2020年 春~夏ドラマ総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は久方ぶりに有給休暇をいただきまして。散髪行ったり、通帳記入したり地味に平日ホリデーを過ごし、この記事の下書きもしっかりできました(笑)。

 まだまだ続くコロナ禍。その影響はドラマ界にも及び、正直各クールの境界線も曖昧になりつつある現状です。

 しかしこの夏である程度の区切りは付いたようで。10月クールは一部を除き、ほぼ全ての枠で新ドラマが開始されることから、昨日までを一区切りとして一旦総括記事をアップしたいと思います!

 

 

1.「BG2」が牽引した春クール

 緊急事態宣言が発出された4月。会社も学校も、日本全国ほぼ全ての人々が自粛の影響を受けましたが、それはドラマ界も例外ではありませんでした( ;∀;)。

 春クールは軒並み開始が遅れる、若しくは途中での中断を余儀なくされて。正直GW明けまではテレ東系「行列の女神~ラーメン才遊記」が孤軍奮闘しているような状態でございました。

 宣言が解除された6月からようやく春ドラマが再開されましたが、その中では「BG2」が視聴率的にも内容的にも№1の出来。昨年からのキムタク人気復活。これは第二のキムタクブーム到来なのではないかと。長年のファンとしては嬉しいですね(*^^*)。

 もう一つ大きな話題を呼んでいたのが13年振りに復活した「ハケンの品格2」。しかしこちらは大苦戦(>_<)。

 う~ん、まず派遣社員の扱いが13年前と何ら変わっていない点が大きく違和感。今時派遣社員にこんなセクハラ、パワハラなんてありえない。日々派遣社員の皆様とも仕事をしているワタクシとしては、この絶望的なリアリティの無さが最後まで引っ掛かってしまいまして。

 後半大泉洋さんが登場して、何とか盛り返してくれましたが、やはりお仕事モノドラマのパイオニア、日テレ水10ドラマにはきちんと取材と考証をお願いしたいですね~。

2.何と云っても半澤直樹!!ドラマ界の倍返しだった夏クール

 春ドラマが分断された印象の夏クール。6月開始を選択しなかったドラマ群はそのまま夏クールにスライドする展開となりました。

 その夏クールで圧巻の横綱相撲を見せたのが、言わずとしれた日曜劇場「半澤直樹2」。平均視聴率は25%越え、最終回は関西では34%越えと一体いつの時代のドラマ?と突っ込みたくなる驚異的な数字を獲得しましたが、いやはやこれこそ真のエンターテイメント!!

 ワタクシも毎週観ていましたが、主人公半澤直樹のぶれない正義感、そしてどんでん返し続きの長大かつ重厚なストーリー。何だか悔しい位、作品の世界に引き込まれてしまいました。

 やっぱり今のドラマは、小粒になってしまってるんだなということを痛感しました。個人的には香川照之さん演じる大和田常務が、今回は特に光っていました。そして最終回の上戸彩さんの「生きていれば何とかなる」。この台詞には涙。お見事でした、文句なしの大傑作!!まずは令和のドラマ界はこの半澤越えを目指す所からスタート。そういうことになりましたね( ^)o(^ )。

 放送自粛が我々ドラマファンの飢餓感を煽ったこともあり、夏クールは全体的に高視聴率ドラマが他にも多数出ました。その中でもダークホースだったのが、TBS火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」。

 その前の「逃げ恥」特別編を観ていた流れで何となく観始めましたが、これは予期せぬ良質ドラマで。最終的にはノベライズ版を購入してしまう程ハマりました。

 いわゆる「逃げ恥」のツインドラマというか、アンサーストーリーと言いますか、とにかく共通点が多かった(ガッキーと多部未華子さんも仲のいい高校のクラスメイトだったようですし)「ナギサさん」ですが、最終的には「逃げ恥」を超える平均視聴率をマークしました。

 個人的には「逃げ恥」の最終回辺りでワタクシも含め、少なからず視聴者が引いてしまったケレンミを、今回は徹底排除。安心安全ハッピーエンドの王道ストーリー。そこが成功の秘訣だったのではないかと。そう考察いたします。まあ保守的すぎて面白みに欠ける。そういう意見もあるかもしれないですけどね( ゚Д゚)。

