坂井泉水さんを偲んで~刺さるコンテンツ(2)

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 5月27日。この日は何の日か皆様ご存知でしょうか?正確には2007年5月27日は何の日か知っていますか?

 この日は一世を風靡した不世出の歌姫、ZARDこと坂井泉水さんが逝去された日です。私は大ファンでした。あの日から早10年。今日は改めて坂井泉水さんを偲ぶ記事をアップさせていただきたいと思います。

 

1.ZARD 坂井泉水とは

 ZARD。元々は坂井泉水さんを中心としたバンドで、一時は音楽番組にも出演していました。その後坂井泉水さんのソロプロジェクトのような形になります。

 デビュー曲「Good-bye My Lonelinesss」からスマッシュヒットを飛ばしていましたが、人気に火が付いたのは皆さまご存知の6thシングル「負けないで」ですよね。その後はミリオンヒットを連発。特にアルバムは9作連続ミリオン達成という日本記録(今も破られていない)を樹立。名実ともに時代の頂点に立ちました。

 しかし癌が見つかり、音楽活動を中止。闘病中の病院で2007年5月27日、不幸な転落事故により40歳の若さで亡くなってしまいました。

 ライブをほとんどせず、シングルやアルバムのジャケットもはっきり正面を向いていないものが多く、最後まで神秘のベールに包まれた歌姫でした。


『ZARD 25th Anniversary LIVE "What a beautiful memory"』紹介MOVIE

2. ZARDの魅力(1)坂井泉水さんの透明感と圧倒的な美しさ

 坂井泉水さんの透明感のある美しさ。これはもう説明不要ですね。あのタモリさんもMステで坂井さんの美貌におののき、(早稲田在学中から憧れていた)吉永小百合さんにも引けを取らない美女だと言ったとか言わないとか。

 勿論、坂井泉水さんを変に聖女のように持ち上げるつもりはありません。レースクイーン時代の話や、(私は見てませんが)ヘアヌード写真集のことも週刊誌にデカデカと載ってましたよね。

 でもそれはあくまでもZARD以前の過去の話。やはりブレイクしてからの坂井さんは年々透明感を増し、男だけでなく女性ファンも着実に増やしていったと思っています。

 

3.ZARDの魅力(2) 坂井泉水さんの内面が滲み出る歌詞

 私もMステで観たことありますが、坂井泉水さんは本当にトークが苦手な感じでした。若いアイドルファンの方には、欅坂46のべりかこと渡辺梨加さんのような感じだったと言えば分かりやすいでしょうか。

 でもべりかさんは愛らしいというか、愛嬌があるのでまだ明るい感じがしますよね。坂井泉水さんはそういう感じでもなく、結構周りがどんよりしてしまうというか・・・。今でいう放送事故レベル。まあ、歌手は歌が仕事ですから、トークが出来なくてもいいんですが、坂井さんはそれが気になってたんでしょうね。だからブレイクした後はほとんどテレビには出演しませんでした。

 絶対そのせいなんでしょうが、あの美貌を持ちながら坂井泉水さんの歌詞に出てくるのは本当にまっすぐで純粋な女性像ばかりです。

 例えば”色んな人を見るより ずっと同じ貴方を見ていたい”(Dont you see!)”空の彼方へと悲しみ吹き飛ばせ 信じたい信じてる あなたが変わらぬように”(きっと忘れない)

 うーん、秋元先生の48グループよりもずっと早くから、坂井泉水さんは我々冴えない男性にエールを送るような歌詞を作ってくれてたんですね。しかも坂井泉水さんの場合は全部自分で作詞してるんだから、これは坂井泉水さんそのものでもある訳です!!そして意外なことにこの一見、「何この暗くて重たい女~」と軽いコンパ女子とかにはディスられそうな女性像に、少なからず世の女性達も共感していたのです!!いやあ世の中本当に分からないものですね~。

 勿論メロディーもアレンジもいいんですけど、やはり私は楽曲面に関しては坂井泉水さんの歌詞が一番素晴らしいと思っています。

 

4.私とZARD

 さあではそろそろZARDと私のエピソード(大したものはありませんが)を記していきましょう。ZARDがブレイクしたのは1993年。丁度大黒摩季T-BOLANWANDSなどともにいわゆるビーイング系の筆頭格としてZARDは当時の話題の中心になっていました。

 当時はかなりビーイング系についての評価は厳しい物がありました。その一つはビーイング系のアーティストはライブをしなかったため。

 CDが売れない今では考えられないことですが、当時はライブはCD製作より利益が見込めない音楽活動だったため、ZARDを初めとするビーイング系のアーティストはライブの時間をレコーディングに当てて少しでも多くの作品を発表しようとしていたのですね。今も握手券商法で秋元先生が叩かれていますが、いつの時代も異端な方法で独り勝ちすると叩かれるんですよね。

 でもビーイング系のアーティストの音楽スキルは高かったし、今も当時の懐メロ特集とかすると軒並み取り上げられていることから、曲作りに対する姿勢は本物でした。私はBUCK-TICKとか黒夢とかいわゆるダークなビジュアル系が好きな変な高校生でしたが、ビーイング系の音楽だけは断固支持していましたね。今でもCD沢山持ってますよ。

 だから坂井泉水さんの訃報を聞いた時は本当にショックでした。大阪の堀江という所にビーイングの本社ビルがあるんですが、訃報を聞いてすぐ会社の帰りに献花に行きました。来ていた人は同じ歳くらいの社会人が多かったかな。

