「民衆の敵」第3話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 まあもう今更語るまでもないことなんですが、座間市の9人連続殺人事件、何ともやるせない気持ちになる事件ですね。

 はっきり言ってこの事件はディルアングレイの問題作「残ーZAN-」の歌詞をそのまま現実にしたようなものなんですが、リアルになるとこうも救いようのない形になるのだなと痛感しました。特に白石容疑者が殺害した女性の財布から所持金の数百円を奪ったという下りには嫌悪感以外の何も浮かんで来ません。

 貧困がこの事件の温床になった。でも彼はまともに働こうとせず、風俗のキャッチ位しかまともに仕事(仕事といえるかどうかは別にして)をしたことがない。心底女性にたかって生きてきた人間の屑なんだと思います。

 まあそうは言ってもかなり女慣れしているようなので、今までの幼女殺人とかそういう鬼畜とはまた別のサイコパスなんでしょうが。SNSが凶器になる時代。ネット社会が生んだ事件だったと思います。

 ただ私が言いたいのはそこではなく、やっぱりどんなに悩んでも人に命の選択権を委任するのはやめようということです。

 生きていると色んな苦しいことがあります。私も、悩みのデパートと呼べるくらい色んな悩みを抱えてきました。認められない思い、自分への劣等感、アウトサイダーの悲哀。でも、生まれてこの方誰かに殺してほしいと思ったことは一度もないんです。

 だからどんな時も、自分の人生は自分しか決められないんだということは忘れてほしくないんです。サイコパスの慰み物になるような命は、絶対にこの日本で存在するはずがないんです。そしてできれば苦しい人、とにかく生きてほしいと思います。

 私、よく思うことで、笑いながら絶望しろ、人のためになりながら絶望しろ。要はどんなに自分が明らかに(特に愛情面とか)人より報われていない、何の才能もなく、未だ何のコンテストにも入賞できていない。それで世の中不公平だと思ってもそれで自暴自棄にはならずに、とにかく手だけは動かす。

 心の中は最低のコンデションでも、絶望してても、仕方なく生きてる、仕事してる、結局私は死ぬためだけに生きてるんだと思ってても、とにかく作り笑顔で義務だけは頑張ってみる。

 そうすればそんな貴女の嘘の笑顔に、救われる人が出てくるかもしれない。内面は自己嫌悪しかない貴女の仕事で、喜んでくれる人がいるかもしれない。だから、絶望しながらでも走りましょう。他人より繊細なせいで自分ばかり損してる。図々しい周りの人間ばかりがオイシイ思いをしてる。そんな風にこんな世の中クソだと思っても、それでもその世の中のために指一本でも動かし続けましょう。たった一人で、理不尽な運命と戦いましょう。

 そして本当に天寿をまっとうできた時、たった一人でもこんなスペックしかないのによく頑張った。俺(私)って最高!と飛び切りのワインで乾杯しましょうよ。

 少なくともそんな風に生きてる同志を、私は心からリスペクトしますんで。

 さあでは昨日観た「民衆の敵」第3話の感想をアップしたいと思います!!

 予想通り面白くなってきました。もう遅いっちゅうのという感しかありませんが(笑)。もう誰にも興味が持たれていない状況ですが、今年の月9ドラマの中では一番の出来なのは間違いない。だから私は月9ウォッチャーとして最後までこのドラマを見届けます。

 今回は貧困問題でした。地方出身、シングルマザー。現代の闇をえぐった感がありますが、日テレとかに比べるとさすがフジテレビ。悲壮感が薄い(苦笑)。でもそれがフジテレビの良さでもあるんですね。ハッピーな描写しかできないと言いますかね。私的にはあのスマホの母子の笑顔の動画。あのラストで良かったと思っています(*^^*)。

 後は篠原さん、やっぱり年齢が結構影を落としてます。女性差別と言われてもこれがもう少し若い方ならもっと活力もあると思うんですね。まあそれでも「貴族探偵」の相葉さんより全然マシなんですが。少なくとも破綻はしていない(苦笑)。

 さて、今回は冒頭にかなり濃いことを書きましたが、そのメッセージを現在執筆中の新作「心霊婚活」にもたっぷり込めております('◇')ゞ全ての方の心に花を。では、今日も一日頑張りましょう☀

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