奇跡のバンド BUCK-TICK~刺さるコンテンツ(8-4)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 いきなりですが、皆様はもしあの世へ持っていきたいアルバムベスト3を選んでくださいと言われたらどうしますか?私の場合はもう決まっております。

 まず第3位は先日このブログで全曲ミニ紹介をしたディルアングレイの「GAUZE」(1999年)、2位はZARD最大のヒットアルバム「揺れる想い」(1993年)。そして気になる第1位はというと・・・。

 そのアルバムこそ、今回ご紹介したいBUCK-TICKの最高傑作「darker than darkness ‐style93‐」(1993年6月23日発売)です。このアルバム以上に影響を受けた作品には未だ出会えていない、それ位私にとっては思い入れの深い一枚です。ただタイトルが長いので以下DTDで統一させていただきます(''◇'')ゞでは早速ご紹介していきましょう!!

 

 

1.当時のBUCK-TICKを巡る状況

 このアルバムが出た1993年、残念ながらBUCK-TICK人気はピークを過ぎ、緩やかに下降しておりました( ;∀;)

 このアルバムは最高位オリコン2位、総売り上げは約21万枚と現在の基準で見れば充分ヒットしてるんですが、当時はYOSHIKI率いるX JAPANの人気絶頂期。彼等が「Jealousy」(1991年)でミリオンセラーを記録して完全にビジュアル系の盟主となっておりました。

 それ故、BUCK-TICKはすっかり目立たない存在になってしまっており、このアルバムも正直そんなに話題になった訳ではありません。ただこの時のBUCK-TICKは完全に円熟期に入っていました。いつしか人気先行から玄人受けする実力派バンドへ変貌を遂げていたのです。

 その証拠にこのアルバムでは演奏技術の高さと、デビュー時とは比較にならない位に歌唱力を増した櫻井さんの熱いボーカルが存分に楽しめます( ^)o(^ )。

 

2.私とDTD

 この1993年当時、私は丁度高校3年生。正に大学受験に向けた勉強真っ盛りの頃でした。

 ただ私は勉強より小説執筆にハマってしまっており、今と変わらずどうしようもない17歳でございました(笑)。その頃は今と違って小説がすいすい書け、本当に楽しかったんです。私なりの青春時代でしたね~。

 そしてこのDTDのアルバムツアーこそが私の人生初ライブでございました( ^)o(^ )。ただ実はこのツアー、何とアルバム発売前から始まっており、大阪(大阪城ホール)の時もまだアルバムが出てなかったんです( ゚Д゚)。

 したがって知っている曲が先行シングルの「ドレス」だけだったという(笑)。人生初ライブにして実にマニアックな経験をしたわけです。

 他にもこれは後述しますが私の部活の顧問の先生が亡くなり、その日はお通夜だったんですが参加したライブでもありました。

 そんな訳で色々と今でもよく覚えているアルバムです。では、いつもの全曲ミニ紹介とシングル「ドレス」と「die」については歌詞もご紹介していきたいと思います。

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3.DTD 全曲ミニ紹介

 

1.キラメキの中で・・・

 何とレゲエをベースにした今井さんの意欲作。ただ音は重く、歌詞もいきなり”ケロイドの僕はドレスを翻し”と櫻井さんの狂気の世界が炸裂!!このアルバムの暗く妖しい世界の扉を開く一曲です。

 

2.DEEP SLOW

 スローテンポの1から一転、激しく疾走する2曲目です。ただアップテンポでも音は重い!!多分このアルバムの時が一番重低音が響いていたと思います。

 

3.誘惑

 このアルバムは死への憧れがテーマになっています。この曲はギターの星野さん作曲の隠れた名曲です。少しキャバレーソングを思わせますね。この当時星野さんはギター兼キーボードを担当していて、ライブ時でもこの曲でキーボードを演奏していました。

 

4.青の世界

 ”青の世界へようこそ”櫻井さんの魔王のような台詞から始まる、こちらもアップテンポな一曲です。

 

5.神風

 今井さん作詞曲。ただ今井さんにしては珍しくこの歌詞はよく分かります(笑)。"1999年にはどうやら神風が吹いたらしい”なるほどね。え?全然分からない?ああアナタは21世紀生まれの若い方なのですね・・・。

 これは言わずと知れたノストラダムスの大予言。結局1999年7月には何も起きませんでしたよね( 一一)。ただこの「神風」(要は核戦争の爆風のことですよね)はこう続きます。

”それは多分神様の気まぐれか 超一流のハッカーの仕業だ” これって正に現在進行形のクライシスですよね!?隣国の自称神の独裁者とサイバーテロが、核の惨事を引き起こさないことを祈るばかりです。

 

6.ZERO

 ダークな今作の中でも比較的明るい感じの一曲。ラストのアルペジオも開放感を感じさせます。でも歌詞は”俺はもう沈む 唄うことをやめた獣 帰る家もない”と櫻井さんの苦悩が満載です( ;∀;)

 

7.ドレス

 先行シングル。後のコーナーで詳しくご紹介します。

 

8.LION

 冒頭の櫻井さんの唸り声は正にダークなライオン。ミディアムテンポで円熟した演奏とボーカルを楽しめる一曲です。

 

9.Madman Blues ーミナシ児の憂鬱ー

 今回は今井さん作詞曲が2曲。「神風」と違ってこちらは全編に渡って意味不明の今井ワールドが全開です(苦笑)。

 特にラスト、櫻井さんが読経のようにボソボソと”孤児(ミナシゴ)達が嗤っている”とバックコーラスする中、”ウェルカムトゥーマイテリトリ~!!”と今井さんがシャウトする場面は最高にクレイジー。必聴ですよ!!