 NHKのニュースでも大々的に報道されましたが、エックスジャパンのhideさんや尾崎豊さんの時のような激しい悲しみを表すファンは少なかったと思います。でもファンはずっと静かに想いを残していた。今でも定期的にフィルムコンサートが催されていてちゃんとお客さんが入っているのが何よりの証拠ですよね。

 昨年デビュー25周年のスペシャルBOXが発売されました。値段は優に1万円を超えていましたが迷わず購入。今日は15時頃までは出かけてましたが、帰宅後はそれをずっと流しっぱなしでこのブログを書いている次第なのです。では最後にZARDの数ある名曲の中で、特に私の心に残っている3曲をご紹介したいと思います。

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5.私のNO.1シングル曲

 それは何といっても「負けないで」と並ぶ代表曲「揺れる想い」(1993年5月19日発売)ですね。この年の夏に同名のアルバムが発売されてそちらは200万枚の大ヒットを記録しました。

 この曲は、正に私の青春の一曲。イントロから爽やかな初夏の風が吹いてくるようなそんなイメージがしてきます。歌詞もメロディーもアレンジも全てが一級品。ついでにCMスポットもパステルカラー調で最高でした。

 ホントはね、最後の旧人類じゃなくてもっと後の時代に生まれてたらもっと自分には合ってたのかなあと思うことがあるんです。でもやっぱり私の高校三年生の夏はこの「揺れる想い」が流れていないバージョンは考えられないし、90年代に青春時代が送れて幸せだったといつも思い直して(笑)。同じ年代の男女なら大体(程度の差はあるにしても)皆さん思い入れが少なからずある「揺れる想い」です。

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6.私のNO.1アルバム収録曲

 これもアルバム「揺れる想い」(1993年7月10日発売)なんですけど、一番最後の曲「二人の夏」です。この曲はある女性が元彼の結婚話を夏の終わりに聞いて、在りし日の二人の夏を思い出す。そんな歌詞なんですがとにかく切ない!!最高!!大好きな曲だったので当時この曲をモチーフにして一作品短い小説を書いてしまったくらい(笑)。

 夏が終わり、明日からどうやって生きていこう。そんな気分って何か分かりませんか?高校野球、夏祭り、花火大会、夏休み、そして夏の恋。何でもいいんですけどそれらが過ぎ去る夏の終わりって、なんか胸を締め付けられるような切なさ覚えませんか?でもこの歌詞の2人はまだ若いし、この大切な思い出を胸にしまって未来を進んでいこうという前向きな曲です。メジャーコードですし。今ならブックオフでアルバム「揺れる想い」は特価で入手できますので、是非一度聴いてみてくださいね。

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7.ずっと心から離れなかった一曲

 これは知っている人は少ないと思うんですが、ブレイク前の2ndミニアルバム「もう探さない」(1991年12月25日発売)に収録されている「いつかは・・・」という曲です。この曲を知ったのは93年の時。珍しく坂井泉水さんが作詞だけでなく作曲もしています。この歌詞が当時からどうにも私の心に刺さっていたので、今回ご紹介したいと思います。

 

 「いつかは・・・」(作詞&作曲:坂井泉水

 

 Baby,Baby dont you cry  静かな夕暮れに 残された日々 夢を見させて

 どんなに時間を縛ってもほどける あとどれくらい生きられるのか

 いつかは情熱も記憶の底へ 愛し合う二人もセピアに変わる

 Baby,Baby dont you cry 願いが叶うなら あなたと共に輝きたいの

 いつかは新しい恋におぼれる 過ぎゆく季節さえ気付かないまま

 いつかは情熱も記憶の底へ 愛し合う二人もセピアに変わる

 Baby,Baby dont you cry  忘れないでずっと あなたの中に生き続けるわ

 

 この曲を最初に聴いた時、凄く衝撃だったんです。

 坂井泉水さんのことを当時の私は、今でいうリア充の頂点にいる人だと思ってましたから。そんな人が何故こんな歌詞を、こんな歌を作詞作曲するのだろうかと。そしてこの人も僕と同じように死について自覚的な人だったんだと思うようになりました。そうしたら凄く今まで以上に坂井泉水さんを身近に感じるようになったんです。

 特に赤字の部分の歌詞は、他の作詞をする女性アーティストではまず出てこないと思います。ダークなビジュアル系でさえも、男ばかりだからまず出てきませんね。そして何とも数奇なことですが、この歌詞が何だかおよそ15年後のご自身の最期を予見していたように私には思えるんです。

 ただ一つ、今私が坂井泉水さんに伝えられることがあるとすれば、この歌詞にあるように貴女は今も私を初め、沢山のファンの中で生き続けているということです。

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8.最後に~これからも坂井泉水さんは永遠に

 以上、今日は私の思いのたけを吐き出させていただきました。私は今41歳。とうとう坂井さんの年齢を超えてしまいました。でも坂井泉水さんは在りし日の姿のまま、これからも私達ファンの中で特別な存在であり続けると思います。

 彼女の残した名曲の数々は音楽業界の財産ですので、是非これからも色々なアーティストの方に歌い継いでいただきたいと思います。今日は熊野古道のツヅラト峠という所に朝から出かけ、その道中で沢山の綺麗な花を目にしました。写真ではありますがそれらを坂井泉水さんに贈り、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

 本日は長文に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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