「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 明日の夜に再び帰阪。大阪で研修があり、こちらに戻ってくるのは水曜日になるんです( ゚Д゚)。明日から「家政婦のミタゾノ」もいよいよスタートするんですが、しばらくドラマブログの更新は厳しいかと。

 場合によっては同日Wヘッダーになってしまうかもしれませんが、仕事が勿論優先でございますので( ;∀;)。よろしくお願いいたします。

 では先程観た木曜劇場モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」第1話の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.ただ1点を除いては最高だった第1話

 面白かったです。最近は1話完結ものばかりのドラマ界ですが、久しぶりにクラシックなストーリーもので攻めてくれてるなと。

 70分でしたが、全く中だるみのない展開。良質なドラマの予感がプンプンしますね( (*^^*)。

 ディーンさんは元々若く見える顔立ちですが、山本美月さんもばっさりショートヘアにして、そのおかげで20歳そこそこのまだあどけなさの残る女性を上手く表現できていましたね。

 前半はしなびた漁港のヒーローだったディーンさんと、町一番の美人の(恐らくそういう設定でしょう)婚約者の美月さん。この二人、いかにも地方の高卒カップルという感じがありありで本当に演出が素晴らしいなと思いましたね。

 ほとんどが知り合いという狭い世界。私も今異邦人として小さな町に赴任しているので良く分かりますが、本当にこういうところでは石を投げれば知り合いに当たってしまうという( ゚Д゚)。それ故、強固なネットワークを築いているとも言えるんですが、逆に云えば妬み嫉みも半端ない気が・・・。

 で、思わぬ容疑を掛けられてディーンさんは異国の孤島の収容所(正に巌窟王の世界ですね!!)送りになってしまう訳ですが、肝心のその冤罪が余りに強引過ぎてちょっと引いてしまいました(>_<)。

 テロリストから託された手紙をすり替えられただけであんな風に逮捕されるのはおかしいでしょ( ;∀;)。ラバウ共和国に拘束された邦人を救出するために本当の資金提供者のお父さんの身代わりを立てる必要があった。それは分かるんですが、日本は云わずとしれた世界に冠たる法治国家ですからね( ゚Д゚)。

  「99.9」の冤罪はあくまでも事実誤認であって、こんな風に身内を守るために犯罪をでっちあげるなんてことではなかったですから。高橋克典さんが幾ら公安の人間だとしてもそこまでの権力はないでしょう。ちょっと納得できないですね・・・。

 ただこの冤罪にもう少し広がりがあり、実は新井さん等の町の住民も絡んでいるという展開だったら面白いし、是非その線を期待したいと思います。

 まあただこのまま無理やりストーリーが進んでも、何だか東海テレビの昼ドラみたいで、それはそれで面白い気もしますね。いっそ「愛」三部作に続いてしまいましょうか(笑)。

 最後に登場した田中泯さん、一体何者なんでしょうか( ゚Д゚)。冤罪部分は雑でも、復讐劇としては凝った造りのようですので、次回以降が楽しみです!!

 

2.木曜劇場の原点回帰

 月9と違ってもう話題にもならない程視聴率は低迷、すっかりオワコン化している木曜劇場ですが、中々最近は良質のドラマを連続して届けてくれている気がします。

 そして今回は久々の大型ストーリーの復讐物。私のようなオッサンは、木曜劇場不動の大ヒット作「もう誰も愛さない」なんかをやっぱり思い出してしまいますね。あのドラマも、ジェットコースタードラマと呼ばれた程ストーリーに起伏がありました。

 まあ今の基準では過激すぎて放送できないでしょうが(笑)、あのドラマは1話見逃すと本当に展開が分からなくなるので、見逃さないように必死になって観ていた記憶がありますね~。

 そう思うと今のドラマって、何か寂しいですよね。1話見逃して視聴者が離れることを恐れて1話完結物ばかり。ついでに途中で総集編放送したり(苦笑)。

 あまりに視聴者に媚びすぎな気が。逆にそれが今の(特に若者の)ドラマ離れを生んでしまっているような気がします。

 やはり今作のような壮大なストーリーものも、是非是非これから復権してほしい!!特にその系統のドラマがお家芸の古豪、木曜劇場には頑張ってほしいです。どうせ1話完結にしても視聴率は消費税率以下ですから(苦笑)。

 

 以上、期待通りの世界観で久々にどっぷりドラマの世界に浸れそうだと感じた「モンテ・クリスト伯」でございました!!では今夜もこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

f:id:TOSHIXXX:20180419233707j:plain

「コンフィデンスマンJP」第2話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 最近ちらほらお話ししてた体調不良の話、実は私左肩の後ろに大きなケロイドがありまして、時々そこが膿んで破裂するんです。中々グロテスクな話で申し訳ないんですが・・・。

 先日、帰阪した辺りから1年ぶりくらいにまた膿んできて、今回はかなり豪快に穴が空いてしまいました(>_<)。穴が空くと微熱は引くんですが、当然そこからは鈍痛に悩まされると・・・。こうなると後は薬を塗ってガーゼをして、日にち薬ということになるんですが、勿論ランニングも筋トレもできず。ついでにお酒も飲めないと。

 まあそうなれば楽しみ&ストレス解消は、料理をするかドラマを観るしかないわけなんですね。

 という訳で、先程観た「コンフィデンスマンJP」第2話の感想をアップしたいと思います!!

