「世にも奇妙な物語 22年夏の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 セ・リーグ史上最低の開幕9連敗を喫するなど、散々のスタートだった我らが阪神タイガース。しかし今ではすっかり息を吹き返し、5連勝で遂に3位に浮上!!

 何と云っても今年は寅年ですからね(*^^*)。昨年の悔しさを晴らすべく、優勝目指してこのまま突き進んでほしいと思います🐯

 それでは今夜は半年ぶりのタモリさんデー。「ブラタモリ」(京都編、最高でしたね!)に続いて放送された、「世にも奇妙な物語 22年夏の特別編」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.「オトドケモノ」(主演:北山宏光

 まずトップバッターはキスマイの北山さん。

 バラエティ以外でお見かけするのは初めてでしたが、気弱なウェブデザイナーを好演していたと思います。

 ウーバーイーツ全盛の今(自炊派のワタクシは、勿体ないので出前とかはしませんが・・・)中々面白い設定だったと思います。

 ただラストのどんでん返しは蛇足でしたね~。個人的には同時注文したせいで夫婦二人が同時に謎の世界に閉じ込められてバッドエンド。正直そこで終わってほしかった。本オチの方が遥かにありきたりで、凡庸でしたね~(>_<)。

 最近必ず一つある、異様に尺の長い作品。しかも今回は最初の作品だから余計にキツかった・・・。基本全部駄作になってしまうので、長年のファンからの一言として再考を強く求めます!!

2.「何だかんだ銀座」(主演:有田哲平

 お次はくりいむしちゅー有田哲平さん。時々ドラマでお見かけすることはありますが、主演作品を観たのは初めてでしたね。

 いわゆるサイレント演技でしたが、そこはさすが一流のお笑い芸人さん。安心して観ていられるクオリティでございました。

 明らかにカブトムシに見立てた謎の生物、二ホンオオカネモチ。そのアイデアには爆笑しましたが、銀座ってセンスがいかにも昭和というか、さすがに時代遅れな気が(苦笑)。ただこのシュールさは久々にザ・奇妙だと感じました(*^^*)。

 最初はお金持ちを茶化しているのかと思っていたんですが、これは現代社会のペット事情を裏テーマにしていたのかも。飼い主の責任と余裕。それは腹八分でないといけないんだなと教えてくれました。

 そうは言いつつ、オチは中々捻りが効いてたと思います。飼う方から、飼われる方へ。因果応報、そういうことですよね。

 陳腐な感動話ではなかったまさかのバッドエンド。これこそが奇妙の伝統でございます(*^^*)。今夏では勿論№1の出来。個人的には久々のスマッシュヒットでしたね、VIVA!

3.「メロディに乗せて」(主演:生田絵梨花

 元乃木坂46生田絵梨花さん。割と卒業後にドラマ出演はあるあるなんですが、さすがミュージカル畑では既に活躍しているだけあって、正直先発組の皆さんより演技力は上な気がしましたよ~。

 謎の奇病、メロディ症候群。正直このアイデア(ストーリー展開も)は今一つな気がしましたが、メタバースや6Gとかの進展を知る限り、そんなにありえないことではないのかも・・・。

 ただそんな風に好意的に観ていても段々と駄作の匂いが漂い始め、クライマックスのメロディの混在が正直、ホントにサムくて(苦笑)。そしてまさかの聴いてはいけないメロディーが、奇妙のメインテーマだったとは!!

 ・・・いやはや、これは完全なルール違反。さすがにこんなの最低ですよ~(涙)。

 長年のファンとしてはこんなやっつけ仕事、愛する奇妙への侮辱だとすら感じてしまいます!!あ~あ、制作陣のイケてないセンスに、ワタクシ、完全にドン引きしてしまいました(>_<)。

4.「電話をしてるふり」(主演:山本美月

 久々に今回はバラード系の話で締めましたね。ただ正直ストーリーとしては、一番雑な感じでございましたが・・・。

 良かった点は、何と云っても山本美月さんと森口瑤子さんの迫真の涙。流石は本職の女優さん!よく考えてみるとこの作品以外の主演は皆さん、コメディアンや邦楽の方達でしたからね~。

 後ラストは実は意味深だったのか?(今夏のテーマ、Wミーニング)山本美月さんも実は死を迎えていたのかとも思いましたからね( ゚Д゚)。

 まあ、娘を思う気持ちは幾つになっても変わらない。例え、自分が星になっても。これだけは見方が変わることのない、真実ですよね(*^^*)。

5.  終わりに

 もうこれからは夏、というかこの6月放送が規定路線になるんでしょうね~。今回は全体的にモヤっとした印象、可もなく不可もなく。

 ただ早くも秋の特別編のミスリードもなされ、流石は30年を超える伝統芸能、「世にも奇妙な物語」はまだまだ続くよということですよね(*^^*)。

 個人的にはCMが多過ぎ、しかも消費者金融各社のモノが大量オンエアされてたことが一番の恐怖(円安ニッポン、これからどうなる!?)だったかもしれません。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