは先程観た「下町ロケット」第6話の感想をアップしたいと思います!

 いよいよ後半戦。今回からヤタガラス編が始まりました。今回は本当に神回だったと思います(*^^)v。

 吉川のアニキも大活躍でしたが、無人ラクターで今後の超高齢社会に立ち向かう。そうしないと日本の農業は崩壊し、食糧自給もいよいよできなくなる。日曜劇場にしては珍しく未来志向のお話でした。

 そうなんです!よくよく考えてみれば阿部さんもバブル世代。こういう方がイノベーションを起こしていかないといけないんです。

 ただ会社に行って仕事してるふりではダメなんです。それはもうこれから労働では無くなる。私も猛省でございます( ;∀;)。例えば通勤とか自転車でいいんです。職住近接。日本社会は本当に転勤とか単身赴任とか、そういう所も本当に非効率ですからね~。来週以降も、未来志向のお話でお願いいたします!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

f:id:TOSHIXXX:20181118230431j:plain