「大恋愛~僕を忘れる君と」第1話を観て

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 阪神タイガースが17年ぶりの最下位、その成績不振の責任を取って金本監督が辞任することになってしまいましたね( ;∀;)。

 残念ですが、最近の取り合えずAクラスでCSに出れてるからええやろというフロントの開き直りには疑問を感じていたので、今回の最下位はいいお灸になったのではと思います。

 気が付けば星野さん以降、とっくに10年以上もリーグ制覇できてませんから。これだけの人気チームが、日本一にたったの1回しかなっていないのも、どう考えてもおかしいですよね( ゚Д゚)。

 来期以降は復活した広島カープを参考に、是非真の猛虎を目指して頑張っていただきたいと思います(*^^*)。

 では昨夜の録画を観た金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.大石イズム炸裂!!濃厚な第1話

 敬愛する大石静先生、久々の民放ドラマということで大いに期待しておりましたが、スピード感あふれる大石脚本らしい出来。好スタートが切れたのではないかと思います(*^^*)。

 初回拡大スペシャルでしたが本当にあっという間。最近はどう見ても45分で済む内容を無理やり水増ししてる拡大スペシャルばかりですから(笑)。これが45分だったらちょっと収まりきらなかったかな。そう感じました。

 肝心のストーリーですが、戸田さんとムロツヨシさんの今後に大いに興味がわく展開だったと思います。

 確かに戸田さんが松岡さんとの婚約中に、あんな風に逆ナンに近い形でムロさんに迫るのは正直理解しがたい面がありますし、偶然精神科医の松岡さんが戸田さんの脳内CTを見てしまうくだりも強引だったと思います。

 でも個人的にはホッとする面もあるんです。ああ、あの天才大石先生でもここは無理やり進めるしかないんだなと。書き手の視点から見て、大石先生も同じ人間なんだと。まあこれは小説やシナリオを書いたりしない方には、まるで共感できない意見でしょうけど(笑)。

 しかし強引な部分がありつつも、若年性アルツハイマーの兆候を見せる点に関してはさすがは大石先生。本当に秀逸だったと思います(*^^*)。黒酢を頼み過ぎているシーンとかは少しわざとらしい気がしましたが、ぞっとしたのがムロさんのアパートの階段で戸田さんがずっと帰りを待っていたシーン。

 合鍵を作ったことを忘れてしまっているのが、本当にリアルで。この病気の恐ろしさを垣間見た気がいたしました( ゚Д゚)。TBSらしくしっかり医療監修の方も付いているので、このドラマを通じて若年性アルツハイマーに対する見識も深まっていく気がいたします。

2.結婚と小説について

 このドラマで大きなテーマになりそうなのこの2つのキーワード。私なりに第1話を観てから色々考えてみました。

 「なぜ人は結婚するのか?」ムロさんが戸田さんに問いかけ、戸田さんが「子供を産むため?あ、でも結婚しなくても子供は産めるか・・・」。

 第1話ではここまでででしたが、やはり人は子供のために結婚するのではないのかな。子供にとってのちゃんとしたお父さんお母さんになるために。そんな気がするんです。

 その証拠にムロさんが「自分は人に愛されたことがない」そう言ってましたが、これはムロさんが親を知らず、施設で育ったから。

 子供から見て100%尊敬できる親なんている訳はないんですが、やはりどんな親であってもそこからきちんと愛情を受けているか。そして親という当たり前の存在が自分にもあるのか。その点は人間の人格形成において本当に重要な点だと思います。

 そしてムロさんは小説家という設定ですが、今は作品も書かず、半ば筆を折った状態で引っ越し業界に身を置いている。徹夜で引っ越しに臨む彼を心配する戸田さんに「生きていくためです」と答えていたムロさんが本当にリアルだなと( ゚Д゚)。

 私はムロさんのように大きな賞も取れず、誰かの人生に刺さるような作品は一作も生み出せていませんが、それでも小説家が生計を立てていくことがどれだけ困難か。そのことだけは、身に染みて分かっているつもりです( ゚Д゚)。

 そうは言いつつ、私、また新作書いてます(笑)。短編小説で来月15日締め切りの「仙台短編文学賞」に投稿予定。この地で書き上げる最後の作品になりそうなので、少しでもいい物にしたいと思っています( ^)o(^ )。

 少し話が逸れましたが、恐らくムロさんはこの戸田さんとの大恋愛を、きっと一つの小説として書きあげるんでしょうね・・・。これからそんなエピソードもきっと出てくると思うので、楽しみにしたいと思います。

 

3.コード・ブルー対決の行方は如何に?

 現在、映画も大ヒット中の「コード・ブルー」。戸田さんと云えばこのシリーズの緋山先生としてお馴染みですが、奇しくもこの秋クールでは、盟友白石先生ことガッキーも「獣になれない私たち」に出演していますね( ゚Д゚)。

 作品のテイストも実によく似ている。完全オリジナルストーリーで、一話完結ではない本格派ラブストーリー。主人公には結婚を考える相手がいるのに、別の男性に惹かれていく・・・という展開も。

 まあ奥ゆかしいガッキーと、肉食戸田さんらしいコントラストが第1話で、それぞれ炸裂していましたが(笑)。金曜ドラマと水10ドラマは視聴率的にも、いつも日曜劇場とテレ朝木9の2強に続く第2グループのポジションですので、この両作品の視聴率の行方にも注目していきたいと思います(*^^*)。

 

 まあとにもかくも久々の正統派ラブストーリーで、胸キュンに飢えたオジサンとしては(笑)、次回が待ち遠しい「大恋愛」でございました(*^^*)。それでは皆様、良い休日を☀

 

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