 この半年、金曜ドラマも含む3枠全てで平均視聴率2桁獲得のグランドスラムを達成したTBSが独り勝ち。さすがはドラマ界の王者TBS!こういう国難の時期にこそ真価を発揮しましたね~。

 逆に全く存在感を発揮できなかったのはフジ。木曜劇場は相変わらずの低空飛行(個人的には「アンサング・シンデレラ」はかなりハマってたんですけどね)、そして月9は中断を挟んだとはいえ「SUITS2」はいつまでやるの状態(苦笑)。

 これから海外のマーケットを見据えて15話程度のドラマを放送していく予定の月9陣営ですが、グローバル化が止まってしまった今、果たしてその戦略は合ってるの?と余計な心配をしてしまいますね(>_<)。

 とにもかくにも再びドラマに溢れた日常が戻ってきたことに感謝せずにはいられなかった、2020年の夏でございました。

 

3.若手女優陣の活躍は?

 コロナ禍により大きなダメージを受けた日本の芸能界。しかし昨年度からすこしずつ進行し始めた世代交代の波は収まるどころか、一層強くなってきた。ワタクシはそう確信しております(*^^*)。

 その中でも長らく世代交代が進まなかった女優界が、特に地殻変動が進んできておりまして。

 その筆頭は昨日最終回を迎えた「私達はどうかしている」のヒロイン、浜辺美波さん。まさかの昔懐かし大映ドラマを彷彿させるドロドロ劇でしたが、昔のアイドル(小泉今日子さんとか南野陽子さんとか)は皆さんこの道を通ってきていますからね。

 早くも来週金曜からNHK金曜ドラマ「タリオ 復讐代行の二人」に出演。この1年ほぼ出ずっぱりで、ピークアウトした感のある広瀬すずさんを抑えて今の勢いは№1。今後も世代交代の中核であることは間違いないですね( `ー´)ノ。

 その浜辺さんの対抗馬にまで一気に躍進した感があるのが、小芝風花さん。コロナ禍の中でも春は「美食探偵」、夏は「妖怪シェアハウス」で健気なヒロインを熱演。かなり世間の認知度も高まりましたから、浜辺さんと並んで近い内に朝ドラヒロインを務めてくれそうな気がしますね~。

 このブログでイチオシの白石聖さんも、現在「恐怖新聞」で毎回血しぶきを浴びながらも(まさかの時代劇デビューも(笑)してくれましたね)体当たりの演技を披露。基本的にサイコパスだったりクセのあるヒロインを演じることの多い白石さんですが、来年辺りびしっと正統派キャラの主演ドラマを射止められれば、一気にブレイクもあり得る。要注目でございます。

 一方推しの双璧まいんちゃんこと福原遥さんは、足踏み状態(>_<)。浜辺さんの更に下の世代で、ワタクシがネクストブレイク当確と考える清原果耶、森七菜、南沙良の三人娘の台頭も著しく、正直この激戦を勝ち抜くのは厳しくなってきたかと・・・。

 しかし来年の新春SP「教場2」に出演決定、我らがキムタクと共演も決定しましたので、焦ることなく福原さんには地道にキャリアを積み上げていただきたい。勿論これからもこのブログでは全力応援でございます!!

4.今、伝えたいこと

 最後に今日本のドラマ界を覆う、自殺の連鎖について少しお話させていただきたいと思います。

 このコロナ禍は色々な価値観をひっくり返し、不要不急という言葉を生み出してしまいました。いわゆる芸能や演劇も生活には必要ないよね。そんな風潮になってきていて、心が折れてしまった俳優・女優の方が沢山出てきてしまっている。正に危機的状況と言わざるを得ません。

 でもひとこと言わせてください。芸能や演劇、テレビドラマ等が生きていくために不要なものだなんてワタクシはこれっぽちも思っていなくて。

 いつだってストーリーは私達に力をくれる。乾いた日常をそっと潤してくれる。例え幻想であろうが空想であろうが受け手の心で芽を吹けば、それは大きな木となり、変わることのない真実になる。