 これは驚きました。正直第1話より絶対クオリティが落ちると思っていたんですが、どうしてどうして、遥かにこの第2話の方がクオリティが上がってました( ゚Д゚)。こうなると次回第3話がどうなるかが俄然見ものです。

 この第2話を神回にすることなく、当たり前のクオリティで推移していくならば、このドラマ、本当に久々のワクワクする月9オリジナル作品になるのではないでしょうか(*^^*)。

 今回のゲストは吉瀬美智子さん。良かったです。やっぱりこのドラマ、きちんとゲストの方を役柄に当てはめ、しっかり活かしきっている。これが昨年の大駄作「貴族探偵」との大きな違いですね。

 後は前回の江口さんもそうですが、今回の吉瀬さんも演技力はしっかり持っておられる。次回も石黒さんですし、きちんと演技できるかどうかで人選しているところもナイスです。今回は間違っても上原多香子さんや加藤あいさんは登場しなさそうですね(笑)。

 さて肝心の内容ですが、今回はリゾート王編。貧乏旅館の女将からのし上がった吉瀬さん、まあ最初はとんでもない悪党だという印象だったんですが、外資から日本の旅館を守るという信念に基づいて行動しているダークヒロインだということが段々明らかになってきましたね( ゚Д゚)。

 正にその存在感は、今ではすっかり悪役扱いながら幕末の日本を外国の侵略から守るために孤軍奮闘した、井伊大老に通じるものがありましたね~。

 結局、ボクちゃんが肩入れしてた(ちょっと惚れてた?)若女将の方が、1億5千万円を手にした途端、イケメン板長と再婚して、優雅な専業主婦になってしまったという(笑)。ああいう清純派(ぶりっ子?)を気取っている女性が一番信用できないというのは、本当にドラマでも現実世界でもお約束の展開ですね(苦笑)。

 そして最後はリゾート会社を手放し、夫と再び小さなペンションで再出発した吉瀬さん。元々は小さな旅館の娘さんだったという設定もあり、何だか最後の拭き掃除をしながら活き活きとした表情を浮かべていたのがとても印象的でした。結局は彼女の方が根っからの女将さんだったんですね~。

 何が正義で何が悪か。正解は果して何なのか。いい意味でその平衡感覚を崩してくれる古沢さんはやはり只者ではないですね( ゚Д゚)。このどんでん返し続きの第2話で、ワタクシはすっかりこのドラマにハマってしまいましたよ(*^^*)。次回が本当に楽しみです。

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

f:id:TOSHIXXX:20180416223550j:plain

「Miss デビル 人事の悪魔・椿 眞子」第1話を観て

 

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は昼まで久々に爆睡してしまいました(>_<)。それからは掃除もしたし、FP2級の受験資格を得るための課題を仕上げたりと色々やってたんですけどね・・・。

 まあ何故体調不良なのか、ここで言うと皆さん引いてしまうかもしれないので、明らかにアクセス数が少なそうな「コンフィデンスマンJP」第2話の感想で(笑)、報告させてもらおうかと思います。まあ一言で云えば左肩に鈍痛が・・・。

 では昨日観たこの春一番の期待作「Miss デビル 人事の悪魔・椿 眞子」(タイトル長!!)の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.方向性がはっきり見えた第1話

 まずまずの出来。来週からも視聴決定でございます(*^^*)。

 まああのメイクから菜々緒さんの演じるキャラも、どういう展開かも予想できていたのでそんなに陰鬱な印象は受けませんでした。

 今回については残り10分ですよね。50人を10人に減らす研修。その最後の1人が誰になるのか。そこでイジメられていた南雲君でなく、いけすかないエリート2世の日下部君だったところにこのドラマ、根本的には性善説で行くんだなとホッといたしました。

 それだけで私は充分でございます。ようやくのお仕事モノ。最近のぬるい主婦モノには正直うんざりしていましたので、久々にこういうヒリヒリするようなドラマがあってもいいのではないかと(*^^*)。

 「貴方にはこの会社を辞める権利があります」業界トップの共亜火災保険も、内実は粉飾決算で何とか生き延びている未来の見えない会社。それ故にああいうブラックな研修を椿さんは企画したのかも。

 後は椿さんが日下部君の取り巻きに言った「会社には尻尾を振る犬も必要ですので、(貴方達も採用)いい上司を見つけるように」という台詞も良かったな。これが事実なんだよな。そう思いました。

 賛否両論ありそうですが、私的には大好きなテイストでございます。ただ、自殺未遂を起こした南雲君への対応があれだけというのは余りにリアリティがないですよね( ゚Д゚)。ぶっ飛んだ設定はいいんですが、そこのディティールだけは興ざめしないよう、次回以降は修正をお願いしたいです。

