「ベトナムのひかり~僕が無償医療を始めた理由~」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は大学ラグビー決勝をテレビ観戦しておりました。絶対王者帝京大学を粉砕した天理大に期待していたんですが、さすがは明治大。

 下馬評は天理圧勝だったはずなんですが、気が付けば完全に明大ペース。最後にようやく眠りから醒めたかのように猛反撃しましたが、時既に遅し・・・。後一歩及びませんでしたね(>_<)。

 とは言え、明治大も何と22年振りの大学王者奪還ということで本当におめでとうございました(*^^*)。これから大学ラグビーも戦国時代に突入なのでしょうか?かつて3連覇をした私の母校も、同じ関西の天理大に刺激を受けて頑張ってほしいな。そう思っています。

 それでは昨夜放送されたNHKドラマ「ベトナムのひかり~僕が無償医療を始めた理由~」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.ベトナムの「目」を救うために

 今作は無償でベトナムの眼病患者を治療している現代の赤ひげ先生こと、服部匡志さんをモデルに、濱田岳さん演じる羽鳥志郎医師の奮闘を描いた、ハートフルドラマでございました。

 素直に胸を打たれました。日本とベトナムの懸け橋になっておられる方と言えば他には杉様こと杉良太郎さんがおられますが、この羽鳥(服部)医師も負けない位の貢献をされているんだなと。

 内視鏡を使った網膜手術では国内第一人者だった羽鳥医師に、是非母国で治療をしてほしい。そんなオファーをベトナムの眼科医院の院長、レ・クォンさんから受けたことから物語はスタートします。

 最初は3か月だけの約束。その中でも貧困により治療をためらう人々や、革新的すぎる治療を人体実験だと院内で批判されたり、羽鳥医師の悪戦苦闘は続きます。

 そして何より心苦しいのは、日本に残した奥さんの国仲涼子さん。彼の志は崇高であることは理解しつつも、自分達の生活はどうなるかという不安は拭えることはなく・・・。

 しかしそんな国仲さんの思いとは裏腹に、現地で自分を必要としてくれる人達のために、羽鳥医師はベトナムでのボランティアを続ける決心をします。

 具体的には半月はフリーの眼科医としてアルバイトで資金を貯める。そして残りの半月をベトナムで過ごす。それが羽鳥医師の日常となり、10年の月日が流れたところで物語は終了します。

 なぜそこまでするのか。やはりそれは人間にとって視力はかけがえのないものだから。手術に成功した人々は皆さん、とても歓喜に満ちた表情をしていましたね。

 そして劇中で一時は高額の治療費のために手術を諦めた少女がラストで、羽鳥医師が費用を肩代わりすることにより、光を取り戻しました。最後はとても笑顔でしたね。ずっと無表情だった少女が初めて笑った。あのシーンには本当に感動しました。人を救うとはどういうことなのか。それが良く分かるシーンでしたね。

 

2.カエルの子はカエル?

 羽鳥医師が何の見返りもない無料医療に突き進んだ理由。それは生瀬勝久さん演じるお父さんの存在が大きかったんだと思います。

 お父さんは市役所勤務でしたが、正月返上で炊き出しのボランティアをするような方だった。ただその無理がたたり、若くして胃がんで亡くなってしまいます( ;∀;)。

 幼い頃の羽鳥少年は生瀬さんに率直な思いをぶつけます。何で家族をないがしろにしてまで人助けばっかりするんやと。

 生瀬さんは答えます。”人は人を助けるようにできてる。いつかお前もそれに気付く”と。いわばお父さんの遺言だった訳ですが、数十年後、その意味を羽鳥医師は噛みしめることになったんですね。

 この親にしてこの子あり。素晴らしい志とDNAだと感服いたしました。

 

3.私達にもできること

 この作品は、服部先生の活躍を知るためにも是非色んな方が視聴するべき。それだけの価値がある作品だったと思います。

 ただこの作品を観て、ああ服部先生は素晴らしい。日本人っていいな。それだけで終わっていいのでしょうか!? 

