「母になる」第8話を観て

皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 今、高校野球は各地方で春季大会が行われている(もう終わった地区もありますが)のをご存知でしょうか?これは夏の甲子園予選には何の関係もない、いわばオープン戦ですが、近畿大会もベスト4が出そろいました。ですがこれが凄いことになってます( ゚Д゚)

 今回は大阪がホスト県(府?)なのでそこだけ3チームと後は各県1位の計8チームで毎回優勝を争うんですが、今回ベスト4に全て大阪のチームが残っているんです!!そのメンツはこないだのセンバツ王者の大阪桐蔭、そして古豪の大体大浪商、そしてセンバツ準優勝の履正社を下した東海大仰星・・・凄すぎます!!

 今年の春、夢にまで見た大阪勢同士の決勝戦が実現し、もう高校野球に関しては大阪人としてもう思い残すことはないな(笑)と思ってたんですが、まだまだ大阪の高校野球は夢を見せてくれそうです。PL学園野球部の休部が寂しい限りですが、それを補って余りある他の高校の快進撃に目が離せませんね。と、少しテンションが上がったのでこのニュースをご紹介させていただきました!(^^)!

 では本題というか、昨日放送された「母になる」第8話の感想をアップしたいと思います!!

 うーん、今回は結構いろんなエピソードが入ってました。大塚寧々さんのネグレクト、KOU君に小池さんの過去の罪を告白する、そして幼馴染のMAYUちゃんの玉砕、など・・・しかしどれもインパクトが今一つでした。

 最後にはKOU君の失踪(まあすぐ見つかりそうですが)で沢尻さんと小池さんが共闘しそうな感じに。もうこれは水橋さんはこのドラマのソフトランディングを図っていると断言して良さそうですね。何度も言ってますが完成度は決して低くないと思うんです。でも初回の展開が速い&衝撃的だったので、その流れを期待したものとしては少し裏切られたかなあという感じです。

 まあそんなに深刻な話にしてほしいという気持ちは無かったんです。ただね、初回は悲しい事件のはずが妙な明るさを持っててそれが新しい!!と絶賛してたんですが最近はそれも薄れてしまい、何だかサザエさんみたいになってしまっている気がします( ;∀;)

 個人的には、明るいタッチではいてほしいものの、沢尻さんの別離の時間を取り戻そうとする苦悩、小池さんの他人の子供を10年も勝手に育てたことの罪の意識、そこだけは忘れずに抜けない棘のような感じで最後までしっかり描いてほしいんです。

 このままでは沢尻さんと小池さんが単なるママ友になって終了してしまいそうで。まあ善人しか出てこないのはいいんですが、KOU君を巡る罪までもが本当にまあいいかとなると、結局その設定もあの「貴族探偵」と同じ単なる奇をてらっただけの一演出に終わってしまうというか。

 多分残りは2回ですよね。スピードは落ちてきているのは事実ですが、最後まで今までにないドラマを作ろうとした気概だけは忘れないでほしいです。水橋さん、最後にガツンと来る脚本を待ってますよ!!では今日も一日頑張りましょう☀

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「CRISIS」第8話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。 

 今朝も少し遅くなりましたが「CRISIS」第8話の感想をアップしたいと思います!!前回視聴率がまさかの一桁になってしまいました(平成維新軍の回だったのに・・・)が、現在平均視聴率は春ドラマ全体で堂々の3位。「逃げ恥」以来史上2度目の平均視聴率2桁を目指すTBS火曜ドラマ、波留さんの「あなたのことはそれほど」に追い上げられてきてますが、余程のことがない限り今クールの平均視聴率3位&2桁は死守してフィニッシュできそうです( ^)o(^ )

 さて、ここから本題ですが、もう後半に入ってからは「CRISIS」がぶっちぎりのクオリティと面白さですね!!金城さんのキレキレ具合がもう半端ないものになってきています。

