「コード・ブルー特別編 ーもう一つの戦場ー を観て 」

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

現在台風12号紀伊半島を横断中。史上初の東側からの上陸ということで、もうホントに何でもありですね( ;∀;)。 

 幸いこちらはそこまでの雨にはなっていませんが、先日の西日本豪雨で被災された地域を初めとする皆様はくれぐれもお気をつけて('◇')ゞ。

 では昨日の夜に放送された「コード・ブルー」の映画化を記念したスペシャルドラマ「コード・ブルー特別編 ーもう一つの戦場ー」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.灰谷先生の真実

 今回のエピソードは第7話のエピソードが軸になっていました。

 コードブルー3に登場した第2世代(成田凌さん、有岡大貴さん、新木優子さん、馬場ふみかさん)。その中の成田さん演じる灰谷医師が、自分の不用意な指示のせいでドクターヘリを墜落させて、負傷した男性の搬送に遅れが出て結局死なせてしまう。そのことによりPTSD心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、遂には自殺未遂を起こしてしまう・・・。そのエピソードをがっつり描いていました。

 昨年の放送の中で、私はあまりにこのくだりがあっさりし過ぎていると苦言を呈していたんですが、成程、このスペシャルドラマに使うために敢えて流してたんですね(笑)。

 基本的には第7話のエピソードを裏側から描いた感じです。彼の心の傷に寄り添う精神科医として、インディードのCMでお馴染みの泉里香さんが登場。「海月姫」の尻軽ビッチ女性とは全く正反対の、感情を押さえた演技が秀逸でした、グッドジョブ!!泉さんは中々の演技力をお持ちなので、これからもっと色んなドラマに登場してほしいですね~。

 最後は第2世代の仲間と我らがガッキーが演じる白石先生に後押しされ、見事にフライトドクターとして灰谷医師は立ち直りました。

 先日の「グッド・ドクター」の感想でも触れましたが、我々一般の社会人と違って、医師の方の失敗は人間の生死に直結してしまう。その重さを改めて感じると同時に、医師(看護師)という重責に従事される皆様に改めて敬意を覚えた夜でした。

 

2.改めて振り返る大作ぶり

 2時間10分の長丁場。新しいシーンは半分ほどで残りは過去の回想シーンで今回は構成されていました。結局第1世代の皆さんは、ガッキー以外は新しいシーンの登場はなかったですね('ω')。

 ただ昨年のシーズン3の総集編のような昨夜の放送を観てみると、改めてこのドラマの重厚さと壮大さに胸が熱くなりました(*^^*)。不評だった恋バナシーンがカットされ、余計な不純物が無くなっていたのが大きかったのかな(笑)。

 過去シリーズに比べて微妙。そういう声も多かったですが、やっぱり昨年の月9の中では群を抜いていましたね。作品の持つ力は勿論のこと、出演者の豪華さも。

 そして最後に灰谷先生が仲間達に背中を押されてドクターヘリに駆け出した後に響いた、お馴染みのテーマソング「HANABI」。もう来る来る!!それが分かっていてもあの曲が響いた瞬間、思わずガッツポーズをしてしまいたくなるお約束の感動が押し寄せましたね(*^^*)。

 ミスチル、やっぱりいいですよね~。私はデビュー曲の「君がいた夏」を聴いた瞬間に衝撃を覚えましたが、本当に今では日本を代表するアーティスト。サザンやBzと違ってガチでバブルを知らない(音楽バブルではありましたが)失われた20年の最初にデビューした大物。そのため、世界観にどこか痛みが伴う。それでも櫻井さんの歌詞のセンスは正直そこそこだと思いますが、メロディーセンスは日本一なんじゃないかと思います。

 きちんとした日本語を載せることが出来る(言葉が映える)メロディーラインが櫻井さんの持ち味ですので、是非一度、最後の職業作詞家秋元康さんとの奇跡のコラボを実現してほしい。そしたら欅坂46の「二人セゾン」を超える神曲が誕生するのではないかと勝手に思ってます。まあ誰に唄ってもらうかが超難問ですけどね(笑)。

 

3.フジテレビに追い風!!完全復活も近い?

