「この世界の片隅に」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日は夕方には帰ってきていたんですが、山形⇒仙台⇒大宮(東京)⇒名古屋を巡って帰ってきたため疲労が半端なく10時間近く寝てしまいました( ゚Д゚)。連休明けで仕事が忙しいのも分かっていましたのでね・・・。

 という訳で、先程録画を観た日曜劇場「この世界の片隅に」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.最後まで優しさに包まれたストーリー

 いつの時代であっても希望と優しさを失わなければ、どんなことでも乗り越えられる。そのことを実感した最終回でございました(*^^*)。

 すずさんこと松本さん。片手を失っても、今まで通り穏やかで、芯の強い女性に戻っていましたね。だからこそ伴侶の松坂さんも、彼女のそばで生きていけることが幸せだと言いきれた。

 原爆症に侵されて死と隣り合わせの床にいる、妹のすみさんと再会した時も、やっぱりお姉ちゃんのすずさんが勇気づけてくれた。

 腕に広がる放射能による斑点を見て、治るじゃろうかというすみさんに、「治らんとおかしいよ」そう穏やかな調子で呟くすずさん。そして左手で描いたすみちゃんを励ます漫画。どれほど妹はお姉ちゃんの優しさに勇気づけられたでしょう。号泣必至のシーンでございましたね( ;∀;)。

 そして最後は何と云ってもラストの節子ちゃんとの出会い。原爆投下時に腕を失い、死亡した本当のお母さん。その後震災孤児となった幼い節子ちゃんを、すずさん夫婦が見つけて、自分達の子供として育てる決心をする。

 当たり前のようにそれを受け入れた北條家の皆さんの優しさ。これにも涙が溢れましたね( ;∀;)。本当は「裸足のゲン」や「火垂るの墓」みたいな悲惨な話の方が多かった気がするんですが、少しでもすずさんみたいな優しい人達があの時代にもいたんだと信じたいです。

 その少女が現代シーンの香川さんにつながるんですが、う~ん、やっぱり要らないですよね(>_<)。元々原作にはないオリジナルだったようですが、正直蛇足以外の何物でもない。

 最後の最後で日曜劇場スタッフ陣の自己満足が垣間見えて、ちょっと興ざめ( ゚Д゚)。でも全般的にはこのドラマらしい、グッとくる最終回でございました('◇')ゞ。

 

2.第三次世界大戦なんていらない

 やっぱりこの作品を観たからには戦争の愚かさ、無意味さ。そう言ったことを私達は忘れることなく、決して第三次世界大戦なんて愚行を許してはならない。そのことを強く自覚しないといけないですよね( ゚Д゚)。

 ただ先の第二次世界大戦も、狂気のファシズム国家群が世界に喧嘩を売った。それだけで片付けてはいけない訳で。元々は1929年の世界大恐慌に端を発する経済危機の中、各国が生き残りを掛けた競争のなれの果てだった。そのことも忘れてはいけませんよね。

 現在は地球温暖化による気候変動。これをどうコントロールしていくか、そこに人類の英知(人工知能も含む)を集結させなければなりません。

 もし異常気象により食糧不足、水不足が起こればまた世界大戦の危機が訪れるはず。しかしゼロサムゲームではなく、全人類が手を取り合い、問題に立ち向かうことでしか真の解決策は訪れない。唯一の被爆国である我々日本人はいつでも、平和を世界のどの民族よりも願わなければならない。その使命があると思います('◇')ゞ。

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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