 最近のドラマはレベルが落ちて特にフジテレビの他の作品は、原作がちゃんとあるのにあんな出来ですので我々のような日曜作家(後は日曜シナリオライター)にも、こんなの自分にも書けそう。この脚本家達実力もないのにコネだけで業界入りしたんじゃないの?と突っ込まれてるわけですが、金城さんはさすが直木賞作家、そんな不遜な我々の邪心を木っ端みじんに打ち砕いてくれます(笑)。今回は一番良かった回だと思います。では今回は久々に箇条書きしていきます。

 

1.圧倒的な取材力

 この作品については公安が舞台ということもあり、我々には馴染みがありません。だから適当に書いても何とかごまかせる気もしますが、このドラマについては本当にしっかり取材をされてる気がします。

 毎回、特捜班のトラップの仕掛け方もさすがプロだと唸らされますし、今回は潜入捜査のイロハが(どういう人を協力者に仕立て上げていくかも含め)非常に細かく描かれていたと思います。このディティールの確かさとあの大迫力のアクションシーンが重なるので、本当に映画を観ているような贅沢な気分になれるんですよね!(^^)!

 

2.哲学的な台詞の数々

 流石は直木賞作家、台詞の素晴らしさは水橋さんの「母になる」と合わせて他の追随を許さないものになってきていると思います。今回特に印象に残ったのは長塚さんが部下の公安総務課長の飯田さんに語った台詞でした。

”目に見えないものに気を配れ。世の中は見えない因果、業によって成り立っている。それが分からないようでは一生、下働きで終わるぞ” く~、なんて深い台詞なんでしょう!!きっとジュンク堂のビジネス書コーナーによくある「出世する人の特徴」シリーズみたいな本を読み漁るより、こんな一言を胸に秘めて真摯に仕事する方がよっぽど効果がありそうな気がしますね( ;∀;)金城さん、おみそれいたしました!!

 

3.大人のラブストーリー

 基本的に男子校のような男臭さぷんぷん(笑)の今作ですが、今回は西島さんと石田ゆり子さんのプラトニックなんだけど、許されない恋、切なかったですね~。これが肉体関係にまで行ってしまうと昨今のありふれた不倫話で終わってしまうんですが、そうならない方が一生心の中に残る思い出になるんだと思います。

 西島さんは石田ゆり子さんに懸想して夫の眞島さんを教団に送り込んだと悩んでいました。そして石田ゆり子さんから私が欲しくないの?とまさかの告白。しかし西島さんが選んだ答えは、スパイだったことがばれてリンチされてる眞島さんを救い出すことでした。退職届を出して単身乗り込んだ西島さんを一人にさせてたまるか!!と駆け付けた特捜班のメンバー、やっぱり素敵だなと思いました。

 そして無事眞島さん夫婦は救われ、海外へ行くことに。最後の西島さんと石田さんのシーンも最高でしたね。

 西島さんが石田さんの頬にそっと手を当てる。この仕草の奥には何万倍ものマグマのような深い想いが詰まっているはずなんです。そして石田さんの”貴方と暮らしてみたかった”という最後の台詞。これですよ、これが大人の恋の台詞なんですよ(#^.^#)これが10代、20代までなら貴方と付き合いたい、結婚したいとかの台詞になる。ただ暮らしてみたい、そんな言葉はやっぱりアラフォー過ぎてからですね・・・。まあ普通なら石田さんにそんなこと言われたら、私を含めほとんどのオッサンは「はい、今からでもよろしくお願いいたします!!」って言ってしまうでしょうけどね(笑)。

 今回は、迫力満点のアクション、潜入捜査のディテール、そして淡い大人の恋と盛りだくさんの1時間でした!(^^)!さあ、今日も一日皆様がんばりましょうね☀

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「貴族探偵」第7話を観て

 皆様こんばんは、TOSHIXXXです。

 今日は大相撲の高安関が同郷で部屋の先輩の稀勢の里関に続け!とばかりに大関昇進を確定しましたが、その裏で宮里藍選手の引退の話題が出てましたね( ゚Д゚)