 私は映画館もろくにないド田舎にいるせいで、残念ながら蚊帳の外ですが、映画版はかなりのロケットスタートで、何とあの「踊る大走査線」以来の興行収入100億円を狙える勢いなんだとか( ゚Д゚)。これは凄いことですよね~。

 余談ですが試写会でも主演の山Pがこの作品と4人の仲間のことは死ぬ時も思い出すと言っていて、何かいいなと思いました。

 彼はよくぶっきらぼうだと言われますが、亀梨さんとの修二と彰とか、仲間には恵まれてますよね。いい人伝説がよく語られる割には次々と大切な仲間を失っていくキムタクとは対照的。あ、でも私は世代的にやっぱりキムタク好きですけどね(*^^*)。

 今年の邦画№1ヒットが濃厚。こういう社会現象を起こせるのはやはり月9しかない。もしくはフジテレビ。それ以外では日曜劇場がたまにスマッシュヒットで、他は論外(苦笑)。これはフジテレビが終始一貫して、若者に向けたコンテンツ作りを継続している成果だと私は思います。

 今回のスペシャルも、かなりの高視聴率が取れたのではないでしょうか!?夏休み最初の週末で、台風が日本を直撃。在宅率は物凄く高かったからでしょうから。台風12号はこのスペシャルにとっては神風だったのかもしれません。

 先のロシアワールドカップでも、NHKの次に視聴率を稼いだのはフジテレビでした。そして昨年、私が予想した通り、ドラマチックサンデーを廃枠にして、月9と木曜劇場に制作陣の資源を集中した成果が出てきていますね(*^^*)。

 月9は「絶対零度」が、現在このコードブルー3以来の視聴率2桁を狙える位置をまだキープしていますし、何と云っても木曜劇場「グッド・ドクター」の快進撃ですよね!!

 こちらは2桁どころかまさかの首位争いを演じている状態で、このままいけばコードブルーシリーズに続く大ヒット医療ドラマになる可能性も充分あります。

 やはりどんなに逆風が吹いていても、手抜きせずにきちんとした作品作りをしていれば数字も評価も付いてくる。風向きも変わる。その逆もしかり。私も表現者として、この原則は片時も忘れてはいけないと強く感じますね('◇')ゞ

 では今日は一日、私はファイナンシャルプランナーの勉強に励みます。早く台風が過ぎ去りますように☀

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「dele」第1話を観て

皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日、欅坂46の来月発売のシングル「アンビバレント」のMVを観ましたがこれは久々ヘビロテしそうな出来ですね(*^^*)。

 個人的には「二人セゾン」以降の欅坂は微妙(売り上げはそこからミリオンにまで駆け上がりましたが)と思っていたので嬉しい♪♪

 メロディーは完全にAKBですが総合力が高いです。またちゃんと購入したら(笑)、感想等書かせていただきたいと思います。

 それでは昨日から始まった話題のテレ朝金曜ナイトドラマ「dele」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.圧倒的な存在感!!納得の第1話

 一時は低迷していた深夜ドラマの名門、テレ朝金曜ナイトドラマですが、前回春の「家政婦のミタゾノ」を機に再び勢いを盛り返してきましたね(*^^*)。

 山田孝之と菅田正輝。今の日本を代表するこの2人が共演する。それだけでもうよほどひどい脚本にしない限りいい作品が出来上がる。それは間違いないことなんですが、第1話はその期待を裏切らない出来だったと思います。

 今回は菅田さんは陽、逆に山田さんは陰のキャラでうまくコントラストを出してますね。運動神経の良さそうなアナログ人間と、車椅子の有能なプログラマーという役どころでもそれを徹底させている。これにより二人の演技がぶつからないため、本当に二人芝居でもいいんじゃないかと思う世界が構築されていました。

 音楽も何気にレベルが高かった!!明日の「この世界の片隅に」の久石さんレベルまでいっちゃうとちょっと目立ちすぎるんですけど、本作のように観終わった後で何気にいいBGMだったな~というのが一番いいバランスのような気がいたします(*^^*)。

 ゲストも二人のレベルに見合う様に芸達者な江口のりこさん起用で手堅かったですし、映像も映画の様に凝ったカメラワークだったと思います。

 少なくともこの夏クールのゴールデンタイムの何作品より(苦笑)、レベルが高いという印象でございました!!