 だから下を向かないでください。これからも私達の心に花束を届けてください!!私達はいつだって、貴方達の作り出す作品を心から楽しみにしていますから。

 それでは今朝はこの辺で。今日から10月。久々のネクタイが窮屈ですが、しっかりがんばりましょうね👔

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「おカネの切れ目が恋のはじまり」第3話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 三浦春馬さん、芦名星さんに続いてまさかこの方まで・・・。今更申すまでもないことですが、去る9月27日の日曜日に私達は日本を代表する大女優、竹内結子さんが逝去されたことを知ることとなってしまいました。謹んでお悔やみ申し上げます。

 個人的には、三浦さん、芦名さんより(誤解を恐れずに言わせていただければ)竹内さんの死は本当にショックでして。

 まずは年が近い、同じ40代ということで、それこそ竹内さんのドラマはまだ社会人になる前から拝見していました。今回のコロナ禍の中でも、日テレ系列で「ミス・シャーロック」が放送されていて、優雅な世界観と貫地谷しほりさんとバディを組んで事件を解決していく竹内さんが本当に鮮やかで。明るい気持ちになれました。だからこういう悲しい出来事とは一番遠い存在だとワタクシ、勝手に思っておりまして。

 そしてもう一つショックだったのは、やはり彼女がまだ幼い二人の息子さんを残して現世から旅立ってしまったこと。

 私にも離れて暮らす一人娘がおりまして。歳は竹内さんの長男さんの一つ下。私も少なからず日々死を意識しながら生きてるコミュ障ネガティブ人間ですが、それでも子供の養育費や時には美味しい物を贈ったりして、そのために頑張ろう、たとえ嫌なことばかりでも我慢して働こう。そして娘は成人してから幸せをつかんでほしいな、なんてことをいつも考えておりまして。

 娘とドラマがこの世に無ければ、とっくに私だって自殺してたかもしれません。だから何があっても竹内さんにも、お子さんのために踏ん張ってほしかった・・・。これがワタクシの偽らざる思いでございます。覆水盆に返らず。また光が日本を照らしてくれること。そしてこれ以上、悲しい連鎖がこの国に広がることが無いように。ワタクシは願ってやみません。

 でも、竹内さんは沢山素晴らしい作品を残してくれました。最後まで女優だった彼女の人生は、本当に輝いていたと思います。今までありがとうございました。

 それでは先程放送された「おカネの切れ目が恋のはじまり」第3話の感想をアップしたいと思います!

 今回は三浦翔平さんの過去が遂に露呈。既婚者であったことをリークしたのはマネージャーの大友花恋さん。松岡茉優さんとのデートに横恋慕した彼女が、腹いせに週刊誌にリーク・・・。奥さんは離婚を告げ、正に修羅場の第3話でございました( ゚Д゚)。

 松岡さんは失意の翔平さんに好きですと告白するものの、あえなく玉砕( ;∀;)。しかしこれは翔平さんのせめてもの誠意だった気がしますね。だってそのショックで髪を切ってしまうようなピュアな女性なんですから。ああ、モテる男も辛きなりです。

 しかし最後の雷のシーンで三浦春馬さんとまさかの(ハプニング的?)フレンチ・キス!!いやはや、全4回のつもりで作っていたはずはないんですが、しっかり来週にピークが来た気がします。心して見届けたいですね(*^^*)。

 後は松岡さんが翔平さんに語った言葉が刺さりました。「今がどん底でも、その内上がってこれます」「完璧な人より、少し綻びがあった方が人間らしくていい」どうしてこの言葉が春馬さんに届かなったのか・・・。切ないですね。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「おカネの切れ目が恋のはじまり」第2話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 シルバーウイークももうすぐ終わり。いかが過ごされてましたか?今日のワタクシはランニングした以外は近所でショッピング。

 とは云え、ドラックストアで洗剤やクイックルワイパー、スーパーで食材を買っただけなんですが(苦笑)。

 特にスーパーでは25円のうどん(カレーの残りをカレーうどんにするため)や特売で100円を切ってるギョーザやシューマイを袋に入れながら、YouTubeで音楽聴いてました。アラフォー世代には懐かしのELTの「Time goes by」。

 ♬もう一度思い出して あんなにも愛したこと~ って聴きながらそんな格安商品握りしめてたら、もっちーにも失礼な話ですが(笑)。でも至福のひと時でございました(*^^*)。

 ポイントは、これしか買えない訳でなくその気になれば百貨店や成城石井で食材を購入しても経済的に何ら問題ない。敢えて今日はこの価格帯を選んでいるということ。何故なら今日はそれで満足できるから。ああ、この感覚、正にハレとケ。黒井玲子さんなら分かってくれるかな・・・。

 という訳で、先程放送された「カネの切れ目が恋のはじまり」第2話の感想をアップしたいと思います!