 そもそもゴルフに引退とかあるの?ってのが第一でした。シニアとかもあるし、かつての岡本綾子さんとか樋口さんとかもかなりの年齢になるまでプレイしてましたからね・・・。でも結局の理由は燃え尽きたということらしいですね。確かに、これって年齢には関係ないですね。中田英寿もそうでしたし。

 残念ですが宮里さんにはゆっくりと休んでいただきたいです。しかし齢31歳で栄光をつかんでそこに一区切り付けれるってそれはそれでカッコいいですよね( ^)o(^ )私なんかもう厄年なのに人生何も始まっていないに等しいので(笑)。では、今夜もモチベーションが落ちることのない私は「貴族探偵」第7話の感想をアップしたいと思います!!

 今回は「金田一少年の事件簿」そのままでしたね(笑)。犯人の豹変ぶり、動機がまず金田一っぽいし、あの糸を使って鍵を運んで密室を作るトリック!!あれ、どの話か忘れたけどありましたよ。もしかしたら2回くらいあのトリックを金田一で読んだような(笑)。どうも前回から唯一のウリのトリックの斬新さも、すっかり鳴りを潜めてしまいました。くだらないマジックなんて披露しなくていいから残り3回、もう一度トリックで一矢報いてほしいです( ゚Д゚)

 まあ後はいつものように相葉さんですが、先週末に観た「家売るオンナ」のスペシャル版でやはりドラマは主人公さえ良ければ、後はそんなに力を入れなくてもいいんだなということを再認識しました。今回は井川遥さんに広末涼子さんがメインでした。無駄に豪華ですよね~。「家売るオンナ」なら、森口瑤子さんでも普通にその回のメインゲスト扱いのはずです。嵐の主題歌も結構好きなんですがね。「家売るオンナ」は主題歌すらありませんでしたけど(笑)。

 もう相葉さんが仲間由紀恵さん(やっぱり最後に登場なんですね!)に井川遥さんの殺害を指示してようが、貴族探偵の正体は何者だろうがもう本当に興味ないというか(苦笑)、そこまでの気にさせてくれるミスマッチです。最後までこの流れというか、残念な印象は変わらないでしょう。視聴率も初回以外全て1桁で、これであのかつての常勝月9が6クール連続の平均視聴率1桁当確です。大惨敗。もうこの作品については次以降の反省材料にしてくださいとしか言いようがないです( ;´Д`)

 今回唯一良かったと思ったのは、目ざとい方は気付いてたんでしょうけど、井川さんは亡くなってたんですね。だからいつも今まであんな風に中途半端に武井さんに絡んでふっといなくなってたんですね。武井さんの残像というかイメージだったんですね。そこだけはああそういうことだったのかと感心しました。

 今回はそれ以上は書きようがないです。最終回までどこまで視聴率が下がるか、ある意味興味津々です(笑)。では今夜は最後まで辛口でしたがこの辺で。皆様、今夜も良い夢を☆彡

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「フランケンシュタインの恋」第6話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日は熊野古道伊勢路のツヅラト峠で約15キロ歩いてきましたが、今日は2週間ぶりに熊野川沿いを往復10キロコース、ランニングしてきました!!今は天気がいいですからね~。梅雨が来る前に動いておきたい、そういうことです。とにかく人生100年時代を現役で過ごすために、無理をしないようにしつつ、これからも足腰をしっかり鍛えていきますよ!(^^)!

 さて、今夜は久々に通常メニューです。ただこのブログはドラマブログではありませんのでね、念のため(笑)。では早速「フランケンシュタインの恋」第6話の感想をアップしたいと思います!!

 今日はサッカーでいえば、守備を固めて一発カウンターで1-0で勝利!ただその唯一の得点が目の覚めるようなシュートだった・・・そんな印象の回でした。

 遂に綾野フランケンがいつも聴いてたラジオ番組に出演。そこから始まりましたが正直、前半は全く波が無く危うく寝落ちしてしまいそうな感じでした。それが最後の、義足の幼稚園児が出てきた所から、一気に流れが変わりましたね( ゚Д゚)

 まず義足がいきなり出てきたところにギョッとしましたが、そこからのエピソードに心が温まりました。BGMも似てるし、正に以前土曜にやってた妖怪人間ベムの世界でしたね。

 ただ、二階堂さんが出てきて少年を応援した時、今度は別のデジャブが。皆さんは昨年秋に金曜ロードショーでやってた「がっぱ先生」って見てませんでしたか?