 

10.die

 シングルカット曲。こちらも後のコーナーで詳しくご紹介します。

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4.「ドレス」徹底紹介

 ではまずこの曲の歌詞をご紹介しましょう。

 

「ドレス」(1993年5月21日発売 作詞:櫻井敦司 作曲:星野英彦)

 

 鏡の前で君とまどろむ 薄紅の指先 

 その手は不意に弱さを見せて 唇を塞いだ

 あの日君と約束を交わした 今は二人 思い出せずに

 退屈な歌に耳を傾け 窓の外見つめる 

 僕はドレスをまとい 踊って見せよう

 狂ってるかい? 教えて・・

 いつか風にさらわれてゆくだろう 

 今は二人 思い出せず

 僕はなぜ 風のように雲のように 

 あの空へと浮かぶ 羽がない? なぜ

 星のように月のように全て包む 

 あの夜へと沈む 羽がない? なぜ

 忘れないで 愛溢れたあの日々 

 君の顔も想い出せずに

 いつか風にかき消されてゆくだろう 

 今は二人思い出せず OH

 僕はなぜ 風のように雲のように 

 あの空へと浮かぶ 羽がない? なぜ

 星のように月のように全て包む 

 あの夜へと沈む 羽がない? ああ

 僕はなぜ 風のように雲のように

 あの空へと浮かぶ 羽がない? なぜ

 この愛もこの傷も懐かしい 

 今は愛しくて痛み出す・・・ああ

 

 本当にこの曲は儚く美しい!!星野さんのバラードの最高傑作と言われていますが改めて見てみると、櫻井さんの感性溢れる歌詞も鳥肌モノですね( ;∀;)。VIVA!!

 結構ファンの間では人気の曲で、TMレボリューションの西川貴教さんを始め、多くのアーティストもカバーしています。先日ご紹介した「惡の華」のラスト「KISS ME GOOD-BYE」で表現しきれなかったBUCK-TICK独自の切なさを、この曲では数段上のレベルで表現できていますね( ^)o(^ )

 この曲だけは先行シングルで知ってたんですが、先ほどもお話ししたとおり高校の部活の顧問の先生の急死とライブが重なったんです。

 本当はライブに行くどころではなかったのですが、次の日の葬儀にも参加するため、同じクラブのメンバーやOBにも言われて、もう一人の同じ部活のBUCK-TICKファン(今もです!)の友人と二人でライブに行きました。

 丁度この「ドレス」が顧問の先生とお別れの曲のような気がして、とても切なかったです。正直今でいう窓際族の先生で(職員室に机がありませんでした)自習室の管理とかしてたんですが、内向的な僕を部活(少し珍しい古武道です)に誘ってくれた人でした。

 味がある人で、時々突っ込まれながらも皆からは愛されていました。翌日の告別式ではOB以下皆が、涙に暮れました( ;∀;)。そんな思い出が詰まった一曲「ドレス」です。

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5.「die」徹底紹介

 ではもう一曲、こちらは後でシングルカットされたんですが「die」をご紹介しましょう。この曲こそ私の人生で最も刺さったと言っても過言ではない一曲です。

 

 「die」(1993年10月21日発売 作詞:櫻井敦司 作曲:今井寿

 

 僕は両手を広げて 全てを許したいと願えば 

 君は空から降り立つ

 真実なんてものは 僕の中には何もなかった 

 生きる意味さえ知らない・・・何にも

 あー 星が海泳ぐみたい あー 楽しげに誘うように 

 夜は優しくて

 あの雲さえ越えていく キラメクまでこの夜に 

 どこまでまだ飛べるだろう?

 疲れ果てたこの体 死ぬまで羽ばたいていく

 ここでお別れしようよ 悲しいことは何もないはず 

 軽く最後のキスして アーオゥ!!

 楽しい夢は終わる まぶたを閉じて永遠を感じて 

 肌に死というぬくもり・・・夢じゃない

 あー 目覚めには遠く深い あー ここはどこ 僕誰なの? 

 僕は突き抜ける

 体はもうちぎれそう この声もこの愛も 

 遠く消える青い星 見つめてはうつむいた

 さよなら 全てのものよ・・・

 もう二度とは帰れない 生まれてきた あの海へ 

 遠く消える青い星 見つめてはうつむいた

 さよなら 全てのものよ”

 

 当時、一部のクラスメイトにノートで回覧していた小説の最後のページに、いつもこの歌詞を書いていました。赤字の強調部分は当時と同じです(笑)。

 「ドレス」であれだけ恩師の死を悼んだはずなのに何て不謹慎な高校生なんだ!!そう思われるかもしれませんが、当時私はどうせ大学生活にも馴染めないしろくな社会人にもなれないだろうからこんな風に今死んでしまいたい。そうすれば美しく一生を終えられるから。本気でそう思っていました。

 受験生の今が(結構成績は良かったので)人生のピーク、後は落ちるだけ。それは分かっていたんですが結局自殺することなく大学に進学。入ってすぐに退学して小説を書きながら全国を放浪しようと思ったんですが、結局それも出来ず。今に至るんですね。

 上記の歌詞、今も刺さります。勿論当時で云えばビーイング系米米CLUB、プリプリなどの普通のアーティストも大好きだったんですがやっぱりBUCK-TICKは別腹でした(笑)。

 気が付けば社会に出て20年。公私共に普通の人以上に色々なことがありましたが全く後悔はありません。全ては必然だった、今ではそう思えます。

 死にたいという気持ちも30過ぎたら綺麗さっぱり無くなり、不思議と今の40代が今までの自分の人生の中で最も充実している気がします( ^)o(^ )。昨年の厄年も絶好調でしたよ(笑)。人生って本当に分らないものですよね。

 ただやはり今も死、というものには特別な思いがあります。いわば死とは人生の集大成。この現世での役目を立派に果たした後で死ねたら、きっと素晴らしい世界が待っている。今からそれが楽しみなんです。

 ただそんな素晴らしい最期を迎えるためには毎日を精一杯、世のため人のために生きて、身体の健康にも気を使って自分の人生を燃やし尽くす。そうしなければならない。天寿を全うしないとね。ところが今や人生100年時代。どんどん若かりし日に夢見たゴールが遠くなっています(笑)。

