「コンフィデンスマンJP」第3話を観て

 皆様こんにちは、TOSHIXXXです。

 昨日、歴史的な朝鮮半島の南北首脳会談が開催されました。来月の米朝協議に向けて金正恩は確実に歩を進めている。そんな印象でございます。

 先週末まで全3回で放送されていたNHKスペシャルも観ましたが、この金正恩という人物は中々侮れないという印象を更に強くいたしました。

 彼のやっていることは民主主義の価値観から云うと、到底許容できない部分があるのも事実ですが、今国内では一部自由競争を導入したりして、少なくとも父親の時代よりはかなり国情は安定しているようです。

 日本は明らかに蚊帳の外(核戦争になるか否かの前には拉致問題なんて些末なことだろ?と挑発されている気もしますが)ですが、今の流れを見ている限り戦火が起こることはほぼ100%ないでしょうね。

 よく第三次世界大戦の空想話やシュミレーションが出てきたりしますが、やはり核兵器が出てきた時点でもう世界大戦は起きる可能性はなくなった。そういうことなのではないでしょうか。 

 そして、今はパフォーマンスにも見える北朝鮮の平和政策がもし本物で、朝鮮半島統一なんてことが起きたら、悪名高き独裁者から一転して、金正恩ノーベル平和賞受賞者になってしまうかもしれません( ゚Д゚)。

 歴史に絶対はないですからね。今後も我々日本人は隣国の状況を分析して、冷静に対応する必要がありそうですね。

 では今朝録画を観た、「コンフィデンスマンJP」第3話の感想をアップしたいと思います!!

 ようやく来ました。これですよ、「リーガルハイ」を彷彿とさせるキレとテンポの良さ。石黒賢さんをゲストに迎えた美術商編、今回が一番面白かったです(*^^*)。

 思えば第1話は話を広げすぎて収拾がつかず、第2話はどんでん返しを意識するあまりに細部にこだわり過ぎたストーリーになってしまい、逆に勢いが無くなってしまった。

 今回の話は単純すぎるという声もあるようですが、私的には騙し合いの部分はこれ位シンプルでもいいと思っています。

 そして今回のキモは、もしあのまま架空の天才画家を売り出していたら、それはそれでビジネスとして成立していただろうなということ。

 モデルになった鶏卵農家の人が登場したことで石黒さんは糾弾され、ダー子達に3億5000万円を奪われるというオチが付きましたが、現実にはゴッホゴーギャンを最初に売り出した画商とかもほとんど詐欺みたいなもんですよね(@_@;)。

 私はフォービズムの巨匠、アンリ=マティスが大好きですが、あの人の絵も正直ヘタウマな感じがしますよね。日本のフォービズムなんて本当に世界から見たら超ニッチなムーブメントでしかないと(苦笑)。

 しかし今回の長澤さんの演技力には脱帽でした!!あの中国人画商の演技は、正に日本トップレベルのコメディエンヌと呼んでいいのではないでしょうか( ゚Д゚)。前作「海月姫」でも芳根さんや内田理央さんが中々のコメディエンヌぶりを発揮していましたが、まだまだ長澤さんの足下にも及ばない。そんな印象ですね~。

 最後、全てを失った石黒さんがバカにしていた子供の絵を観て、いいねと微笑んだシーン。こういう最後は悪党も改心するよ、逆に云えば悪党になり切れない人ばかりがターゲットである点も月9らしくて私は好きです(*^^*)。

 例えば「八つ墓村」の田治見要蔵みたいな暴君を登場させても、月9ファンはドン引きするだけでしょうからね・・・。

 次回は佐野史郎さんゲストの食品偽装&ブラック企業編。こちらも楽しみです!!昨年の「貴族探偵」の反省を本当に活かしている本作。第3話で本当の意味での手応えをつかんだと思いますので、何とか次回で今作初の視聴率2桁も期待したいところであります。

 では今日からGWの前半戦。皆様も良い休日をお過ごしくださいね☀

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