2018年夏ドラマ総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は同じ職場の隠れアイドルファンの盟友S氏が来てくれて、楽しいひと時を過ごしました(*^^*)。欅坂46のアルバムを聴きながら勝浦の漁港でマグロを食べ、那智の大滝等も見てきました。

 もしかするとS氏がこの地の最後の客人になるのかも・・・。では昨日の日テレ土曜ドラマ「サバイバル・ウェディング」で幕を閉じた2018年夏クールの総括をアップしたいと思います!

 

 

1.悲願の初制覇!!TBS火曜ドラマが遂に大輪の花を

 まずはこの話題です。今夏、ドラマ界の歴史が大きく動きました!!あの「逃げ恥」ブームから2年。押しも押されぬ新興強豪枠として力を付けてきたTBS火曜ドラマが、遂に平均視聴率初の首位を獲得しましたね。本当におめでとうございます(*^^*)。

 その「ギボムス」こと「義母と娘のブルース」。私も最終回だけ観ました。ストーリーはこの枠らしくシンプルながら、綾瀬さんの強烈なキャラと上白石さんとの台詞のやり取りが凄かった。”お母さん、それって世間では愛というんだよ”。この上白石さんの台詞は間違いなくドラマ界の歴史に残る名セリフになったでしょうね~。

 今回、後半視聴率がうなぎのぼり。この枠で良作か否かを見極めるポイントの(笑)、伝統の後半視聴率爆上げ現象が発動。そして個人的には少し苦手な家族をテーマにした、いわゆる専業主婦層にダイレクトに刺さる、この枠らしい作風だったのも良かったですよね。

 この前の「花より男子」シリーズの最新作を、この枠で放送していたことには本当に失望しましたから。TBSにね。無理に数字を取りに行くような枠じゃないだろうと(苦笑)。「逃げ恥」まではただの1話たりとも視聴率2桁を獲ったことがない超ダメ枠だったんですから。

 だからこそこの枠らしさが全開だった「ギボムス」で視聴率首位が獲れたことは、本当に大きな意味があった。

 自分らしさを忘れない。そして目先の結果に惑わされず、愚直に自分の持ち味を極めていく。そうすればこんな風に忘れた頃に大輪の花が咲く。今回はそんな大切なことをTBS火曜ドラマに教わった気がしました(*^^*)。

 

2.フジテレビ復活の狼煙も上がる!

 さてそのTBS火曜ドラマと並ぶダメ枠としてかつて存在していたのが、フジの日曜ドラマ、通称ドラマチックサンデー。

 こちらは火曜ドラマのようにブレイクすることなく、昨年廃枠となりましたが、そのおかげでフジテレビは伝統の月9と木曜劇場に人的資源を集中できる形に。それが遂に功を奏し、この2枠が久々に視聴率2桁を記録いたしました(*^^*)。VIVA!!

 まずは月9の「絶対零度」。シリーズ3作目で、昨年夏クールの「コードブルー」以来1年ぶりの2桁獲得となりました。

 個人的には犯罪予知システムのミハンシステムの使い方が今一つ雑で、今年の月9ドラマの中では一番微妙かな。そんな気もするんですが、この6割程度の力で走っていたような作品で手堅く2桁を取れたところに月9の復調を感じました。長年のファンとしてはホッと一息でございます。

 そしてもう一つは何と云っても木曜劇場「グッド・ドクター」。視聴率首位こそ「ギボムス」に譲りましたが、こちらは戦前の予想を遥かに上回る快進撃で何と18クール振りの視聴率2桁!!これを古豪復活と云わずして何とするや。

 このドラマのクオリティもさることながら、やはり前作「モンテ・クリスト伯」で多くのドラマファンを唸らせたことが大きかったかと(*^^*)。流れ的には続編もありそうですし、山崎賢人さんの新たな代表作としてこれからも楽しみにしたいと思います。

 やはりフジテレビのドラマが復調すると、世代的には本当に嬉しい♪♪次回秋クールも引き続き頑張ってほしいです。

 

3.他の枠の明暗

 この夏クールの視聴率2桁は4作品。昨年に続く大豊作でございました。もはや夏枯れなんて言葉も死語になりつつありますね~。

 後もう一つはテレ朝木9の「ハゲタカ」。主演は綾野剛さん。感想はアップしていませんでしたが、実は毎回観ておりました。

 ただ高齢者向けに作っていることが丸わかりで、本当に何も残らない。10年前、下手をすれば90年代の作品を再放送しているかのように、新しさが何もなかったです・・・。

 これでは感想は書きようがない(+_+)。面白くないことはないんですが、全然刺さらない。本当に数字さえ取れれば後は何もいらない。旧態依然、国を亡ぼすシルバーデモクラシー。それに加担し、年寄り相手に目先の結果ばかりを追い続けるテレ朝の姿勢には、相変わらず全く共感できないですね( ;∀;)。

 そして3連覇を狙った日曜劇場「この世界の片隅に」は久々の視聴率1桁に。反戦を市井の庶民の生活から訴えた作品で私も毎回観てましたが、前半の戦時とはいえ平和な生活のシーンが長すぎましたかね・・・。

 原爆投下後の第7話以降は、本当に別の作品になったかのように素晴らしい出来になりましたので、この波をもう少し早く持ってきていれば、結果も違っていたのではと思います。

 そして日テレドラマは今回も全ての枠で視聴率1桁(>_<)。これにはやはり水10ドラマの凋落が大きく響いているかと・・・。

 今や女性のための女性の枠の看板は、完全にTBS火曜ドラマに持っていかれてしまいましたね。今回の「高嶺の花」は本当にひどかった。

 「ギボムス」と比較すると台詞の薄っぺらさ、登場人物のキャラの凡庸さ全てにおいて完敗だったかと。特に主演の石原さんにとっては全く伸びしろの無い役柄で、またまた新境地を切り開いた綾瀬さんとの差は大きく開いてしましたね・・・。

 次回作「獣になれない私達」は奇しくも「逃げ恥」の野木さん脚本、そして我らがガッキー主演ということで私も視聴予定ですが、これがコケると本当に水10ドラマはかつてのダメ枠に戻ってしまいそうな気がしますね・・・。正に正念場でございます。

 後低視聴率ながらもハマっていたのが、関テレドラマの「ケンカツ」こと「健康で文化的な最低限度の生活」。主演の吉岡さんの演技は相変わらずでしたが(苦笑)、ワタクシ結構はまっておりました。生活保護という重いテーマに初めて向き合った意欲作だったと思います。特にラスト2回のゲストの、松本まりかさんの演技は圧巻でしたね~。まだまだマイナーな方ですが、今後要チェックの女優さんでございます('◇')ゞ

 後はテレ朝ナイトドラマの「dele」。話題作でしたが、個人的には大外れ(+_+)。大好きだったナイトドラマにも往年のキレはなく、今は好調のテレ朝ドラマの未来は暗い気がしますね~。

 

 という訳で、以上今年の夏ドラマの総括でございました('◇')ゞそれではまだまだ3連休は続くということで皆様も楽しんでくださいね☀

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