 いやあ今回は我ながら、本当に超特濃のアルバムレビューでした!実はこのアルバム、ずっと最後に秘密のボーナストラック、その名もDTDという曲があるので聴き逃さないでくださいね( ^)o(^ )。ホントに地底の奥深くに広がる別世界のような曲ですが( ゚Д゚)。

 では連休明け最初の日、今日も一日頑張りましょう☀

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「アシガール」第3話を観て

  皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 今日は午後から雨との予報で早朝に10キロランニングしてきましたが、実は昨日まで1泊2日で前の部署で一緒だった先輩と浜松に出かけておりました( ^)o(^ )。詳しくはクックパッド内ブログ「サイレントサイリンの自由におさんぽ。」でご紹介してますので、興味がある方は覗いてみてください♪

 さて、その旅行は今観ている大河ドラマ「女城主 直虎」の世界観を満喫出来て楽しかったのですが、23時台に宿舎に戻るとTOEICの結果が届いていました。期待はしてなかったのですが中を開けると何とスコアがたったの415点!もう笑うしかない点数でした。

 特にリスニングが190点しかありませんでした。3月が570点、6月が515点、そして今回は・・・。要は問題の急激な難化に実力が付いていかないということなんだと思います。時間とお金を自分なりに掛けてきたつもりですが、もうこれでは撤退するしかありません( ;∀;)。

 でもここまでひどい点数だと逆にすっきりしたのも事実です。見えない何かにお前には英語は必要ない、ついでに云えば適性もないし、縁もない。そんな最後通告を受けたような今回のスコアでした。

 これからは日常会話に限定して細々と趣味で勉強していきます。これから受験する皆様は是非リスニング対策をしっかりやって頑張ってくださいね( ^)o(^ )。

 では今朝録画で観たNHK時代ドラマ「アシガール」第3話の感想をアップしたいと思います!!

 面白いです。夏ドラマの「脳スマ」同様、今秋クールで思わぬ拾い物をしました( ^)o(^ )。本格的な秋ドラマの始まりは今週末からですが、この「アシガール」を超えるドラマがどれだけ出てくるか。そんな気にさえなっております。

 今回は唯の戦国時代での保護者、吉乃さんが特に良かったですね。思えば子役時代から「とんねるずの皆さんのおかげでした」とかで観てましたが、ともさかさんも伊藤淳史さん同様、本当に日本を代表する女優さんになりましたね( ^)o(^ )。

 唯が現代から白米を持ってきた時もそれを独り占めせず、村人達に分け与える。これは単なる道徳的観点だけでなく(昔のNHK的観点とも言う)、実に現実的な戦略でした。

 要は先に周りに施しておくことで、それが自分達にも返ってくる。実際、唯が後日村人達から瓜や鯉を貰っていました。正にお金は天下の回り物、情けは人の為ならず、ですよね。

 そしてもう一つの大きな理由は、コメを独り占めしていたら周りに妬まれるだけでなく、何かやましいことをしてるんじゃないかと領主にチクられる恐れがあるということ。例えばナチスユダヤ人が迫害された理由の一つに第一次大戦に敗れて疲弊しきったドイツ国内で彼等だけが株の空売りとかで大儲けして、妬まれていたいうのがあるらしいですから。怖い話です・・・。

 ただコメを配ってしまえば(食べればある意味共犯ですので)、村全体で秘密を共有できる。現代の私達でも使える、深い生きる知恵だと思いました(*´ω`*)。

 ただ唯も言ってましたが、吉乃は本当にただの村の女ではなさそうですね。この頭の良さからすると、彼女は他国の間者とかなのかもしれません( ゚Д゚)。この秘密も後日明かされていきそうですね。

 さあドラマの方は遂に唯が初陣を果たしますが、いきなりの修羅場でしたね。史実では討ち死にした忠清様を守り抜くことが出来るのでしょうか・・・。来週も楽しみです!!

 では私も今日は家事や小説執筆を頑張りますので、皆様も三連休の最終日、有意義にお過ごしくださいね☀

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「奥様は、取り扱い注意」第1話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日、完全にマイネオで契約していたスマホが昇天してしまったために、ドコモから古巣のソフトバンクソフトバンクはマイネオやってないんです)に契約を戻してニュースマホを購入しました( ^)o(^ )。

 今度はソニーのエクスペリアです。マイネオはパソコンに超詳しいゲームプログラマーの知人に勧められて始めたのですが、結局メンテナンスがないリスクが一人この地にやってきたことで、完全に露呈してしまいました( ;∀;)。

 実はPCもその知人自作のモノがこちらに来てから動かなくなってしまったので、レノボのノートを購入し、今に至っております。やっぱり自分で出来る技術力にあったデバイスを選ばないといけませんね・・・。人任せにした結果、大きな失敗をしてしまいました(>_<)。正に安物買いの銭失い。これを今後の教訓にしたいと思います。

 まあそんな残念な話はそれ位にして(苦笑)、遂に2017年秋クールが始まりましたね( ^)o(^ )。他のドラマはまだ再来週なんですが、本日はいきなりロケットスタートした日テレ水10ドラマ「奥様は、取り扱い注意」第1話の感想をアップしたいと思います!!

