「世にも奇妙な物語 20年夏の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日(もう日付は日曜日になってますが・・・)は久々の休日出勤。このご時世、働かせてもらっているだけありがたいと思うんですが、朝の8時代、大阪でも電車もバスもダダ込みでございましたね( ゚Д゚)。勿論皆さん私服姿で・・・。

 もうステイホームも死語?ワタクシ個人としては、新しい生活様式。ここはきちんと守ってこれからも過ごしていこう。そう決意を新たにいたしました。

 それではコロナ禍の影響でこちらも春から夏に放送が延期されていた「世にも奇妙な物語」。ようやく観ることが出来たので早速感想をアップしたいと思います!

 

 

1.「しみ」(主演:広瀬アリス

 今回のトップバッターは広瀬アリスさん。いつもはコメディエンヌの印象が強い彼女ですが、ワタクシはシリアスな演技の方に魅力を感じていて。故にホラーテイストの作品も良く馴染むヒロインを好演してくれましたよね(^-^)。

 ただ今回はストーリーが余りにダメダメで。最近はそこそこいい出来の作品が多かった気がしますが、久々のクソ作品の第一話でしたね(苦笑)。

 ああこれはいつもの夢オチ的なラストで逃げるんだろうな。そう予想していたらやっぱりそのまんま・・・。幻覚を見せる脳腫瘍がシミだと。そこだけ☆一つの第一話でございました。

 

2.「3つの願い」(主演:伊藤英明

 ぶっちゃけ今回の奇妙は捨てゲームだったと思うんです。正直秋だけかと思っていたので。ちゃんと放送してくれただけでも今回は感謝!多少の粗は目をつぶらないと、ですよね。

 この作品だけ異様に尺が長くて約1時間( ゚Д゚)。目玉は伊藤英明さんと滝藤賢一さんの演技対決でしたし、まあ今作が(かなり低レベルな争いでしたが・・・)一番良かったのかなと。

 特筆すべきは、使い古されたアラジンの魔法のランプ。そこに出てくる魔人は無から有を生み出してくれるはずが、そうではなく等価交換であると。タダより高いものはない。これは中々パラドックスが効いておりました。

 カネと女と健康。まあ見事に俗っぽい願い全開だった元フリーターの伊藤さん。五年間、つかの間の栄華を夢見て、最後は全て回収されて人生もジ・エンド。

 ホントに考えさせられますね。ただ一生恋愛に縁もない、貧乏なフリーターでダラダラ生きるよりはこちらの方がマシな選択だった。だからいいんだ、これで。絶命する瞬間、伊藤さんはそんなことも考えたのかもしれませんよね・・・。

 

3.「燃えない親父」(主演:杏)

 今年は我らが奇妙も遂に30周年に突入の記念イヤーということで。出演者も豪華!今度は杏さん登場で、いつものキャラから云ってもこれはいわゆるお笑い系の話なのかと当初はかなり期待してました。

 しかし視聴後の感想は??でございました(>_<)。まずオチが弱い(何のヒネリもない)、別にコメディでもないし、中途半端にハートウォーミングでしたが、結局何を伝えたかったのかがホントに意味不明で・・・。

 一昔前は、「ファナモ」とか「来世不動産」とかアイデア満点でテーマ性もちゃんとある作品が、奇妙のスタンダードだったんですけどね。ひとまず、お元気そうで良かった!!杏さんお疲れ様でしたの作品でしたね。

 後は田中みな実さん。サイン入り写真集燃やされる演出もOkなんて、やっぱり貴女はホントはいい人なんだなと再認識いたしました(笑)。

 

4.「配信者」(主演:白洲迅

 ラストの主演は白洲迅さん。この方は正直まだまだ知る人ぞ知る存在ですが、ワタクシはテレ東でやってる「サイレント・ヴォィス」の西野刑事とか結構好きでいい俳優さんだなと思っております(^-^)。

 ただ今までの作品の主演に比べると型落ちしてるのは間違いなく、時間も20分とほぼ短編扱いでしたね。尺的にも演出もいかにも昨今のリモート収録っぽいので、この作品だけコロナ自粛の後に撮ったのかもしれないですね・・・。

 そう考えると他作品に比べるとかなりハンデがあったと思うので、この作品は正直評価不能なのかなと。まあSNSを変にバズらせようとしても、ロクなことはないです。正に私みたいにひっそり誰にも知られず、地味に好きなことを書き綴るのが一番幸せなのかと(笑)。

5. 最後に

 最後に特別映像が流れますという番宣だったので、てっきり「がばがば」みたいな激ヤバ映像をぶっこんでくるのかと思いきや、まさかの秋の特別編の予告でございましたね( ゚Д゚)。正直、このサプライズが無ければ、今回は視聴時間を返してくれレベルの特別編でございました(苦笑)。

 次回作のラインナップは「コインランドリー」(主演:濱田岳)「イマジナリーフレンド」(主演:広瀬すず)「アップデート家族」(主演:高橋克実)「タテモトマサコ」(主演:大竹しのぶ)。ホントに豪華ラインナップで、く~、これは期待できそう!!

 伝統的に春は駄作で、秋は力作揃いの傾向が強い我らが奇妙。災難続きの2020年をぶっ飛ばす、30周年の奇妙の逆襲に期待しましょう( `ー´)ノ。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿

f:id:TOSHIXXX:20200712000203j:plain