「監獄のお姫様」第8話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日の川崎フロンターレの初優勝時に川崎市を捨てた最低なクラブとして紹介していた東京ヴェルディ、今はアットホームなチームになっているというのが気になって色々調べてみたんです。そうすると時代の変化に付いていけなかった、でもそこには信念があったということに気が付いたんです( ゚Д゚)。

 Jリーグ発足前、ヴェルディ読売クラブと名乗っていて、社会人チームしかない中で唯一プロ契約もしていた先進的なクラブだったそうなんです。そして当時からユベントスレアルマドリードみたいな全国区のクラブを目指していたと。

 そこに後から地域密着のJリーグ構想が出てきた。他の企業チームやアマチュアクラブチームは特に確固たるビジョンがあったわけではないので、すんなりその理念を受け入れられたんですが、元々全国区のプロチームを目指していたヴェルディは今更そのコンセプトを受け入れることが出来なかったと。まあ分からないでもないです・・・。その気持ちは。

 要するに前時代で成功し過ぎていたし、プライドもあったために新しい時代の変化に付いていくことが出来なかったんですね。そして日本リーグ時代は歯牙にも掛けない弱小チームだった住友金属鹿島アントラーズに生まれ変わり、レアルマドリードと世界一を懸けて戦うクラブにまで進化した。Jリーグの盟主になった。正にヴェルディは恐竜で、アントラーズは哺乳類。皮肉な現象です。

 夢破れ、親会社の読売グループも撤退。資金難と弱体化でどうにもならずにJ2へ下ってしまったヴェルディ。しかし彼等には遺産がありました。それが日本リーグ時代から定評があった育成組織です。

 今でもJリーグの中では、5本の指に入るレベルなんだとか( ゚Д゚)。ここまで落ちぶれても、なおそんな育成組織を持っているのは凄いことです。女子チームもありますしね。そのヴェルディがこれからも定評ある育成組織を維持していくためのカンパ「緑の未来」を一口3000円で募集していたので、別にファンではないですが私も一口買いました。

 まあ緑色が好きってのはあります。後は何か月9(「民衆の敵」、遂にこの前の視聴率が5.5%にまで落ちてしまいました・・・)もといフジテレビに今のヴェルディの境遇が酷似してて、とても他人事とは思えない(笑)。

 ただね、嫌われ者のヴェルディですからその「緑の未来」、昨年度はたったの80万円弱しか集まっておりません(@_@;)。資金難のため、折角育てた有望選手も他のチームに放出しているらしく、その話も辛いですね(>_<)

 まあいずれにせよ色々サポートしてくれた川崎市をあんな態度で捨てたことはいただけませんが、資金難に喘ぐ今でも、若い世代を育成することにはどのクラブより全力投球。若者の夢は自分自身がどんなに苦しくても応援すると。さすがは初代J王者。その心意気には打たれました!!

 皆様もそろそろボーナスも入るでしょうから、昔のファンだった方とかは、チェーン居酒屋で安酒一回飲んだと思って、是非カンパしてあげてください( ^)o(^ )。リンクはこちらです☟

www.verdy.co.jp

 では前置きが今日も長くなりましたが、「監獄のお姫様」第8話の感想をアップしたいと思います!!

 魔の第8話。でもこのドラマに関しては今回が一番良かった。お笑いは最小限で基本シリアス路線。やっぱりクドカンさん、今はシリアス路線がハマってます。

 今回は特に満島さんと小泉さんの濃密なシーンが良かったです。最後の仮釈放準備寮(そんなものがあるんですね。しっかり取材もしてはります)でのシーンも最高でした。

 好きだから、心を許した存在だから犯罪計画ノートは返さない。ここは刑務所だから再会するわけにはいかない。そりゃそうですよね。どれだけそれが義憤に駆られた純粋な動機だったとしても。

 後は姉御の旦那の高田純次さん、捨てたはずが逆に新妻に逃げられ、正に因果応報でしたね( ゚Д゚)。そして姉御も都合のいい女にはならないとかつての部下に宣言しました。これでいいんです。今の姉御にはもっと守りたい存在があるんですから。

 さあこれでこのドラマも残り2回。ギアを上げたクドカンさんがどこまで上昇するのか見逃せません。実は今日は私健診で朝食抜きなんです( ;∀;)。空腹が辛いですが皆様と頑張ります☀

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