 全体としては、主婦モノでしたがやっぱりバイオレンスでしたね(笑)。主人公が工作員の綾瀬さんで初回ゲストの倉科カナさんはDV被害者。金城ワールド全開でございました( ゚Д゚)

 個人的には微妙なスタートだったと思います。やはり水10ドラマであんまりバイオレンスを入れるのもどうかとも思いますし、何より金城さんがまだこのドラマを上手く表現しきれてない気がします。

 まずDV被害の描写が非常に男性的というか、プロトタイプな感じでした。何かの本を読んでストーリーを作ったのかと思える位(>_<)。この手の内容はやっぱり女性の視点から描かないと、刺さるストーリーにはならないですよね~。大石静さんとかだったらうまく描けていたのかな。

 後はプレゼントした人形にHDDカメラを埋めてたというオチも、今一つヒネリがないかと。何せ私は春ドラマの「CRISIS」を観てますからね。あれと比べると金城さん、ちょっと手抜し過ぎですよね(笑)。

 他にもストーリーを綾瀬さんのナレーションで説明し過ぎです。ストーリーをダラダラと文章で説明し過ぎるのは、小説でも一番興ざめになる禁じ手です。直木賞作家の金城さんがそれを知らないはずないので、それだけこの手の作品は苦手なのかもしれませんね(>_<)。

 それとここを一番言いたいんですが、倉科さんが刺されそうになる時に綾瀬さんには助けに行ってほしかった!!助かってはいるけど、刺されてからは遅いでしょ( ;∀;)

 いつもながらビターなこの金城ワールド的展開、音楽で云えばディルアングレイ的な救いのない展開に、引いてしまった視聴者の方も多い気がします(>_<)。やっぱり奥様モノとバイオレンスの相性の悪さがモロに出てしまっている気がしますね~。

 そのせいか全般的に、キャスト陣も今一つ弾けてないですね( ;∀;)。西島さんは今のところ完全に空気だし、綾瀬さんを始め折角の豪華キャスト(広末さん、本田翼さん)も6割くらいの演技しかできていない気がします。

 まあただミスマッチという程ではないので(特に広末さんは今後の展開で一番いいキャラになりそうな気がします)金城さんには今後の展開に期待です。基本金城さんはいつも立ち上がりが良くないですからね。

 そう考えるとちょっと早すぎるんじゃないの!?という10月第一週スタートも良かったかもしれません。何しろ来週までは選択肢がないので、私のようなドラマフリークは取り合えず観ますよ(笑)。

 他のドラマが始まる第三週までに、いかにストーリーとキャラクターを修正していくか。ここがこのドラマの肝になりそうですね~。これに失敗すると幾ら綾瀬さん久々の主演と云えど、視聴率はかなり厳しくなりそうな予感がします( ゚Д゚)。

 とは云ってもやはりドラマが始まるのは嬉しい!仕事も執筆にも元気を貰えます。では今日も一日頑張りましょう☀

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奇跡のバンド BUCK-TICK~刺さるコンテンツ(8-3)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 最近ずっとこの話題が続いていますが、昨日も「心霊婚活」の執筆に打ち込んでおりました。昨日はこの作品で初めて自分自身で涙するシーンを書くことが出来て、手応えを感じています(*´ω`*)

 個人的に小説執筆という作業は、登山に凄く似ていると思っています。マラソンと違って休んだり立ち止まることも出来るんですが、とにかく自分の力で登っていかない限り、頂上(つまりは脱稿ですよね)には辿り着けないんです。

 ほとんどは山道同様、苦しく険しい道のりです。はっきり云って全く楽しい作業ではありません(苦笑)。ただ登山で不意に凄く美しい風景が観れる場所が出てくるのと同じように、執筆でも昨日のようにカタルシスを感じるシーンを自分の筆(指?)で生み出すことが出来る。この喜びは他のどんな趣味でも味わうことはできません。  

 その瞬間を味わいたくて、ひたすら書いているとも言えます。とにかく先はまだまだ長いですが、頂上目指して頑張ります( ^)o(^ )。

 では今日もBUCK-TICK特集です。今回は私が初めていきなりCDで購入した「狂った太陽」(1991年2月21日発売)を取り上げたいと思います!!

 

 

1.「狂った太陽」とは

 このアルバムは前作「悪の華」から約一年、通算6枚目のアルバムでした。

 今までの情感あふれるダークさから今作では(今井さんがハマっていたため)テクノやインダストリアル要素を取り入れ、密室感溢れるかなり無機質な作品となりました( ゚Д゚)。

 暗いけれど決してじとっとしていないという印象は、実はメジャーコードの曲が多いということも多分に影響していると思います。

 後意外なところではまずタイトルからして放送禁止チックなこのアルバム、実は日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞しているんです( ゚Д゚)。実はレコ大とBUCK-TICKには意外な縁があって、彼等はレコード大賞優秀新人賞も受賞しているんです。

 他にどんな方がいるのかよく知らないんですが、受賞者で今も現役の人達の中では間違いなく最古参の部類に入ると思います!!凄いですね~、BUCK-TICK

 このアルバム賞を獲ったのは別にフロックでも何でもなく、事実各音楽誌からもこのアルバムは高い評価を受けました。私が購読していた雑誌にも「狂った太陽でようやく額に第三の目が開いたBUCK-TICK」なんて表現をされてましたから(笑)。

 オリコンチャートこそ2位どまりでしたが業界内でのBUCK-TICKの評価を不動の物にした初期の傑作、それが「狂った太陽」です。

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2.初めて購入したアルバム

 このアルバムは私が人生で初めて購入したアルバムです( ^)o(^ )。「TABOO」や「惡の華」も今では勿論CD持ってますが、この当時はレンタルCD屋さんで借りた物をテープに録音して聴いておりました。

 今の若い人からは考えられない話でしょうね~。ホントに便利ですよ、今は。ユーチューブとかで気になった曲をすぐ探せるし。

 ただこの時にテープに自分のお気に入りの曲を色々ダビングして、友人同士で貸し借りしたのとかは楽しかったですね( ^)o(^ )。そのおかげで私よりBUCK-TICKのことが好きになった友人(今もですよ!)とかもいますし。音楽ってやっぱりいつの時代も不可欠な物なんだなとつくづく思います。

 ではここからはいつものように、「狂った太陽」を全曲ミニ紹介したいと思います!!

