「世にも奇妙な物語 21年夏の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 緊急事態宣言が解除されて初の週末。ワタクシも久々に大阪キタに繰り出し、買い物等を楽しみました。この時を待ちわびていたのか、街は人でごった返しておりました( ゚Д゚)。

 まあ今は完全に外出してもいいんですが、駅前第1~第4ビルの地下の飲み屋(元々昼間からやっている)で皆さんマスク外して飛沫飛ばしまくってたのは、正直気になりましたね・・・。

 ワタクシも久々に奮発して江戸川さんのうな重をいただきましたよ、勿論一人なので自然と黙食ですが(苦笑)。

 夕食は餃子の王将でタダ券使って生餃子二人前を226円でゲットし、いつもの節約モードに逆戻り(笑)。まあそれでもいい気晴らしになりました。

  王将の餃子はブラタモリ観ながら(今日は江戸城バスツアーでしたね♬)自分で焼いて食べましたが、うな重とは違う美味しさ・満足感がありますよね~。幸せなひと時でございました(*'▽')。

 そんな今日は言わずと知れたタモさんデー。ということで、半年に一度のお楽しみ、先程放送された「世にも奇妙な物語 21年夏の特別編」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.「あと15秒で死ぬ」(主演:吉瀬美智子

 てっきりトップバッターは上白石萌歌さんだと思っていましたが、完全に意表を突かれました。しかし基本的にゴリゴリのホラー感は往年の第一話らしくて。

 実力派声優の梶裕貴さんの死神が、ユーモラス感を上手く出していました。ベテラン女優の吉瀬さんはいわずもがな。

 誤解による殺害で与えられた時間はわずか15秒。その中に、高度な心理戦の応酬が繰り広げられて。見応えがありました。

 ラストのどんでん返しは歴代の中では平均点レベルだと思いますが、最近は本当にひどかったので(笑)良かったのではないでしょうか。

2.「三途の川アウトレットパーク」(主演:加藤シゲアキ

 お次はNEWSの加藤シゲアキさん。

 今や小説家としてすっかりお馴染みですが、ワタクシは俳優・加藤シゲアキも大好きで。イマイチ評判が良くない彼の金田一耕助シリーズ、是非「八つ墓村」で復活してほしいですね~。

 テーマは三途の川⇒つまりは現世と来世。ワタクシ、できれば現世では徳を積みたい。そう思っていますが、己の来世のためにその徳を使いたい。それはないです。あくまで陰徳を積んで子孫繁栄。ワタクシは無になってめでたく消滅。それが昔から変わらぬ、ワタクシの理想でございます(笑)。

 目つきが悪いせいで人生散々だった加藤さんの、唯一の淡い思い出。それが(久々の登場でしたね!)ぱるること島崎遥香さんとの一度きりの恋でございました。く~。ワタクシには、これだけでも充分眩しい人生に思えますけどね~。

 最近の軟弱なスイーツ奇妙なら、来世でそのまま二人が結ばれハッピーエンド。で終了。なんですが、島崎さんのために犯した罪が最後に大きな悲劇を・・・。

 うん、これは胸を打たれました。まさかのバッドエンド、良くてビタースウィート。こういうどんでん返しを、ずっと見たかったんですよ。この後味の悪さときたら。でもこれでいいんです。これだから、これこそが奇妙が奇妙である理由なんですよね。

 アウトレットの設定をもう少し活かしては欲しかったものの、これはワタクシ的には久々の名作誕生!!今回の№1は文句なしにこの作品でございました(*^^*)。 

3.「デジャヴ」(主演:上白石萌歌

 今回の若手女優枠は、今や広瀬姉妹に並ぶ人気者となった上白石姉妹の妹、上白石萌歌さん。幼い頃から奇妙のファンで、ずっと出演が夢だったとのインタビューを読んで、く~、ホントにありがとう!!

 かつて大コケした映画版まで観に行ったファン歴30年越えのオジサンとしては(笑)、感無量でございますね(;'∀')。

 姉の萌音さんと違って妹さんの作品はほとんど見たことが無かったんですが、中々の演技力でございました。今作は今回断トツの駄作でしたが、それでも何とか最後まで観れたのは、正に萌歌さんの実力。そこに尽きますね(*^^*)。

 ストーリーとしては、ダビストック研究所とかがモチーフなんですかね。アイデアはそんなに悪くなかったけれど、延々と続くデジャブが、正直かなり退屈ではありました・・・。

 ラストのオチもホント最悪でしたね、結局うやむやのぐちゃぐちゃ(>_<)。あああ、散々引っ張ってこれかよ~。

 特に犯人は視聴者の皆さん、ほとんど全員がお見通しだったですよね、絶対(苦笑)。

4.「成る」(主演:又吉直樹

 最近のラストは短い。とは言え今夏の真打を務めたのは、今や大作家の又吉直樹さん。久々にブラウン管でそのお姿を拝見いたしました。

 最近では定番になりつつある、人間の棋士とAIの対局。

 たかがプログラムと侮るなかれ。感情のない機械故に、忖度なしに我々の精神を破壊するかもしれない。人類の敵はどうやら殺人ドローン等の、AI兵器だけではなさそうですね・・・。くわばらくわばら。

 後、お笑い芸人なのに又吉さんの演技力、かなり微妙でしたね(苦笑)。まあ取り合えずこの作品のオチのように、何があっても、人生を勝手に詰まないで生きていきましょうね!  

5. 今後は夏の風物詩に!?

 う~ん、出だしからタモリさんがワタクシが大好きな、ジョン・エバレット・ミレー「オフェーリア」を紹介してくれたからかなり期待してたんですが・・・。

 「三途の川アウトレットパーク」以外は本当にひどい出来。こんな作品群で「死」を語らないでくださいよ(>_<)。

 ただそうは言いつつもラストの予告に出てきた、今年の秋のラインナップは期待できそうです!!まあ春から夏にスライドした上半期の特別編は、これから完全な秋の前座に(昨年も大概でしたからね~)なっていきそうですが、引き続き皆様、呆れつつも奇妙ラブで行きましょうね~。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿

f:id:TOSHIXXX:20210626231223j:plain