2019年月9ドラマ大総括!

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 さてさて今日はクリスマスイブ。皆様はどんなご予定でございますか?

 まあワタクシはバツイチのアラフォーオジサンなので、今更どうでもいいんですが(笑)、若い頃はそれなりに気になる一大イベントでしたね(*^_^*)。

 幸運にも一緒に過ごす人がいた年は、それこそプレゼントの値段でずっと悩んだりとか、慣れない高級レストランでガチガチに緊張して、味とか全然覚えてなかったりとか。う~ん、あんまりいい思い出はないですね(笑)。正に若気の至りでございました。

 最近の若い方はハロウィンとかの方を楽しみにしてるのかな・・・。そんなこと思っていたら、バーガーキングさんが一人クリスマス用に「ぼっちバーレる」なるセットを発売していることを知りまして( ゚Д゚)。

 ネーミングセンスが最高ですね。入れ物のバレルとバレるを掛けてるんですね。大阪人には刺さる、刺さる!!個人的にこういうセンス、大好きでございます(笑)。

 職場の帰り道にバーガーキングがあるので買えそうなら、是非1つ購入したいと思います(*^^*)。でも数量限定らしいので、意外と売り切れてしまう予感もしますね(笑)。

 それでは昨日の「シャーロック」終了で幕を閉じた、今年の月9ドラマを振り返りたいと思います!!

 

 

1.「トレース~科捜研の男~」(主演:錦戸亮

 沢口靖子さんのあの名作への挑戦状!?そんな声も飛び交った2019年月9第一弾作品。このブログでも感想を毎回アップしておりました(*^^*)。

 しかし、もう内容をほとんど覚えていないんですね(+_+)。インパクトの薄い作品だったな~と。ラストの黒幕の千原ジュニアさんの超絶棒演技だけは、今でもよく覚えていますが(笑)。 

 まあ設定は全然違うんですが「絶対零度」とよく似ていたなと。正直どっちがどっちか分からなくなってます。TBSの日曜劇場でいうところの「陸王」と「下町ロケット」みたいな感じですかね(笑)。とは言いつつ、演者は「絶対零度」より微妙だった気が(>_<)。

 主演の錦戸さんも、演技力は中の上と云ったところですし、後半はかなり修正されましたが、船越栄一郎さんのオラオラ演技にドン引きする人も多かったですよね・・・。後は後述しますが、最近の月9に漂うしらけムードが気になりました。

 格差社会だから金と権力には逆らえない。弱者はどんなひどいことをされても泣き寝入りするしかない。そんなイジけた月9って・・・。ただ視聴率は安定の2桁で、上昇気流は続いているなと感じさせてくれましたね(*^^*)。

 

2.「ラジエーションハウス」(主演:窪田正孝

 個人的には今年の月9ドラマの№1作品。放射線技師というマニアックな職種の方々の群像劇でしたが、往年の月9らしい少女漫画的な胸キュン要素も全開で、長年のファンとしては大満足の作品でございましたね(*^^*)。

 前回秋クールでも、演技力を酷評されたばっさーこと、本田翼さん。しかしこの作品のヒロインは彼女でないと成り立たなかった。個人的にはそれ位ハマっていたと思います。

 まあそれこそ1990年代~2000年代の作品に比べると地味ですが、今年の作品の中では一番華があった。主題歌も今の若いコは好きなんだろうなと思わせてくれる感じだったし、キャストがいちいち中央に寄ってくる演出も「HERO」を意識してたのかなと懐かしくて(笑)。

 このドラマは続編、そして映画化も充分狙える作品かなと。昨年の「コンフィデンスマンJP」と併せて、最近の月9は春に良作を届けてくれる。そんな印象を強くした「ラジハ」でございました(*^^*)。

 

3.「監察医 朝顔」(主演:上野樹里

 好調を維持する月9が、2年振りに平均視聴率首位を奪還!!内容的にも、事件解決を早めて、その他のエピソードに時間を割くなど新しい試みが斬新でした。ただ個人的には世間の皆様ほど、私はこの作品を評価できなくて(>_<)。

 その理由は簡単。要するに月9じゃないんですよ、この作品は。日テレ水10ドラマ辺りで放送してそうな内容。時任さんと上野さんの2世帯同居の描写はほっこりしましたが、どうにも所帯じみ過ぎてて(苦笑)。ついでに云えば、旦那役の風間俊介さんも完全に生活を共にできそう、それだけで結婚してあげた感が( ゚Д゚)。上野さんは全然彼にときめいてないんだろうなと。

 ・・・そうじゃないんですよね。やっぱり月9は胸キュンなんですよ。恋愛>結婚なんですよ!!安らぎより刺激なんですよ。

 後は、当初は凄いなと感じてた東日本大震災の描写も、これは月9が描くべきことなのかな。それこそ日曜劇場やNHKの金ドラとかで扱えばいいんじゃないかな・・・。そんな疑問も湧いてきまして。