 

2.新しい時代を描くのは難しい?

 シングルエピソードで手堅くまとめた第1話でしたが、デジタル遺品整理というテーマを扱うという点では少し弱かったかと(>_<)。

 今回は警察の裏金作りを暴くため、警察に消されたジャーナリストの遺志を継いで山田&菅田コンビが奮闘しましたが、基本的に今までどこかで観たドラマの内容でしたよね。重要なデジタルデータを奪って悪事を暴くというのは、最近の刑事ものとかでは結構お約束になりつつありますし。

 月9の「絶対零度」(犯罪予測システムをモチーフにしたドラマ)にも同じことが言えるんですが、ネタにAIやデジタル遺品を使っているだけで、やっていることは昔の刑事ドラマやミステリーと同じ。個人的にはそうではなくて、これらの新しい物が入ってくることによって変わる世の中の様子を描いてほしいなと。これは贅沢な要望なんですかね( ;∀;)。

 今、遺品整理士という職業がクローズアップされていますので、是非、今作はその更に先をいくデジタル遺品整理士なんですよと。次回以降そこをもっとフィーチャーしていただければ本当にこの作品はマスターピースになるのになと。勿論来週からも視聴決定ですけどね!!

 ではもうすぐしたら私はまた休日出勤( ;∀;)。台風が気になりますが、皆様は良い休日を☔

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「グッド・ドクター」第3話を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は本当に色んなニュースがありました。正直この前説でどれを取り上げようかと思ってたんですが、これです!!高校野球高知県予選の決勝戦、まさかの古豪、高知商業高校の大復活。

 相手は作秋の明治神宮大会を制し、春の選抜にも出場した明徳義塾。今夏も出場していれば(まだ出場決定していませんが)大阪桐蔭高校の最大のライバルとして、昨日出場を決めた智辯和歌山高校と並ぶ双璧になるはずでした。

 南埼玉の県立川口高校が浦和学院に決勝で大敗したりしたので、絶対そのパターンだと思っていたんですが、何と10-2の圧勝で高知商が明徳を撃破!!これは今大会の予選最大の衝撃かつ、かつてはあのPL学園をも苦しめた古豪高知商の12年振りの甲子園に、俄然期待大となりましたよね♪♪

 という訳で、今ドラマ界の古豪復活も現実になりつつある、木曜劇場「グッド・ドクター」第3話の感想をアップしたいと思います!

 神回でしたね。もうその一言で締めてもいい位(笑)。勿論このドラマも視聴率2桁を維持している今夏の神セブンの一角ですが、このドラマが一桁転落なんてことになれば今のドラマ界のみならず、この日本全体がどうなってるんだと。そう言っても過言でない、圧巻の第3話でございました( ゚Д゚)。

 木曜劇場って、やはり医療物に強いし、月9みたいに日和ったりブレたりしない。とことん骨太なんですよね。

 今回は病院をたらい回しにされた少女の手術に挑んだ上野樹里さんが(開腹した時にはもう手遅れでした)結局彼女を救うことが出来ず、両親に半ば逆恨みされるような形で訴訟を起こされかける・・・そんな衝撃の幕開けでございました( ゚Д゚)。

 これ、誰も責めることが出来ません。ただただ、小児医療の厳しい現実を我々視聴者に突きつけていると。

 視聴者目線で見てみると、あの両親、さすがにモンスターペアレンツだ。逆ギレもいいとこ。上野さんはババを引かされた、可哀そう、理不尽だ!!

 そういう感想になるんでしょうが、果たして自分があの両親の立場だったら冷静でいられるのか。娘の手術をまさかの執刀デビューの医師が手がけた。何で?娘は実験台?そう思わないでいられるという保証が果してあるのでしょうか?

