「ももさんと7人のパパゲーノ」を観て

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 佳境に入った夏の全国高校野球選手権。明日はいよいよ決勝。3度目の進出で悲願の東北勢初優勝を狙う仙台育英と、我らが大阪桐蔭に続き、近江高校も撃破して波に乗るダークホース、下関国際。中々の好勝負が期待できそうです( ^)o(^ )。

 私が予想するといつも外れるので(苦笑)、ここでの明確なコメントは差し控えたいと思いますが、仙台育英にとっては過去最高のチャンスが到来。これは間違いないでしょうね。

 今までは絶対的エースを軸に勝ちあがり、疲労困憊のうえに相手はいつも格上の関東の名門校。条件が悪すぎました(>_<)。

 しかし今回は若き知将、須江監督の元5人の投手陣を揃え、余力も充分。今回の相手も決して侮れませんが、どう見ても(過去の実績的に)仙台育英が名前負けする相手ではないですよね。

 同じみちのくのスター、大谷翔平選手が104年振りの快挙を達成しましたが、奇しくも今回は同じ数字の第104大会。                               

 東北勢初制覇は光星学院花巻東、そして今回仙台育英に屈した聖光学院でもいいんですが、やはり今までの実績と、ほとんどのレギュラーが東北地方の出身で固められていること。そして伊達政宗公開府以来、東北地方№1の都市であり続ける仙台にある学校。それらの点でも東北の悲願の扉を開くのは仙台育英高校が一番ふさわしい。

 かつては我らが大阪桐蔭への足蹴騒動を初め、色々ダークなエピソードもあった同校ですが、今回こそはそんな過去も吹っ切って涙の全国初制覇、そしてコロナ禍も無視して是非仙台で歓喜の大パレードを敢行してほしい。「日本一からの招待」が現実になることを、心より祈っております(*^^*)。

 それでは昨夜放送されたNHKドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」の感想をアップしたいと思います!

 う~ん、これは本当にひどい出来。期待外れでございました(>_<)。

 死にたいと思いながらも、何とか生き延びる方法を考え、人生を匍匐前進のように進んで行く。そういう人をパパゲーノと呼ぶらしく、ずっと自分の生きるスキルの低さに絶望してきたワタクシとしては、視聴を凄く楽しみにしていたんですが、正直制作陣の皆様には「俺達のことバカにしてるのか、所詮リア充達ならこんなドラマ作るな!」そう言いたい気分になりました( ゚Д゚)。

 主演の伊藤沙莉さんと染谷将太さんがなまじ芸達者だけに、余計作品の作り込みの甘さが露呈して。飲み会でも動じない。普通に恋愛も出来る。野宿して旅もできるバイタリティもある。生きる力、強すぎでしょ(笑)。まずパパゲーノというからにはコミュ障じゃないと話にならない・・・。

 最後の「死にて―」と二人河原に寝ころびながら冗談ぽくつぶやくラストも最低でした。もっと苦しい。特に私のような40代は。途中に出てきた野間口徹さんのシーンには少し共感出来ました。しかしワタクシは更に家庭も崩壊して、養育費を払うために責任の重い仕事を我慢してしてる。朝の8:00から夜の20:00までずっと職場は苦痛、苦悩、ああ働くことって、本当に無間地獄!!

 私はいつも寝る前に思います。このまま、目覚めずにあの世に行けないかなと。そして目覚めては絶望する。日曜日の朝以外、46年の人生、ずっとこんな感じです。

 でも生きるエネルギーが乏しい人間の日常なんて、所詮そんなもの。決してドラマにできるようないいものではないんですよ。ドラマの台詞を借りればそれこそパパゲーノを、生きることの苦痛と絶望をファッションにするな!!そう言いたいです。

 NHKドラマも最近は当たり外れがはっきりしてますよね。去年の「引きこもり先生」は本当に良かったですが・・・。今回は全く共感できず。残念でございました。

 それでは今日はこの辺で。皆様、良い休日を☀