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3.「狂った太陽」全曲ミニ紹介

1.スピード

 3rdシングル。Mステで初めて彼等の姿を観たのもこの時です( ^)o(^ )。その時の櫻井さんが実に妖艶で、この頃から櫻井敦司=不死の大魔王説が生まれました(笑)。

 

2.MACHINE

 こちらもシングルにしてもいい位のキャッチ―な一曲。ただこの曲のアレンジは非常に粗いです。音に迫力はあるんですがね。当時は勿体ないな~と思ってたんですが今は、わざとそういうアレンジにしようと今井さんがアイデアを出したのかなと推測しています。

 

3.MY FUNNY VALENTINE

 "死にゆく愛しのVALENTINE MY FUNNY VALENTINE” のサビが印象的なダークで妖しい一曲。しかしこのアルバムでアレンジが格段に良くなり、音も太くなったことで前作「悪の華」の「幻の都」や「SABBAT」などの同系統の曲が本当に子供のお遊びに思えてしまいます。レベルの高い、技ありの一曲です。

 

4.変身【REBORN】

 怪奇映画のような歌詞なんですが、するりと聴けます。やっぱりそれは櫻井さんのボーカルがソフトだからだと思います。これがディルアングレイとかだったら、とんでもなくグロい歌になってると思うので(笑)。

 

5.エンジェルフィッシュ

 こちらも妖艶で大好きな一曲なんですが、高校の時にギターを弾いてたクラスメイトに「この歌は絶対にパクりだ。具体的には明治製菓の”チョッコレート♪”に出だしが酷似している!」と主張され、それ以来そういうイメージでしかこの曲を聴けなくなってしまいました(笑)。

 

6.JUPITER

 5thシングル。ギターの星野英彦さんが初めて生み出した、神曲バラードと称される一曲です。今ではリメイクアルバム「殺シの調べ」バージョンが演奏されることが多いんですが、私はこのオリジナル、ついでに云えば間奏にストリングスが入るシングルバージョンが一番のお気に入りです( ^)o(^ )。

 

7.さくら

 櫻井さんが死別した母親のことを歌った一曲。ファンの間でも隠れた名曲として知られていて高校時代、5とは違うベーシストの友人が聴いて号泣したと語っていました( ゚Д゚)。

 ただ私的にはそれほどでもなく・・・。人の好みってホントに千差万別ですよね。

 

8.Brain,Whisper,Head,Hate is noise

  こちらは今井さん作詞曲。安定の意味不明さです(笑)。今回はこんな感じです。

 ”あなたの宇宙(そら)の中 絶頂へ統一さ 目覚める破壊の季節”

 もはや前衛芸術の域ですね~。ただこの今井さん作詞曲は今後もほぼ一曲はアルバムに入っていて、いいアクセントになっています。

 

9.M・A・D

 4thシングル。”僕は狂っていた ひざを抱えながら 傷をなめていた 汁を垂らしながら”今井さんとは違うスタイルの、櫻井さんの激ヤバ歌詞がいきなり炸裂します。今作はエロス要素は完全に無くなり、こう云った怪奇系の歌詞が多かった気がします。でもシングルなので、実は結構POPな作りになっております( ^)o(^ )。

 

10.地下室のメロディー

 寒さと闇。地下室という言葉にこのアルバムの無機質なダークさが集約されています。暗いですが疾走感溢れる一曲です。

 

11.太陽二殺サレタ

 今作を貫くダークさはエロスでもなければ死への憧れでもない。完全に精神を病んだ狂気なんだ。そう確信させるラストの一曲です。ミディアム調なんですが勿論バラードでは無く、彼ら以外ではまず表現できないだろうという怪奇情緒に満ちた一曲です。

 ”太陽に殺サレタ サヨナラを言う前に・・・”というサビが最後は延々と続きます。

 アルバムではこのままフェードアウトするんですが、ライブでは最後に大いに盛り上がって狂気の最高潮!といった終わり方を見せます。

 中でもライブDVD「CLIMAX TOGETHER」に収録されているバージョンは一見の価値あり!!”太陽 僕を溶かして”と大絶叫した後、燃え尽きたように長髪が揺れる若かりし頃の櫻井さんが息を呑む程美しかったです( ゚Д゚)

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 いかがだったでしょうか。このアルバムなら私と同年代のロック好きのオッサンオバ〇ンなら(失礼!!)結構ハマってた人もいるのではないでしょうか?

 特価ではさすがに無理ですが、このアルバムはブックオフ等でも比較的手に入りやすいので是非探してみてくださいね( ^)o(^ )。

 ではいつの間にか秋真っ盛りですが、今週も頑張りましょう☀

 

 

秋ドラマ展望

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 今日も夜中の3時起きで「心霊婚活」の執筆をし、夜が明けてからは先程まで作り置きの料理をしておりました。正直、眠いです(笑)。ただ今日は天気もいいですし、久方ぶりの10キロランニングもしなければ・・・それとスマホの機種変更も!!そんな訳で毒男でもそれなりに忙しい、10月最初の日曜日なのでございます。

 おおっと忘れるところでした!!本日の18時からTBS系で毎週放送中の「THE 世界遺産」今夜は「紀伊山地の参詣道と霊場」編、そうです、要するに熊野古道です。今まさに私が住んでるこの地域がフィーチャリングされるんです!!

 これは必見、永久保存版ですね~。本日よりナレーションも藤原竜也さんから杏さんにバトンタッチで、こちらも楽しみです( ^)o(^ )。

 杏さんのドラマは「妖怪人間ベム」も「花咲舞が黙ってない」シリーズも全話観てましたが、本当にコメディエンヌとしての才能が豊かな女優さんだと思います。今回のナレーションをきっかけに、是非またドラマシーンにも帰ってきてほしいですね(*´ω`*)。

 では今日は今週水曜の「奥様は、取り扱い注意」で幕を開ける2017年秋ドラマの展望を語っていきたいと思います!!

 

 

1.「ドクターX」を止められるのは果してどのドラマか?