 のっけから支出の三原則。消費、浪費、投資。何か金融教育の教材DVDみたいになってますが、先週よりかなり視聴者の皆さんもこのドラマの世界に馴染めてきたのではないでしょうか( `ー´)ノ。

 恋愛もある意味の投資。貢ぐだけなく、告白とかも含めてリターンがあるかないか・・・まあめでたくゴールインできても、最後に離婚してしまってゲームオーバー。そんなパターンもありますけどね(苦笑)。

 三浦翔平さんに15年(!)も片思いをしてきた松岡さん。あれだけ貢いでも今までお茶にすら誘われてないって完全に投資不適格な恋ですが、本来恋って盲目ですから。個人的にはそれだけ長い間ドキドキ、キュンキュン出来てたなら、それで充分、意義があると思うんですけどね( ゚Д゚)。

 前回はヘビーな気持ちになりましたが、三浦春馬さんも素直にこのドラマの世界で輝けててホッとしました。猿渡慶太、いい奴ですよね~。松岡さんと三浦翔平さんをアシストしようとしたり、ケータリングには目もくれず元カノのサンドイッチを喜んで食べたり・・・。こういう性格は、在りし日の春馬さんにも通ずる気がしました。

 しかし暴走が過ぎましたね、「彼女は妹みたいな存在」って翔平さんに言われてしまいました、ショック( ;∀;)。傷口に塩塗られたみたいな感じですが、春馬さんのお節介が、松岡さんの人生を前に進めてくれたんですよね。その彼の優しさに、元カノの心は揺れ始めて・・・。

 ”綻びが、気になって”。やっぱり、自分を観てくれる人が一番いい気がするんですけどね。ただ齢44歳のオッサンから云わせてもらうと、人生に無駄なんてないですよ。生きてきたどの瞬間にも、絶対に意味はある。それだけは皆様に伝えたいです。

 しかしラストで翔平さんが、松岡さんにまさかのご飯一緒に行きましょう攻撃!!やりましたね🎉と思ったらまさかのパパ!?いやはや今回、最後のどんでん返しの応酬、これってどんだけ~(笑)。ああこの調子では、まだまだ夏は終わりそうにないですね~。来週も楽しみです( ^)o(^ )。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「妖怪シェアハウス」最終回を観て~総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 欅坂46の再スタート。新しい名称が「櫻坂46」に決定しましたね。

 個人的にはう~ん、もう欅坂はこれからも厳しいのかなと(>_<)。これって福山雅治さんの「桜坂」とニアミスしてますし、あのダークな世界観を残すなら、かつての「鳥居坂46」で良かったような気がしますが・・・。

 とはいうものの、まだキャプテンゆっかーを始め、多くの主力メンバーも残っていますから。かつての謙虚さと優しさを取り戻して是非もう一度、新生「櫻坂46」には頑張っていただきたいと思います( `ー´)ノ。

 それでは録画を観た「妖怪シェアハウス」最終怪(!)の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.名作確定!!文句なしの最終怪

 素直にスタンディングオベーション。令和2年の夏、一番刺さりました!!本当にホロリとくる最終怪でしたね。

 大東駿介さんと味方良介さんにプロポーズされた小芝さん。前半は天狗大王のお札のおかげでそれぞれの結婚生活を仮想体験。正に昔のドラマ「IF」を彷彿とさせる展開でございました。

 内助の功の神主夫人と、文筆家の私を支える敏腕編集者。どちらの結婚生活もそれなりに幸せだった訳ですが、上手くこれじゃない感を演出できていて。

 さてこれはどうなることかと思っていたら、結局小芝さんはどちらとも結婚せず。最後は妖怪になるために全国の寺社仏閣を巡り、修験道を極めるという決断で幕を閉じましたね。ある程度予想は付いてましたが、それでも更に斜め上をいく展開でございました( ゚Д゚)。