 二階堂さんが新任教師役で、小学校の運動会の出し物でクラスで大縄跳びに挑戦するという話でした。そんな話で二時間やるものだから普通は寝てしまうんですけど、そこはさすがの二階堂さんの演技力で中々見応えのある作品になってました。

 で、その話にも一人少し足の悪い男の子がいて、何とか皆で回数を増やそうと奮闘するんです。同じ日テレだし、二階堂さんだし。まあデジャブというよりそこを意識してのエピソードなのかなと思いました。

 しかしあの感動的なエピソードの後で、どう話を今回は締めるのかと思っていたら、いやはや今回は超危険球で締めくくりましたね!!

 メインパーソナリティーの十勝さんが天草さん達に毒づくシーンはこれまた見応えたっぷりでした。勿論嫉妬もあるんでしょうが、日常を描くのがラジオや、変にリスナーの手を止めさせるような内容はラジオやないという台詞には確かにと唸らされました。この作品、本当にこのラジオのシーンだけはリアリティがあり過ぎです。ラジオパーソナリティー志望者はホント必見ですよ(笑)。

 「お前らのやってることは(障碍者をダシにして)虚しいねん!」と十勝さんが最後に絶叫してましたが、このシーンが今回のベストシーンだと私は思います。それって思いっきり24時間テレビのことをディスってません( ゚Д゚)?いやあこのノリ突っ込みと呼ぶには余りにもディープな自己批判、日テレさん、さすがに年間視聴率王者だけありますね!!

 これ、次回はどうなるんでしょうか?一気に最後は大荒れしような感じですね。楽しみです。では、今夜もこの辺で。皆様良い夢を☆彡

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坂井泉水さんを偲んで~刺さるコンテンツ(2)

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 5月27日。この日は何の日か皆様ご存知でしょうか?正確には2007年5月27日は何の日か知っていますか?

 この日は一世を風靡した不世出の歌姫、ZARDこと坂井泉水さんが逝去された日です。私は大ファンでした。あの日から早10年。今日は改めて坂井泉水さんを偲ぶ記事をアップさせていただきたいと思います。

 

1.ZARD 坂井泉水とは

 ZARD。元々は坂井泉水さんを中心としたバンドで、一時は音楽番組にも出演していました。その後坂井泉水さんのソロプロジェクトのような形になります。

 デビュー曲「Good-bye My Lonelinesss」からスマッシュヒットを飛ばしていましたが、人気に火が付いたのは皆さまご存知の6thシングル「負けないで」ですよね。その後はミリオンヒットを連発。特にアルバムは9作連続ミリオン達成という日本記録(今も破られていない)を樹立。名実ともに時代の頂点に立ちました。

 しかし癌が見つかり、音楽活動を中止。闘病中の病院で2007年5月27日、不幸な転落事故により40歳の若さで亡くなってしまいました。

 ライブをほとんどせず、シングルやアルバムのジャケットもはっきり正面を向いていないものが多く、最後まで神秘のベールに包まれた歌姫でした。


『ZARD 25th Anniversary LIVE "What a beautiful memory"』紹介MOVIE

2. ZARDの魅力(1)坂井泉水さんの透明感と圧倒的な美しさ

 坂井泉水さんの透明感のある美しさ。これはもう説明不要ですね。あのタモリさんもMステで坂井さんの美貌におののき、(早稲田在学中から憧れていた)吉永小百合さんにも引けを取らない美女だと言ったとか言わないとか。

 勿論、坂井泉水さんを変に聖女のように持ち上げるつもりはありません。レースクイーン時代の話や、(私は見てませんが)ヘアヌード写真集のことも週刊誌にデカデカと載ってましたよね。