 月9はいい意味でバカやってたらいい。最近はNHKとかの方がよっぽどぶっ飛んだ作品を発信してる。そう感じてしまいますね( ゚Д゚)。

 という訳で「監察医 朝顔」。ワタクシ的にはレベルの高さに異論はないものの、かなりモヤモヤ感が残った作品でございました(>_<)。

 

4.「シャーロック」(主演:ディーンフジオカ)

 残念ながら連続平均視聴率2桁が、ここで途切れてしまいました(>_<)。しかし私的には、まだまだ月9は牙を抜かれていなかった。意味のある冒険だったと確信できた作品でございました。

 まず前作の所帯じみたダサダサの世界から、最先端のスタイリッシュな世界に還ってきてくれた。特にディーンさんのオープニングとバイオリンを弾くシーンは、毎回楽しみでしたね(*^^*)。

 男くさい、まるで男子校みたいなキャスティングでも、華がないなんて全然思わなかったので、作品としては相当力があったのかなと。

 ただラスボスの守谷壬三、あれはないですよね~。あのキャラに無名な俳優さん使っちゃダメですよ(>_<)。まあ千原さんみたいに有名でも、全然演技できなければそれもダメですけどね(笑)。

 結構好みが別れる作品でしたが、ワタクシ的には大満足♬逆にこの作品は木曜劇場でパート2をしてもいいのかな、その方が合ってる気もしますね(*^^*)。個人的には秋のお気に入りだった本作でございました。

 

5. 月9らしさを忘れないで!!

  残念ながら5期連続で続いていた、月9の平均視聴率2桁記録は途絶えてしまいました。奇しくも次回作はその連続記録の始まりとなった「絶対零度」の続編。

 沢村一樹さんを軸にまたあのミハンシステムが帰ってくる訳なんですが、個人的には来年の月9はあまり結果ばかり追わずに、自分らしさを忘れずに頑張ってほしい。そう思っているんです(*^^*)。

 月9らしさ。それって正に今のインスタ映えとか、キラキラした世界観とか、ティーンに訴えかけるテーマとか。一言で云えば合法ドラッグ。観てるだけでハイになれる、それが月9なんです。後は過去じゃなくて、未来。ぶっちゃけ、ジジババへの忖度はテレ朝さんに任せとけばいいのかなと(苦笑)。

 その点では予測逮捕をテーマをした絶対零度シリーズには期待しています(*^^*)。そして春先にはレベルアップした今の実力で「突然ですが、明日結婚します」みたいなおバカなラブコメをまた作ってくれないかなと~。今の月9なら、きっといいものが出来るはず。

 後は初のハロウィンものとか、SDGsをテーマにしたりとか、色々やっぱり月9には挑戦してほしい。私はずっと付いていきますから。でも変わってほしくないのは、やっぱり月9の性善説というか週刊少年ジャンプ的な価値観。そこだけはダサいと言われても、新階級社会だと言われる世の中でも、死守してほしいんです。

 今年の月9ドラマは、冒頭でも述べたように、権力者やその子弟がどんなにひどいことをしても罰せられない。悪が裁かれない。そういう放送回が少なからずあって。

 それが凄く悲しかった。そんな月9、観たくなかったです。確かに今の日本は停滞していて、東京オリンピックが終われば後は地獄。そんな風潮ではあるんですが(>_<)。

 でも月9までもが、諦めモードになったら一体誰が希望を持てるんですか!!月9だけには最後まで夢見る夢子ちゃんでいてほしい。明るい未来のマイルストーンであり続けてほしい。そうじゃないと、本当にこれから日本は沈没でございますよ( ;∀;)。

 だからやっぱり今年は「ラジエーションハウス」が、一番月9らしいドラマだった。胸キュン片思い、美しいものがやっぱりいい。そして患者のために暴走する正義。弱者に寄り添う物語。あの作品のおかげで無事に月9のDNAは平成から令和にバトンタッチできた。私はそう確信しております( `ー´)ノ。

 ただ恒例化しつつある最終回後の2時間スペシャルは、そろそろ終わりにしませんか。正直お腹一杯で消化不良になりますので(笑)。

 そんなこんなで来年も感想アップは厳しいですが、録画でも何でも必ず全作品&全話ワタクシは観ます(*^^*)。今年も製作スタッフの皆様にはこの言葉を贈ります。

 ”俺達は、月9なんだ”。昭和の終わりから、数々の記録と伝説を巻き起こしてきたことに誇りを持って。別格なんですよ、貴方達は。他の枠とは(日曜劇場だけは良きライバルだと思いますが)全然違うんですよ。だから2桁狙いのせこいヒットより、どでかいホームラン狙っていきましょう。頑張れ月9!!

 それでは今朝はこの辺で。素敵な聖夜のために、仕事と勉学をまずは頑張りましょう🎄

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