「しもべえ」第5話を観て

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日は2月26日。およそ90年前の1936年の同日。歴史の教科書でもお馴染みの2.26事件が起こったその日でございます。

 当時、世界大恐慌に端を発した大不況による一般庶民の窮乏と、一部の富裕層(財閥)との絶望的な格差。打開策を見いだせず、行き詰った政党政治。それらを打破するため、いわゆる皇道派青年将校達が昭和維新を掲げて立ち上がった。しかしクーデーターは成功せず、その後日本は破滅へのカウントダウンを始めてしまった・・・。多くの方が想起するイメージはそんなところだと思います。

 しかし、当時の青年将校達は純粋に国と民を思い、そして日本を巧みに英米との戦争へ追い込もうとするソ連コミンテルン)の陰謀にも気付いていた。色んな書籍を読んでいくとそんな真相も、ワタクシの目には見えてまいりました。

 時は流れ、今はロシアに戻ったかの国が、再び戦火を。奇しくも今の日本は、何となく事件当時の世相に近くなってきている気がするんですが、そんな中ロシアのウクライナ侵攻に抗議して、何と渋谷に2,000人もの方が集結したと。それも老若男女の構成で!!

 今や自分のことだけ、自分の老後2,000万円にしか興味はない。若い頃からジジババになってもずっとしらけムード、世界情勢や政治にはまるで無関心。

 そう思われていた現代の日本人が、他国のために(きっかけは在日ウクライナ人の皆さんの呼びかけだったようですが)、世界の危機のためにここまで行動を起こした。しかも青年将校の慰霊像(今では恋愛スポットになってるらしいですね!)が立つ、渋谷の地で・・・。不思議な縁を感じるのは、ワタクシだけなのでしょうか。

 きっと2.26事件の青年将校達はあの世から、今の日本は変わった。あの頃から、少しずつ、前に進んでいる。「風の時代」の息吹がする。そう感じてくれたのではないでしょうか。

 2.26事件当時も今のウクライナ危機も、いつも犠牲になるのは、何も知らず、何の罪もない一般庶民。誤った政策や、余りに大局的な作戦の犠牲になるのは、いつも私達市民なのです・・・。日本の周りにも油断できない国々がずらり。ホント、他人ごとではないですよね。

 正直ワタクシには何もできませんが、せめて戦火を逃れた方々が少しでも空腹や寒さをしのげるための寄付を。これからどの団体がいいのか、じっくり考えていきたいと思います。

 それでは約一ヶ月ぶりに放送された、我らが白石聖さん主演「しもべえ」第5話の感想をアップしたいと思います!

 来週からパラリンピックのためにまた放送休止。正に梅雨の晴れ間のような第5話でございましたが、今回は安田顕さん演じるしもべえは完全な黒子。白石聖さん演じるユリナと金子大地さん演じるたっちゃんがメイン。これぞ青春!!そんなエピソードが満載の回でございましたね(*^^*)。

 今回の舞台は文化祭。ワタクシは男子校だったので、全然華やかなエピソードはありませんが、所属していた部活動としてフランクフルトの出店をしました。まあタコ焼きと違ってスキルも何も、ただ焼くだけだったんですが(笑)、それでもよく売れました。買い出しから準備まで、楽しかったです。今思うとその頃から、料理好きの芽はあったのかもしれませんね~。

 たこ焼きの方はネットでトレンド入りする程の大反響。正にめでたしめでたしだった訳なんですが、ユリナとたっちゃんの関係も、いよいよクライマックスに向けて動き出しました!!

 医師でいられなくなった、たっちゃんのお父さんのエピソードは、あまりにベタな気がしましたが(苦笑)、このお父さんの苦境を救うべく次回以降はしもべえが大暴れしてくれそうです(*^^*)。

 そしてたっちゃんを巡るユリナVS和泉のオンナの戦いも、見逃せませんよね。ただね今回のたっちゃん、直接お父さんの事件に関与してない和泉ちゃんを、あんなに簡単にポイ捨てするのは、いかがなものかと・・・。

 そうは言いつつ、どう見てもたっちゃんにお似合いなのはユリナの方ですから、こちらもハッピーエンドに向けて、しもべえのナイスアシストを期待しましょう!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い休日を🌙

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