 感動だけして自分はビタ一文出さない。基本的に日本人は(戦後以降に限りますが)心が貧しい。新聞でも下がり続ける給料でいかに親世代と同じ生活を維持するか。そんな節約とかセコい記事ばかり。自分達さえ良ければいい。何とかエコノミックアニマルの夢をもう一度!!その心根が貧しさを引き寄せているのではないのでしょうか。

 結局それがバブルまでが限界で、その後30年近く日本が経済成長できず、日本人が相対的に貧しくなっている大きな原因だと思います。

 日本人にもいい所は沢山あります。我慢強くてサービス精神も旺盛。ただ基本的にケチ。そこだけが残念です。もっと新聞やテレビで寄付やボランティアの情報を流しまくり、そこに我々が同調していければ、(イノベーションを起こせない欠点以外は)日本人って最強になれると思うんですけどね・・・。

 お金に余裕が出来たら寄付をする。でもそれって逆なんですよね。余裕がない時から寄付が出来れば心も豊かになり、それが心も物質的にも豊かになっていく要因になると思うんです。

 羽鳥医師も劇中で内視鏡を調達するのに苦労していました。自分の愛車を売り払ってまで。でも本来は周りの人々がもっと支援するべきでは・・・?今はクラウドファンディングなどが充実していますから、第二、第三の服部先生がおられたら私達は少ない金額でも出し合って応援していくべきです。その必要性と意義を最後に強く感じました。

 最近では服部先生は、ベトナムで外国人に授与される最高勲章を得られたとのことで。当然ですよね。増税生活防衛に汲々としてばかりの私達も、出来る範囲で先生のスピリットを実践していきたいですね!!

 それでは今日はこの辺で。久々にレンタカー借りてドライブをしてきます🚙

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「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨年私の周りでまさかの結婚ラッシュ!というお話をしましたが、結婚祝いを送った大学時代の友人から、お礼の電話がありました(*^^*)。

 年賀状のやり取りはしてたんですが、長いこと会ってませんで。電話で話をしたのもホントに10年振りのレベル。しかし友情というモノは時間のブランクなどあっという間に消し去ってくれます。また帰阪したら飲もうという話になりました。昔からの友人は大事にしたいですね。

 では先程観た「スキャンダラス専門弁護士 QUEEN」第1話の感想をアップしたいと思います!

 う~ん、期待していたんですけど、正直微妙でした(>_<)。一言で云うと脚本が弱いですね。

 昨今の脚本家に悪意を感じるドラマよりはマシですが、何を訴えたいのかがよく分かりませんでしたね。スキャンダル専門と言いながら、まるで特別なスキルを持つ弁護士集団には見えなかったのですが・・・。

 竹内結子さんはさすがの存在感。やっぱり華があります!!演技力も高い方なので安心して観ていられました。

 しかし特別なスキルも無ければ、弁護士らしいこともしていない。今回は性同一性障害に苦しむメンバーのために解散をもくろむアイドルグループの話でしたが、今回竹内さん達が弁護士事務所の人間である必要は全く無くて。その辺の何でも屋でも全く話としては成立してしまいましたね(>_<)。

 違約金等で搾取されているアイドル。そんな社会問題も取り入れたかったのは分かるんですが、それでも深く掘り下げて光を当てようという気概までは感じられなかった。アイドルを商品扱い。それを抑揚のない台詞だけで説明されてもね・・・。

 弁護士物って、やっぱり難しいんですかね( ;∀;)。今冬クールは他にも日曜劇場「グッドワイフ」日テレ土曜ドラマ「イノセンス」などがあり。正に弁護士物が百花繚乱。その中でも今作が一番個性的な作品になりそうだと期待していたんですが、一番空想で弁護士の世界を書いてみました♡みたいになりそう(笑)。

