「舞いあがれ!」最終週を観て~総括

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 本日は第95回全国選抜高校野球大会の決勝戦が行われ、山梨学院が兵庫の報徳学園を7-3で下して山梨県勢初の優勝を果たしました!!本当におめでとうございます(*^^*)。

 山梨県勢は準決勝の壁を長いこと破れず、山梨学院は甲子園常連でありながら、良くて1~2勝しかできない、正に大昔の智辯和歌山状態だったんですが、今回一気に壁を破って頂点まで駆け上がりましたね~。

 吉田監督は前身の長崎清峰高校を含め、2度目のセンバツ制覇。清峰時代に2回決勝戦に進出した吉田監督ですが、何と今年も含めた3回の全てでWBCが開催され、日本が優勝しているという・・・。こういう不思議な因縁、ワタクシは凄く心魅かれますね。

 記念大会の影響で実に6試合を戦い(そういえば、開幕戦から登場しましたよね)、ほぼエースの林投手が一人で投げ切った。声出し応援も復活し、懐かしさも多分に感じた山梨学院の快進撃でございました。

 とにもかくにも山梨県民の皆様は、是非大盛り上がりしてほしいですよね~。きっと甲斐の英雄、武田信玄公も喜んでいることでしょう🥎

 それでは今週で遂に幕を閉じた連続テレビ小説「舞いあがれ!」最終週の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.終わりよければ全てよし

 ほぼ予想通りの展開でしたが、大円団でワタクシ的には大満足の最終週でございました。

 貴司がフランスに旅立ったタイミングで新型コロナの発生。パリがロックダウンされたことによる別離。

 そんな苦悩の中、舞は空飛ぶ車「カササギ号」のアイデアを思いつき、東大阪の町工場の力を結集し、アビキルと共に開発に邁進。

 時は流れて2027年。この作品のオールキャスト出演で、「カササギ号」は五島列島での運用を開始。操縦するのは勿論舞。

 かつて破れたパイロットの夢が、形を変えて最後に結実した。文字通り舞いあがったラストシーンでございました、VIVA!!

2.粗さが目立った脚本

 最終週はさすがだったんですが、桑原亮子さんを軸にした脚本陣の皆様には折角のまいんちゃんの夢舞台に何してくれるねん!!そう喝を入れたいです(涙)。

 言いたいことは沢山あるんですが、一番残念だったのは起承転結の拙さ。

 一番予算が掛かって盛り上がっていた航空学校編が年内で終了し、年明けからは(株)IWAKURAの危機に翻弄され、単なる町工場の奮闘話になってしまって、飛行機の話はどこに!?となってしまったのが何より残念でございました・・・。正直、尻すぼみ感が半端なかったですよね(>_<)。

 伏線も最終週では見事に回収してくれたんですが、そこまでは思い付きエピソードの連発、不必要なキャラも多過ぎて連動していない気がしてしまいまして。

 何より五島列島を軸にした「家族に乾杯」的な人情話にするのか、東大阪の町工場の底力を見せる「プロジェクトX」のようなお仕事モノにするのか、そこが明確ではなかったために結果的にはどっちつかず、基本的にストーリーやキャラクター陣も平坦で、ワタクシの周りでも、退屈といった声が多かったですね・・・。

 最近は不評が続く朝ドラですが、次回作「らんまん」は神木隆之介さん主演で中々見応えのあるストーリーになりそうなので、NHKの逆襲に期待しましょう!

3.女優 福原遥の今後に期待!!

 長年の夢だった朝ドラ主演を遂に完走した、我らがまいんちゃんこと福原遥さん。何はともあれ、これで一流女優へのパスポートを得ることはできた。今までの深夜ドラマのヒロイン常連からは、大躍進を果たしてくれたと思います(*^^*)。

 まあ、作品運がないのは福原さんのカルマのようなもので(苦笑)。時期的な面を考慮しても今年の紅白の司会は、次回作「らんまん」のヒロイン、浜辺美波さんに取られてしまいそうですよね・・・。

 しかし実に半年間、ほぼ毎日仕事が終わってから録画した本作を観ることが出来たのは本当に幸せだった。まいんちゃんロス。これは間違いないことで。

 しばらくは少し休んで英気を養い、福原さんの再始動に期待。本日の山梨学院のようにいつか一気に壁を破って、ガッキーや綾瀬はるかに並ぶ国民的女優へ。その夢をこれからも応援していきたいと思います!!

 それでは本日はこの辺で。皆様、良い週末をお過ごしください☀