「新春ドラマスペシャル~都庁爆破!」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日の夜私は大阪から帰ってきまして、今日は一日また和歌山の端っこで過ごしておりました( ^)o(^ )。

 近所の熊野速玉神社で初詣。おみくじを引いたら吉が出ました。”実力を蓄えて明日の進出に備える時。この際は大いに欲張って学問、芸事などを身に付けるとよい。専門的なものほど、将来必ず役に立ちます”

 これは中々嬉しいお言葉ですね~( ^)o(^ )。業務の勉強は勿論のこと、料理や小説執筆、世界遺産なんかももっと極めていくことが、素敵な明日に繋がりそうでございます。

 では今年初の15キロランニングから帰ってきてから録画で観ていた、TBS新春ドラマ「都庁爆破」の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.ツッコミどころ満載だけど、新春ドラマらしくてOKかな?

 昨日は移動の関係で観れなかったので、録画したものを観ました。先にちらっと反響を覗いてみるとやれB級だ、やれダイハードのパクリだ、ツッコミどころだらけだとかなりディスられていましたね( ゚Д゚)。

 でもね、これはあくまでスペシャルドラマ。しかも正月番組ですから仕方がないのかなという気もします(@_@;)。

 特に突っ込まれていたのが、最後の化学兵器散布につながる起爆装置の解除シーン。そこでの暗号、つまりはパスコードのスペルがミスっているとかなり指摘されていましたね( ゚Д゚)。

 ただ私的には、そこよりもたった3回のチャレンジですぐ(実の兄ということもあるのでしょうが・・・)解読されてしまうパスコードを設定していた渡部さんがテロリストのボスとしてどうなのよ?と思わざるを得ません(笑)。

 普通、絶対に辿り着けないモノにするでしょう・・・。我々庶民のノートパソコンじゃないんですから(*_*)。

 まあ他にも上げればキリがないのでやめときます(笑)。ストーリーは確かにダイハードのパクリかもしれませんが、中々観れるものだったし、最近放送禁止の基準がどんどん厳しくなる中、あれだけ人が死ぬシーンを放送できたのは中々チャレンジした方ではないかと思いますけどね。

 ただ、どうにも主人公の長谷川さんに華がない(@_@;)。途中で脱落した昨年春の「小さな巨人」でも同じこと感じたんですが、演技力うんぬんより長谷川さんって、基本主役向きではないし、絶対アクション系の人(シンゴジラでブレイクはしたんですけど)ではないですよね。もっと他に適任者がいたのでは・・・。

 とは言いつつ単発モノとしては中々贅沢な作品だったと思いますよ!(^^)!

 

2.漢の中の漢~吉川晃司

 実はこの作品を録画してまで視聴したのは、大好きな吉川晃司さんが出演するということも大きかったんです(^^♪

 私は、吉川晃司さんの大ファンでございまして、数年前のオリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)のライブでも未だにシンバルキックをかましてくれる吉川さんに声援を送っておりました!(^^)!

 吉川さんは布袋さんとの伝説のユニット、COMPLEX時代からのファンですが、あの頃より今の吉川さんの方が(勿論昔も格好いいんですけど)もっともっといい漢になってますよね。

 櫻井敦司さんも本当に素敵で、男ながらあの妖艶さにクラクラしてしまいますが、吉川さんは正に男が惚れる男、そういうタイプだと思いますね(*^^*)

 あんなに白髪頭が格好いい人はそうはいないでしょうし、50歳を過ぎてもなおあれだけの肉体美とアクションを披露できるなんて、本当に素晴らしい!!日頃の鍛錬のたまものだと思います。

 今回の日系3世のケインさんも今の吉川さんの魅力を余すことなく表現した、最高のキャラクターでしたね。長谷川さんが胸に携帯を仕舞ったのを見計らって銃で撃ったシーンはさすがでした。そしてテロリストと化した弟渡部さんを倒すことの苦悩・・・去り際の広い背中が泣いていましたよね( ;∀;)。最高でしたよ、吉川の兄貴!(^^)!

 私も今年で42歳。櫻井さんや吉川さんには遠く及ばないとはしても、あんな風に自分を律して鍛錬して、幾つになっても成長はしていきたいです(*^^*)。

 間違ってもガンズ&ローゼズのアクセル氏や、マライア・キャリー女史、元WANDS上杉昇さん、元ZI÷KILLのTUSKこと板谷祐さんのようにはなりたくないですね・・・(苦笑)。

 

3.このドラマを作れない局は今年も苦戦する!?

 ディティールが粗いことと、原作が古すぎて(なんと2001年の作品です!!)今どきのテロっぽくないことを覗けば、派手なアクションと爆破シーン、エキストラを動員しまくりの映画並みの臨場感。とにかく気合と予算が掛かりまくっている作品だと感じました( ^)o(^ )。

 で、このドラマは王者TBSが作っていて納得だった訳ですが、現在他局でこのドラマが作れそうなのは「相棒~新春スペシャル」などでいつも派手な演出をしているテレ朝だけかなと思いましたね( ゚Д゚)。

 ということは、今のドラマ界の龍虎、日曜劇場のTBS、木9のテレ朝ということで、連ドラ界でも常に視聴率王座を争うこの2局ということになってくるんですよね。やっぱり勢いがあるということは、それだけ基礎的なコンテンツ制作力が高いということなんだと思います。

 裏を返せば、日テレとフジにはどう考えてもこのドラマは作れない。故にこの2局は(ドラマに関しては)中々今年も厳しいのでないかと思うんですよね(@_@;)。

 日テレの水10ははっきり言ってニッチな層にフォーカスした低予算枠ですし(それでもある程度成功してますけど)、今のフジテレビにこんなドラマを作る能力がないことは、ドラマ好きの方なら誰でも分かるでしょう(笑)。昨年の「CRISIS」は傘下の関西テレビが作ってましたからね~。

 後言い忘れてましたが、寺島しのぶさん演じる都知事、あれはどう考えてもK都知事を意識した(忖度した?)キャラでしたよね( ゚Д゚)

 企画段階ではまだ百合子フィーバーの時だったんですかね。もう化けの皮は剥がれてしまっているのに・・・。寺島知事がなまじ決断力に富んでいて魅力的だっただけに、余計に痛々しいものがありました(>_<)

 本当のK都知事なら自衛隊突入前に、絶対逃げてそうな気がするんですが・・・。「今からワタクシは、これからあり得る危険性を排除します」とかなんとかウマいコト言って(笑)。

 ・・・という訳で、色々ツッコミどころはありつつも、今のドラマ制作力を図るリトマス試験紙的ドラマだと感じた「都庁爆破」でございました!(^^)!

 では私は21時から「君の名は。」を観ながらアイロンがけをして、この正月休みを締めたいと思います。皆様も明日に備えてゆっくりしてくださいね☆彡

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