 

2.主役二人の演技力は微妙

 本ドラマで初主演の菜々緒さん。

 ビジュアル的には大満足だったんですが、演技力の乏しさがかなり目立ちました(>_<)。まあそれ故の寡黙なキャラなのかもしれないんですが・・・。ただ最後、日下部君を断罪する台詞、これが天海祐希さんや米倉涼子さんだったらもっと感情移入できたのかな~とそこだけが残念でした。

 ただ「家売るオンナ」の北川景子さんも初回は超微妙だった印象なので、菜々緒さんも(少なくとも椿眞子さんのイメージにはドンピシャなので)次回以降は慣れてくるかと。

 それよりもっと気になったのがsexy zoneの佐藤さん。勝利という名はウチの父親と同じで親近感が湧くんですが、もう少し演技ができる人いなかったのという話ですよね( ;∀;)。個人的にはもうジャニーズ系の若手俳優はお腹一杯なんですけどね・・・。

 後は佐藤さんの同期入社の紅一点役で出演の白石聖(ひじりじゃなくてせいと呼ぶらしいです)さんは、今後のブレイク必至の注目株!!今空席になっている純和風美人女優の久々の期待の星だと私は思っているので、このドラマで是非いい演技を見せてほしいですね(*^^*)。

 

3.土曜ドラマよ、爪痕を残せ!!

 前作「もみ消して冬」。もしこのドラマ期間中に平昌オリンピックが無ければ・・・。きっと視聴率2桁取れてたでしょうね。

 そこで改めてのリベンジとなった今作ですが、個人的には面白いと思うもののもっとインパクトがないと(後は主役二人に演技力が無いと)視聴率2桁は厳しいでしょうね。

 名門土曜ドラマも月9同様、(それ以上に?)低迷しています。

 今日の読売新聞で恋愛ドラマが無くなったという特集があって、20年前と今の主要ドラマ枠の作品の比較というコーナーがあったんです。

 フジテレビは月9と木曜劇場。そしてテレ朝は木9(昔からこの枠はあったみたいですね。失礼いたしました!!)、後TBSは日曜劇場と金曜ドラマ。そして日テレは・・・。

 何と水10ドラマしか紹介されてなかったんです( ;∀;)。名門土曜ドラマがスルー?TBS火曜ドラマと同じ扱い?そもそも読売新聞で何で日テレ土曜ドラマのことカットしてるの(笑)という話です。

 身内からここまでコケにされ、世間からも完全に忘れ去られたままでいいんですか?土曜ドラマさん。そんなのいい訳ない!!ということで来週以降、ますますのダーク路線で春クールに爪痕を残してくれることを期待しております(*^^*)。

 では今日は昨夜からの雨ですが、料理の後はイオン等に出掛けたいと思います。皆様も良い休日を☔

f:id:TOSHIXXX:20180414235129j:plain

「春に聴きたいビジュアル系!!その2~ルアージュ「ROUAGE」~刺さるコンテンツ(15)」

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 かなり体調の方は回復してきましたが、まだランニングも筋トレもままならない状態。また来週末から出張で帰阪するので、本格始動はこの地に戻ってくる4月末からかなと( ゚Д゚)。

 今はFP2級の勉強と仕事に専念して無理のない生活を最優先。焦りは禁物。そう言い聞かせています。

 では前回全く反響が無かった(苦笑)、「春に聴きたいビジュアル系」企画の第2弾です。今回は期待されながらもブレイクしなかった悲運の名古屋系バンド「ROUAGE」(ルアージュ)を取り上げたいと思います!!

 

 

1.ブレイクできなかったポスト黒夢

 名古屋系。ビジュアル系好きの方ならこのキーワードは当然ご存知ですよね(*^^*)。

これはインディーズ時代に名古屋を拠点にしていたビジュアル系バンドの総称。ダークな音楽性が持ち味です。

 代表格としては云わずとしれた黒夢。他にもそこそこ名が知れたバンドとしては、Laputa(アニメ金田一少年の事件簿OP「meet again」がスマッシュヒットしましたね!)や、ガクトの在籍したマリスミゼル等と共にビジュアル系四天王と評された、ファナティッククライシスなんかが有名ですね。

 ルアージュの活躍した時期は丁度それらのバンドに挟まれた時期になります。メジャーデビューは1996年。

 一時はMステにも出演し、CDTVのEDなどのタイアップもそこそこ付いてたんですが結局一度も音源はオリコンTOP10入りすることなく、2001年3月に活動停止となりました( ;∀;)。

 個人的にはキャッチ―なシングルを作ることが出来なかった。そこが売れなかった最大の原因だと思います。

 黒夢「for dear」、LUNA SEA「ROSIER」、GLAYyes,summerdays」、そしてラルクの「flower」・・・。これらはイントロを聴いただけでおお!とハートを鷲掴みにされてしまう一曲。実際これらのシングルリリース後、上記のバンド群は大きな飛躍を果たしました。

 そんな曲を一曲でも作れていたら、このバンドの歴史は大きく変わっていたと思います。演奏技術は正直微妙でしたが、レベルの高い楽曲は沢山作っていたと思うので。

 後はメジャーになってからインディーズ時代のダークさを消してしまったのが痛かった。黒魔術をコンセプトにしたダークさが本来のマニアックさ(キャッチ―になり切れない弱点でもあると云えます)を上手く中和させてたんですが(>_<)。

 と、いう訳で私のおススメは彼等のインディーズ時代のアルバム「ROUAGE」ということになります。では早速全曲ミニ紹介していきましょう!!

