「先に生まれただけの僕」最終回を観て~総括

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 「アシガール」に続いてこのドラマも終わってしまいましたね・・・。思えばこの秋の土曜の夜は至福のひと時でございました。では密かにハマっていた日テレ土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」最終回の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.地味で全く波がないけど見応えたっぷりのドラマでした

 いつの間にか始まっていて、いつの間にか終わっていた。正直このドラマに対する印象はこんな感じです。前作「ウチの夫は仕事ができない」もかなり波のないドラマでしたがこのドラマの地味さはそれ以上。ある意味テレ東の「孤独のグルメ」に匹敵する深夜臭たっぷりのドラマだと思いました。

 でも私的は本当に面白かったです(*^^*)。「アシガール」が無ければこのドラマがこの秋クールで№1のドラマだった気がします。

 最後まで予想通りの展開でした。櫻井校長は笠松物産を辞めて京明館高校に完全移籍。多部さんにもきちんとプロポーズして、彼女もそれを受け入れてくれました。勿論京明館に最後まで大事件は起こりません。

 そしてラストの生徒へのスピーチで「僕は皆さんに偉そうにはしません。だって先に生まれただけだから」といちいちそれ言う必要ある?の解説までついて(笑)。

 でも私的には最高だったんですね~。まあお仕事モノに飢えてたっていうのもありますが、櫻井校長、ちょっと眩しいな、羨ましいなって思う瞬間が多くて(*^^*)。

 勿論多部さんみたいな、奥ゆかしい伴侶を得たってことも羨ましいですが(笑)、何より自分の天職を見つけられたってことが本当に素敵です。羨ましいです。あ、あやかりたいでしたね!

 私は今いる片田舎の部署で少し遣り甲斐を覚えられた、その感謝は大きいです。ただ基本的には表現者として生きていくまでの通過点として入ったはずの今の会社で、自分の才能は未だ花開かず。大きな転機もなく、もうすぐ勤続20年になろうとしていまして・・・。

 お前何文句言ってんだ、そんなこと言ってると罰が当たるぞ!!そうお叱りを受けることは百も承知です。だからこそ私は会社に感謝し、今も有休も取らずに日々業務に邁進している。社内では仕事は頑張ってる方だと思います。

 お客様に感謝されることも多い。でも、本当にやりたいことはこれじゃない、自分に嘘はつけない。別に他の誰かでも成り立つ仕事。生活のための仕事、お金をいただくための仕事。未だにその意識から逃れることが出来ないんです(>_<)。

 だから今回の櫻井校長みたいに、天職を見つけたらどんな風に人生の景色が変わるのかなって。そんな仕事を得たら櫻井校長にとっての多部さんのようなソウルメイトも見つかるのかな。

 サムすぎるオッサンの妄想ではありますが、これからも人生を諦めずに新しい何かに出会えることを信じて生きていこう。そんな力を貰えるドラマでした( ^)o(^ )。

 

2.日テレらしいドラマでした

 何度も言いますが本当に地味です。平均視聴率も勿論1桁。伝統枠としてはワーストに近い7期連続の視聴率1桁です。

 でも私は視聴率的には好成績を収めた水10ドラマ「奥様は取り扱い注意」より、こちらのドラマの方が断然好きでした( ^)o(^ )。

 何か綾瀬さんのドラマの方は日テレらしくないというか、ふわふわと上辺だけ着飾って違和感が強かった。例えるなら男女どちらでもいいんですが、どう見ても地味な人が無理やり派手な格好したり、刹那的な異性関係を結びまくって必死に自分イケてます!アピールしてるサムさというか。それって結局自分を傷付けてるだけなんですがね・・・。

 その点、このドラマは本当にほっこりさせてくれて、地味でええやん、この真面目さとマニアックさが日テレドラマやで。そんなアピールをしているように感じました( ^)o(^ )。

 でもキャラクターはとても魅力的な人が多かった。中でも私的に一押しだったのは風間事務長と新米教師の森川葵さん。どちらも御茶目で最高にキュートでしたね(^^♪

 そしてその上をいくのがやはり高嶋さんの加賀谷専務でした。最初はエグイ人かと思ってたんですが、ラストのモンスターペアレントになって櫻井校長に文句言ってたシーン、本当に笑わせてもらいました(笑)。

 以上、「先僕」の総括でございました。それでは皆様大掃除等お忙しいかと思いますが。良い休日を☀

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