「ひきこもり先生」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 今月からいつものようにワタクシの会社は繁忙期。本日は久々の休日出勤でございました(>_<)。まあこの時世、働けるだけありがたいと思って頑張らないとですね~。恐らく来週もそうなりそうですが、ここはポジティブに乗り切っていきたいと思います!

 それでは先程放送された「ひきこもり先生」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!!

 

 

1.できる!できる!できる!

 あまりこのブログではないことなんですが、今回の見出しには最終回のタイトルをそのまま使わせていただきました。シンプルながらも、心にグッと響くフレーズですよね。

 終盤までは我々の期待通りにストーリーは進みました。高橋克典校長の圧政がまさかの録音(一体誰が録ってたんですかね~)で教育委員会の知るところとなり、歪んだ野望はあえなくジ・エンド。

 STEPルームの生徒達は全体の卒業式に出席するという試練を乗り越えた後で、自分達の卒業式&近くのテーマパークへ卒業遠足へ出かけるというプランを立てました。

 しかしそれが新型コロナの襲来により全て白紙に( ゚Д゚)。まあ我々としては思い出したくない昨年の悪夢ですが、卒業式が無くなった生徒達の無念を改めて思い起こすシーンとなりましたね。

 ただラストで、STEPルームの生徒達だけが担任の佐久間由衣さん達を巻き込んで、校門前で独自の卒業式を行いました。それを止めさせようとした高橋校長達も彼等の学校に対する思いに打たれて、校門を開く・・・最後の最後に奇跡が起きましたね。

 これって、思考停止していたのは普通学級の生徒達の方だった。彼等の卒業式は無くなったまま。そしてそんな彼等が行きつく先は我々(苦しそうに、仕方なく仕事して諦めて生きてる)大人達。だって政府が決めたから。システムを疑ってはいけない。常識こそ正義。行き過ぎた成果主義及び資本主義👉”地の時代”は永遠に終わらない。

 しかしそんな大多数の価値観に疑問符を持つが故に不登校になってしまっていた、STEPルームの生徒達はその敏感な感性故に、最後に重い扉を開くことが出来た。これって凄く深いですよね。

 確かに最初のシリアス路線から見ると、ファンタジーすぎるラストであった感は否めません。だがそれを割引いても、決してタイトル負けしないラストの爽快感ときたら!!ワタクシ的には充分満足のいくエンディングでございました(*^^*)。

 

2.とにかく前に進もう!!

 最後まで大活躍だった佐藤二朗さん。元ひきこもりの奇跡。そう言いたくなってしまうんですが、ワタクシには正直疑問符が付いてしまうんです( ゚Д゚)。

 というのは、佐藤さんは38歳まで普通に働いていた。崩壊したとは云え、家庭を持てた時もあった。その下地があったから焼鳥屋として、臨時教員として、社会復帰することが出来た。

 同じひきこもり仲間のヨーダこと、依田さんがSTEPルームで涙の講演をしましたが、こちらは38歳までガチの引きこもり。彼自身はすい臓がんでもうじき亡くなるという設定でしたが、何も成しえなかった絶望は深く。

 好きなものは佐藤二朗さん演じる上嶋陽平だと。これは身近だけれど、決して超えることのできない高い壁を感じていた。その証明に外ならないとワタクシは思うんです。

 失敗してもいい。バカにされてもいい。モテなくても、友人がいなくてもいい。それでもずっと逃げっぱなしではいけない。時々逃げても基本的には戦う人生。その大切さをこのドラマは教えてくれた気がします。

 前に進み続けていたなら、転んでもまた立ち上がれる。ワタクシもそうやって生きてきました。だから生きるのがしんどいコミュ障の社会人仲間には本当に敬意を表しますし、今は休んでおられる(ガチではない、社会人経験のある)中高年引きこもりの皆様も立ち直り、また同じフィールドで共に生きていくことを心から願うのであります。

 いつだって魂は繋がっていますからね。STEPルームの仲間達のように。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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