「奥様は取り扱い注意」最終回を観て~総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨夜は健康診断だったんですが、体重測定で昨年より2キロ近く太ってしまったんです( ;∀;)。週末15キロも走っているのにって、どうもランニングのお陰で筋肉が付きすぎたみたいで(笑)。筋肉って結構重いんですよね、(;´д`)トホホ。

 では昨夜観た水10ドラマ「奥様は、取り扱い注意」最終回の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.圧巻の最終回~マルチエピソードの最高傑作

 まずは最終回について。前回の第9回も凄かったですが、今回の最終回は更にその上を行きました。ここまでのクオリティのマルチエピソードの回を観たのは、本当に初めてかもしれません( ゚Д゚)。

 広末さんの夫婦のすれ違い、本田さんと中尾さんの問題、そして綾瀬さんと西島さんの裏の顔。それらが複雑に絡み合い、最後は全てを昇華する玉山さん達との対決に。さすがは綾瀬さん。見応え抜群のアクションシーンでした(^^♪。今の女優さんでは間違いなくナンバーワンのアクション女優さんですね。

 そして最後は公安の職員だった西島さんが、綾瀬さんを危険人物だとして銃で撃つという衝撃のラストでした( ;∀;)。これは水10女子には予想外の展開だったのではないでしょうか・・・。

 

2.完全な戦略勝ち。でも総てが「CRISIS」の劣化版

 ラスト2回は本当に凄かった。でも私は春ドラマ「CRISIS」を観てましたから、あの時の金城さんの本気に比べれば今作は半分も労力を掛けていない気がします( ;∀;)。基本全く取材しなくても、このレベルの公安知識なら金城さんは完全に頭に入っているはずですしね。全体としては全然刺さるドラマでは無かったです(@_@;)

 まだ秋ドラマが全然始まっていない10月第一週に、いきなりのロケットスタート。まあ私のようなドラマフリークは当然観てしまいます(苦笑)。そこで手堅く2桁を確保。そこからは中盤の第5回とラスト2回だけ本気の作りで後は手抜き。でも何となく視聴者は最後まで観てしまいました。平均視聴率は最終的に13%も超えれるかもしれませんね。

 でもやはりこのやり方には疑問が残ります。クリエイティブって、創作って要領かましてナンボじゃ絶対にないですよね(>_<)。よくよく考えれば今回の衝撃のラストも「CRISIS」でも同じでしたよね。

 あの時は公安のメンバーが日本の権力者に嫌気がさして最後はテロリストになる道を選び、それがかなりの反響を呼んでました。何だか今作はそのどんでん返しの二番煎じと言われても仕方がないのかなと。

 

3.ホントにこれでいいの水10ドラマ!?

 今年の水10ドラマも中々好調でした。冬の「東京タラレバ娘」が視聴率2位、春の「母になる」が6位(これはアンチ沢尻さんの影響が大きいですかね)、夏の「過保護のカホコ」が2位、そして今回の「奥様は、取り扱い注意」は3位確定と本当に強豪枠の名にふさわしい活躍だったと思います( ^)o(^ )。

 ただ、最近の水10は楽をして平均視聴率2桁を取ることを覚えてしまった。早い時期にスタートでツカミはOK。そして後は基本手抜きで、省エネで、真ん中と最後の数回だけ神クオリティのドラマを作ると。

 この傾向が来年も続くと、水10ドラマも月9のように早晩低迷期に入ると思います。実際今年は上位の常連でも一度も視聴率首位が取れなかった。

 最後の首位は昨年夏の「家売るオンナ」。あのドラマは本当に何回も録画を観る程ハマりました。正に刺さりまくるドラマでした。全話とも伝説的なクオリティのダブルエピソードのドラマでしたから。思えばあの時がピークで、それから水10ドラマのクオリティは落ちてきていると思います( ;∀;)。

 個人的には篠原さんの「anego」以来の水10伝統のお仕事モノがそろそろ観たいです。主婦モノとかもいいんですがそれだと基本取材しなくても脚本家の空想だけで書けてしまいますから。楽だし、やっぱり制作に掛ける熱量が低くなってしまいますよね(>_<)。

 水10ドラマは、まだまだ楽ができる程実績を積んだ枠ではないはずです。その点、あの生徒会長的な暑苦しさと高飛車さが玉にキズの日曜劇場は、いつも本気でドラマ作りをしてますよね。そこはあれだけの歴史と実績がありながらも過去にあぐらをかかずに凄いなと思ってしまうんです。本当にあそこのスタッフは他のどこよりもドラマが好きなんだな、偽物じゃないなって思うんです。

 では今作はまあまあのクオリティでした、そういう総括で(笑)。では今日も一日頑張りましょうね☀

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