 これは視聴率的にも厳しそうですね。次回はセクハラ問題で、正にこのドラマのテーマ性では王道といえる回でございます。ここでも今回と同じように、専門性を感じる演出が何も無くて脚本家の空想だけで書いたことが丸わかりのストーリーだったら、もう視聴率は消費税以下になってしまう気がします。何とか盛り返してほしいですね~。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「家売るオンナの逆襲」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 先日からUAEで開幕したサッカーアジアカップ、遂に森保ジャパンも初戦を終えました!まさかのトルクメニスタン相手に3-2の辛勝。しかも前半は0-1とリードされての折り返し・・・。ヒヤヒヤの船出でしたね。

 しかし大勝ではなかったとはいえ、勝ち点3をゲットで決勝T進出は早くも見えてきました(*^^*)。前回ベスト8の屈辱を晴らし、アジア王者を奪還してお隣のカタールコンフェデ杯に是非出場してほしいですね⚽

 では先程観たこの冬の大本命「家売るオンナの逆襲」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.帰ってきた名作

 ずっとこの日を楽しみに待っておりました。

 前作の「家売るオンナ」が放送されたのは2016年の夏。丁度私が40年間出たことの無かった大阪市を後にして、縁もゆかりもない和歌山の東端に来て間もない頃。慣れない仕事と故郷から電車で4時間以上離れたこの地での孤独な日々を本当に癒してくれました( ;∀;)。

 それから3年。恐らく今年の4月、改元後の年号発表という記念すべきタイミングで私は帰阪することになりそうです。この地でも段々と仲間と呼べる人も出来、自分自身も大きく成長できました。そんな私を最後にこのドラマが送り出してくれる。

 この冬、最後のタイミングで「家売るオンナの逆襲」を視聴できる幸せと、大袈裟かもしれませんが不思議な巡り合わせに感謝する次第なのです。

 

2.大石先生はやっぱり本物!!

 前回の「獣になれない私たち」。あのドラマはすっかり人気脚本家気取りの野木さんの独りよがりで、視聴者を苦痛にさせる大駄作で、ああ今の脚本家ってビジュアル系と同じでホントにレベルが落ちたな・・・そう思い落胆しておりました。

 そんな地まで堕ちた水10ドラマを救うべく再び脚本を手掛けてくれた我らが大石先生こと大石静さん。注目の第1話でしたが、さすがの内容でございましたね(*´Д`)。

 前回と同じようにデュアルエピソードでしたが、前半の岡江久美子さんの方は今一つかなと思ってたんですが、後半の加藤諒さんのお話はさすがは大石先生!!そう膝を打つしかない改心のエピソードでございましたね(*^^*)。

 ライバルの松田翔太さんに敗北した。そう思ってからの大逆転。古い民家の家の壁を取り払い、そこで北川景子さん演じる三軒家チーフがイモトさんと家での生活を完全公開。それに刺激を受けた加藤さんが、観衆に煽られたこともあり、キャッシュで1億!を即決してくれましたね。

 このエピソードの凄い所は、きちんとどんでん返しのオチがあること。そしてユーチューバーという最新のトレンドを上手くドラマに絡めているところ。それを完全オリジナル脚本で手掛けている所。非凡でございます。

 でも昔はこの大石先生のクオリティが、当たり前だったんですけどね(>_<)。

ある意味お約束の展開。でもそれこそが本当のドラマでは無いのでしょうか。スカッとできたらそれでいい。本当にそう思います。

 前作、前々作の一流気取りでも原作がないといい物が書けない、あるいは元一流だけど今はオッサンの小便並みのキレしかない。そんな先生方は是非今作をしっかり分析して本当の水10とは、本来のエンタメとは何かをもう一度考えていただきたいと思います。

 

3.奇跡のキャスト再集結

 今回も好発進。正に三軒家チーフの「GO!!」聞こえてくるようで本当にファンとしては嬉しいです。

 そして今作の凄い所は前作のキャストがほぼ完全に再集結しているところ。北川景子さん、仲村トオルさん、工藤阿須加さん、千葉雄大さん、イモトアヤコさん・・・。

 メジャーな人で今回出てないのは月9の方に出演している新木優子さん位じゃないのでしょうか( ゚Д゚)。それだけ出演者の皆様もこの作品に愛着をもっているということなんですね(*´Д`)。

