「ひきこもり先生 シーズン2」後篇を観て

 

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 有馬記念をTV観戦した後、軽くランニングして帰ってきたんですが、何と風呂から出て窓を見ると突然の大雨!!

 雪じゃないだけマシやろと言われたらそれまでなんですが、天気予報でも大阪は晴れ予想だっただけに危ない所でございました。

 しかしこういう時は大体いつも回避できているので、天の導きを感じてしまいます。見えない大いなる存在に感謝。ですねm(__)m。

 それでは昨夜放送された「ひきこもり先生 シーズン2」後篇の感想をアップしたいと思います!

 重く陰鬱だった前篇とは打って変わって後篇は非常に軽い、ある意味ポップと云っても過言ではない展開で、ワタクシ正直、面食らってしまいました(;'∀')。

 ストーリーは実にシンプル。寺田心さん演じる生徒の篤人がホームレス襲撃現場に居合わせたことから中止になってしまった修学旅行。佐藤二朗さん演じる上嶋陽平等が何とか中止を撤回しようとするも果たせず。

 最後は地域の公園内に巨大な小屋?を作り、そこで生徒達が一晩過ごすことで、修学旅行に行ったことにしよう・・・そんな展開でございました。

 大人の三年間と違って、学生時代の三年間って凄く重要。昼食時は黙食、そして下手すると三年間ほとんどマスクの下の素顔を見たことがない。それが今後の人格形成にどんな影響を与えてしまうのか。よくよく考えるまでもなく、恐ろしい話でございます。

 今の日本って余りに高齢者を優遇し過ぎて、若者を犠牲にしている。タブーを覚悟で言うともはや日本の生産性に寄与しない、むしろ足を引っ張る(大量の)高齢者にお金とリソースを掛け過ぎて、果たしてこの国に未来はあるのか。

 このドラマを観て、私達現役世代が中心となり、今一度考えないといけない。この問題から、逃げてはいけない。若年者ホームレスなんてあってはならない。強く感じました。

 まあそこは刺さったんですが、篤人のヤングケアラー問題や、陽平と娘のゆいとのエピソードがとっちらかったままになったのは残念でした。後は鈴木保奈美さんが陽平に💛みたいな展開(劇中ラストの「イブはどうするの?」発言等ですよね)は、正直キモいので止めてほしかった(苦笑)。

 そんな中光っていたのは高橋克典さん演じる榊(元)校長。ホームレス支援に第二の人生を捧げる様が見事に描かれていた。最後に学校でも作ろうかなと言ってましたが、学校法人はさすがにハードルが高いので、教育に関するNPO法人なんかを立ち上げたら、凄く良さそう。そう感じました。

 やっぱり続編ってどうしても主人公のキャラもパターン化されて、マンネリになってしまう。ただ前と同じ位の尺があればもっと見応えがあったのに残念。それが本作への偽らざる感想、ですかね(*´ω`)。

 それでは今夜はこの辺で。明日から今年最後の一週間、気合を入れて乗り切りましょう☽