 そういう現実があって、皆小児外科の設立に二の足を踏む。手術には消極的。結果論だけ観れば科長の戸次さんの言うとおりにしていれば一番良かった。そういうことになってしまうんですね( ;∀;)。医師側が受けるこの理不尽なダメージを我々視聴者に強烈に投げかけただけでも、本当にこの第3話は大きな意義があったと思います。

 しかし上野さんはある意味、負けると分かっていた戦に臨んだ。しかも初陣でですよ!!かつてあの慎重な徳川家康公も、負けると分かっていた三方ヶ原の戦い武田信玄に挑んでコテンパンにされた。

 でもあの戦が無かったら家康公は絶対神君にはなれなかった。英雄には、たとえ負けると分かっていても、逃げてはいけない戦いってもんがあるんですよ。

 上野さんもしかり。この傷を乗り越えてこそ、名医になっていくんですよね。執刀に失敗した上野さんを、敢えて次の執刀医に指名した馴染みの女の子のシーンは泣けましたね( ;∀;)。

 そして結局上野さんを救ったのは、今回も山崎さんでした。確かにあんなラジオ体操のカードや服を修復しただけであの両親の気持ちが変わるとは思えませんが、それでも元々やり場のない怒りを上野さんにぶつけていることが分かっていたから、父親もラストで上野さんに頭を下げることができた。細かい話はもういいでしょ。最高じゃないですか。

 どうせまた重箱の隅をつつくような感想もヤフーとかでは溢れてそうですが、そんな些細な粗を吹き飛ばすだけのパワーがこのドラマにはありますよ!!私は断固支持、文句なしのこの夏の最高傑作です。何気にラストで山崎さんと上野さんがアイスキャンディー食べてるシーンとか、しっかり夏を感じられるのもポイント高し♬

 今夏クールばかりは、このドラマとお家芸の所帯じみた作品で快進撃中のTBS火曜ドラマで平均視聴率1、2位を独占してほしいですね(*^^*)。応援してます!! 

 では台風の進路が気になりますが、後一日、しっかり頑張りましょう☀

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「高嶺の花」第3話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 夏クールも3週目に入りましたが、予想通り視聴率首位争いは大混戦に( ゚Д゚)。

 本命不在というのは間違いないですが、力作が多く現在でまだ何と7作品が平均視聴率2桁をキープしている状態。これは凄いことです!!前回春はたったの2作品だけでしたからね・・・。

 今夏は冬クールの平昌オリンピック、そして春クールのロシアワールドカップといった視聴率を奪われる外的要因がないので、最後まで期待したいところですね(*^^*)。

 しかし、残念なことにこの7強ならぬ神セブン(笑)から早くも脱落しかかっている(現在6位)、日テレ水10ドラマ「高嶺の花」第3話の感想をアップしたいと思います!

 さすがは石原さん。今回も花も実もある大女優の実力をしっかり見せつけてくれました(*^^*)。しかしこんなクソ脚本でも、よくこれだけの魂の演技をしてくれますよ(苦笑)。まあ野島さん、完全に時代に置いていかれて今回も古臭さが全開( ;∀;)。それらを幾つかピックアップしていきましょう。

 まずは元夫の三浦さんはまさかのハニートラップで、相手を孕ませてしまっていたとの衝撃展開!!全ては家元の小日向さんの差し金で、女性は彼が美人の師範代から選んだって、お隣の国の喜び組じゃないんですから。さすがに無理があり過ぎるでしょ(笑)。

 まあ芸術のために女の幸せを捨てろ、逆に与えられた才能を捨てることを神は許さないって台詞は共感出来ましたが・・・。余計なお世話ですが、野島さんの脚本の才能は枯れてしまっている気が(>_<)。

 次は石原さんと芳根さん姉妹の、あまりに昭和過ぎる恋愛観です。

 まず芳根さんが、石原さんを追い回す千葉雄大さんが待つ高級レストランに「お姉ちゃんは来ない。可哀そうだから私が来てあげた」と強気の台詞で到着。

 しかしそれを千葉さんがスルーするもんだから「何で意地悪するの」と涙。いやはや、今どきこんなリアクションする女子なんていないでしょ( ;∀;)。冷たくされたら女は落ちる。このカビが生えた恋愛マニュアル本を丸写しにしたようなシーンが実に残念でございました。まあバブル崩壊前のトレンディドラマって、皆こんな感じでしたよね(苦笑)。

 そして最後は何と云っても、石原さんが不意に峯田さんにキスをしたシーン。中二の時に死別した父親のことを思い出して号泣する彼に心が動いて・・・個人的にはこれも全く意味不明でございました( ゚Д゚)。

 確かに息子にとっては早すぎる父親の死だった訳ですが、特に悲惨な死に方という訳ではなかったようですし、何よりアラフォーのオッサンに泣きながらそんな話聞かされて、胸キュンする女性なんているんですか!?