 でもそれはあくまでもZARD以前の過去の話。やはりブレイクしてからの坂井さんは年々透明感を増し、男だけでなく女性ファンも着実に増やしていったと思っています。

 

3.ZARDの魅力(2) 坂井泉水さんの内面が滲み出る歌詞

 私もMステで観たことありますが、坂井泉水さんは本当にトークが苦手な感じでした。若いアイドルファンの方には、欅坂46のべりかこと渡辺梨加さんのような感じだったと言えば分かりやすいでしょうか。

 でもべりかさんは愛らしいというか、愛嬌があるのでまだ明るい感じがしますよね。坂井泉水さんはそういう感じでもなく、結構周りがどんよりしてしまうというか・・・。今でいう放送事故レベル。まあ、歌手は歌が仕事ですから、トークが出来なくてもいいんですが、坂井さんはそれが気になってたんでしょうね。だからブレイクした後はほとんどテレビには出演しませんでした。

 絶対そのせいなんでしょうが、あの美貌を持ちながら坂井泉水さんの歌詞に出てくるのは本当にまっすぐで純粋な女性像ばかりです。

 例えば”色んな人を見るより ずっと同じ貴方を見ていたい”(Dont you see!)”空の彼方へと悲しみ吹き飛ばせ 信じたい信じてる あなたが変わらぬように”(きっと忘れない)

 うーん、秋元先生の48グループよりもずっと早くから、坂井泉水さんは我々冴えない男性にエールを送るような歌詞を作ってくれてたんですね。しかも坂井泉水さんの場合は全部自分で作詞してるんだから、これは坂井泉水さんそのものでもある訳です!!そして意外なことにこの一見、「何この暗くて重たい女~」と軽いコンパ女子とかにはディスられそうな女性像に、少なからず世の女性達も共感していたのです!!いやあ世の中本当に分からないものですね~。

 勿論メロディーもアレンジもいいんですけど、やはり私は楽曲面に関しては坂井泉水さんの歌詞が一番素晴らしいと思っています。

 

4.私とZARD

 さあではそろそろZARDと私のエピソード(大したものはありませんが)を記していきましょう。ZARDがブレイクしたのは1993年。丁度大黒摩季T-BOLANWANDSなどともにいわゆるビーイング系の筆頭格としてZARDは当時の話題の中心になっていました。

 当時はかなりビーイング系についての評価は厳しい物がありました。その一つはビーイング系のアーティストはライブをしなかったため。

 CDが売れない今では考えられないことですが、当時はライブはCD製作より利益が見込めない音楽活動だったため、ZARDを初めとするビーイング系のアーティストはライブの時間をレコーディングに当てて少しでも多くの作品を発表しようとしていたのですね。今も握手券商法で秋元先生が叩かれていますが、いつの時代も異端な方法で独り勝ちすると叩かれるんですよね。

 でもビーイング系のアーティストの音楽スキルは高かったし、今も当時の懐メロ特集とかすると軒並み取り上げられていることから、曲作りに対する姿勢は本物でした。私はBUCK-TICKとか黒夢とかいわゆるダークなビジュアル系が好きな変な高校生でしたが、ビーイング系の音楽だけは断固支持していましたね。今でもCD沢山持ってますよ。

 だから坂井泉水さんの訃報を聞いた時は本当にショックでした。大阪の堀江という所にビーイングの本社ビルがあるんですが、訃報を聞いてすぐ会社の帰りに献花に行きました。来ていた人は同じ歳くらいの社会人が多かったかな。

 NHKのニュースでも大々的に報道されましたが、エックスジャパンのhideさんや尾崎豊さんの時のような激しい悲しみを表すファンは少なかったと思います。でもファンはずっと静かに想いを残していた。今でも定期的にフィルムコンサートが催されていてちゃんとお客さんが入っているのが何よりの証拠ですよね。