 

f:id:TOSHIXXX:20180414070216j:plain

 

2.「ROUAGE」全曲ミニ紹介

 

1.シ・ク・マ・レ・タ・ト・キ

 ダークなイントロが印象的なSE。浮かび上がるようにボーカルKAZUSHIさんの「死んでしまえばいい」の台詞が響き、2へと突入します!!

 

2.Function

  2曲続けてのSEなんですが、こちらはトランス系。音の粗さはインディーズだから仕方がないんですが、逆にソリッド感が増していると感じます。

 

3.めざめのうたげ

 アップテンポなノリは続きます。スカスカの演奏ですが、これを聴いていると正にライブハウスでのジャンプするオーディエンスの映像が浮かびます。

 

4.Cry for the moon

  初期の代表曲。シングルにしてもいい位の一曲で、彼等のライブでは最後まで良く演奏されていました。歌詞の世界観、メロディー、どれをとってもビジュアル系の王道をいく一曲です。

 

5.Mist of Tears

  後述します。

 

6.hide and seek

  ダークでセクシーなアップテンポナンバー。隠れた名曲です。是非一度ご視聴いただきたいですね。

 

7.ark

  こちらも事実上のSE。実はボーカル入りの曲だけならこのアルバムは、ミニアルバムになってしまう気が・・・(笑)。

 

8.Pa・ra・no・i・a

  「パラノイア・モザイーク!!」とラストでKAZUSHIさんが絶叫する一曲。しかしまだまだ可愛らしい。この手の叫びがスクリーム化するのはやはりディルアングレイの京さん以降ですね(*´Д`)。

 

9.More Trance

  タイトルにこの曲の意味が集約されています。確かにもっとトランス系を!!みたいな1曲です。でも正直このアルバムの中で一番存在感は薄い気が(笑)。

 

10.Creattion ー審判ー

 不気味なミディアムテンポ曲。歌詞は聖書の最後の審判なんですが、サウンドが真夜中の古城で怪人がずっとダンスしているような感じで全くマッチしておりません。

 後はラストにボイスチェンジャーを使ったような男の声が。「ここはどこ?僕は誰?貴方は・・・?」とぼそぼそ呟いているんですが、その声が変質者みたいで最高に気持ち悪いです(笑)。

 

f:id:TOSHIXXX:20180414072915j:plain

 

 

3.「Mist of Tears」徹底紹介

 ではまずこの曲の歌詞をご紹介いたしましょう。

 

 「Mist of Tears」

 (作詞:KAZUSHI 作曲:KAIKI)

  

  なぜ駆り立てる ああ時よ 

  今仮はじめの愛 壊れ

  なぜかき立てる 夢 「そばに・・・」

  今叶わない もう すべて

 

  「きっとまた微笑(わら)いあえる」

  つぶやき 縛られ

 

  何故変わらない ああ 孤独 

  今垣間みる 愛 嘘へ

  なぜかこつける 夢 見せる

  今帰せない もう 心

  

  「きっとまた微笑(わら)いあえる」

  つぶやき 縛られ

  なだらかな道の先に 行き場を無くした僕が

   

  どれくらい哀しめば 歩き出せるだろう

 

 ・・・本当に暗い歌です。だって「涙の霧」ですよ!?多分これは失恋の歌なんでしょうね。ただ私はこの曲を春に聴きたくなるんですね。「なだらかな道の先に」なんて情景、正に春の夕暮れにピッタリだと思いませんか?

 ルアージュデカダンス。これって引きこもりの暗さ、自己否定の暗さ。世の中に対する絶望。そういうものに起因していると思うんです。基本的に内省的で優しい。BUCK-TICK同様、他者に対する攻撃性がない。ただ悲しいかな、BUCK-TICKの世界の主人公達ほどこちらは女性にモテていないんですが(苦笑)。

 誰も傷つけない、一人デカダンス。この曲は名曲ですよ!!最も暗いビジュアル系の名曲と云えば黒夢のインディーズ時代の「鏡になりたい」(ミニアルバム「生きていた中絶児」に収録)がありますが、こちらの方は女の怨念みたいなものが前面に出てて、非常に気持ち悪い(>_<)。

 そもそも今どきの女性は過去の男に執着なんてしないし、ストーカーと云えば専ら元カレばかりだし(笑)。そういう時代背景からはリアリティもどんどん薄くなってきてますかね・・・。

 とにかくこの一曲を聴くためだけにこのアルバムを手にしても損はない。そう断言できる名曲でございますよ!!

