「セミオトコ」最終回を観て~総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日欅坂46の次回作の選抜発表が行われましたが、色んな波乱が起こりましたね( ゚Д゚)。

 結成以来初の選抜でしたが、まさかの主力メンバーの落選、2期生の大胆な起用・・・運営さんも大きな賭けに出たのかなと。

 そんな中、サトシこと佐藤詩織さんは2列目左翼を確保。静かに躍進を続けております。

 当初は学業優先で冠番組欠席も多く、一番最初に脱落するのではなんて心配されてましたが、どうしてどうして。エース候補の今泉さんや長濱さんも脱退してしまう中、佐藤さんが次回作でも中心メンバーに残っていることには本当に敬意を表します( `ー´)ノ。

 私は相変わらずキャプテンゆっかー推しですが、佐藤さんにも引き続き1期生として頑張っていただきたいですね(*^^*)。

 それでは昨夜放送された「セミオトコ」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.ハッピーエンドの最終回

 まずはラストシーン。6年後というテロップが出てきたところで、オチは分かりましたが、とにかくハッピーエンドで良かった( ;∀;)。

 セミ男君と死別してからの6年間、おかゆさんは自分の気持ちに正直に生きていた。それこそ自分に告白してきたそこそこイケメンのお客さんと結婚してたら、あのラストには繋がらなかった訳ですからね・・・。

 前半部分。最後の日の二人の会話が良かったです。セミ男君が「全てのことは何かにつながっている」「この世界におかゆさんがいて良かった」この台詞を胸におかゆさんは、結構明るくその後の人生を生きていけたのですからね。

 ウツセミ荘の方々も元気で良かった。北村有起哉さんの余命も、全然尽きてませんでしたね(笑)。

 2.全体のバランスを再考察してみる。

 基本的にはいい話でほっこりしたんですが、どうにも間延び感が凄くて(>_<)。

 奇しくも同じ全8話で、今夜最終回を迎えるNHK夜ドラ「だから私は推しました」と比べると、本当に今作の密度の薄さが・・・。正直、世にも奇妙な物語」のラスト話の尺位で丁度いい内容でしたね(苦笑)。

 まあ山田涼介ファン以外の視聴は、期待してなかったのかもしれませんが。それでももう少しやりようはあったと思うので、その辺りを考察したいと思います。

 第1話~2話は結構勢いがあったのに、そこからは一気に停滞。まずはおかゆさんがコミュ障から普通のアラサー女子に成長する過程を、もう少し時間を掛けても良かったのかなと。

 イケメンの彼氏ができただけであんなに性格がポジティブになるのは、さすがに単純すぎるでしょ(苦笑)。

 次はセミ男君のキャラクター作り。第1話のメープルシロップ大好きとしずちゃんを大木に見立てて抱き着く。そのネタだけで終了。それではあまりに雑だったかなと( ;∀;)。

 最低10個はセミ男ならではのネタを作っておく。それだけでも今作の見どころはかなり増えていた気がしますね~。

 後は今作が余りにハートウォーミングなエピソードばっかりで、緩急がまるでなかったのも悔やまれます。

 この点ではやはり田中美奈子さん以下の、おかゆさんの家族をもっと露悪的に描き、セミ男君も交えたエピソードで最終回のような和解に持っていく。それを後半2回分位使って描いていただければ、もっと面白くなってた気がしますね~。

 

3.夏の終わり

 今年も全般的に好調な夏クール。特に夏はやっぱりラブストーリー♡ 私も結構観ておりました(*^^*)。

 「コーヒー&バニラ」「偽装不倫」そして今作「セミオトコ」。全て映像が本当に綺麗で、主役は女性だった。彼女達は奇しくもパートや派遣や学生で、いわゆるキャリアウーマンは誰もいませんでしたね。

 恋の相手は若手イケメン社長、(難病を抱えた)年下のイケメンカメラマン、そしてセミ。ヒロインの年齢が上がるに従い、どんどんファンタジーに・・・。何せ一番年上の木南さんのお相手はセミですからね(笑)。

 自分には何も無くても、超絶完璧な相手と恋をする。そしてそのまま結ばれる。昔は「101回目のプロポーズ」なんて名作がありましたが、今はすっかり男女逆転。でもこういう欲求って人間らしくてこれからも無くならないでしょうね。今の時代は女性が主役ですからね(*^^*)

 最近は9月も暑いですから、夏ドラマが最終回を迎えていくと本当に夏の終わり。そんな感じになりますね・・・。でも今年の夏も楽しかったです!!

 

 それでは今朝はこの辺で。3連休は天気もいいので、皆様行楽を楽しんでくださいね☀

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