「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」第6話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 先日放送された「世にも奇妙な物語 18年春の特別編」視聴率が10.0%。見事に(ギリギリではありますが)2桁復帰を果たしました(*^^*)。

 クオリティは確かに全盛期からは程遠いレベル。でも昨年春よりはずっとクオリティが高かったので、この秋にも期待したいですね♪♪

 では先程観た「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」第6話の感想をアップしたいと思います!

 前回は少し眠い展開でしたが、今回は完全復活!!またまたディルアングレイ的世界観が炸裂していましたが、ただエグイだけではない。狂気の闇の先に見える新たな世界が垣間見えた第6話でございました(*^^*)。

 脚本の黒岩さん、これだけのマルチストーリーをハイレベルにまとめてくれているのは本当に凄いことだと思います。

 大倉さん、香港マフィアとつながってたんですね( ;∀;)。しかしショーンさん惨殺は一体どういう理由からだったのでしょうか?この謎は次回以降明かされていきそう・・・ってラストでそのマフィア達が早くも山本さんを人質に取ろうとしていましたね!!いやはやドキドキ・・・。

 そして高橋克典さんも中々思う様に事が進まず。愛娘の岸井さん。高杉さんとの仲を何とか裂こうとしていますが完全に逆効果(*_*)。もう二人は下の名前で呼び合っていますからね・・・。その一方で妻の山口さんもいよいよ本性を発揮!!しかしこれは舅の伊武さんと最終対決という展開になりそうですね~。

 そして最後に今回の主役と云えばやっぱり稲森さん。最高でしたね(*^^*)。何だかホッとしました。彼女は単なる不幸に翻弄されるだけの弱い女性ではなかった。

 自分の情夫が実の息子だと知った時、絶望ではなく彼女は歓喜の涙を流していた。それは死んだと思っていた自分の息子が、生きていたことが何より嬉しかったから。そこから彼を守るための稲森さんの行動は、個人的には刺さりまくりましたね(*´Д`)。

 「彼は(刑務所に入った前科者だったけれど)ただ一生懸命生きてきただけなんだと思います」素晴らしい台詞でした!!真実を知っても壊れなかった稲森さん。そこで拍子抜けしたのはディーンさんだけでなく、我々視聴者も同じですよね。

 でも少し救われる気持ちにもなる。ラスト、ボコボコにされた衝撃的な顔のまま、笑みを浮かべて新井さんを強請る稲森さんが最高でした(*^^*)。「お前死ぬぞ」「貴方もね♡」

 完全にってはいるけれど、決して壊れてはいない。この母性は、どんなに形は歪んでいても輝きを失うことのないダイヤモンド。

 運命に流されるままに生きていた薄幸の女性が、初めて生きる意味を見つけた。今回の稲森さんの演技には、少しうるっときました( ;∀;)ディーンさんの言葉を借りるなら正に「母親というのは偉大だな」ですね!!

 さて、まずは最初の復讐が為されましたが、土に埋められたのは一番の雑魚キャラ。ここから狂気に満ちた復讐のオンパレードの後半戦になだれ込んでいくのは間違いないでしょう( ゚Д゚)。少し怖くもありつつ、でもその先には光も見えるのではないか・・・そんな期待に包まれております。

 年寄り相手のワンパターン刑事ドラマで、平均視聴率15%を荒稼ぎするテレビ朝日。それに引き換えこれだけ面白いのに、平均視聴率は消費税以下の今作。個人的には矛盾を覚えます。少し悲しい( ;∀;)。でも本当のドラマファンの方ならこのドラマがどれだけの傑作は分かっていただいているはず!!とにかく来週が待ち遠しいですね(*^^*)。

 では今夜もこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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