「探偵 由利麟太郎」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 「逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン編」。関西地方でも遂に一昨日の放送で最終回を迎えましたが、今更ながらロスでございます( ;∀;)。4年前はただ何となく観ていたのに、まさか2020年時点でこんなにハマってしまうとは・・・。

 今思えば、野木さんの脚本のキレ、星野源さんの「恋」も本当に神レベルの出来だった。そして当時28歳だったガッキーは、今となってはレアなショートボブで、本当に素敵だった。恐らく彼女のキャリアの中でも、一番美しい時期だったのではないのでしょうか。

 今のガッキーがみくりさんをやってもちょっと微妙かな。正直そんな気がするんです。だから2016年の秋、あのドラマを構成していた全てのパーツが、本当に輝いていたんですよね(^-^)。今更ながら演者と製作スタッフの皆様全てに、厚く厚く御礼申し上げる次第でございます。VIVA!!

 それでは先程最終回を迎えた「探偵 由利麟太郎」、最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.「蝶々殺人事件」の顛末

  「マーダー・バタフライ」。そんな風にサブタイトルは変更されていましたが、由利麟太郎シリーズの屈指の名作と言われる「蝶々殺人事件」。非常に見応えがありましたね( `ー´)ノ。

 高岡早紀さんの亡霊の正体は分かっていましたが、後は全てが予想外の連続!!犠牲者の高岡早紀さんの狂い振りも相当でしたが、隠し子の真実も何もかもどんでん返し。全ては妄想がもたらした悲劇。「逃げ恥」のみくりさん位なら可愛いもんなんですが・・・。

 犯人の動機は怨恨や怨念ではなかった。「死」が人間の尊厳を守ることもある。今回の犯人は、あの細川ガラシャを(本人の求めに応じて)刺し殺した小笠原少斎のごとく。

 全くついていけない、そもそも受け付けない。そう感じる方も多いと思いますが、あのYOSHIKIさんも使っていたフレーズ「夢の中だけに生きて」。悪い夫だった大鶴義丹さんは本当に高岡さんの亡霊に殺されてしまった。いいんじゃないですかね。こういう世界観。

 少なくともワタクシは大いに感銘を受けましたし、このシリーズを見届けることができて本当に良かったです(*^^*)。

2.現代にしたのがミスマッチだった!?

 当初の期待に反して、ドラマファンからの評価は散々。民放ドラマ初主演の吉川のアニキのキャリアにも、このドラマはまさかの黒歴史として刻まれてしまいましたね( ;∀;)。

 皆様の感想にもあった何とも言えない気持ち悪さというか、違和感。それはエログロということではなく、やっぱり横溝正史の世界を無理やり令和の現代にあてはめてしまったミスマッチに尽きるのかなと。

 確かにスマホとかは出てきましたが、このドラマの質感はせいぜい私が少年時代を過ごした昭和末期まで。平成はおろか、令和の日本で家族の因習だの、男女の怨念などそんなものあるはずがないですよね(>_<)。

 金田一耕助シリーズとの差別化を図ろうとした気持ちは分かりますが、個人的には素直に「舞台は、戦後直後の昭和2✖年」そんなテロップで始めれば良かったと思いますね・・・。合掌。

 

3.それでも私はアニキについていきます!!

 BUCK-TICKの櫻井敦司さんに次いで長らく応援させていただいている吉川のアニキこと、吉川晃司さん。50代でのまさかの初主演作で大いに期待されましたが、本当に残念でございました(>_<)。

 やはり俳優としては、吉川さんは主演じゃなくて助演の方なんですよね。あの「下町ロケット」の財前部長も、彼が主役だと陰鬱になってしまうといいますか・・・。華がない。基本的に吉川のアニキは月の人ですから。バディを組んだ志尊さんは良かったと思いますが、いかんせんまだ若すぎました( ;∀;)。

 もうこの由利麟太郎シリーズはこれでお蔵入りでしょうから、俳優吉川晃司の活動はしばらくお休みですかね。そうなると個人的にはまた音楽活動の方にも期待したいですね。ドラマで華麗なアクションシーンを観ていると、久々にライブでアニキのシンバルキックを拝みたくなりましたから(^-^)。今後もワタクシは吉川のアニキを追いかけていきますよ!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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