 男って基本的に父親に感謝もしてるけど、反面教師として見ている部分もあるのが普通でして。やっぱり同性だから反発もありますよ。皆さんもお父さんに対して、一つか二つはあるでしょう?俺はああはならないぞって思うことが(笑)。

 ・・・という訳であの年で中二のことを切々と語る峯田さんに、引きこもりの中学生に説教する前にアンタが自分のこと何とかしろよ!!と突っ込むと同時に、あのシーンでキスしてしまう石原さんもとい野島さんにサイコパス認定をしてしまった第3話でございました( ゚Д゚)。

 では猛暑が続きますが、今日も一日がんばりましょう☀

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「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第3話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 今更という話ではありますが、異常気象ですね(>_<)。連日大阪等の都会では体温を超える猛暑、そして先日の西日本の大豪雨・・・。ヒトラーの予言にある、人間が調子に乗って環境を破壊したために大自然に復讐されるというシナリオがいよいよ現実になるのかと( ゚Д゚)。

 そうは言いながら、私も含め、大人はたるんでいます。危機から目を背けている。それはマスコミもしかり。皆無理やり新元号は何かなとか東京オリンピック辺りに目を向けて現実から逃げていると。

 思えば、世紀末と呼ばれた90年代後半が懐かしい。相次ぐ金融機関の倒産、オウムのテロ、阪神大震災、そして結局は当たらなかったノストラダムスの大予言・・・。

 でも人々は毎日スリリングな状況を生きていた。バブル崩壊から立ち直ろうともがいていた。リストラがもっと身近にあり、死さえももっと身近で、もっとヒリヒリした毎日だった。割れたガラスを握りしめて、したたる血を見ることができた。

 鈍感力も大切なんですが、これだけの変化が迫っていても全てが静的な衰退なのがよくないんですかね・・・。人口減、異常気象、そしてAIによる失業クライシス。

 もっと我々は今は戦後最大の危機であるとの認識を持ち、マスコミもその危機をガンガン煽って世の中にバチンと張り手をしてほしい。今は日本全体が呆けた老人のごとく。それではダメですよね( ;∀;)。

 そんな中、酷暑の昼間の試合を避けるため本日の高校野球予選(準々決勝)を早朝と夜に分けた京都府高野連にはグッドジョブ!!さすがは千年の都、大京都でございます。先日祇園祭の花鉾の中止と言い、こういう感覚こそが、今一番必要なんですよね。

 老後の人生設計も、会社も、結婚(婚活)も、経済大国日本も全部壊れてしまっているのに。それは勿論8月の甲子園も同じで。

 全ては変わりゆく。壊れてしまえば、また新しいものが出来る。それなのに私達はいつまでも親の時代と同じ日本という幻想にしがみつく。欅坂46の「エキセントリック」ではありませんが、”もうそういうの、勘弁してよ”ですよね(苦笑)。

 では先程観た月9ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第3話の感想をアップしたいと思います!

 う~ん、今まで髪型で誤魔化してた雰囲気美人。でもやっぱり大したことなかった。そんな印象に近い第3話でした(>_<)。月9を誰よりも愛する故に、今回は敢えてダメ出しの嵐でございます。

 まず、佐野岳さんが本当はとんでもない鬼畜だった、その展開は予想できたんですが、昏睡状態の女子大生のスマホから復讐メッセージを送った犯人がまるで分らない。

 これはかなりのどんでん返しだと思っていたら、犯人はまさかのリハビリの療法士。これはダメですよ~!!犯人当たらないってそもそも出てきてない。いきなり犯人登場って、これは夢オチの次にやってはいけないタブーですよね(>_<)。

 次はミハンのリーダー沢村さんのあまりの危機管理能力の無さ。本田さんが明らかにトラウマがあり、今回の案件では力が発揮できないと分かっているのにまた潜入させると。

 本人がやりたいと言うなら。その言葉には何か策があると思っていたらまさかのそのまんま攻撃(>_<)。ホントに元公安?無策すぎるし、何より無責任ですよ。

 厳しいこと言えば、トラウマになっている家族を惨殺された過去も、この沢村さんの危機管理能力の欠如が招いた惨劇ではなかったのかと・・・。ラストの勧善懲悪ダークヒーローを裏の顔にするなら、もっと刑事としても切れ者の演出でお願いいたします。 