 今回の視聴率首位争いは、米倉涼子さんの「ドクターX」シーズン5が圧倒的に有利な状況となっております( ゚Д゚)。

 昨年秋にシーズン4が放送され、話題性はガッキーの「逃げ恥」の方が遥かに高かったのですが、視聴率的には圧勝でした。「逃げ恥」の平均視聴率が14.58%に対して、シーズン4は何と21.45%!!つ、強すぎる・・・。

 それ以来平均視聴率20%はおろか15%のドラマも出てないので、まあ今回は8割方「ドクターX」の視聴率首位が濃厚ですね。私は一話たりとも観たことありませんが米倉さん演じる大門未知子のお馴染みのキメ台詞「私、失敗しないので」の言葉通り、今回も首位街道を独走してしまうんでしょうか(>_<)

 この「ドクターX」を唯一止められる可能性があるのが、TBS日曜劇場「陸王」ですね。あの「半沢直樹」の池井戸潤さんの作品が原作で、ドラマの制作スタッフも半沢チームが再結集。主演は20年ぶりに日曜劇場に帰ってきた役所広司さんを筆頭に、今最も旬な俳優の山崎賢人さん、そして前回夏クール「過保護のカホコ」での好演が光った竹内涼真さん他、豪華な布陣となっています。

 基本的に(私も観るつもりです)視聴者を選ぶタイプのドラマではないので、平均視聴率は15%は堅いと思います。ただ今回の「ドクターX」が余りに強すぎるので、日曜劇場の元々の地力+昨年の(枠は違いますが)「逃げ恥」並みの反響を呼ばないと視聴率首位は難しいでしょうね(>_<)。

 とはいえ、今回の頂上決戦はかなりの高視聴率&ハイクオリティな内容での争いになりそうなので、今から楽しみですね( ^)o(^ )。

 

2.TBS火曜ドラマがどこまでいけるか?他の有力枠も見逃せない

 まあ「ドクターX」が大本命で「陸王」が薄い対抗としましたが、他にダークホースとして挙げておきたいのが、TBS火曜ドラマ「監獄のお姫様」です。

 思えば昨年の「逃げ恥」以降急成長したこの枠。前回の「カンナさーん!」で見事に2期連続の平均視聴率2桁を達成しました!!実は2期連続平均視聴率2桁は、他の枠では今回の「ドクターX」のテレ朝木9ドラマのみなので中々凄いことなんですよ( ゚Д゚)。あの日曜劇場も、日テレ水10ドラマも、ついでに月9も(笑)達成できていないんですから・・・。

 そして今回は遂にその火曜ドラマが勝負に出てきました!!今までは配役は基本渋ちん、企画で勝負のゲリラ戦枠でしたが今回は違います。まず脚本があのクドカンさん。そして出演者も小泉今日子さん、菅野美穂さん、満島ひかりさん・・・ととにかく女優陣が豪華!!私的には話題性では、今回の秋クール一番の作品だとおもいます( ^)o(^ )。

 実績を積んで、予算と人員が手厚くなったんでしょうね( ^)o(^ )。これは会社で云えば、リストラ候補筆頭だった冴えないオッサンが突如確変して、ビジネスクラスで移動できる役員に昇格したようなもんですよ(笑)。

 ただクドカンさんの脚本は基本マニアックですから、今作最低でも2桁はいけると思いますが、ちょっとそれ以上はね・・・。そこからはホントに未知数です。ただこの作品も視聴したいと思っています。

 他の有力枠で平均視聴率2桁は確実だと思うのが、日テレ水10ドラマ「奥様は、取り扱い注意」とTBS金曜ドラマの「コウノドリ2」ですね。

 「奥様は、取り扱い注意」は水10ドラマと云えばこの人、綾瀬はるかさんが久々の連ドラ出演ですね( ^)o(^ )。まあ主婦モノなので観るのどうしようかと思っていたら、何と脚本が「CRISIS」の金城さんだというじゃありませんか!!しかも綾瀬さんの夫役で西島秀俊さんまで出演という(笑)。

 う~ん、この脚本には俄然注目ですね( ゚Д゚)。得意のバイオレンスシーンは皆無でしょうし、基本的に女性蔑視的な視点が多い金城さんが、よりによって水10ドラマの主婦モノの脚本を手掛けるなんて・・・。ホント世の中何が起こるか分かりませんよね~。こちらも視聴しようと思っています。

 「コウノドリ2」は前回も好評で既に固定ファンが付いてるでしょうし、綾野剛さんと星野源さん出演とくればこれは2桁当確ですよね~。今回TBSは日曜劇場、火曜ドラマ、そしてこの金曜ドラマ3枠全てで平均視聴率2桁の快挙達成が非常に濃厚だと私は見ています。さすがはドラマのTBS、王者TBSです!そちらの動向にも要注目ですね( ^)o(^ )。

 

3.何とか視聴率2桁に乗せたい月9&他の枠の展望

 以上の枠は出演者も制作陣も、明るくのびのびとドラマ制作ができそうですが、ここからは正に崖っぷち。デッドorアライブの悲壮感が漂ってまいります(>_<)。

 まずは我らの月9。残念ながら私の期待度はこの辺りです。「コード・ブルー」だけで月9ブランドの信用が戻ったとは到底思えませんので。今回は何とか平均視聴率2桁を死守してほしいですね~。主演の篠原涼子さんは勿論気合十分でしょうから、どちらかと云えばフジテレビに対しての要望です(笑)。

 「スラムダンク」の台詞ではないですが「俺達は月9なんだ」それ位の気概を持って頑張ってください。予想を上回る快進撃を期待していますよ!!