 懸賞の締め切りに間に合わせるために、鬼ダッシュでキーボードを叩いていた小芝さん。その時にツノと牙を出しながら発していた心の声。あれが本当に最高でございました。

 結婚できなくてもいい、家族を持てなくてもいい。ここまではよくあるんですが、更にバズらなくてもいい、成功しなくてもいい・・・染みました、刺さりました!!こんな地下ブログを書いている身としては、本当に勇気づけられるシーンでございまして。

 ワタクシは生きるための仕事も持ち、世界遺産マイスターや料理好きを公言して周りの方にはそれなりの仮の姿を見せている訳ですが、本当は小説執筆やブログ、こうしたテキストで自分を表現することが一番好きな訳でして。

 まあコスパ効率第一主義の現代から見れば、本当に無駄の極みですが、たまに☆を付けてくださる方がいればああ読んでくれて、共感してくれる方がいるんだなと嬉しくなり。それで充分なんです。だからこれからも思うがまま書いていきたい。ワタクシも令和のオッサン妖怪、目指していきますよ(笑)。

 

2.小芝風花時代が来るかも!?

 今回は本当にキャストが魅力的でした。その筆頭はやはり主人公の目黒澪を演じた小芝風花さん。昨年の時点ではまだまだ知る人ぞ知る若手女優さんでしたが、前クールの「美食探偵」に続いての大活躍!!次世代女優レースでは、今や浜辺美波さんの対抗馬になったのではと感じますね(*^^*)。

 役柄が気弱で純真なコメディエンヌ一辺倒。そういうキライはありますが、個人的には変に試行錯誤せず、このままの路線で突き進むべきかなと思いますね。黒島結菜さんと同系統ですよね。とにかく今後も小芝さんには要注目ですね~。

 そして後は何と云ってもお岩さんを演じた松本まりかさん。悪女役から聖母へ。見事に新境地を開いてくれました。個人的には、こういういい人キャラの松本さんをずっと観たかったので大満足でございました。

 今作がシリーズ化されればお二方の代表作の一つになることは間違いないでしょう。続編に期待したいですね!!

 余談ですが、内藤理沙さんが演じていた山中美雪嬢。劇中では最後まで微妙な性格のアラサーながら個人的にあのメガネ姿は堪りませんでした、ドストライク( *´艸`)。現実にいたらワタクシ、絶対貢いでた気がします(苦笑)。

 

3.五属協和の夢

 最後は怪異の復権について。今クールは同時刻に我らが白石聖さん主演の「恐怖新聞」が放送されていますが、最近はすっかり下火だった非現実系の作品がまた勢いを盛り返してきましたね。

 昨年までは物凄いAIブームで、森羅万象、科学で何でも解決できる風潮が蔓延していましたが、そのAIは今回のコロナ騒動では治療薬を作ることも、有効な対策を打ち出すことも出来ず。正直、限界を露呈したと感じました。結局収束に向けて、大河ドラマで目にするような寺社仏閣の祈祷に頼る状況になってしまってますよね~。

 話を戻します('ω')。かつて戦前の日本が満州国を建国した際に、「五族協和」というスローガンを掲げました。

 これは当時の大日本帝国内の5つの民族が、力を合わせて共に繁栄を目指そう。そういう思想だった訳なんですが、今は「五族」ならぬ「五属協和」の時代ではないかとワタクシは考えていて。

 その五属とは「自身」「他者」「自然(動植物)」「機械(AI等)」そして「怪異」。この5つの存在で価値観や波長(波動)が合うものは(AIもプログラムの内容で性格が変わるでしょうから)全て仲間。そういう意識がないとこれからの迫りくる危機と災厄を乗り越えることはできないんだろうなと。

 怪異には幽霊や宇宙人に加えて、当然今作で澪をいつも助けてくれた妖怪達も含まれるはず。もはや自分のアイデンティティは国籍とか出身地とかそういうものではなく、価値観。精神性!!正にそこだと思います。

 同じ日本人でも、コロナ差別をしたり子供を虐待したり、自分のことしか考えない人達より、例えばSDGsに共感する鬼や幽霊の方が、余程大切にしないといけない仲間な訳でございまして。

 そんなかねてより抱いていた思いを、この作品は十分すぎる程具現化してくれました!!この作品に携わった全ての関係者の皆様に、心からありがとうを伝えたいです(*^^*)。

