「母になる」第3話を見て

 皆様こんばんは、TOSHIXXXです。

 この前Mステ3時間スペシャルで小嶋陽菜さんのラストステージを見て以来、今更ながらノースリーブスの「ハート型ウイルス」にドはまりしているどうしようもない41歳でございます(笑)。

 とまあ今夜はのっけから痛い感じでスタートしてしまいましたが、今夜はこの春一番のおススメドラマ「母になる」の第3回目でしたね。では早速感想を書きたいと思います!

 今回は遂に育ての親の小池栄子さんが登場し、いよいよ修羅場的な要素も出てきましたね。もうアンタは本当のお母さんのところに帰りなさい!!と冷たくKOU君を突き放していましたが、それが本心のはずもなくその後ネットカフェで泣きながら思い出の画像を消去していく・・・切ないラストでした。まあこのままKOU君も沢尻さん達と仲良く暮らし、めでたしめでたしとは当然なりそうもありません。先に言ってしまいますが次回予告ではKOU君が沢尻さん達に反発(反抗?)していくようですしね。中盤からは少し今までのハートウォーミングな展開ではなくなりそうですね( ;∀;)

 KOU君と暮らすために沢尻さんと藤木直人は復縁とまではいかなくても、また一緒に暮らし始めましたね。元々お互い再婚してなかったのですぐに同居を始めることができました。これは元々息子の誘拐を機に離婚してしまったわけですから、息子が戻ってきた以上当然あり得る話ですよね。まあ時間が戻ったというより、止まっていた時間がまた動き出した(このフレーズでZARDを連想した人はいるかな?)という方が正しいんでしょうね。KOU君と共に暮らし始めた2人は何の違和感もなくすぐに父母になってたので、それだけこの時が来るのを待ってたんだなあ・・・と思わされましたね。

 このドラマは決して台詞が多い作品ではないんですが、一言一言が胸に響きます。最後に小池栄子を追いかけて行ったKOU君がコンビニで立ち読みしてきたと嘘をついたことに対し、藤木直人の「人工知能と違って嘘をつくのが人間だから」という台詞。それとこれは台詞ではないですが。突然家に来たかと思えばすぐにサヨナラと小池栄子が出て行った後、KOU君がノートに書いていた「行かないで 行かないで 行かないで」という文字・・・深いですね~、重みがありました( ゚Д゚)

 きっとこのドラマを作るにあたり水橋さんは脚本の何倍分ものプロットや台詞を用意し、そこから立体感のあるキャラクターを作り、台詞なんかも選び抜いてる気がします。正にふんだんに肉と野菜を煮詰めて作った豚骨スープのよう。ストーリーテラーとしてはやはりこうでなくてはなりませんね!!対して「貴族探偵」とかは原作がある分オリジナルより楽なはずなのに全然そういう努力が感じられない。例えるなら1の努力で無理やり10を語ってるみたいな。まるで普通のアイスコーヒーを水で薄めて供してるという噂が絶えない、某世界的ハンバーガーチェーンのようですね(笑)。

 今回も面白かった今作品ですが、気になるのは視聴率。意外にも過去二回はギリギリ2桁、最近では毎クールのように東芝日曜劇場と首位争いを繰り広げている同枠としては少し物足りないです。多分アラサー未満の層を取り込めてないんでしょうね( ;∀;)私達アラフォー世代にはど真ん中で響くテーマなんですがね。引き続き本格派ドラマを愛する皆様とはこのドラマを応援していきましょう!! 

 では今夜もこの辺で。皆様良い夢を☆彡

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