f:id:TOSHIXXX:20180414075013j:plain

  

 

4.悲運のバンド。でも私は好きだった

 メジャーデビュー曲「Queen」を聴いた時。ああ、こりゃダメだな。レコード会社に言われて一生懸命ポップな曲を作ったんだろうけど、それでもマニアック臭が消えず、そもそもインパクトがなさすぎる・・・・。その予感は当たり、残念ながらルアージュはブレイクしませんでした。

 格好悪いから敢えて売れ線の曲は書かない。そういうグループも多いと思うんですが、彼等の場合はレコード会社の言うことも聞いて早々にダーク路線も捨てたのに、肝心のキャッチ―な曲が作れなかった。これは正に悲劇でした。

 メジャーデビュー後の彼等の曲を一言で表すと「惜しい!!」なんですよね。ただこれが一番大事。ダークさを失い、単にマニアックなだけの歌になってしまったら普通のJーPOPファンは聴いてくれないですよね(>_<)。正直演奏力もKAZUSHIさんの歌唱力もメジャーシーンの平均より下だったと思いますし。

 ただその独特さのために今でも心に残る曲があるのも事実です。特に大好きなのがバラード曲の「月の素顔」。こちらもマニアックなので「アクロの丘」みたいに胸にぐっと迫る切なさは皆無なんですが、何かいいです(笑)。是非YouTubeで検索してみてください。

 後はボーカルのKAZUSHIさんは本当に逸材だったと思います(*´Д`)。ヘアスタイルから絶対意識してたと思うんですが、BUCK-TICK櫻井敦司さんにも引けを取らないイケメン!!背もそこそこ高いし、いい男っぷりでございます。

 しかもルアージュのメンバーはビジュアル系バンドにありがちなファン食いを決してしなかったことでも有名なバンドですので、音楽の神様は残酷だなと。まあ素行のいい悪いはブレイクには関係しませんからね・・・。

 でも彼等はファン一人一人を大切にしていたし、最近の某グループのようにVIP席と称して超高額なシートを(ファンからすれば価値はあるんでしょうけど)売りつけることもしなかった。今は音楽活動から引退されたメンバーの方もいるんですが、第2の人生で輝いていてほしいなと強く思いますね(*´Д`)。

 以上、春に聴きたいビジュアル系。第2弾でございました!!それではそろそろ部屋の掃除でもしたいと思います。皆様も良い休日を☀

f:id:TOSHIXXX:20180414081005j:plain

 

 

 

「探偵物語」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 早いものでこのブログも開始から1年が経過いたしました(*^^*)。完全裏ブログなので気の向くまま続けて、完全に「王様の耳はロバの耳」の大きな穴状態ですが(笑)、少しずつアクセス数も増えてきていて、ありがたく思っております。

 引き続きご購読を、皆様にはよろしくお願いいたします('◇')ゞ。

 では日曜日に放送されていた、日曜プレミアム「探偵物語」の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.34年ぶりの実写化

 4月からスタートしたテレ朝の「日曜プレミアム」。

 単に土曜ワイド劇場が日曜日に移っただけやん!そう突っ込みたくなる訳ですが、ドラマには拘らない方針のようですので、かつてのフジテレビの花王名人劇場のイメージに近いんですかね(*´Д`)。

 その第1弾として放送された「探偵物語」。松田優作さんと薬師丸ひろ子さんのオリジナルはさすがに私は観たことないんですが、中々その当時を知る方々の評価は厳しかった模様です(>_<)。

 個人的には久々に斎藤工さんが正義感の強い、好感の持てる探偵を演じているのがとてもハマっているな。そう感じたのでいいと思ったんですけどね( ゚Д゚)。

 後は犯人が原作とは違うみたいですね。確かに2段落ちの凝った結末になっていたので、そういう点ではちゃんと改良を加えていたんだなと。だからやっぱりリメイク作というのは良い点と悪い点というのがそれぞれ出てくるものなんですね・・・。

 個人的には原作を知らないニュートラルな視点で観ることができたので、ラッキーだったと思います。

 

2.中々良かった斎藤&二階堂コンビ

 今回のヒロインのお嬢様は二階堂ふみさんでした。

 斎藤さんと二階堂さんと云えば、丁度1年前の日テレ日曜ドラマ「フランケンシュタインの恋」で共演していましたね(*^^*)。

 この時は二階堂さんの方は今作と同じく闊達なお嬢様だったんですが、斎藤さんは超変人の深志博士を演じていて、あまりに印象が違っておりました( ゚Д゚)。

 あのドラマでは、斎藤さんが密かに二階堂さんに思いを寄せている設定でしたが、今回は逆。時々見せる無邪気さの中に見え隠れする二階堂さんの愛が、実にキュートでしたね(*^^*)。

 二階堂さんの起用はミスマッチだという声もありましたが、私的にはそこそこ可愛いレベルの二階堂さんだからこそ、ラストの斎藤さんとの2ショットも様になったんだと思います。

 これが同年代の美人女優、中条あやみさんや福原遥さんとかだったら幾ら斎藤さんでも「オッサン夢見過ぎやろ~」みたいな印象を持たれますし、元嫁のハセキョーさんもあんなに暖かくは見守ってくれない気が(苦笑)。

 個人的には芸達者と言われる割にはいつも印象が同じに思える部分があるんですが、今回の二階堂さんの起用は正解だったと思います(*^^*)。

 

3.ハセキョーさんも最高!!