 北川景子さんはテレ朝ナイトドラマ「モップガール」を観た時にこの女優さんは絶対ブレイクする!!そう確信したことを覚えていますが、このドラマに出会うまでは正直今でいう広瀬すずさんみたいに、本人は人気があるけど出演ドラマは低視聴率みたいなイメージがありました(>_<)。

 しかしこの「家売るオンナ」の三軒家万智(今回は屋代万智ですがね)で新境地を開いて、北川さんはようやく日本のトップ女優さんになったと思います。今作もどこまで新しい一面を見せてくれるのか。本当に期待しています。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「レ・ミゼラブル~終わりなき旅路」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日夜から月9ドラマ「トレース~科捜研の男」が始まりますが、今作品については感想をアップしないことを決断いたしました( ゚Д゚)。

 私は泣く子も黙る月9ウォッチャー。しかし、昨年の冬ドラマ「海月姫」が終わってからは惰性と義務感だけで感想を書いてしまっていました。

 月9をこれからも鑑賞します。しかし4月以降、帰阪して多忙になることを考えるともう聖域なき改革ならぬ「聖域なき感想」に取り組んでいくしかないと(笑)。

 月9もどん底は抜けた気がします。それ故、これからは感想を書きたくなる程面白い時だけ。それ以外はそっと応援していきます(*^^*)。

 それでは昨夜放送された「レ・ミゼラブル~終わりなき旅路」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.モンクリファンには堪らない大河ドラマ

 月9同様、昨年長い低迷からようやく抜け出した木曜劇場。そのきっかけとなったのが、春クールの作品だった「モンテクリスト伯」でございました。

 私的には2010年代最高の作品だと思っているんですが、主人公を演じたディーンフジオカさんの存在感が本当に凄かったですよね。

 今作は同じフランス古典が原作で、主人公はディーンさん、そしてヒロインも同じく山本美月さん。昨年私と同じようにモンクリ旋風にノックアウトされたドラマファンを中心に、放送前から大きな話題を集めておりました(*^^*)。

 視聴後の感想としてはやはり期待を裏切らない、重厚な作品であったなと。最近お手軽なドラマが増え、2時間で終わるのに無理やり2夜連続にする作品が多かったと思うんです。しかしこの作品は逆に無理やり3時間(日曜深夜24:00まで放送は本当にアグレッシブでございました!!)にしなくても、2夜連続にすれば良かったのに・・・。

 しかし裏を返せば、それだけ高いクオリティの作品だったということですよね(*^^*)。

 

2.平成と共に駆け抜けた物語

 この作品は文学史上に残る傑作「ああ無情」を平成時代に置き換え、現代劇として描いていこうというスケールの大きな野心作でございました。

 基本的にはモンクリの時と同じように原作に忠実でしたよね。ラストは異なっていた訳なんですが。

 ただストーリーを考えなくて良かった分、他のディティールに注力することが出来たのではないかと思います。

 まず、若き日のディーンさん(馬場純)が阪神大震災の混乱の中、死亡した本人に乞われて渡辺拓海に成り代わるまで。ここまでをたっぷり1時間取ったのは本当に冒険だったなと(*´Д`)。

 そこまではディーンさんも山本さんも、今回、敵役として大きな話題を集めた井浦新さんもまるっきり登場しなかった訳ですからね・・・。

 しかし不慮の病で亡くなったシングルマザーの山本さんから、忘れ形見の娘さんを託されたディーンさんは寡黙で老け込んだ中年男になりながらも必死に生き抜いた。

 ラストで娘さんの幸せな結婚を見届け、もう思い残すことはないと井浦さんに少年時代の(正当防衛とは云え)罪を認めて自首した。二人が無言で警察署まで海辺をドライブするシーンは号泣モノでしたよね( ;∀;)。

