「高嶺の花」第1話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 今週に入り、いよいよドラマの初回ラッシュが始まりましたね(*^^*)。今日は先程観たこの夏の大本命、日テレ水10ドラマ「高嶺の花」第1話の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.完全に石原さん頼みのドラマ

 第1話を観て一番感じたこと。それはやっぱり石原さとみさんって、今の日本ドラマ界でナンバー1と云っても過言でない実力を持つ女優さんなんだなということです。

 しかしそれは決してこのドラマに対する誉め言葉ではなく(>_<)。石原さんじゃなかったら観るに堪えないレベル。後述しますがもう野島伸司さんは完全に過去の人に・・・。全盛期を知る身としては寂しい限りでございました( ;∀;)。

 この夏クールを今佳境のロシアワールドカップに例えると、石原さんは正にメッシでこのドラマはアルゼンチン。チームメイトも監督も今一つ頼りなくて個人技で勝ち抜くしかない。う~ん、高嶺の花の石原さん、どういうキャラで行くのかと思ったらまさかの悦ちゃんキャラでございました!!

 一昨年の水10ドラマ「地味にスゴイ!」での主人公、コウエツさんこと河野悦子さん。あのはすっぱだけど真っすぐで、女子受けは抜群という完全に水10の固定ファンの女性だけをガッツリつかみにいく作戦に出ましたね。本来の石原さんはもっとフェミニンな役柄もこなせるはずなのですが・・・今回は男子的には高嶺の花感はゼロでしたね(笑)。

 昨年の「過保護のカホコ」もほぼ主演の高畑充希さんの個人技だけで乗り切った感じのドラマでしたが、今作はそれ以上に石原さん頼みになりそうな感じですね・・・。

 

2.色々と無理のあるキャスティング

 一番女子受けする石原さんで勝負。しかしこんな品のない女性のどこが高嶺の花やねん。その感が拭えませんが他にもこのドラマ、色々とキャスティングがチグハグでございます( ;∀;)。

 石原さんの相手役の峯田和伸さん。はっきり言って滅茶苦茶いい男ですよね( ゚Д゚)。ミュージシャンとのことですが、昔の世良公則さんみたいなフェロモンが出ていて、劇中でも穏やかで優しい性格の男性を好演されていました。

 いくら母親の介護があったからとはいえ、あれだけ見た目が良くて内面もイケている男性(歌も上手い!!)が彼女いない歴=年齢なんてことはありえませんよ・・・。何か水10女子に夢見せすぎてませんか(苦笑)?まあ「逃げ恥」の星野源さんは妙にリアリティがあったんですが(笑)。

 後は石原さんの妹役で出演の芳根京子さん。良家の子女をそれなりに演じていますが、このパターンだと昨年の日曜劇場「小さな巨人」と同じ、空気になってしまいますよね( ;∀;)。

 芳根さんは今年冬の月9ドラマ「海月姫」の月海ちゃん役で、完全にコメディエンヌの方が適性があることが判明してますから、もっとそっちの路線で起用してほしい・・・。

 まあ今更何を言っても遅いんですが、石原さん以外でキラリと光るメンバーがいなさそうなのがまたまた不安材料でございます。

 

3.野島伸司さんの劣化が半端ない(涙)

 最後はやはり野島伸司さんになるんですが、完全に野島さんはドラマ界の松坂大輔投手になってしまいましたね(>_<)。かつては誰も打てないストレートとキレキレのスライダーで三振の山を築いていたのに・・・。

 この夏では唯一の純愛ラブストーリー。そういうことで期待した面もあったんですが、第1話に関してはただの一度も胸キュンすることも無く。児童虐待のことを話す石原さんの台詞も、貴女は素敵な女性だと説明した峯田さんの台詞も余りに普通過ぎて私は本当に悲しくて。

 特に最後のちゃぶ台挟んで二人が軽口を言い合うシーン(峯田さんのお見合いが失敗したことが判明したシーンですね)が余りにサムかったです。エルビス・プレスリーの古い曲に乗って石原さんが「アンタ私にワンチャンあると思ってる?」とのたまい、峯田さんが納豆ご飯をむせて吹き出すという。

 野島さん、このシーン自画自賛とかしてないですよね(>_<)。あまりに演出が古臭いですし、完全にオッサンオバサンの会話ですよ。あのロマンティック感のなさ、下世話さは本当にバツイチで子供2人ずついるようなカップルの会話・・・。こりゃあ若い人は第1話でほとんど逃げ出したんじゃないでしょうか。本当に心配でございます。

 とにかく第2話以降はもう少しロマンティックな方向にもシフトしてほしいですし、やはりレジェンド野島伸司の意地を見せてほしい。そう全盛期を知る者としてエールを送らせていただきます!!取り合えず次回も観ますよ(*^^*)。

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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