「おじさまと猫」第9話を観て

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日は父親の月命日です。亡くなったのは2年前。現在のコロナ禍を知ることなく、父はこの世を去りました。

 平日でもあるので、実家には戻らず、自宅で仕事から帰宅後、簡単に父のために般若心経を唱え、少し料理を供えました。

 煮物や卵焼きは私の手製。他には刺身や焼き鳥と云った、父が生前好きだった物。そしていつも晩酌に飲んでいたアサヒスーパードライ。ささやかではありますが、一応私が全て仕事をした対価で、用意が出来ました。

 父の期待に添うような立派な人間には遂にはなれませんでした。今なら、本当に父は立派な生涯を生きてきたことが痛いほど分かる。それに引き換え私は罰ゲーム、消化試合のような人生をただダラダラ続けて、神に召される日を首を長くして待っているだけ。人間失格。人間の屑。でも今も一応こうして社会の片隅で、何とか生きていけている。世間様には、迷惑を掛けずに・・・。今年もそんな報告ができました。

 それでは昨夜放送された「おじさまと猫」第9話の感想をアップしたいと思います!

 いやはや、遂にこのドラマにも神回が( ;∀;)。今回は涙腺が緩みっぱなしで文句なしの出来。正直今まではあと一歩~。そんな展開が多かったので、ようやく厚い壁をぶち破ってくれた気がして、個人的にすごく嬉しかったです(*^^*)。

 今回のMVPは何と云っても升毅さん演じる小林。草刈民雄さん演じる神田冬樹が、このままでは教え子のコンサートにも足を運べないのではないか。それを苦に音楽教室を辞めようとしたところを、彼の熱い言葉の数々が救ってくれましたよね、VIVA!!

 「あがいてみろ、カッコ悪くても、無様でも。お前は何でも一人で決め過ぎだ」「人間の荷物ってのは捨てるか、誰かに持ってもらうとかしないと軽くならない。だから俺を頼れ。お前の荷物位、持ってやる」

 幼い頃からの親友の言葉に救われ、また音楽教室の同僚も総出で辞めるのを引き留めてくれて・・・。本当に神田冬樹、皆に愛され過ぎている( ;∀;)。

 でもこれは決して彼が、最初から人を当てにしようとしてないから。実は言われなくてもあがいているから。もがいているから。だから、そんな彼の生きざまを皆が分かっているから、きっとこうして人の縁に恵まれていくんでしょうね。

 そして神田冬樹の幸せを誰よりも願っているのは、やっぱり最愛のふくまる。ラスト、夜中に一人(一匹?)ベッドから飛び起きた彼が目にした流れ星。気が付けば、大好きなパパさんの幸せにつながるお願いを、沢山ふくまるはしてくれていました( ;∀;)。          崖っぷちにいた自分を救ってくれたこと、そのことをずっと覚えててくれる、胸が熱くなりました。

 しかし次回は練習がてら足を運んだライブハウスで、またまた過呼吸に見舞われてしまいそうで・・・。今回のほっこりから、今度はハラハラドキドキの第10話になりそうです。楽しみですね🐈

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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