 運命は未成年の内に狂ってしまった。しかしその後、弱者を助ける弁護士となり、その道を追われる身となり閉ざされてからも、美味しいリンゴを作る生産者として再起した。これは馬場純という人が、本当に凄い能力を持っていたことの証しですよね(*^^*)。

 震災の時に20歳ですから、今回のディーンさんの役柄は私と同い年のはずなんです。逮捕されることになりましたが、人生100年時代。まだその半分も生きていない。ですから出所した後はきっともう一度やり直せる。

 本当の中川拓海の婚約者だった香里奈さんと、是非結ばれてほしいなと思いました。

 

3.貧困について考える

 今作の裏テーマ。これは格差社会への問いかけでは無かったのかと。

 元々、ディーンさんのお母さんが寺脇康文さんにお金をだまし取られたのも、安易な投資話に乗ってしまったから。弟の手術費を何としても稼ぎたかったから。

 不慮の病で急死したシングルマザーの山本さん。デリヘル嬢しながら、ハセキョーさん達が経営する最低な無認可保育園に娘を預けざるを得なかった。これはけっしてファンタジーではない。貧困女子の問題の一角ですよね。

 これからのAI時代、富の格差が暴力的に広がっていく。そんなことが囁かれています。私達は今まで以上に、困難な時代をサバイバルをしていかなければならないのです( ゚Д゚)

 しかしそこで大切なことは、自分を守るために安易な方法はないということ。この作品のキーパーソンだった奥田瑛二さんが、ディーンさんに語ってましたよね。

 ”迷ったら、難しい方を選べ。困難な道を選べ。そうすれば大抵のことは上手くいく”

 昨夜このドラマを日付が変わる直前まで観ていた我々は、上記の言葉を金言として胸に刻んで生きていきたいですよね(*^^*)。

 それでは今夜はこの辺で。月9ドラマ、感想はアップしないですが、一視聴者として楽しみたいと思います。

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「母、帰る~AIの遺言~」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 少しいいこともありましたが、今年も何ら変わり映えがないままスタートしております(>_<)。例えば、年賀状も例年とほとんど同じ。ただ今年はまさかの結婚ラッシュで、今日はイオンで複数結婚祝いのイオンカードを買い求めておりました( ゚Д゚)。

 そんな中、私の最新作の短編「約束」を送ってほしいという後輩の年賀状に気を良くして早速印刷しておりました(*^^*)。

 改めて読んでみると本当に才能ないな、終わってるなと痛感せざるを得ないんですが(苦笑)、また帰阪してからも小説書きたいな。その思いが強くなりました。多忙になりそうなので星新一御大のようなショートショートになるかもしれませんが。

 いずれにせよ、贅沢は出来ずとも衣食住を満たし、柿ピーとか食べながら大好きなドラマを観れる境遇には本当に感謝しています(*^^*)。ありがたいことですよね。

 では先程観たNHKドラマ「母、帰る~AIの遺言~」の感想をアップしたいと思います!

 生前の人間の意識を模倣したAI。それは当人の死後もずっと生き続ける。間違いなく訪れるであろう未来を先取りした作品でございました。最近のNHKは本当に革新的な作品にチャレンジしてくれていますよね。VIVA!!

 舞台が地方の富山県だったのも、生々しくて良かったです。将来はどんな田舎であっても同じような現象が起こるかもしれないですものね・・・。

 まあストーリーとしては退屈でしたね( ゚Д゚)。これはエンタメドラマと云うより、AIの未来を予想した再現ドラマだった気が(苦笑)。それでも主役が柳楽優弥さんと奥田瑛二さん。実力派のお二人のぶつかり合いは見応えがありましたけどね。

 今スマホ依存が社会問題になりつつありますが、こんな介護AIアプリが出てきたらそれこそ現実との区別がつかなくなる人が続出する気がしますね( ゚Д゚)。それはそれで恐ろしい未来ですよね・・・。