 昨年デビュー25周年のスペシャルBOXが発売されました。値段は優に1万円を超えていましたが迷わず購入。今日は15時頃までは出かけてましたが、帰宅後はそれをずっと流しっぱなしでこのブログを書いている次第なのです。では最後にZARDの数ある名曲の中で、特に私の心に残っている3曲をご紹介したいと思います。

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5.私のNO.1シングル曲

 それは何といっても「負けないで」と並ぶ代表曲「揺れる想い」(1993年5月19日発売)ですね。この年の夏に同名のアルバムが発売されてそちらは200万枚の大ヒットを記録しました。

 この曲は、正に私の青春の一曲。イントロから爽やかな初夏の風が吹いてくるようなそんなイメージがしてきます。歌詞もメロディーもアレンジも全てが一級品。ついでにCMスポットもパステルカラー調で最高でした。

 ホントはね、最後の旧人類じゃなくてもっと後の時代に生まれてたらもっと自分には合ってたのかなあと思うことがあるんです。でもやっぱり私の高校三年生の夏はこの「揺れる想い」が流れていないバージョンは考えられないし、90年代に青春時代が送れて幸せだったといつも思い直して(笑)。同じ年代の男女なら大体(程度の差はあるにしても)皆さん思い入れが少なからずある「揺れる想い」です。

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6.私のNO.1アルバム収録曲

 これもアルバム「揺れる想い」(1993年7月10日発売)なんですけど、一番最後の曲「二人の夏」です。この曲はある女性が元彼の結婚話を夏の終わりに聞いて、在りし日の二人の夏を思い出す。そんな歌詞なんですがとにかく切ない!!最高!!大好きな曲だったので当時この曲をモチーフにして一作品短い小説を書いてしまったくらい(笑)。

 夏が終わり、明日からどうやって生きていこう。そんな気分って何か分かりませんか?高校野球、夏祭り、花火大会、夏休み、そして夏の恋。何でもいいんですけどそれらが過ぎ去る夏の終わりって、なんか胸を締め付けられるような切なさ覚えませんか?でもこの歌詞の2人はまだ若いし、この大切な思い出を胸にしまって未来を進んでいこうという前向きな曲です。メジャーコードですし。今ならブックオフでアルバム「揺れる想い」は特価で入手できますので、是非一度聴いてみてくださいね。

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7.ずっと心から離れなかった一曲

 これは知っている人は少ないと思うんですが、ブレイク前の2ndミニアルバム「もう探さない」(1991年12月25日発売)に収録されている「いつかは・・・」という曲です。この曲を知ったのは93年の時。珍しく坂井泉水さんが作詞だけでなく作曲もしています。この歌詞が当時からどうにも私の心に刺さっていたので、今回ご紹介したいと思います。

 

 「いつかは・・・」

   (作詞&作曲:坂井泉水

 

 Baby,Baby dont you cry  静かな夕暮れに

 残された日々 夢を見させて

 どんなに時間を縛ってもほどける

 あとどれくらい生きられるのか

 いつかは情熱も記憶の底へ

 愛し合う二人もセピアに変わる

 Baby,Baby dont you cry 

    願いが叶うなら あなたと共に輝きたいの

 いつかは新しい恋におぼれる 

    過ぎゆく季節さえ気付かないまま

 いつかは情熱も記憶の底へ

  愛し合う二人もセピアに変わる

  Baby,Baby dont you cry

  忘れないでずっと 

     あなたの中に生き続けるわ

 

 この曲を最初に聴いた時、凄く衝撃だったんです。

 坂井泉水さんのことを当時の私は、今でいうリア充の頂点にいる人だと思ってましたから。そんな人が何故こんな歌詞を、こんな歌を作詞作曲するのだろうかと。そしてこの人も僕と同じように死について自覚的な人だったんだと思うようになりました。そうしたら凄く今まで以上に坂井泉水さんを身近に感じるようになったんです。

 特に赤字の部分の歌詞は、他の作詞をする女性アーティストではまず出てこないと思います。ダークなビジュアル系でさえも、男ばかりだからまず出てきませんね。そして何とも数奇なことですが、この歌詞が何だかおよそ15年後のご自身の最期を予見していたように私には思えるんです。