 後はもう一人のヒロインと云っても過言ではなかった、奔放な元嫁を演じた長谷川京子さん。

 かつては一世を風靡したハセキョーさんも、もうアラフォーになってたんですね( ゚Д゚)。

 男にだらしがなく、何を考えているのかよく分からない。正に猫のような女性で元夫の斎藤さんは振り回されてばかりでしたが、彼女にまだ未練があることは画面から十分に伝わってきてましたね。

 そして私的に刺さったのは、ハセキョーさんがクライマックスで真犯人に銃を向けて言い放ったこのシーンでした。

「私は正義感の塊だった夫を裏切った貴方を、絶対に許さない。そして私達夫婦を壊した貴方を、絶対に許さない」

 く~、アンニュイさ全開だった元妻の本当の心の叫びが、物凄く切なかったです( ;∀;)。私的には大感動のシーンでしたね!!

 ただ相変わらず(20代の頃からそうでしたよね)ハセキョーさんの演技力は微妙で、二階堂さんとの絡みでは、遥かに年上のハセキョーさんの方が台詞棒読み状態だったのが個人的にはツボでした(苦笑)。

 まあ、そんなツッコミはところどころありつつも、さすがは稀代のストーリーテラー赤川次郎さんの名作でございました。本当に観るべきドラマだったと思います(*^^*)。

 では今夜もこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

f:id:TOSHIXXX:20180411221324j:plain

「コンフィデンスマンJP」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 サッカー日本代表ハリルホジッチ監督がまさかの電撃解任されてしまいましたね( ゚Д゚)。後任は技術強化委員長の西野朗さんだとか・・・。

 私も大阪人ですから、ガンバ大阪を強くしてくれた西野さんには頑張ってほしいですが、万事休す。これは無念の3戦全敗もあり得る話になってきましたね( ;∀;)。

 色々批判されていたのは事実だし、戦術が代表にフィットしないことも分かってました。でも個人的にはそれでもハリルさんに最後まで頑張ってほしかったです。前回伏兵アルジェリアをベスト16に導いた本番力で勝負してほしかったです(>_<)。

 元々H組では日本が実力的には一番下。そこで策士ハリルさんもいなくなってしまっては・・・。他の3国の監督さんは皆さん長期政権で来てますから、格下の日本が一夜漬けのようなことをしても一蹴されてしまうだけでしょう。

 はっきり言って今回の日本代表は21世紀枠。それ故西野監督と選手(結局本田選手と愉快な仲間たちでの戦いになるんでしょうね)達にはのびのびロシアの地で戦ってきてほしいです。

 では待望の春ドラマがスタートしたということで、トップバッターの我らが月9、「コンフィデンスマンJP」第1話の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.ストーリーもスケールも大きい意欲作

 オワコンと呼ばれて久しい月9。前回「海月姫」の(クオリティは高かったものの)大惨敗でいよいよ打ち切りの崖っぷち状態でこの「コンフィデンスマンJP」がスタートしました。 

 今回は90分SP。個人的には期待値は充分クリアできていたと思います。

 最初のホストクラブ社長のMIEさんを嵌めるエピソード。あれを前菜だと言わんばかりにさくっと惜しげもなくOPに使ったところに、このドラマでは手抜きしないぞという制作陣の覚悟を感じました(*^^*)。

 まあストーリーのディティールが雑とかそういう面も多いのですが、そこは敢えて現実味の薄い話こそが月9だということで(笑)。次回以降、同じ傾向のオチが続くと飽きられるかもしれませんが、今回は時間が経つのが早かった!!

 面白い。この勢いで行ければ、久々にコンテンツの魅力で社会現象を築いていた全盛期の月9に迫るドラマになるかもしれませんね。

 少なくとも今回で脱落した人はいないのではないでしょうか(*^^*)。次回以降こそが勝負だと思うので脚本の古沢さん以下、頑張っていただきたいですね。

 

2.「貴族探偵」を反面教師に頑張って!!

 お金を掛けた華やかなセット。いきなり江口洋介さんが登場の豪華ゲスト。謎解きの部分を見せつつ進行するスリリングなストーリー。これって新しいようでどこかで観た気が・・・。

 そうなんです。実はこの路線は去年の春の月9、「貴族探偵」とそっくりなんですよね( ゚Д゚)。

 しかしこのブログを読んでいただいている方はご存知の通り、私は今でもあの「貴族探偵」が昨年のワーストドラマだったと確信しています。しかしこのコンフィデンスマンJPは駄作にはならない予感が・・・。果してその差はどこに?