 今回、死別した岸本加代子さんのAIはまるで今も生きているかのように言葉を操り、最終的には(再婚のため血が繋がっていなかった)柳楽さんと奥田さんを本当の親子にしてくれましたね(*^^*)。これが岸本さんのアンドロイドだったらもっとSF色が濃かったと思うんですが、声だけのアプリだったのでもう実用化の目途は立っている気がして、リアイリティがありました。

 我々アラフォーが老人になる頃には、本当にこんな未来が訪れているのかもしれませんね。そうなればハッキングには最大限の警戒を行わないといけないでしょうけどね~。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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「家康、江戸を建てる」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 私は今日から出勤ですが、まだ今週末まではお休みという方、多いんですかね。羨ましい限りでございます(*^^*)。

 しかしそんな私にも新年早々嬉しいニュースが♬昨年、初めて話題入りしたクックパッドレシピ「牛肉とニンニクの芽のオイスター炒め」が「にんにくの芽」カテゴリーで遂に人気検索1位を獲得したのです!!

 勿論色々つくれぽを送っていただいたユーザーの皆様には感謝しかない訳なんですが、「にんにくの芽」カテゴリーには現在3,495品のレシピが登録されていまして。そこでの1位、これは新年早々大きなお年玉をいただいた気が(*^^*)。

 今年はいい年になりそうだと気を良くして(笑)、二夜に渡って放送されたNHKドラマ「家康、江戸を建てる」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.神君家康公が大好きです!! 

 織田信長豊臣秀吉、そして今回の主人公の徳川家康。この戦国のビッグ3で誰が一番好きかと問われれば、たいていの人は信長か秀吉と回答し、家康は今一つ人気薄な傾向があります。

 しかし私は断然家康派。やはり世界史上例を見ない260年に渡る平和な江戸時代の礎を築いた功績は群を抜いています。海外でもノーベル平和賞モノだ(もっとスケールは大きいと思いますが)と、パックストクガワ―ナの祖である家康公は高く評価されていますよね(*^^*)。

 という訳で今作の放送を昨年末から楽しみにしておりました!!さすがはNHK、期待を裏切らない出来だったと思います。では前後編の感想を記していきたいと思います。

 

2.前編~水を制す~

 かつては東京都民にとってなくてはならない存在だった神田上水。その誕生に至るエピソードが前編でした。ドラマと云うより、江戸時代版プロジェクトXでございましたね(*^^*)。

 今作の主人公は佐々木蔵之介さん。かつて戦場で家康を守るために負傷し、足が不自由になってしまいました(>_<)。それ故その後は家康に菓子を献上する菓子司として第二の人生を歩んでいました。

 そんな彼が突如、増加する江戸の住民に十分な飲料水を供給するビッグプロジェクトの責任者に大抜擢( ゚Д゚)。大いに張り切る蔵之介さんでしたが、そこには想像を絶する苦難が待ち受けていて・・・。

 結局彼の存命中に神田上水は完成せず、同じプロジェクトの仲間だった生瀬さんと千葉雄大さんによって死後陽の目を見ます。蔵之介さんのお墓に二人が神田上水の水を掛けるシーンにはジーンときましたね(*´Д`)。

 大事業を一人で為すことは出来ない。それは次代へと引き継いでいくもの。それは他ならぬ徳川家と江戸幕府にも当てはまることだったんですよね。

 部下を信じ切る家康公、最高でしたね(*^^*)。しかし特筆すべきは家康公の人を見抜く目の正しさだと思います。

 蔵之介さんは最初、家康のために負傷した自分に対する負い目からこのプロジェクトに抜擢されたのではと考えていました( ゚Д゚)。しかしそうではなかった。家康公は蔵之介さんの困難を乗り越えて自分の道を切り開いていく、その強さに期待したんですよね。

