「妖怪シェアハウス」最終回を観て~総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 欅坂46の再スタート。新しい名称が「櫻坂46」に決定しましたね。

 個人的にはう~ん、もう欅坂はこれからも厳しいのかなと(>_<)。これって福山雅治さんの「桜坂」とニアミスしてますし、あのダークな世界観を残すなら、かつての「鳥居坂46」で良かったような気がしますが・・・。

 とはいうものの、まだキャプテンゆっかーを始め、多くの主力メンバーも残っていますから。かつての謙虚さと優しさを取り戻して是非もう一度、新生「櫻坂46」には頑張っていただきたいと思います( `ー´)ノ。

 それでは録画を観た「妖怪シェアハウス」最終怪(!)の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.名作確定!!文句なしの最終怪

 素直にスタンディングオベーション。令和2年の夏、一番刺さりました!!本当にホロリとくる最終怪でしたね。

 大東駿介さんと味方良介さんにプロポーズされた小芝さん。前半は天狗大王のお札のおかげでそれぞれの結婚生活を仮想体験。正に昔のドラマ「IF」を彷彿とさせる展開でございました。

 内助の功の神主夫人と、文筆家の私を支える敏腕編集者。どちらの結婚生活もそれなりに幸せだった訳ですが、上手くこれじゃない感を演出できていて。

 さてこれはどうなることかと思っていたら、結局小芝さんはどちらとも結婚せず。最後は妖怪になるために全国の寺社仏閣を巡り、修験道を極めるという決断で幕を閉じましたね。ある程度予想は付いてましたが、それでも更に斜め上をいく展開でございました( ゚Д゚)。

 懸賞の締め切りに間に合わせるために、鬼ダッシュでキーボードを叩いていた小芝さん。その時にツノと牙を出しながら発していた心の声。あれが本当に最高でございました。

 結婚できなくてもいい、家族を持てなくてもいい。ここまではよくあるんですが、更にバズらなくてもいい、成功しなくてもいい・・・染みました、刺さりました!!こんな地下ブログを書いている身としては、本当に勇気づけられるシーンでございまして。

 ワタクシは生きるための仕事も持ち、世界遺産マイスターや料理好きを公言して周りの方にはそれなりの仮の姿を見せている訳ですが、本当は小説執筆やブログ、こうしたテキストで自分を表現することが一番好きな訳でして。

 まあコスパ効率第一主義の現代から見れば、本当に無駄の極みですが、たまに☆を付けてくださる方がいればああ読んでくれて、共感してくれる方がいるんだなと嬉しくなり。それで充分なんです。だからこれからも思うがまま書いていきたい。ワタクシも令和のオッサン妖怪、目指していきますよ(笑)。

 

2.小芝風花時代が来るかも!?

 今回は本当にキャストが魅力的でした。その筆頭はやはり主人公の目黒澪を演じた小芝風花さん。昨年の時点ではまだまだ知る人ぞ知る若手女優さんでしたが、前クールの「美食探偵」に続いての大活躍!!次世代女優レースでは、今や浜辺美波さんの対抗馬になったのではと感じますね(*^^*)。

 役柄が気弱で純真なコメディエンヌ一辺倒。そういうキライはありますが、個人的には変に試行錯誤せず、このままの路線で突き進むべきかなと思いますね。黒島結菜さんと同系統ですよね。とにかく今後も小芝さんには要注目ですね~。

 そして後は何と云ってもお岩さんを演じた松本まりかさん。悪女役から聖母へ。見事に新境地を開いてくれました。個人的には、こういういい人キャラの松本さんをずっと観たかったので大満足でございました。

 今作がシリーズ化されればお二方の代表作の一つになることは間違いないでしょう。続編に期待したいですね!!

 余談ですが、内藤理沙さんが演じていた山中美雪嬢。劇中では最後まで微妙な性格のアラサーながら個人的にあのメガネ姿は堪りませんでした、ドストライク( *´艸`)。現実にいたらワタクシ、絶対貢いでた気がします(苦笑)。

 

3.五属協和の夢

 最後は怪異の復権について。今クールは同時刻に我らが白石聖さん主演の「恐怖新聞」が放送されていますが、最近はすっかり下火だった非現実系の作品がまた勢いを盛り返してきましたね。

 昨年までは物凄いAIブームで、森羅万象、科学で何でも解決できる風潮が蔓延していましたが、そのAIは今回のコロナ騒動では治療薬を作ることも、有効な対策を打ち出すことも出来ず。正直、限界を露呈したと感じました。結局収束に向けて、大河ドラマで目にするような寺社仏閣の祈祷に頼る状況になってしまってますよね~。

 話を戻します('ω')。かつて戦前の日本が満州国を建国した際に、「五族協和」というスローガンを掲げました。

 これは当時の大日本帝国内の5つの民族が、力を合わせて共に繁栄を目指そう。そういう思想だった訳なんですが、今は「五族」ならぬ「五属協和」の時代ではないかとワタクシは考えていて。

 その五属とは「自身」「他者」「自然(動植物)」「機械(AI等)」そして「怪異」。この5つの存在で価値観や波長(波動)が合うものは(AIもプログラムの内容で性格が変わるでしょうから)全て仲間。そういう意識がないとこれからの迫りくる危機と災厄を乗り越えることはできないんだろうなと。

 怪異には幽霊や宇宙人に加えて、当然今作で澪をいつも助けてくれた妖怪達も含まれるはず。もはや自分のアイデンティティは国籍とか出身地とかそういうものではなく、価値観。精神性!!正にそこだと思います。

 同じ日本人でも、コロナ差別をしたり子供を虐待したり、自分のことしか考えない人達より、例えばSDGsに共感する鬼や幽霊の方が、余程大切にしないといけない仲間な訳でございまして。

 そんなかねてより抱いていた思いを、この作品は十分すぎる程具現化してくれました!!この作品に携わった全ての関係者の皆様に、心からありがとうを伝えたいです(*^^*)。

 

 それでは今朝はこの辺で。シルバーウイークも後半戦。皆様、良い休日を☀

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