 

 それでは今朝はこの辺で。シルバーウイークも後半戦。皆様、良い休日を☀

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「おカネの切れ目が恋のはじまり」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 またまた芸能界に悲しいニュースが。女優の芦名星さんが自ら命を絶たれたとのことで・・・。まずは心からご冥福をお祈りいたします。

 芦名さんは生前、本当に貴重なバイプレーヤーとして活躍されていました。最近の作品で特に印象に残っているのは、丁度一年前、我らがまいんちゃんこと福原遥さんも大活躍だったドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意下さい~」。

 芦名さんはゲスト出演だったんですが、男勝りの美容会社社長を熱演されていて。あの役は正にどんな困難をも乗り越えていく強さを持っていました。個人的には素顔の芦名さんもそんな方だと思っていたので、今回の訃報は大変ショックでした。

 その芦名さんとTBS系ドラマ「ブラッディ・マンデイ」で共演していた三浦春馬さん。数奇な縁を感じずにはいられませんが、彼の事実上の遺作が今夜から放送された「おカネの切れ目が恋のはじまり」。

 一度はお蔵入りしかけたこのドラマも、無事に全4回で放送されることが決定しまして。いつも我々ドラマファンを楽しませてくれた三浦春馬さんを改めて偲びつつ、当ブログでも感想をアップしていきたいと思います。

 三浦春馬さんと云えば、笑顔。しかもよく「くしゃくしゃの笑顔」と評されるくらいのとびきりの笑顔。その笑顔が劇中で沢山観れたのは良かったんですが、あの軽くてスーパーポジティブな猿渡慶太役はあまりに酷といいますか・・・ちょっとファンの方は観ていられないかもしれないですね(>_<)。

 一方、松岡茉優さん演じる九鬼玲子。実質の主役はこちらだろうと感じると同時に、彼女のライフスタイルにワタクシは共感大でございました(*^^*)。

 清貧。それはおカネがないから仕方なくというニュアンスも含んでいるんですが、実際には彼女は合理的。無駄なことにはお金を使わない。ただそれだけのことでして。

 同僚に世捨て人なんて言われてましたが、とんでもないことで。ワタクシ個人としては見栄や付き合いや世間体のために散財してしまっている方達の方が、死に金ばかりで、ある意味世捨て人であると思うんですけどね~。 

 松岡さんが最後に意中の三浦翔平さんに、しっかり貢いでいたところがツボでした。そうです、貯め込むばかりじゃダメ!!やっぱりそうこなくっちゃと(笑)。結局おカネって主体的に使ってナンボだという気がするんですよね・・・。それはケチではないし、清貧でもないんですよ。

 ただ初回の出来は60点位かと。私達視聴者が画面の中で向日葵のように鮮やかに咲く三浦さんを受け入れ、もう少しストーリーに起伏が出てくるともっと感情移入できるドラマになる気がするんですけどね。

 残りは三回。短いようでまだ半分も過ぎてないですから、来週もしっかり地味女子の恋模様を見守っていきたいと思います。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「妖怪シェアハウス」第7話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日も休日出勤。帰宅後、せめてランニング位はしたいと思ってたんですが天気が不安定で・・・。猛暑が過ぎれば今度は秋雨前線。

 中々思う様にならない日々でございますが、近所のスーパーで買い出しはしまして。勿論エコバックで。

 今、ヒトラーの予言で言われている「人間が大自然から復讐される」そんな日常が確実に迫ってきている気がします。しかしその現実に目を背けていてはいけない。

 出来ることをコツコツと。そして今日は何とか久々のランニングをしたいと考えている次第でございます(*^^*)。

 それでは録画を観た「妖怪シェアハウス」第7話の感想をアップしたいと思います!