 ただ一つ、今私が坂井泉水さんに伝えられることがあるとすれば、この歌詞にあるように貴女は今も私を初め、沢山のファンの中で生き続けているということです。

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8.最後に~これからも坂井泉水さんは永遠に

 以上、今日は私の思いのたけを吐き出させていただきました。私は今41歳。とうとう坂井さんの年齢を超えてしまいました。でも坂井泉水さんは在りし日の姿のまま、これからも私達ファンの中で特別な存在であり続けると思います。

 彼女の残した名曲の数々は音楽業界の財産ですので、是非これからも色々なアーティストの方に歌い継いでいただきたいと思います。今日は熊野古道のツヅラト峠という所に朝から出かけ、その道中で沢山の綺麗な花を目にしました。写真ではありますがそれらを坂井泉水さんに贈り、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

 本日は長文に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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「帰ってきた家売るオンナ」を観て

 皆様こんばんは、TOSHIXXXです。

 今週は仕事もトラブルが多く、宿舎でもモデムが動かなくなったり蟻が玄関に巣を作りその駆除をしたりと中々疲れました( ;∀;)なんか楽しみにしてた春ドラマも全部勢いがなくなってきたし・・・。そんな中、今夜は日テレで北川景子さん主演の「家売るオンナ」のスペシャル版が先ほどまで放送されてました。いや~、この停滞した今週の空気を清浄にしてくれる面白さでした!!今夜は早速そのドラマの感想をアップしたいと思います!!

 

 1.はじめに

    この作品は昨年の夏クール(2016.7~9月)に放送された日テレ水10ドラマです。脚本は現代のドラマ界最強の女性脚本家の大石静さん。見事に視聴率で昨年夏クール制覇を果たした話題作です。

 ガッキーの秋ドラの「逃げ恥」に話題をさらわれましたが、このドラマも北川景子さんが遂につかんだ代名詞ドラマと言われましたね!(^^)!

 私はこのドラマに劇ハマリで何度も録画を観ました。今も全話HDDに残っています。(ちなみに今回の春ドラマは1作品も録画を残していません)今の春ドラマは正直早く終わってほしいという感じなんですけど、このドラマは本当に終わってほしくなかった・・・。そんな数少ない作品です。

 

 2.神ってるキャスティング

 このドラマ、北川景子さん以外はそんなに豪華なキャストではありません。「貴族探偵」と一度比べてみてください(笑)。正直このメンバーでよく夏クールを制することができたなという感じです。でも主役の北川さん演じる三軒家真智が最高にはまっていました。クールな変人だけど根底に愛がある。初回は??でしたが、どんどん回を追うごとにぴったり役に馴染んでいきました。

 他にも仲村トオルさん、工藤阿須賀さん、イモトアヤコさんなど他のドラマではあまりお目にかかれないメンバーでしたが、このドラマに関してはそれぞれ他の俳優さんが演じることが考えられない位、見事にはまっていました。このキャスティングがドラマの大きな魅力の一つで、今回も懐かしの面々の登場に思わずニンマリしてしまいました!(^^)!

 

 3.格の違いを見せつける大石さん~今回も凄かった!!

 ホントに打ち切りになる前に、月9も大石さんに頭下げて一本書いてもらった方がいいですよ(笑)。今回も他の大多数の平凡な脚本家との差を嫌というほど見せつけてくれました、オリジナル作品でこのクオリティは正に神業!!

 今回は2時間ということもあって、鶴瓶さん、要潤さん、芦名星さんの家探しのエピソードが並行して進んでいきます。多分今の脚本家はこの中の1つのエピソードすら書けない人がほとんどだと思います( ゚Д゚)そして最後にそのエピソードが鶴瓶さんがアパートのオーナーになったことでピタッと綺麗につながります。それぞれ1話ずつでも充分なクオリティのエピソードを贅沢にぶっこんでくる。私には到底書けません(苦笑)

 思えば昨年の放送でも、1話に付き常にWエピソード(最後にそれがつながる)で大石さんは勝負してました。本当に引き出しが多く、アイデアが泉のように湧き出てくるんですね~。彼女は天才です!!