 だって侍から将軍付きの菓子司になるんですよ。今でいえば自衛隊を除隊した方がロクに修行もせずに、宮内庁御用達のパティシエになるようなもんですよ( ゚Д゚)。これって凄すぎますよね・・・。クックパッド人気検索1位なんかとは全然レベルが違いますよね(笑)。

 後は千葉雄大さんが足をすくわれたのは、かつて能力がないと切り捨てた部下。そして今回も同じことをしようとしたが、生瀬さんの村の男衆が最後まで働いてくれた。

 能力が低すぎるのは確かに問題ですが、大切なのはハート!気合と情熱です。簡単に人を切り捨ててはいけない。これは現代社会を生きる私達にも当てはまりますよね(*^^*)。

 

3.後編~金貨の町~

 昨夜放送された後編。日本初の小判を作ろうとした家康と京都の金細工師だった柄本佑さんのお話でしたが、こちらの方がドラマ色が強かったですね。

 それはやはり奉公先の後藤家のお嬢様の、広瀬アリスさんとの悲恋に尽きますよね( ;∀;)。広瀬さん、良かったです!!人間らしくて、とても魅力的でした。

 前編の佐々木蔵之介さんの妻の優香さんも最高でしたが、何かファンタジー色が強すぎると言いますかね。

 美人で穏やかで分をわきまえ、家庭をほったらかしの夫を献身的に支えている。幾ら江戸時代といえども、こんな女性が存在するのかって話ですよ(苦笑)。実際には浮気も離縁も日常茶飯事だったようですので・・・。

 その点、広瀬さんは正直です。許嫁となった柄本さんに毎日文を書けなんて、何か愛らしいじゃないですか(*^^*)。

 そして極めつけだったのが江戸からようやく戻った柄本さんに、商家の妻として再会した広瀬さんの一言。

”(お役目があったとは云え)戻ろうと思えばどんなことをしても戻れたはず。結局おぬしは私を捨てたのだ”

 く~、最高ですね!!これですよ、これこそが本当に惚れた男に対して女性が言うであろう台詞ですよ。お見事でした!!最後の二人の別れのシーンもクドい、そもそもそういうドラマとちゃうやろ!!と突っ込まれた方も少なからずおられたかと思いますが、私的にはこのこってりした演出は最高でございました(笑)。

 まあ柄本さんは広瀬さんの返事を創作するなど、またまた少女漫画顔負けの胸キュン片思い全開だった、江戸での居候先の娘さんの伊原六花さんと結婚したんでしょうけどね・・・。人の縁はやはり見えない力で定められているのだなと強く感じましたね。

 肝心の物語は最後に自分を虐げていた吉田鋼太郎さんと立場が逆転。ギラギラした男のプライドが交錯しておりました。

 しかし全編に渡って柄本さんの魅力が全開でしたね!!弟分の林さんに裏切られても最後まで彼を守り、小判作りを本当に豊臣家との戦と捉えて心血を注いだ。そら女性にもモテますわ~。私も今年からは仕事に命を捧げます(笑)。

 

 ・・・というわけで永久保存版となった、「家康、江戸を建てる」。しかし政治経済、そして民政にも力を注いだ家康公は本当に神の名にふさわしい超人であったことが再認識できました。市川正親さん、本当にちょっとダンディーな家康公を好演されていましたね(*^^*)。一生付いていきます、VIVA!!

 それでは今朝はこの辺で。お仕事の方は共に頑張りましょう!!

