「コード・ブルー特別編 ーもう一つの戦場ー を観て 」

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

現在台風12号紀伊半島を横断中。史上初の東側からの上陸ということで、もうホントに何でもありですね( ;∀;)。 

 幸いこちらはそこまでの雨にはなっていませんが、先日の西日本豪雨で被災された地域を初めとする皆様はくれぐれもお気をつけて('◇')ゞ。

 では昨日の夜に放送された「コード・ブルー」の映画化を記念したスペシャルドラマ「コード・ブルー特別編 ーもう一つの戦場ー」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.灰谷先生の真実

 今回のエピソードは第7話のエピソードが軸になっていました。

 コードブルー3に登場した第2世代(成田凌さん、有岡大貴さん、新木優子さん、馬場ふみかさん)。その中の成田さん演じる灰谷医師が、自分の不用意な指示のせいでドクターヘリを墜落させて、負傷した男性の搬送に遅れが出て結局死なせてしまう。そのことによりPTSD心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、遂には自殺未遂を起こしてしまう・・・。そのエピソードをがっつり描いていました。

 昨年の放送の中で、私はあまりにこのくだりがあっさりし過ぎていると苦言を呈していたんですが、成程、このスペシャルドラマに使うために敢えて流してたんですね(笑)。

 基本的には第7話のエピソードを裏側から描いた感じです。彼の心の傷に寄り添う精神科医として、インディードのCMでお馴染みの泉里香さんが登場。「海月姫」の尻軽ビッチ女性とは全く正反対の、感情を押さえた演技が秀逸でした、グッドジョブ!!泉さんは中々の演技力をお持ちなので、これからもっと色んなドラマに登場してほしいですね~。

 最後は第2世代の仲間と我らがガッキーが演じる白石先生に後押しされ、見事にフライトドクターとして灰谷医師は立ち直りました。

 先日の「グッド・ドクター」の感想でも触れましたが、我々一般の社会人と違って、医師の方の失敗は人間の生死に直結してしまう。その重さを改めて感じると同時に、医師(看護師)という重責に従事される皆様に改めて敬意を覚えた夜でした。

 

2.改めて振り返る大作ぶり

 2時間10分の長丁場。新しいシーンは半分ほどで残りは過去の回想シーンで今回は構成されていました。結局第1世代の皆さんは、ガッキー以外は新しいシーンの登場はなかったですね('ω')。

 ただ昨年のシーズン3の総集編のような昨夜の放送を観てみると、改めてこのドラマの重厚さと壮大さに胸が熱くなりました(*^^*)。不評だった恋バナシーンがカットされ、余計な不純物が無くなっていたのが大きかったのかな(笑)。

 過去シリーズに比べて微妙。そういう声も多かったですが、やっぱり昨年の月9の中では群を抜いていましたね。作品の持つ力は勿論のこと、出演者の豪華さも。

 そして最後に灰谷先生が仲間達に背中を押されてドクターヘリに駆け出した後に響いた、お馴染みのテーマソング「HANABI」。もう来る来る!!それが分かっていてもあの曲が響いた瞬間、思わずガッツポーズをしてしまいたくなるお約束の感動が押し寄せましたね(*^^*)。

 ミスチル、やっぱりいいですよね~。私はデビュー曲の「君がいた夏」を聴いた瞬間に衝撃を覚えましたが、本当に今では日本を代表するアーティスト。サザンやBzと違ってガチでバブルを知らない(音楽バブルではありましたが)失われた20年の最初にデビューした大物。そのため、世界観にどこか痛みが伴う。それでも櫻井さんの歌詞のセンスは正直そこそこだと思いますが、メロディーセンスは日本一なんじゃないかと思います。

 きちんとした日本語を載せることが出来る(言葉が映える)メロディーラインが櫻井さんの持ち味ですので、是非一度、最後の職業作詞家秋元康さんとの奇跡のコラボを実現してほしい。そしたら欅坂46の「二人セゾン」を超える神曲が誕生するのではないかと勝手に思ってます。まあ誰に唄ってもらうかが超難問ですけどね(笑)。

 

3.フジテレビに追い風!!完全復活も近い?

 私は映画館もろくにないド田舎にいるせいで、残念ながら蚊帳の外ですが、映画版はかなりのロケットスタートで、何とあの「踊る大走査線」以来の興行収入100億円を狙える勢いなんだとか( ゚Д゚)。これは凄いことですよね~。

 余談ですが試写会でも主演の山Pがこの作品と4人の仲間のことは死ぬ時も思い出すと言っていて、何かいいなと思いました。

 彼はよくぶっきらぼうだと言われますが、亀梨さんとの修二と彰とか、仲間には恵まれてますよね。いい人伝説がよく語られる割には次々と大切な仲間を失っていくキムタクとは対照的。あ、でも私は世代的にやっぱりキムタク好きですけどね(*^^*)。

 今年の邦画№1ヒットが濃厚。こういう社会現象を起こせるのはやはり月9しかない。もしくはフジテレビ。それ以外では日曜劇場がたまにスマッシュヒットで、他は論外(苦笑)。これはフジテレビが終始一貫して、若者に向けたコンテンツ作りを継続している成果だと私は思います。

 今回のスペシャルも、かなりの高視聴率が取れたのではないでしょうか!?夏休み最初の週末で、台風が日本を直撃。在宅率は物凄く高かったからでしょうから。台風12号はこのスペシャルにとっては神風だったのかもしれません。

 先のロシアワールドカップでも、NHKの次に視聴率を稼いだのはフジテレビでした。そして昨年、私が予想した通り、ドラマチックサンデーを廃枠にして、月9と木曜劇場に制作陣の資源を集中した成果が出てきていますね(*^^*)。

 月9は「絶対零度」が、現在このコードブルー3以来の視聴率2桁を狙える位置をまだキープしていますし、何と云っても木曜劇場「グッド・ドクター」の快進撃ですよね!!

 こちらは2桁どころかまさかの首位争いを演じている状態で、このままいけばコードブルーシリーズに続く大ヒット医療ドラマになる可能性も充分あります。

 やはりどんなに逆風が吹いていても、手抜きせずにきちんとした作品作りをしていれば数字も評価も付いてくる。風向きも変わる。その逆もしかり。私も表現者として、この原則は片時も忘れてはいけないと強く感じますね('◇')ゞ

 では今日は一日、私はファイナンシャルプランナーの勉強に励みます。早く台風が過ぎ去りますように☀

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