 安定してますね。あんまり変化球のないシングルストーリーながらも、起承転結がはっきりしているのでしっかりドラマとして楽しめる。

 今回のテーマは生霊。大東さんの元奥さん、傍目には自分で男作って三下り半付けといて、今更何の未練があるんだよ!!って話ですが、そこが女心の難しさ。本音はウラハラなんですよね・・・。

 生霊、つまりは今もこの現世で生きている人間の念、そういうことになるんでしょうが、これってどの位の強度なんでしょうか。

 今は丑三つ時に五寸釘を藁人形に打ち付けるなんてことは、コントのネタにもならない位で。まあ中身のない、軽薄な時代ですから。しかも同じ軽薄でもバブルの頃と違って日本は失われた30年を経て、確実に貧しくなってますから覇気もなくて、より性質が悪いんですがね。

 エスパー小林さんは生霊なんて大したことないから無視しとけばいい、なんてことを言われてますが、個人的には生霊も決して侮れない恐怖だと。どちらにせよ、人に恨みを買うような生き方をしないに越したことはないですね(*'▽')。

 今回の妖怪、黄泉醜女はまさかの大阪のおばちゃん(笑)。ヒョウ柄ファッションにパンチパーマ、ついでに飴ちゃんいるか?攻撃。

 う~ん、ケンミンショーファンの方には申し訳ないですが、ワタクシが子供の頃はそういうおばちゃん、結構いましたけど、今は絶滅危惧種かと(>_<)。全国今はどこも標準化、地方からも個性がどんどん失われてますからね・・・。まあそうぼやきつつもあの世話好き精神は、今も変わらぬナニワのDNAですけどね( ^)o(^ )。

 さて次回は遂に最終回。大東さんと神主の味方良介さんに同時にプロポーズされた小芝さん。自らの妖怪化を防ぐためにもどちらかを選ばないといけない。自身の原稿の締め切りもあるのに・・・。ああ、いよいよ夏も終わりですね。ハッピーエンドを期待しています。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良い休日を🏃

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「妖怪シェアハウス」第6話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 ワタクシ、緊急事態宣言発出以降、ほぼ職場と家の往復の毎日でしたが、本日ようやく飛び出す予定でして。

 行先は奈良県桜井市。昨年から大和十三か所巡りという御朱印集めを始めていたのですが、今年のコロナ禍で中断していて。ようやく本日から再開しようと考えた次第でございます( ^)o(^ )。

 近鉄青山線を始め、およそ片道1時間の小旅行。昨年までは何とも思っていなかったこの距離。今年は本当に大きく感じてしまいますね・・・。感慨深いです。

 台風10号による天候の荒れも気になりますので、このブログを書いた後早々に立ち、午後の内には帰ってこようと思います。約半年、他府県どころか大阪市外にすら一歩も出ていない(苦笑)状態でしたが、本日はマスクや消毒は忘れずに、新たな一歩を踏み出したいと思います。 

 それでは録画を観た「妖怪シェアハウス」、第6話の感想をアップしたいと思います!

 前半のクズ男成敗シリーズはすっかりなりを潜め、より物語は深化してきました。今回は小芝さんと大東さんの恋の行方が大きな焦点でございましたね。

 しかし何と何と大東さんはまさかの既婚者であったと( ゚Д゚)。念願の二人きりの食事にまで辿り着いた状況でそのことを知った小芝さん。ショックを隠し切れない状況でしたが、実は大東さんが離婚危機であることを知り、そこに付け込むどころかきちんと話し合うべきだと告げて店を飛び出してしまいました・・・。

 いやはや、小芝さん演じる目黒澪は本当に純真な娘さんでございます。時に歯がゆくすらなりますが、そんな彼女だからこそ妖怪軍団も味方してくれる。今回はお岩さん&座敷童子の女子ーズコンビの熱の入りようが凄かったですね。

 そして今回の妖怪は長井短さん演じる山姥。個人的には日テレ「家売るオンナの逆襲」での脱力系キャラが強烈でしたが、今回はその対極とも云えるスーパーポジティブキャラ。しかもビジュアルは渋谷発のやまんばギャルそのまんま(笑)。

 まあ個人的にはやまんばギャル自体が現代の妖怪だと思いますが、その美意識は秀逸で垢ぬけなかった澪を、はっと目を引く清楚系美人に変身させてくれましたよね(*^^*)。

 今回はやや山姥キャラはスベっていた気がしますが、ストーリー自体は安定のクオリティ。ラストでは大東さんが奥さんに離婚届を突き付けられていましたし、これは小芝さんとの恋の炎も再び燃え上がりそうな予感ですね🔥🔥

 それでは今朝はこの辺で。微力ながら、台風10号の被害が少しでも軽微で済むよう、お参りしてまいります。皆様も良い休日を🍀

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