「海月姫」第8話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 いきなりですが、本日欅坂46のニューシングル「ガラスを割れ!」がリリースされましたね(*^^*)。

 「サイレントマジョリティー」「不協和音」と同系統のプロテストソングですが、今回特筆すべきは今どきそのロック路線?とニヤリとしてしまうアレンジですよね( ゚Д゚)。

 特に間奏のギターソロは私が若者だった90年代のレトロさです(笑)。正にBOOWYGLAY路線ですね!!後は少しマニアックですが、デランジェサイファさんこと瀧川一郎さんが弾いたらピッタリな気が。是非皆さんも視聴してみてください(*^^*)。

 中々欅坂の音楽性は多彩です。さすがに黒夢ディルアングレイ路線は無理だと思うので(笑)、せめてBUCK-TICK~初期LUNA SEA路線のちょっとゴシックでクールなアレンジまでは一度チャレンジしてほしいと思います。欅坂はダークヒロインなアイドル。だから好きなんですね、期待してますよ(*´Д`)。

 では先程観た「海月姫」第8話の感想をアップしたいと思います!!

 いやはや、ここ数話は勢いが落ちてきていたと感じたんですが、踏ん張りどころのこの第8話で神回が来ました(*^^*)。クライマックスでいつも流れるビバリーさんの「A NEW DAY」、今回が一番ジーンときました。

 今回の見どころはやはり、シンガポールに月海が行くのを誰も止めなかった、あのシーンですよね。

 3億ものお金が入って自分達は天水館に残れることになった。だから月海がいなくなろうと知ったことではない。お前ら薄情だよ!と蔵之介は尼ーずのメンバーを責めますが、勿論真実はそうではありませんでした。

 そしてこの感覚のずれこそが、尼ーずと蔵之介を隔てる壁なんだな。私はそう感じました(*_*)。

 蔵之介って出生にはコンプレックスがある訳ですが、その気になればいつでもリア充になれる男だと思うんです。

 例えが悪いですがホントは女性に不自由することなく、おまけに貢いでまでもらえる身分なのに苦悩や絶望を歌っているビジュアル系(昔の清春さんとかまさにそうですよね)のイケメン達と同じといいますか。興味本位でアンダーグラウンドやってますみたいな。何が君達は苦しいんだ!ふざけるなって話ですよね(笑)。

 その点、尼ーずのメンバーはガチの不適応者。うまく世渡りする社交性も、それをカバーできる才能もないからずっと生きにくさを抱えている。日本の見えないカーストの最下層にいることも分かっている。

 だから月海の才能が認められたことが嬉しかった。修君のプロポーズの時もそうでしたよね。何で月海ばかりと嫉妬することなく、自分達では叶えられない夢を彼女は叶えてくれる。それがただ嬉しい。

 だから気の利いたことは何も言えず、誤解されてしまうんですがいつもそっと背中を押してくれているんですよね。私にはよく分かりますよ、その気持ち。

 いつも生きにくさを抱えて、要領よく世渡りしている他人からバカにされ、見下されてもそれでも優しさを忘れることなく、健気に生きている。いいじゃないですか。自分らしく生きていけば。

 そんな人達を優しく包み込むような視点で描いているドラマは、今期では「海月姫」だけだと思います。このもはや時代遅れとも言われかねない牧歌的さ。やれ幼稚だ、頭がお花畑と言われてもこのテイストを失わない限り、私はそんな月9をこれからも応援していきますよ(*^^*)。

 でもやっぱり月海に帰ってきてほしいという思いで、再び蔵之介と尼―ずの気持ちは一つになりました。ラストのたけさんぽのシーンは最高でしたね!!

 残り二回、ここまで来るとグサリと刺さりまくるラストを期待したいですね( ^)o(^ )。では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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