 そして最後は何と云っても鳴り物入りのミハンシステム。元々マイノリティ・リポートみたいな展開は期待していませんでしたが、それにしても扱いが雑過ぎる。今回なんてはっきり言って無くても成立する話ですよね(>_<)。きちんとAIによる管理社会への警鐘を届けるというコンセプトは忘れないでいただきたいです。

 作りは雑なのに事件だけが陰鬱で特に女性陣が引く内容だった第3話。ただ、男のレベルみたいなサブリミナル的メッセージが隠されていましたね。

 要はヒトラーのいう(容姿と能力に恵まれているために)大した労力も払わずに性の快楽を独り占めする人間。次に生涯を通じても誰一人の愛も得られない人間。最後は身を削り、自分も傷ついて(結婚とか金品とかの条件を提示して)ようやく異性を得ることが出来る一般人。

 倫理観とかは抜きにすれば、どの人間が果して一番幸福なんでしょう?だって今回の話をひどいとか可哀そうとか言ってみても、飲み歩くことが大好きな若い女性はそんな綺麗事に何の意味も見出さないでしょうから。

 現代人なんて皆、すっかり身も心も腐ってしまってるんですから。あ、でも私は今作では、そういう価値観に興味なくマイペースな柄本さんが一番好きですよ(笑)。

 後はやっぱりファッションでダークにしてた黒夢清春さんより、心の底から絶望していたディルアングレイの京さんの方がカッコいいと。そういうことなんですよね。

次回は銀行強盗編ですが、ここで踏ん張れるかどうかがこのドラマの成否を決めると思います。正に天王山の第4話!!神回を期待してますよ。

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「この世界の片隅に」第2話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日は古座川で開かれていた河内祭(こうちまつり)という祭りを上司と見てきました(*^^*)。

 詳細はクックパッドブログにてご紹介してるんですが、中々凄いお祭りでした!!先週は有名な那智大社の扇祭りを観ましたが、インパクトは今回の方があったかも( ゚Д゚)。

 こちらも日本遺産に認定されていて、ここで披露されている獅子舞が無形文化遺産に登録されている等、決してマイナーな存在ではないんですがやはり地元の方が多いというか熊野三山のお祭りに比べると地味な存在で。

 しかし古座川を走った御舟はさすが熊野水軍にルーツがあるためか、物凄くド派手で一度見たら忘れられないインパクト!!あの岡本太郎さんも「これほど華やかで、なまめかしいものだとは想像していなかった」との言葉を残しております( ゚Д゚)。

 こんな隠れたビッグイベントを観ることが出来たのも、この地に導かれたから。その縁を感じながらまた明日から頑張っていきたいと思います(*^^*)。

 では先程観た日曜劇場「この世界の片隅に」第2話の感想をアップしたいと思います!!

 初回は微妙と感じましたが、今回はかなり良くなっていました。流石は王者日曜劇場、半ば無理やりな気もするんですが(笑)、ちゃんとドラマ作りが分かってますよね(*^^*)。

 このドラマの独特の間と、基本的に悪人がいないところもいいですよね。小姑の尾野真千子さんもそこまで意地悪という感じもしないし、松坂さんに片思いしてた幸子さんもすぐに松本さんと打ち解けましたしね。

 ただぼーとしているようで本当は繊細な松本さん。あの円形脱毛症が何よりの証拠。私も良く出来るんです。実は今も10円玉位の大きさのモノが一つ(>_<)。

 初回にはなかったこの描写が、松本さんのキャラを引き立ててくれた気がします。そしてちゃんとそれに気付いていて、あんまり気にするな、何よりもお帰りと言ってくれた松坂さん。

 このドラマのコンセプトは戦時下でも、ちゃんとしたかけがえのない日常が存在していた、そのことを伝えたいと。そこは描けている気がしますね。

 松坂さんが松本さんのことをいつもすずさん。そう呼んでいるのが好感持てます(*^^*)。戦時中だから皆暗いとか、男尊女卑とかそういうのは現代の偏見であり、ステレオタイプな物の見方でしかない。逆に今の方がDV問題や児童虐待がクローズアップされてしまってますよね・・・。

