「教場」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 さてさて2020年も明けて、今週が仕事始めという方も多かったと思いますが、皆様大忙しだったことでしょう。疲れた身にまた3連休は嬉しいですよね(*^_^*)。

 という訳で、本日は夜中に起きて録画を一気観したキムタク主演の正月ドラマ「教場」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.ハイレベルな三位一体

 いやはや、やっぱり最近はフジテレビのドラマが一番頑張ってるな。本作でまたまた私はその思いを強くいたしました( `ー´)ノ。

 脚本の君塚良一さんはさすがですね~。前後編で約4時間(CMも多かったですが)の大作を中だるみせずに観させる筆力は、圧巻でございました!!

 その要因を深堀りさせてもらえば、やはりお仕事モノ・ミステリー・そして人間ドラマ、いずれの要素でもハイレベルだったので我々視聴者を飽きさせなかった。そこに尽きるのかなと。

 教場と呼ばれる、警察学校のことをここまで詳しく紹介したドラマって、多分初めてでしたよね( ゚Д゚)。

 入校から卒業までの半年間の中で起こる出来事を前後編に分けていた訳ですが、前編が生徒達が巻き起こす様々なトラブルをミステリー調に、そして後編ではより生徒達の内面に迫る人間ドラマに仕立てていた。見事な構成でした!!

 個人的には後編の方が良かったです。感涙もののシーンの連発で。普通ならこれ一個で終わりだなというエピソードを、惜しむことなく贅沢に使ってくれていましたよね(*^^*)。

 しかし一番刺さったのは、卒業式の最後にキムタク演じる風間教官が工藤阿須賀さん演じる宮坂君と握手したシーン。

「死ぬなよ」 

 いやはや、実に深かったです!!あの一言で教官の過去が全て見えた。彼自身も右目を失った凶悪事件で、大切な部下を失った。それがきっと宮坂君によく似ていたんでしょうね・・・。だから厳しく接しながらも、一番彼のことを気に掛け、期待もしていた。

 さらっとしていながらも、本当に胸に染みました。最後の千両役者キムタクここに在り!!を再確認できました(*^^*)。あれ!?これってどこかの映画で観たことあるシーンだ。なんて野暮な詮索は無しですよ(笑)。

 

2.中堅俳優陣の「教場」?

 このドラマには多くの有名どころの俳優さんが出演されていましたが、昨年の「グランメゾン東京」に比べると、いわゆる中堅どころの方々が多かったですよね(*^^*)。

 「麒麟が来る」の濃姫役で一躍注目を浴びている、川口春奈さんもいい演技を見せてくれていましたが、今回一番光っていたのは、個人的には元AKBの大島優子さんだった気がしますね~。

 AKB卒業直後から大島さんは女優業をされていましたが、当初は肩に力が入り過ぎているというか、演技にぎこちなさが目立っていた気が(>_<)。

 しかし最近ではさすがは元子役、段違いのレベルアップを果たされた気がしています。演技にどぎつさがなくなったので、今回のような群像劇でも中心的な役割が果たせたのかなと。

 失礼ながら美人系の枠ではないと思うので、これから年齢を重ねて演技に磨きを掛ければ、息の長い助演女優さんに成長されるのではないでしょうか(*^^*)。

 他にも三浦翔平さんや最近大活躍の富田望生さんもさすがの存在感でしたが、個人的に注目したのが生徒の都築役を演じた味方良介さんでございました。

 今回のメインキャストでは一番マイナーな方だと思いますが、これから伸びてくるのではないか。そんな予感がいたしました。

 

3.治安と平和を守るための厳しさ

 最後にあんなに厳しい警察学校で新人を教育しているからこそ、優秀な警察官の方が途切れることなく日本を支えてくれているんだな。

 感謝の気持ちが芽生えると共に、頑張ってワタクシも、勤労と納税の義務は果たしていかないとなという気持ちを新たにいたしました。

 今回は感想のアップが遅かったので、先にYahoo!とかの感想欄も覗いてみたりもしたんですが、あんなパワハラ環境引くわという投稿が多くてビックリ( ゚Д゚)。

 分からないでもないですが、警察や自衛隊高校野球とかと一緒くたに考えるのは私は違うと思うんです。ぬるい環境で育った人材が、我々市民や日本国を果たして守ることができるのでしょうか(>_<)。

 最近はようやくスイーツ大河や、お花畑戦国時代モノも消えつつあるので、個人的にはいい傾向だと感じております。

 厳しいものは厳しい。でもだからこそ(確かに時々不祥事は耳にしますが)警察組織の皆様には敬意を持って、我々一般市民は接していきたいですよね(*^^*)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、素敵な三連休をお過ごしくださいね☀

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