「死役所」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 先週末に猛威を振るった台風19号。余りに日本列島に大きな爪痕を残して、正直どこが被災地なのかも分からなくなるひどさでしたね(>_<)。

 しかし私がいる大阪他、西日本にはほとんど被害はなかった訳で。ただ今回は被害を受けなくて良かったラッキー・・・とは当然ならないですよね。

 近い内に北海道に大型台風が上陸することもあるでしょう。もう、他人事ではないんですよね。日本のどこにいても。台風の猛威からは。

 だから今回被災した方々のことを思うと、胸が痛みます。わずかではありますが、明日は読売新聞が集めている義援金を私も振り込ませてもらいます。皆様も、少しでも被災地の方達に支援をしていただければと思います。

 それでは録画を観たテレビ東京深夜ドラマ「死役所」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.上質なストーリー

 ディルアングレイ的なグロさは玉にキズ。それで脱落してしまった方もいるかもしれません。しかし全体的にはシンプルながらもメリハリの効いた、見応えのある第一話だった。そう感じました。さすがは大ヒット漫画が原作のことはありますね(*^^*)。

 黒島結菜さん(他殺かそうでないかはまだ分かりませんが・・・)がナビゲーターのような役柄で、現世とあの世を繋げるシ役所をくまなく紹介してくれました。

 今回のストーリーの肝は二つ。イジメを苦に自殺した少年が、シ役所でまさかのイジメっ子と再会したこと。そしてもう一つはシ役所の職員が、生前に死刑執行で命を落としたらしいこと・・・。

 後者の方はこれから少しずつ明かされていくのでしょう。オープニングで松岡昌宏さん演じるシ村が少女の死体の前で立ち尽くしていましたものね。

 そして前者の奇妙な再開。いじめっ子をあの世に送り込んだのは、まさかの実母の再婚相手。少年が自分に関心なんてこれぽっちもないと信じて疑わなかった、正にその人でした( ゚Д゚)。

 いじめっ子は最後まで自分が天国に行けると勘違いして、地獄に落ちていった。信じられない程の愚か者ですが、それ故に陰惨なイジメに走ってしまう。自業自得とは言え改心もしない、故に救われない。本当に哀れですよね。

 そして、このドラマは自殺した少年にもある意味過酷でして。成仏するまでに一目継父に会いたい、そんな願いも当然のように叶えられず。最後は天国に行ったのかどうかも定かでないまま、彼は扉の向こうに消えていきました。

 でも彼は天国に行き、そこでもう一度現世に生まれ変わる道を選んだ。私にはそんな気がするんです。最後に彼は命を絶ったこと、継父を殺人犯にしてしまったことを心から後悔したでしょうから。

 それと同時に彼は救われたはずなんです。母親の再婚相手は、自分の人生を棒に振っても少年を守ろうとしてくれた人だった。そのことが分かったから。

 母親の男性を見る目は確かだった。その事実に救われたし、だからもう一度現世に戻ることを決めた。生まれ変わって、リベンジするために。

 救いはさほど無かった。そう思いますが、初回から色々と考えさせられました。良かったです。次回も期待できそうですね(*^^*)。

 

2.またまた松岡さんの代表作に!?

 松岡昌宏さんと云えば「家政夫のミタゾノ」。そう信じて疑わない私ですが、今回のシ村役もミステリアスで、壮絶な過去がありそうな役。個人的には新たなハマり役の予感がいたします( ゚Д゚)。

 他にも今正に(遅咲きの)ブレイクの波が来ている松本まりかさん。アシガールファンにはお馴染み黒島結菜さん。そして今回もいいアクセントのバイプレイヤー、でんでんさん。

 幅広い年齢層の実力者が集結。原作を知る方からは忠実な再現度を絶賛するコメントが相次いでいますね~。さすがはテレ東です!!他局では幾ら深夜でも、あんなグロい死者ばかりを画面には出せないでしょうからね(笑)。

 今回は松岡さんは笑いの要素ゼロの、完全に引いた演技になるでしょうが、どこまでシ村という存在になりきれるか。そこにも要注目でございますね(*^^*)。

 

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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