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「下町ロケット」新春SPを観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日の夜に戻ってまいりまして。今日は久々に初詣がてら神倉神社にお参りし、軽めに10キロだけランニングしました。

 大阪にいてる間に噂の「ワンカラ」(一人カラオケ)に足を運んだんですが、これは本当に楽しかったですね(*^^*)。

 ネットカフェと同じような感じで、人と会う前の待ち時間潰しに使えますし。老若男女問わず沢山の方が来てました( ゚Д゚)。皆さんもそれぞれ、普段は空気を読んで歌いたくても歌えない歌があるんだなと(苦笑)。

 私は勿論新旧ビジュアル系のオンパレード。ディルアングレイの「アクロの丘」と黒夢の「亡骸を」を熱唱出来て、もう思い残すことは無くなりました(笑)。

 それでは先程録画を観た「下町ロケット」新春SPの感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.新春にふさわしい最終回

 皆様ご存知の通り、新春SPと言いながらも実質昨日の放送が最終回だったんですよね(*^^*)。

 予想通りと云えばそれまでですが、大円団で終了。阿部さんが自身を裏切ったギアゴーストの尾上さんを救い、談春さんも自分に数々の嫌がらせをしてきた岡田さんに手を差し伸べた。因果応報と情けは人の為ならず。それが如実に出た最終回でしたね。

 その根底にあったのは、形は違えど日本の農業を守っていきたいという熱い思い。その気持ちは我々視聴者にしっかり届きましたよ!!

 しかし、あの大袈裟な松平アナのOP、新春SPならピッタリなんですね。まあ個人的には「待ってました!!」ではなく、「出たよ~」みたいな印象なんですが(笑)。

 後は実質上の紅一点だった朝倉あきさん(役柄もアキちゃんこと、加納アキさんでしたね)楚々とした美貌もさることながら、セクシーな声に今回もドキドキしておりました(*´Д`)。完全なキモイおっさんコメントですみません(苦笑)。

 

2.俳優以外の起用がことごとく大当たり!!

 今作の主役は云わずとしれた大俳優の阿部寛さん。彼がしっかりこの大作の要を務めていましたが、今作はいわゆる俳優・女優以外の方々を沢山起用していましたね( ゚Д゚)。皆さん芸達者で誰一人足を引っ張っていなかった。ジャニーズの若手、自称俳優の方々よりよっぽど良かったです(笑)。

 お笑い界ではイモトアヤコさん、広義で云えば我らが立川談春さん。そして古館さんと福澤さんのアナウンサーコンビも存在感がありましたね(*^^*)。

 しかし何と云っても最高だったのは、財前部長を演じた吉川のアニキこと、吉川晃司さんですよね( `ー´)ノ。長年のファンとしてはお茶の間に吉川のアニキがここまで受け入れられて感無量・・・。

 「全責任は私が取る」。この台詞を吉川のアニキに言われたら、もう付いていくしかないですよね(*´Д`)。

 その一方で、本業の方達はイマイチ精彩を欠いていた気が(>_<)。竹内涼真さん、いつも同じような役柄ばかり。それも目につきましたが、土屋太鳳さんが前作以上に微妙・・・。

 正直今作の出演者ではワーストワンの演技だったと感じてしまいました( ;∀;)。

 

3.やはり日曜劇場は王者でしたね!!

 まあ全体的に古臭さが目立った今作ですが(特に神田さんが演じていた副社長は昭和の遺物ですよね)、それでも色々と革新的であろうとはしていたと思います。

 何と云ってもIOT農業を真正面から描いてくれたのは嬉しかったです。そして談春さんのお父さんが最後はITじいちゃんになって、ランドクロウまで使いこなしていたのは最高にクールでしたよね( ^)o(^ )。

 ここが日曜劇場がドラマ界の王者たる所以なのかなと。いい意味で優しくないんですよね。老人に何も頑張らなくて楽隠居していいよとは言わないし、引きこもりに働かず、ただ生きているだけでいいんだよなんて甘いことも言わない。

 当たり前ですよね。重い障害をお持ちの方とかでない限り、これからの我々はずっとアップデートしていかなくてはなりませんから。サザエさん的現状維持で生きていける訳がないんです(>_<)。

 何より進歩することを放棄して取り残された人々(特に50代より下なら特に)を守れるほどもうこの日本には余裕がない。働かざる者食うべからず。明日から私もまた背筋を伸ばして頑張っていきたいと思います!(^^)!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、飲み過ぎ食べ過ぎにはくれぐれもご注意を👋

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