「2018年 月9ドラマ大総括!!」

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 本日は大晦日。私は43歳の誕生日を迎えました。そして後厄も本日で終了。来年はいい年になる気がしています( ^)o(^ )。

 それでは今年も恒例?の今年放送された月9ドラマを一気に振り返っていきたいと思います。

 

 

1.海月姫(主演:芳根京子

 夜明け前が一番暗い。よくそんなことが言われますが、今年の月9に関しては正にこの作品がその言葉に一番相応しいものでした。

 元々TOKIOの長瀬さんの「フラジャイル」の続編が内定していたんですが、共演者の武井咲さんのまさかの出来婚により白紙に( ゚Д゚)。

 急遽このドラマを放送することになった訳ですが、主演の芳根京子さんと瀬戸康史さんはどちらもバイプレイヤー。他にも二線級のキャストで視聴率的には大苦戦。平均視聴率は6.1%で、月9史上初の深夜枠を除く民放内で最下位の屈辱を味わう羽目になりました( ;∀;)。

 しかしこのドラマのクオリティは本当に高かった。今年の月9ドラマ内では断トツのナンバーワン。いわゆるオタク女子の毎日を、本当に感情移入できるまでしっかり描き込んでくれました。

 今もヤフーの感想欄では4点台の高評価を維持。私がたまたま観に行った近所の高校の演奏会でもこのドラマのネタが取り上げられていましたから。

 刺さる人にはしっかり刺さっていた。そして月9王道のプラトニックな胸キュンを真正面から描いていた。ここ数年の月9ドラマでは出色の出来だった「海月姫」でございました(*^^*)。

 

2.コンフィデンスマンJP(主演:長澤まさみ

 お次はこのドラマですが、個人的には評価が難しい(>_<)。

 「リーガルハイ」の古沢良太さん原作ということで、いきなり映画化も決まっていたりと少し先走り感のある作品でした。

 結果的には平均視聴率8.8%で全体でも4位。冬からは持ち直した感がありましたが、制作陣の期待は遥かに下回る結果となってしまいました。

 この作品が伸び悩んだのは、古沢さんの脚本が後半マンネリ化してきたことと、主演の長澤さんがもう一線級の女優さんではないという事実(>_<)。

 日曜劇場等なら準主役級の方々を主役にせざるを得ない程、落ちてしまったブランド力。月9の抱える闇は深いと再認識せざるを得ませんでした。

 しかし現在月9は完全に上昇気流に乗っております。来年GWの映画化作品は意外とヒットしているかもしれませんね('◇')ゞ。

 

3.絶対零度~未然犯罪潜入捜査~(主演:沢村一樹

 今作で月9は1年振りの平均視聴率2桁を獲得。個人的にはかなり意外でございました( ゚Д゚)。

 主演の沢村さんが相変わらず弱いと思っていたのと、人工知能によるミハンシステムの活躍がほとんど見られなかったこと、そして何より話が月9らしからぬダークな内容であったこと・・・。しかしこの作品をきっかけに見事に月9は上昇気流に乗ることが出来ました(*^^*)。

 勝因はゲスト出演に留まったとはいえ、上戸彩さん主演の人気シリーズの続編だったということ。そして今までは主役もショボければサブはそれに輪を掛けてスケールダウンしていたのが、今回は脇役陣が豪華だったこと。それらが良かったんでしょうね。

 本田翼さん、横山裕さん、伊藤淳史さん・・・。私はよくゼロトップ布陣と呼んでいましたが、あのミハンチーム全体が主役だと考えると中々のものだったと思いますよね(*^^*)。

 後は月9はやっぱり主題歌のチョイスがいい!!家入レオさんのドマイナーコードの主題歌は本当にこのドラマを盛り上げてくれていたと思います。

 

4.「SUITS/スーツ」(主演:織田裕二鈴木保奈美

 27年ぶりの再会。あの伝説のドラマ「東京ラブストーリー」で共演していた織田裕二さんと鈴木保奈さんがまさかの再共演で、話題を呼んだのがこの作品でございました。

 視聴率は後半失速しましたが、見事に2桁をマーク。10.81%は今年の月9内では最高の数字。全体でも2作連続の3位。アメドラ原作ではありますが、過去シリーズの続編でない作品で、月9が2桁を取ったのは2015年秋クールの「5→9」以来と久々の快挙となりました(*^^*)。

 このドラマに関しては制作陣の賭けみたいな所があったと思います。それが吉と出た。今まではやることなすこと全てが裏目に出ていた月9及びフジテレビが、ようやく反転に出たと云える作品でしたね。

 内容は薄いけど、とにかく映像が洗練されている。そしてゲストもやっぱり豪華。そんな昔からよく知っている月9を感じられる佳作でございました。

 

5.来年こそが勝負の時。頑張れ月9!!

 一時の勢いを思えば、まだまだ物足りない。それでもここ数年のどん底からは確実に月9は復活した。そう確信できた2018年でございました(*^^*)。

 後は過去作の続編ではないオリジナル作品で、ヒット作を出したいところです。同じフジの木曜劇場は韓国ドラマのリメイクながら「グッドドクター」という新たな鉱脈を掘り当てましたからね。

 内容は多少薄くてもいい。キラキラしていて、いい意味で生活感を感じさせない。そして恋は基本プラトニック。誰かとHしたとかを生々しく描く他局の真似はせず、キス一つでも揺れてしまう、そんな路線をしっかり守ってほしい。

 そして基本は勧善懲悪、性善説。そんな月9らしさはずっと忘れず、大切な伝統として、DNAとしてしっかり受け継いでいってほしいと思います。頑張れ月9!!

 それでは今日はこの辺で。皆様、良いお年を☀

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