「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム」を観て

  皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 S氏の帰還後、少し仕事関係のこともしたりしましたが基本的には久々のいつも通りの休日を過ごせました(*^^*)。

 録りだめていた夏ドラマの録画も全部観ました。総括では触れてませんでしたが、「チア☆ダン」最高でしたね!!最近はああいうストレートな青春話が少ないので、久々にハマりました。後は土屋さんのROCKETSが、王者JETSに勝てずに全国大会準優勝というのも納得でした。やはり才能と努力は正当に評価されるべきなんです。

 何か今年の甲子園の大阪桐蔭と金足農のことを思い出してしまいました・・・。

 では同じく録画を観たスペシャルドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.続編で見応えたっぷりの二時間

 滅茶苦茶面白かったです。昨年の夏クールは70点くらいの作品だと思っていたんですが、今回は100点満点に近い出来だったと素直に思いました('◇')ゞ。

 三田佳子さん演じるばあばの死後、名実共に家族のコンダクターとなったカホコちゃん。運営するカホコハウスの経営は火の車、家事もままならず。そこにやはりカホコちゃんから離れられない、毒親(笑)黒木瞳さんがあれやこれやと世話を焼く・・・。

 今は嫁いだ娘のところに入り浸りのお母さんも少なくない。そんな世相もうまく描けていた気がします。

 スペシャルドラマにありがちなスピンオフではなく、個人的にはしっかり昨年の続編だったところに好感が持てました。

 両親と自身の離婚の危機も乗り越え、最後は遂に待望の赤ちゃん(双子でしたね)を授かったカホコちゃん。しかしその名前が「夢」と「愛」だったんですね( ゚Д゚)。そこでラブ&ドリームのサブタイトルにつながるとは。脚本の遊川さん、お見事でした!!

 後は少しマニアックかもしれませんが、カホコハウスに通っていた保君。彼のエピソードが秀逸でした。ネグレクトのお母さんの「母親でいる前に女でありたい」という台詞は昨今の世相をずばり切り取っている気がしましたし、ネグレクトのお母さんに過保護の黒木さんが説教しまくるシーンが最高にシュール&斬新で良かったです。

 最後は予想通りとはハッピーエンドで、暖かい気持ちになれました(*^^*)。変なひねりが無くて逆に良かったです。

 ただ男性陣。ちゃんと今どきの男らしく、家事は女性と分担して頑張ってくださいね。洗濯すらろくにできないシーンは、本当にイラつきました(笑)。

 

2.活き活きしていた俳優陣

 約一年振りの放送でしたが、主演の高畑さんはいうまでもなく、両親役の時任さん&黒木さんを始め、役者陣の演技がキレキレで最高でした(*^^*)。遊川さんの小気味いい台詞も役者陣の皆さんを上手く乗せていきますよね~。

 個人的には高畑さんの夫役の竹内涼真さん。相変わらずのツッコミ台詞が最高でございました('◇')ゞ。しかしこの作品以降ブレイクした竹内さんは、個人的にはどうも輝けていない気が・・・。

 「陸王」を初めとして寡黙だったり根暗な役が多いからなんですかね(>_<)。基本竹内さんはこういうカラッとした性格の男子が合うはずなので、次回作は是非その線でよろしくお願いいたします!!

 

3.水10ドラマにはホント頑張ってほしい

 この作品放送時は、水10の平均的なレベルの作品だと思っていたんですが、どうしてどうして。久々に観ると傑作だったんだという気持ちに変わりました。

 ただそれは裏を返せば、このドラマ以降、水10ドラマのクオリティが右肩下がりなんだということですよね(>_<)。特に今夏の「高嶺の花」と比べるとその差は歴然(苦笑)。

 遊川さんはまだまだ現役で、野島さんはもう過去の人だということでもあるんですが、それでも水10ドラマが一時の勢いを失っているのは紛れもない事実だと思います。

 そろそろ刺さる作品を出さないとヤバイ気がするんですが、次回作「獣になれない私達」もどうなんでしょうかね。「逃げ恥」の野木さんとガッキーをそのまま引き抜いてる時点で期待薄、戦う前から勝負に負けてる気がするのは私だけなんでしょうか(>_<)。

 とにかく1年前ではまだこれだけのクオリティのドラマを作れてたんですから、日テレには頑張っていただきたいですね。応援してますよ('◇')ゞ。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、明日からまた頑張りましょう☆彡

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