 私的には今回は ジャニーズ事務所の俳優をキャスティングしていない ②あくまでストーリー>ギャグ&小ネタに徹している この2点が大きな違いだと思っています。

 「貴族探偵」は相葉さんが主人公だった時点で、失敗する運命でした。庶民派で誠実さが売りの相葉さんを、無理やり貴族探偵に仕立て上げたあのサムさ。あれは今でも放送事故レベルだったと思います( ;∀;)。

 その点、今回のキャスティングは中々マッチしています。芸達者の小日向さんは云うまでもないですが、棒演技の東出さんも逆にいつも騙されるボクちゃんの役柄には、ぴったりハマっているのではないかと。

 しかし何と云っても長澤まさみさんです!!今のアラサーになってからの方が開き直って、ちょっと痛いオバサンキャラを演じてくれているので逆に好感が持てます(*^^*)。ダー子は絶対にいい人のはずはないんですが、根っからの悪人ではなくどこか憎めないところがいいですね。

 そして「貴族探偵」は特に生瀬さんを軸にした小ネタに、制作陣が自己陶酔している節があってそれがまた痛かったんですが、今回はあくまでストーリー優先で小ネタとのバランスも丁度いいと思います。是非この配分は次回以降もそのままで(笑)。

 後はストーリーに、勢いがありますから、視聴者は引き込まれていきます。久々の悪役を演じた江口洋介さんも楽しそうにお芝居されましたね。是非次回以降もゲストを借りてきた猫のようにしてしまっていた「貴族探偵」のようなことがないようにしていただきたいです。

 そう考えると今作は、「貴族探偵」のリベンジ作であるような印象も受けます。それならばなおのこと月9スタッフの底力に期待したいですね~。

 最後に理不尽な嫌がらせで閉店に追い込まれた団子屋の老夫婦が、ダー子が悪徳ヤクザの江口さんから巻き上げたお金でお店を再開できたシーンにはほっこり。そういうところも月9らしくていいですね。是非このままの勢いで、次回以降も行けるだけ突き進んでほしいと思います!!期待しています(*^^*)。

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

f:id:TOSHIXXX:20180409232226j:plain

 

 

「春ドラマ展望」

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は帰宅後、夕方は録画していた選抜高校野球の決勝戦を視聴しておりました。

 一応逆転勝ちとは云えるんですが、先行されながらもすぐに追いついて、終盤の7~8回にしっかり追加点。大振りはせず徹底したミート打法。調子の良かった根尾君を最後まで投げさせる。本当に西谷監督らしいというか、徹底的に勝利にこだわり、今回の決勝も渋すぎる試合展開でございました(*´Д`)。

 よく大阪桐蔭は特徴のないチームだと言われます。確かに智辯和歌山のような打ち勝つイメージはないし、藤波以外で目立った活躍を残した投手もいない。

 敢えて云えば勝つことが大阪桐蔭の野球、甲子園で優勝することが大阪桐蔭の野球。そういうことなんだと思います。

 春の選抜に関しては昨年の履正社との夢の大阪決戦、そして今年の大阪勢の優勝回数単独首位浮上。

 PL学園は割と甲子園の決勝で負けることも多かったので、大阪勢の勝利と優勝回数(春も夏も)に最も貢献してくれて、私に夢を見させてくれる大阪桐蔭高校をこれからも応援していきたいと思います(*^^*)。

 では明日の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で幕を開ける2018年春ドラマの展望について記事をアップしたいと思います!!

 

 

1.本命不在!!混戦模様の春ドラマ

 まずはこの春クールの軸になるドラマはどれか?この話題になる訳ですが、今回についてはかなりの混戦模様になると私は睨んでいます。逆に云えばそこまで突き抜けたドラマが存在しないと。

 昨年夏は「コード・ブルー」、秋は「ドクターX」、そして前回冬は「99.9」が圧倒的な力を持ち、そのまま視聴率首位を獲得した訳ですが、今回はそこまでの絶対王者は存在しません。

 まあ消去法で見ていくと日曜劇場「ブラックペアン」が本命、水10ドラマ「正義のセ」が対抗ということになるんでしょうかね。ただ私はどちらも視聴予定はございません(>_<)。

 特にヒロインが葵わかなさん(マイネオの人ですよね)と吉高由里子さんというのがどうにも観る気が無くなると言いますか( ゚Д゚)。

 最近の女優さんのトレンドはキツネ顔よりタヌキ顔。ついでに云えば美人系より可愛い(?)系。個人的には元クッキングアイドルのまいんちゃんこと、福原遥さん辺りにがんばってほしいんですけどね・・・。

 そして「ブラックペアン」については久々の二宮さん主演というのは期待できると思いますが、バチスタシリーズの海藤尊さんの医療ミステリー、いつもの上から目線の意識高い系の演出、そして4月22日からの登場という正に重役出勤的に遅いスタート・・・。

 正直それでも優勝候補筆頭であることは間違いありません。しかし番宣を観る限り、既視感満載の何ら新味のないストーリー、演出、おまけに何の戦略も立てている様子が見えない。今回の日曜劇場は正直他の枠をナメ切っている気が・・・・前回「99.9」の時の必死さはどこに行ってしまったんでしょうか(>_<)?