 さて、月9はとうとう前回夏クールで大スランプから抜け出しましたが、同じく今回6期連続で、平均視聴率1桁に陥っている名門枠があります。それが日テレ土曜ドラマです。

 かつては「家なき子」を筆頭に「ごくせん2」や「金田一少年の事件簿」シリーズで一世を風靡しましたが今や時間も22時台に下がり、すっかり低迷中でございます( 一一)。

 今回は嵐の櫻井さん主演の「先に生まれただけの僕」通称「先僕」ですね。かなり早い段階で内容を公表、SNSを駆使して番宣しまくってましたが、いかんせん櫻井さん以外のキャストが地味過ぎるので、元商社マンの校長という設定が上手くはまるかどうか。2桁復帰の鍵はそこに尽きる思います。一応私もこのドラマ、視聴予定です。

 さて最後はフジテレビですが、今回は大きな動きがありましたね( ゚Д゚)。そうです、私は以前から主張していましたが、日曜のドラマチックサンデー枠が遂に廃枠・・・。お疲れさまでした、合掌。

 残る木曜劇場「刑事ゆがみ」は今回も大爆死しそうですが、来年からはドラマ枠集約の効果が出て、名門月9と木曜劇場が巻き返してくるのでは期待しています。

 後は多分感想まではアップしないと思いますが、テレ朝の「オトナ高校」も個人的には要注目です。ちょっとお色気路線のようですが(#^^#)。

 では、前回夏クールほどの豊作にはならないと思いますが、例年通り中々の力作揃いの秋クールドラマからも目が離せませんね!!それでは良い休日を☀

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「アシガール」第2話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 ずっと執筆している「心霊婚活」ですが、中々苦戦しつつ書き続けている状況です。まあほとんどの方が同じ環境なので言い訳にしかなりませんが、仕事をしながらだとホント厳しいものがあります(>_<)。正社員の身分だと、ただ9時~17時に決まった仕事をして後ははいサヨナラ~なんてことは絶対にできないですもんね(苦笑)。

 トラブル処理は勿論のこと、残業や飲み会等もやっぱりあるし、休日の付き合いも全くないとは言えないし、そう考えるとベストコンディションで書ける時ってそうそうないですからね・・・。ただ泣き言を言っていても始まりませんね。11月末の投稿に向けて来月も頑張ります!!

 それでは先週から観始めた「アシガール」第2話の感想をアップしたいと思います!!

 面白いです!!タイトルだけで観始めましたが、これは思わぬ拾い物をした気分です。唯のJk言葉風で言うと「マジヤバい、私アシガールにチョーハマってる!!」みたいな感じですかね(笑)。

 戦国時代の時代考証(庶民生活)のリアルさと少女漫画のPOPさが絶妙な感じでミックスされた、本当にこれは良作だと思いますね( ^)o(^ )。戦国タイムスリップとしても過去最高レベルの作品だと思いますし、名もなき領主にまで目線を落とした最近のトレンドの戦国時代作品としても、大河「おんな城主 直虎」のもやっとした展開とかより全然いいと思います。

 今回の第2話は韋駄天唯之助の活躍と、一時的に現代に戻ってきたことで新たな展開につながるストーリーでした。

 しかし唯之助の足は速い!!黒人(織田信長の小姓にもいたらしいですね)のAKUMARUに勝利して彼を家来にしてしまうんですから( ^)o(^ )。

 私は、そんな唯之助こと唯が羨ましい。ついでに云えば秀でた一芸でご飯を食べれている人を、ホントにリスペクトしてしまいますね~。

 私なんか、何度か言ってますが趣味では小説執筆、世界遺産マイスター、クックパッドの料理、そしてこのブログと色々他の人がやらないことをやってますがどれもホントに中途半端、正直何もやっていない周りの友人同僚と何の違いもありません( ;∀;)。

 ついでに今の仕事もまあ責任はそこそこ重いんですが、社内全般の広く浅い知識が求められ、公私ともにゼネラリスト道まっしぐら(笑)。本当に我ながら中途半端ですね~。

 だからこそ、唯が自らの足一本で戦国の世を文字通り駆け抜けていく姿には、本当にエールを送りますよ( ^)o(^ )。そうだ、ついでに私は走るのもハーフマラソン目指してる中途半端ランナーだった(苦笑)。

 後はイッセー尾形さん、石黒賢さん等が本格登場で羽木家のドラマも面白くなってきましたが、個人的には天野小平太演じる、はんにゃの金田さんの演技に大注目です( ^)o(^ )。 

 一世を風靡したはんにゃも、今ではかつてのキングコングのようになってしまい、金田さんも絵本で新境地を開いた西野さんのように第二の人生をどう切り開いていくのか個人的には気になっていました。今回、中々いい演技してるんじゃないでしょうか( ゚Д゚)。やっぱり芸人さんはコントで鍛えられているから、演技ができる方が多いですね♪

 さあ、現代に戻ってきた唯は、史実で羽木家が自分がタイムスリップした永禄2年に滅亡してしまったことを知りました( ゚Д゚)。平成最高。戦国マジ最低。そう言いながらも愛する若殿のために舞い戻り、次回は遂に初陣を飾る模様。楽しみですね~。

 ただ来週の土日は会社の先輩と名古屋で落ち合って、浜松へ直虎巡りをしてきますので(一応毎週観てるんですよ)感想は3連休の最終日になりそうです。

 では皆様、素敵なサタデーナイトを🌛

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奇跡のバンド BUCK-TICK~刺さるコンテンツ(8-2)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 欅坂46の久々のニューシングル「風に吹かれても」の発売が10月25日に決定しましたね( ^)o(^ )。先日彼女達の冠番組「欅って書けない?」で選抜発表も行われましたが、今回もホントに嬉しい21人全員選抜でございました( ;∀;)

 今までフロント(1列目)経験が無かった土生さん、石森さん、尾関さんが初フロントになり、これでめでたく21人全員がフロントを経験することとなりました( ^)o(^ )。

 え?この大競争時代に何ぬるいことやってんだですって?いいんです、この共産主義、あるいは江戸時代のような固定化&平等なところが欅坂の魅力なんです!!

