「dele」第1話を観て

皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日、欅坂46の来月発売のシングル「アンビバレント」のMVを観ましたがこれは久々ヘビロテしそうな出来ですね(*^^*)。

 個人的には「二人セゾン」以降の欅坂は微妙(売り上げはそこからミリオンにまで駆け上がりましたが)と思っていたので嬉しい♪♪

 メロディーは完全にAKBですが総合力が高いです。またちゃんと購入したら(笑)、感想等書かせていただきたいと思います。

 それでは昨日から始まった話題のテレ朝金曜ナイトドラマ「dele」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.圧倒的な存在感!!納得の第1話

 一時は低迷していた深夜ドラマの名門、テレ朝金曜ナイトドラマですが、前回春の「家政婦のミタゾノ」を機に再び勢いを盛り返してきましたね(*^^*)。

 山田孝之と菅田正輝。今の日本を代表するこの2人が共演する。それだけでもうよほどひどい脚本にしない限りいい作品が出来上がる。それは間違いないことなんですが、第1話はその期待を裏切らない出来だったと思います。

 今回は菅田さんは陽、逆に山田さんは陰のキャラでうまくコントラストを出してますね。運動神経の良さそうなアナログ人間と、車椅子の有能なプログラマーという役どころでもそれを徹底させている。これにより二人の演技がぶつからないため、本当に二人芝居でもいいんじゃないかと思う世界が構築されていました。

 音楽も何気にレベルが高かった!!明日の「この世界の片隅に」の久石さんレベルまでいっちゃうとちょっと目立ちすぎるんですけど、本作のように観終わった後で何気にいいBGMだったな~というのが一番いいバランスのような気がいたします(*^^*)。

 ゲストも二人のレベルに見合う様に芸達者な江口のりこさん起用で手堅かったですし、映像も映画の様に凝ったカメラワークだったと思います。

 少なくともこの夏クールのゴールデンタイムの何作品より(苦笑)、レベルが高いという印象でございました!!

 

2.新しい時代を描くのは難しい?

 シングルエピソードで手堅くまとめた第1話でしたが、デジタル遺品整理というテーマを扱うという点では少し弱かったかと(>_<)。

 今回は警察の裏金作りを暴くため、警察に消されたジャーナリストの遺志を継いで山田&菅田コンビが奮闘しましたが、基本的に今までどこかで観たドラマの内容でしたよね。重要なデジタルデータを奪って悪事を暴くというのは、最近の刑事ものとかでは結構お約束になりつつありますし。

 月9の「絶対零度」(犯罪予測システムをモチーフにしたドラマ)にも同じことが言えるんですが、ネタにAIやデジタル遺品を使っているだけで、やっていることは昔の刑事ドラマやミステリーと同じ。個人的にはそうではなくて、これらの新しい物が入ってくることによって変わる世の中の様子を描いてほしいなと。これは贅沢な要望なんですかね( ;∀;)。

 今、遺品整理士という職業がクローズアップされていますので、是非、今作はその更に先をいくデジタル遺品整理士なんですよと。次回以降そこをもっとフィーチャーしていただければ本当にこの作品はマスターピースになるのになと。勿論来週からも視聴決定ですけどね!!

 ではもうすぐしたら私はまた休日出勤( ;∀;)。台風が気になりますが、皆様は良い休日を☔

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