「世にも奇妙な物語 22年秋の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 高校野球秋季大会が本日の東京大会決勝でほぼ終了。残すは秋の全国一を決める明治神宮野球大会のみとなりました。

 今年も今や全国で断トツの激戦区、近畿大会を連覇した我らが大阪桐蔭高校明治神宮大会の連覇にも挑むわけですが、優勝回数で2位の愛知に大差を付けている夏と違い、まだまだ春の選抜は大阪府勢に優勝してほしいですから今秋はひとまず格の違いを見せてほしい。応援しております(*^^*)。

 それでは昨夜放送された世にも奇妙な物語 秋の特別編の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.元カレと三角関係(主演:土屋太鳳)

 今回はワタクシ的にはハズレの作品がなく楽しめました。そんな久々のハイクオリティな中でも№1はこの作品でございましたね。

 土屋さんも朝ドラの頃からすっかり垢ぬけて、大人の色気が出てきたと感じます。そんな彼女が演じた小さなロボットに仮託された元カレと今彼との不思議な物語。

 個人的には良質な短編映画を見させていただいたような感覚。まあこんなの奇妙じゃないじゃんと言われてしまいそうですが、今やドラマ界の超長寿シリーズですからたまにはこういう路線があっていいかと。

 元カレのジュンに振り回されているようで、実はヒロインとどこか冷めていた今彼のアキラの絆が確かなものになった。命が尽きる前に愛した女性に対しての最大のプレゼントだった。ああ、これぞ浪漫。生きること、人生の不思議でございますよね。

 特に最後のアキラの「帰ったら納豆チャーハンでも作るよ」この台詞が泣けましたね、VIVA!!

2.コンシェルジュ(主演:観月ありさ

 今回では唯一のゴリゴリホラー路線のお話。それでも後味スッキリで観られたのは、スタイリッシュでクールなコンシェルジュを見事に演じ切った、金子ノブアキさんの実力ですよね~。お見事でした!!

 勿論「伝説の少女」以来ワタクシの人生初アイドルだった、観月ありささん健在も嬉しかった。まあ今回は素の観月さんに近い役柄だったかと。

 いつしか(もしかしたら最初から?)コンシェルジュの主人は観月さんではなく、娘の七海ちゃんだったのかもしれない。まあマネージャーさんは幾ら勤続27年でも、レギュラーを失う程の大チョンボはクビになっても仕方なかった気がしますけどね・・・。

3.わが様(主演:沢村一樹

 強いて云えば今回はこの作品が一番微妙だった気が。それでも中だるみなく観れたのは今や大御所の域に近付いている沢村一樹さんの演技力。そこに助けられた部分が大きかったですかね。

 男って父親に反発し、一度は反面教師にしようとする。でも結局似てきてしまうんですよね~。ワタクシも経験済みです(笑)。

 後はわが様の正体。座敷わらしや道祖神の類ではないことはすぐに分かりますよね。だって「我が」なんですから(笑)。

 最後に空回りしていた沢村さん一家に笑顔が戻って良かったです(*^^*)。

4.ちょっと待った!(主演:渡辺翔太)

 ラストはいつもの少しギャグめいた路線。しかしですね、「ちょっと待った!」は流石に今ドキのZ世代には分からないネタでしょう・・・。。そのフレーズに過剰反応し「大・ドンデン・返し!」とか被せたがるのは、完全に我々オッサン世代ですから(笑)。

 未来から自分自身や子孫も含め色々な人物がやってきて、彼等に一々アドバイスをされる主人公。迷いますよね~。しかし人生の選択にIFはないし、どんな結果になってもそれは絶対に最適解。それがワタクシの人生哲学ですね。

 主人公のスノーマン渡辺さんは流石にまだまだ経験不足が否めませんでしたが、相手役の高田里穂さん、ほぼ無名の存在ながら今回の一人三役の演じ分け、お見事でございました!!今後、松本まりかさんや北香那さんのような実力派になりそうな予感がビンビン、要注目でございますね(*^^*)。

 

 ・・・今回は確かに、今までの狭義の奇妙でなかった気がします。

 でも最近ははっきり言って、その奇妙らしさに拘る故に駄作・問題作を連発していた気がしますので、普通に面白い短編ドラマ、最近ならNHKでやってた星新一シリーズみたいな作風でもいいかも。そう感じました。

 きっと今回の奇妙は賛否両論なんでしょうが、ワタクシ的には〇でしたよ。長年の奇妙のファンというよりは、地上波ドラマを愛するオジサン視聴者として。タモリさんも、もうかつてのキワモノ芸人ではなく、今や芸能界の仙人の域に達してきてますからね。

 とにかくワタクシは来年以降の奇妙にも、大いに期待しております!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