 以前にもちらっとお話しした、心のバランスを崩して休養していた(まあアルバムが出たこともあるでしょうが)今泉さんの復帰を待つために夏はシングルを出さなかったんでしょうし、今回は彼女に負担が掛からないよう3列目まで彼女を下げていることにも運営さんの気遣いを感じます。

 欅坂46には総選挙なんていらない。競争なんていらない。歌は多少ダークでも、こういう優しさに溢れた雰囲気が最高なんです、魅力なんです!!

 まあこれ以上語ると欅坂46の記事になってしまうので(笑)この辺でやめときます。今日もBUCK-TICKです。今回はシングル&アルバム共にオリコン1位を獲得した最大のヒット作「悪の華」(1990年1月24日シングル、2月1日アルバム発売)を取り上げたいと思います( ^)o(^ )。

 

 

1.惡の華とは

 惡の華。この言葉は結構頻繁に使われます。古くはフランスの象徴派の詩人ボードレールの有名な詩集のタイトル。最近だとこのタイトルのアニメで人気作があるらしいですね( ゚Д゚)。

 しかし私にとっての悪の華といえばやはりこの作品。生まれて初めて聴いたBUCK-TICKの音源でもありました。

 前作「TABOO」発売後、ギターの今井さんの幻覚剤LSD使用発覚による約半年の活動休止がありましたが、それを乗り越え華々しく復活したのがシングル、アルバム同タイトルの「悪の華」だったのです!!

 

2.ここまでがあまり評価が高くなかった

 シングルもアルバムもオリコン1位。おまけに復活ライブの会場は東京ドーム。この時がBUCK-TICKの絶頂期でした。しかし、肝心のアルバムのクオリティは・・・。聴いたのは後ですが実際には先に出てた「TABOO」の方がよっぽど強烈でした。私も「惡の華」聴いて思いましたもん。音小っさ。後はボーカルの声、全然聞こえへんって(笑)。

 この次の「狂った太陽」から格段に音楽性が深まり、BUCK-TICKは現在につながる玄人好みのバンドに変貌していく訳なんですが、今度は人気が(非常に緩やかではありましたが)下降していきました(>_<)。

 ただ「狂った太陽」で悪の華の時のような売れ方をしてたら、果たしてこれだけ長く続けられてたかな~と思うんです。燃え尽きちゃうでしょ、普通。

 ルナシーなんかは正にその典型ですよね。傑作アルバム「MOTHER」がバカ売れして、評価とブレイクが同時期になってしまったため、結局その後活動は長くは続きませんでした。一応再結成ブームに乗って今復活してますけど(笑)。

 BUCK-TICK自体はそんなに売り上げとかを気にするバンドではありません。でもブレイクと評価がマッチしていなかった、言うなればワールドカップに出れなかったからこそ今も現役を続けるレジェンドカズさんみたいに、そこで昇華できなかったからこそ彼等はずっと活動を続けているんじゃないかなあと思ってしまいますね。まあこれは完全な推測ですけど。

 では今回も「悪の華」を全曲ミニ紹介していきましょう( ^)o(^ )

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3.「惡の華」全曲ミニ紹介

1.NATIONAL MEDIA BOYS

 高らかなファンファーレのような一曲目。作詞は今井さん。出だしは”超人は千年まで夢をみる 赤すぎる不眠症の月の下で”とまたしても意味不明です(笑)。

 この曲は今でも時々歌っていて最近では二年前に観に行った「或いはアナーキー」ツアーのアンコールでも披露されていました( ^)o(^ )。

 

2.幻の都

 中東の夜を思わせる一曲。今作ではそんな感じの曲がしばしば登場します。

 

3.LOVE ME

 音は軽いけれど基本ダークな歌が多い今作の中で異彩を放つ、超明るいPOPソング。この後発売されたリメイクベストアルバム「殺̪シの調べ」ではミディアム調になってましたが、ファンの中ではこの疾走感あふれるオリジナル版を推す声が圧倒的に多いです( ^)o(^ )

 

4.PLEASURE LAND

 星野英彦さん作曲のスローソング。眠ったまま空を漂うような浮遊感に囚われる一曲です。

 

5.MISTY BLUE

 妖しい男女の調べ。しかし前作の淫らで迫力ある「SEX FOR YOU」や「TABOO」とは比べようのないスカスカ感。残念です( ;∀;)

 

6.DIZZY MOON

 ヤガミトールさん作詞の一曲。正に「TABOO」に収録されていた6曲目と重なりますが、こちらも恐ろしく音が軽くなり、迫力が無くなってしまっています( ゚Д゚)。前はロンドンレコーディングで気合入りまくりで、「惡の華」の時はあんまり製作時間が取れなかったんですかね・・・。

 

7.SABBAT

 こちらも夜の中東を感じる、狂気に満ちた一曲です。

 

8.THE WORLD IS YOURS

 このアルバムの中では一番好きな曲です。次の「悪の華」につながる前の、何とも言えない胸の高まりを上手く表現できていると思います。落下する直前まで登っていくフリーフォール、あるいは第二次大戦前のベルエポックのつかの間の栄華といった感じですかね。

 

9.惡の華

 表題曲。”遊びはここで 終わりにしようぜ”の出だしでお馴染みの一曲。こちらの歌も時々モノマネやネタでよく芸人さんが歌っていますね( ^)o(^ )。

 

10.KISS ME GOOD-BYE

 ラストを飾る物悲しいバラード。ただどうも狙いすぎているというか、確かに切なさも感じるんですけど、何か彼等のモノにできていないなというもどかしさを感じてしまいます(>_<)。言うなれば彼等らしくない、借り物のような一曲。バラードやミディアム調の曲も次作の「狂った太陽」で確変しますが、またそれは後の機会に・・・。

 

 以上です。何か生まれて初めて聴いたBUCK-TICKのアルバムと言っておきながら、評価が低いですね(苦笑)。

 ただこのアルバムは昨年リマスター版が出て、かなり音の迫力は増した模様なんです。聴いた方はまた感想を教えてください( ^)o(^ )。では今日も一日頑張りましょう☀

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