 同じ水10で今放送中の「母になる」の水橋さんも台詞や世界観とかは本当に素晴らしいし、私は好きなんですけど、いかんせんこのエピソード力というか1話辺りの話の濃さが全然「家売るオンナ」とは違いますね。例えば1の濃さのエピソードがあれば、「家売るオンナ」はそれを2回分使って1話作ってるのに対し、「母になる」はそれを薄めて2話分作っている感じがします。勿論どちらもうまいんですけど、1話辺りに込められた熱量の差が視聴率の差にもつながっている気がします。

 演出も東芝日曜劇場のように過剰ではないけどコミカル。でも今の月9のようにお茶らけている訳ではなく、シリアスな部分もある。本当にバランスのいい、奇跡のようなドラマだと思います。やはりドラマは脚本>キャスティングですよね!(^^)!

 

 あっという間の2時間でした。さすがにこれだけのクオリティのドラマ、パート2は難しいと思います。でも後もう一回くらいはスペシャル版でサンチーこと三軒家真智の家を売りまくる雄姿を観てみたいです!!では皆様明日からは休日、今夜も良い夢を☆彡

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「母になる」第7話を観て

 皆様こんばんは、TOSHIXXXです。

 いや~、今日は今年一番のビッグニュースが飛び込んできました。あのおやつの

カールの中部地方以東の販売中止が決定になったらしいですね( ;∀;)関東の方はカール食べないんですかね・・・。これは申し訳ないですが、今日は関西人でホント良かったと思いました。もうこの歳だからさすがにあんまりお菓子は食べなくなりましたが、これからはカールをボチボチ食べます(笑)。これも少子高齢化社会のせいなんでしょうかね・・・。

 では遅くなりましたが、昨日の「母になる」第7話の感想をアップしたいと思います!!

 今夜は遂に沢尻さんと小池さんが激突するシーンでしたね( ゚Д゚)会話だけでほぼ30分、やはり水橋さんの筆力は尋常じゃないです。しかし今回のシーンはやっぱり前半のクライマックスに持ってきてほしかったです。ピークが遅かった・・・。

 今回の二人の激突は本当に迫力がありました。どちらが本当のKOU君の母親なのか、本音と本音がぶつかり合いました。ただやはり、沢尻さんの方が(生みの親ということは別にして)本当の母親だったんですね。

 何故かといえば、小池さんはKOU君と暮らしていて一番嬉しかったことは、子供を産めと言われなくなったことだと言いました。一方沢尻さんはKOU君をネグレクトしてたんじゃないかとバッシングされた時も、そんなことどうでもいい、ただKOU君が元気でどこかで生きててくれればそれでいい。そう語っていました。ここがもうどうしようもなく、二人の差を現してますよね。深い、深いシーンでした。

 しかし、自殺した誘拐犯の両親が慰謝料を払うと言った瞬間、世間の目が一気に冷たくなったというのは原発いじめの問題を思い出しましたね。あの記事を読んで信じられなかったのは、大の大人も避難してきた家族に運動会で賠償金泥棒と野次を飛ばしていたということ。お金に今の私達は縛られ過ぎてますよね。何か心はどんどん貧しくなっているというか。諭吉先生もきっと泣いていますよ( ;∀;)

 さて、今回は最後に大塚寧々さんが出てきて、実は再婚相手のネグレクトをしてるんじゃないかという展開になってきました。ただね、このドラマ台詞も世界観も深いんですが、全10回も放送する内容ではなかったのかという気がしてます。二時間ドラマで二夜連続だったら本当に最高の出来だったような。何か今まで高評価だったのに水を差してますが、初回の勢いで進めてほしかったです。

 では皆様も仕事や学校の後の夜、リラックスしてくださいね☆彡

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