 後は久石さんの音楽が相変わらず最高!!正直これは反則ですよね~。正にイニエスタ選手を獲得した某Jリーグチームみたい(笑)。あの音楽さえあれば3割増し位でこのドラマが良く見えてきますよね( ^)o(^ )。

 ただ最後の榮倉さんのシーンは今回は要らなかったですね。今回に関しては完全な蛇足です。興ざめです。しかもそのシーンが丁度10分で、今回も70分スペシャルとか(苦笑)。ホント笑えない。今回も最後の最後に日曜劇場の自己満足、驕りを観てしまいました(>_<)。

 今回は戦艦大和も産業奨励館もキラキラした存在で登場してましたが、次回から一気に戦時モード全開の模様。二階堂さんも本格参戦で大きく話が動いていきそうですね。楽しみでございます!!

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「グッド・ドクター」第2話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。 

 以前にご紹介した新鋭ビジュアル系バンド、Leetspeek monstersのアルバムが2作同時発売されまして、ワタクシ料理時のBGM等でガッツリ聞き込んでおります(*^^*)。

 最近のビジュアル系はホントにレベルが落ちたな~と悲しい思いだったんですが、このバンドはインディーズながら、本当に現代の音楽シーンにも上手くマッチしている稀有な存在。このアルバムレビューは🎃にちなんで秋にさせていただこうと思うので(笑)、ひとまず動画を貼らせてもらいます☟最高にクールですよ!!


Leetspeak monsters 1st FULL ALBUM『Monster's Theater』 ゴシック盤


Leetspeak monsters 1st FULL ALBUM『Monster's Theater』 ファンタジー盤

 

 それでは先程観た「グッドドクター」第2話の感想をアップしたいと思います!

 やっぱり今夜も最高でしたね(*^^*)。今回は高校生の出産ということでかなり叩いている感想もあるようですが、私的には想像以上にきちんとストーリーを作っていて、今回もすんなりと入っていくことができました。

 今回の裏テーマは貧困だったと思うんです。両親の離婚、体を壊し自暴自棄になった母親への嫌悪、そして優しい言葉を掛けてきた男の子を宿した途端に捨てられる・・・。

 典型的な下流社会の話。しかし未婚の母を演じていた山田杏奈さん、素晴らしい演技力でございました(*^^*)。これからが楽しみな女優さんですね。

 基本的には非常にシンプルなんですが、この作品は色んな配置が絶妙でそこが本当に心地よいし泣けるポイントなんですよね~。絶望していた時にお腹をポンと蹴ってくれたから産む気になったという心理も自然だと思いましたし、何とか母乳を絞り出そうとしていたシーンも心揺さぶられました。

 昨日の「高嶺の花」なんかはそこんところがずれてるから、不協和音発生しまくり違和感ありまくりで観ていて気持ちの悪い話になっちゃうんですよね( ;∀;)。このバランス感覚って本当に大事。

 最後の里子に出す下りと、一時養育制度を選択することにより将来また再会できる伏線を残したのは非情になれないフジテレビドラマらしい、現実と理想の丁度中間点の落としどころだったと思いますね~。

 今回は初回に比べて山崎さんの出番が少なく、上野樹里さんがメインの構成なのが良かったですね(*^^*)。今後は藤木さんもフィーチャーされて、ますます群像劇のような展開になるんですかね。

 初回の山崎さんの演技はかなりの反響を呼んだようですが、敢えてそこに頼らずストーリーの重厚さ、ハイレベルな俳優陣の魅力を前面に出していくのは本当に正しい選択だと思います。

 初回はTBS火曜ドラマと並んで、まさかの首位タイでのスタート!!綾瀬はるかさんを迎えたTBS火曜ドラマが、創設以来初の視聴率首位を獲れるのかも要注目ですが、この木曜劇場のまさかの快進撃も個人的には本当に嬉しい。

 前回高評価ながら結果に結び付かなかった「モンテ・クリスト伯」の分まで頑張ってほしいです(*^^*)。とにかく今回もまた録画を、初回に続いてリピートしてしまいそうでございます(*´Д`)。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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