「監獄のお姫様」第2話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 「民衆の敵」視聴率9.0%・・・。やはり衆院選終了後に開始、しかもクライマックスシリーズで30分遅れと本当に自滅した感じのスタートでしたからね( ;∀;)。内容は今年の月9の中では一番いいと思っただけに本当に残念です。

 さて秋クールもこれで全部出そろいましたが、正直今回は不作かな・・・という感じですね。2桁いけそうなのは「ドクターX」(もう今秋クールぶっちぎりの制覇が確定しましたね)、「陸王」、「コウノドリ2」、それと「奥様は、取り扱い注意」。この4作品は当確な感じがします。

 後はもう正直無理っぽい感じですが、火曜ドラマだけはまだ可能性があるかも・・・。という訳で昨夜観た「監獄のお姫様」第2話の感想をアップしたいと思います!!

 初回に比べると展開がはっきりしてきました。ずっと引き込まれる作品になったと思います( ^)o(^ )。恐らく伊勢谷さんはずっとクリスマスイブに拘束されたままで、回想話で毎回進んでいくというスタイルですね。中々斬新だなと思います。

 いよいよ本格的に刑務所のシーンに入っていきましたが、硬軟織り交ぜた内容はさすがにクドカンさんと思わせました。

 最初の「意識高い系」の刑務所という設定は昨今のクレームだらけの息苦しい世の中なら「ふざけてる!!」とか苦情が来そうだなとちょっと心配していたんですが、途中からシリアスなシーン続出でそれも気にならなくなりましたね。

 小泉さんはかつては子育ても仕事も完璧に過ごす女性だった。それを夫が妬んで浮気した。そこで自分は動じないと思っていた小泉さんが信じられない位動揺し、結局夫を刺してしまった。これが罪状な訳ですがこの下り、心理描写も含めて実にクドカンさんは旨く描けていたと思います。さすがですね。

 小泉さんが今作では息が詰まるオンナというのを上手く演じられていると思います。確かに最初に刑務所に入ってきてからもしっかりしすぎというか、ややうざいと思いましたもんね( ゚Д゚)。そこで脱税容疑で捕まった刑務所のボス的存在の菅野さんに目を付けられた・・・。

 ここから普通の脚本家なら、イジメに屈しない主人公の奮闘とかを描くんでしょうが、クドカンさんは謎の10種競技で一気に解決してしまいました。この戦いを通じて小泉さんと菅野さんに友情が生まれるという、まさかの展開でしたね( ゚Д゚)。

 そこから最後の姉御がケツで作ったミルフィーユの下り、最高でした( ^)o(^ )。基本的に小泉さん含め誰一人同情できるような罪状で入所してないのに、あのミルフィーユを分け合う同室のメンバー全員を応援したい気分になりました。

 刑務所というより収容所で生き抜こうとしているというか。正にあの名作映画「ライフ イズ ビューティフル」を観ているような錯覚に陥ってしまいました(笑)。これぞクドカンマジックですね!!

 さあ来週からはいよいよ監獄のお姫様、夏帆さんが登場ですね、期待大です( ^)o(^ )。では今日も一日頑張りましょう☀

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