 それでも地滑り的に(今の自民党と同じですね)このドラマが勝ってしまいそうですが、万が一今回の日曜劇場に独走を許すようなことがあれば、正直今のドラマ界は本当に危機的状況にあると言わざるを得ません。私は本気でそう思っています!!ですから他のドラマ枠の奮起に期待したいと思います。

 

2.久々の逆襲なるか?今回の月9には期待大!!

 さて他の主要枠ですが、今回は珍しく我らが月9「コンフィデンスマンJP」がトップバッター。いつも月9はドタバタで開始が遅いんですが、今回は違います。そもそも今年の初めから放送が決定していましたし、フジは今作にかなり力を入れていることが伺えます。

 前作「海月姫」はあまりに絶望的なキャスティングで平均視聴率は過去最低&ドラマ枠別視聴率(深夜枠を除く)でも史上初の最下位に終わってしまいましたが、ヤフー感想欄は久々の4点台をマークする高評価。私も恋愛の月9の本領を発揮してくれた本当に刺さるドラマだった。そう感じています(*^^*)。

 今回も今更長澤まさみさん?という声があるのは事実ですが、今の月9ブランドではそれが精一杯。そして長澤さんと云えば近年のスマッシュヒット「都市伝説の女」シリーズとかもありますから、早くも話題になっている古沢良太さんの脚本とマッチすれば久々のオリジナル作品での視聴率2桁獲得も夢ではありません。頑張れ月9!!

 後は同じフジで木曜劇場モンテ・クリスト伯」を視聴予定にしております。こちらは視聴率は勿論消費税以下に終わるでしょうが、私的に木曜劇場は1年に1回は絶対観たいな~と思える作品を届けてくれます。

 最近では天海祐希さんの「Chef~三ツ星の給食」や香里奈さんの「嫌われる勇気」など。丁度一年前の桐谷さんの作品だけはどうにもなりませんでしたが(笑)。しかし今回の「モンテ・クリスト伯」は最後まで脱落することなく楽しめそうな予感がしています(*^^*)。

 

3.平昌の悲劇を超えて~日テレ土曜ドラマの勝負作「Missデビル」

 さて他の注目作ですが、私は菜々緒さんの初主演ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿 眞子」が今春クール最大のダークホースである。そう睨んでいます。勿論視聴予定です(*^^*)。

 今作は日テレ土曜ドラマですが、土曜ドラマと云えば前作「もみ消して冬」が予想を覆す好スタートを見せたのに平昌オリンピックの盛り上がりに呑まれて視聴率が大失速、結果いつもの1桁フィニッシュ・・・。正に平昌の悲劇でございました( ;∀;)。

 そして迎えた今春クール。人事を描いたお仕事モノというのもありそうでなかったテーマだと思いますし、今まで準主役で力を培ってきた菜々緒さんも遂に初主演でやる気は充分だと思います。

 脚本次第では2年前の北川景子さんの「家売るオンナ」並みのヒットもあるのではと予想しています。

 後はあの死神を思わせる大鎌を持った菜々緒さんの姿が最高にクールです。ビジュアル系好きの私には堪りませんね(笑)。

 視聴率首位は勿論難しいでしょうが、是非あの大鎌で「ブラックペアン」を脅かして大暴れしてほしいなと思っています(*^^*)。

 

4.他の主要枠も今回は低調?

 さて残る枠ですが、今回久々のお仕事モノに復帰した日テレ水10ドラマ「正義のセ」は平均視聴率2桁は取れそうな気がしますが、他の枠は微妙な作品が多いですね(*_*)。

 特にTBSは金曜ドラマも火曜ドラマも微妙かな?私はそう感じています。

 金曜ドラマ中谷美紀さんの不倫モノということでまあらしいと云えばらしいんですが、あの火曜ドラマが「花より男子」シリーズの続編を放送するということが個人的には凄くショックでしたね・・・。

 まだまだこの枠には冒険してほしかったです。エグイ主婦モノやドン引き女性の本音丸出しドラマを引き続き放送して、ドラマ枠版ディルアングレイを目指してほしかったのに(>_<)。

 まあ私で云えばビジュアル系の音楽を捨てて、FM802系の曲を聴くエセ爽やかオヤジに転向するようなもんですかね(笑)。正にこれは棄教ですよ!!次の夏クールに金曜ドラマでやれば良かったのに「チア★ダン」の放送が決まっていたから仕方がないんですかね・・・合掌。

 最後に私的に嬉しいのはテレ朝深夜ドラマ、今回はあの松岡昌宏さんの怪演が話題を呼んだ「家政婦のミタゾノ」の続編が放送されることですよね(*^^*)。毎回紹介される家事ネタも参考になりますし、個人的には今作が一番楽しみです(笑)。

 

 ・・・という訳で大不作だった昨年よりはマシな気がするんですが、私的には今年も寂しい気がする春ドラマ展望でございました!!では今日もいい天気ですので、皆様素敵な日曜日を☀

f:id:TOSHIXXX:20180407194558j:plain